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ザ・ドッグトレーナー #16『調教1日目:呼び出し~下半身メイン拘束』(⇔9)

#16  ――調教1日目 月曜日 AM10時、地下調教部屋…… 「ちょ、ちょっと! あんたエリナとか言ったわよね? これはどういう事よ!」  調教部屋に入って来るなり、何やら大声を張り上げながらエリナに食って掛かる勢いで入室してきたリサ。彼女の顔は怒りやら困惑やら羞恥やらの感情が入り乱れた複雑な表情を浮かべている。 「あらあら、おはようございます♥ 昨晩はよく眠れまして?」 「眠れたかなんてどうでもいいのっ! それよりも私の服は? あんた昨日勝手に全部脱がして持っていったでしょ!」  素足にスリッパというラフな格好で地面をパタパタ言わせながら接近してくるリサに、調教の準備を行っていたエリナは手を止め不思議そうに顔を横に傾けながら彼女の姿に再び視線を合わせる。  エリナの視線が向くと怒りの勢いで歩み寄ってきていたリサの歩調が止まり、今度はエリナの好色な視線から自分を守る様にシャツの裾を下に引っ張って下半身を守る仕草を取り始めた。  それもその筈……リサの今朝の格好は、上着に男物の白いカッターシャツ1枚だけを羽織っただけの下半身丸出しの格好でこの調教室までの道中を歩かされたのだ。それを強いた張本人にその姿を見られ、恥ずかしいと思わない筈がない。 「まぁ! 素敵♥ カッターシャツの裾から零れる生脚がとてもエッチに見えますわ~♪」  リサがこのような格好で部屋へ来たのには理由がある。先程彼女も言っていた通り、昨日彼女の着ていた奴隷衣はエリナの手によって彼女が寝ている間に回収されてしまっていたのだ。  更に言えば、彼女の身に着けていたブラジャーやらパンツなどにも手をかけ、それらも脱がして持ち帰っていた……  そして、ベッドの端にこの男物のカッターシャツだけを置いて上へあがってきたのだから、リサに着る服が無いのは当然なのである。 「あんたの感想はどうでもいいから、早く答えなさいよっ! なんで私の服を持ってあがったのっ!」 「えぇ~♥ だって……わたくし、お恥ずかしながら……殿方の大き目なシャツをブカブカになりながらも着ている女子の姿……とっても好きでしてぇ……」 「い、いや! あんたの趣味嗜好はどうでもいいの! それよりも問題は下よ!」 「うん? 下ぁ?」 「あ、あんた……昨日、私のパンティやらブラやらも一緒に持っていったでしょ!」 「はぁ……まぁ、洗濯する為に持って上がりましたが……?」 「だ、だ、だったら! 何で替えの下着を用意してないのよっ! こ、これじゃあ……私……下半身だけ露出してるただの変態じゃないっ!!」  下着を回収されたという事は、リサはその少し大きめな白シャツ以外着る物が無いと言って差し支えない。つまりは今……そのカッターシャツは素肌でそのまま着ているし、ズボンやら下着も穿かせて貰っていないため下の方も何も着衣していないという状況になっているのである。 「えぇ? だって……どうせここに入ったらすぐ脱ぐことになりますし……。それなら最初から穿いていない方が脱がせる手間が無くなるでしょう?」 「ぬ、脱がすって……結局この格好にしようと思ってたわけ?」 「今日は下半身を責めるつもりですので……下着があっては調教の邪魔になると判断しました♥」 「じゃ、邪魔になるって……。くすぐるだけって言わなかった? その調教ってやつは……」 「えぇ。勿論、今日はくすぐったい刺激だけしか送りませんわ♥」 「だったら……何でこんな……恥ずかしくなるような格好させんのよ!」 「あっ、もしかして……わたくしに性器を触られるじゃないないかって……心配してますぅ?」 「せ、セ、性器ぃッっ!? ちょ、そんな……ハッキリと……」 「フフフ♥ 大丈夫ですの。“今日”はまだ性器の方は弄ったりしませんので……」 「きょ、今日は……って強調したって事は……今日じゃないいつかは弄るつもりでいるって事よね?」 「さぁ……どうでしょうね? ウフフ♥」 「うぐぅぅ!! うむぅぅぅっっ!!」  男性物のカッターシャツ1枚だけという……“着衣”と言うにはあまりに無防備な格好を強いられているリサは、両手でシャツの裾を下に引っ張って出来るだけ秘部が人目に晒されないようにと抵抗している。  しかし、そういう抵抗をしてくるだろうと予測していたのか……エリナはそのシャツに意地悪な仕掛けを施して彼女の元に置いておいたようだ。  まぁ、仕掛けと言ってもただシャツのボタンをいくつか削って渡してあったというだけなのだが……その削ったボタンの箇所というのが、何とも意地悪で……  まずはシャツの一番下のボタン……。それを外す事で、リサが今みたいに手で掴んでいなければ裾が勝手にピラピラと開してしまい、そこから秘部がチラ見えしてしまうという制限を彼女に課した。そして更に、シャツの上から二つのボタンも同様に外す事で……鎖骨から胸の谷間付近までの露出を促す事となり、結果として彼女がシャツを下に引っ張れば引っ張る程、自ら胸を見せてしまうという仕草を誘発してしまう。  シャツを引っ張り過ぎれば胸が露出してしまうし、引っ張らなければ秘部が見られてしまうかもしれない……そういうジレンマを植え付ける意地悪な仕掛けをエリナはシャツに施したのだった。  とは言っても……今から彼女を拘束するのだから、服というのは別にあって無いような物である。くすぐりには一切関係ない……というよりもむしろ裸にひん剥いた方が布の抵抗を気にしなくていい分効率が良くなるのだから、服を着せておく事に意味はない。  彼女にシャツだけを着せているのはエリナの“拘り”であり……そういう格好をさせた時の恥ずかしがるリアクションを見るのが彼女は大好きなのだ。  だから……今もエリナは大変満足な表情を浮かべている。  リサの恥ずかしがっている姿を見て……くすぐる前から興奮してしまっている。  それを悪い事だと注意する気はないが……横で見ているソフィアは、彼女のそんな拘りにいつも愚痴をこぼしている。 「服なんて着せるだけ時間の無駄なのに……」とブツブツ零す事がしょっちゅうである。 「さぁさ♥ 今日もしっかり調教していこうと思いますからぁ……早速この用意した拘束台に寝てくださいまし?」 「うっっ……うぅ! こ、拘束台って……この……バッテンみたいな形の……ヤツ?」  エリナが手を差し出した方向には、X字の拘束台がベッドの様に横たわって床に固定されている様子が見て取れた。  SMクラブなのでよく見る……赤と黒の線模様が交互に入れられた、いかにも怪しそうな拘束台。その台の端には金属製の頑丈そうな枷が備え付けられてあり、それには手首を痛めないようと柔らかい綿の様な緩衝材が敷き詰められている様子も見受けられた。 「そっ♥ 寝る時はうつ伏せの格好で身体を預けてくださいましね?」 「う、うつ伏せって……顔とか胸は床側を向かせて寝ろって事?」 「えぇ……♥ うつ伏せに寝たら、手は枷の方に目いっぱい伸ばしてもらって……足は、その台から少し足先がはみ出るくらいの位置に合わせてそれぞれ伸ばして下されば……後は大人しく待っていて下さればOKですの♥」  市販としても流通してそうなこの拘束台だが、実は“下半身を責める”という目的のためにいくつかの改造が施されているされている。それは“足の拘束具”の部分に顕著に表れていて……それを見たリサは嫌な予感が走っている事を示すように顔を青ざめさせている。 「あ……の……コレって……裸足に……ならなきゃ……駄目?」 「勿論裸足になって下さらないと駄目ですわ♥ この台は土足厳禁って事になってますので♥」 「うぅ……」  エリナの促しを受け渋々スリッパを脱いで裸足になるリサ。その足を、台に上る為に用意された簡易的な足場に乗せると、恐る恐る警戒するように拘束台へと上がっていった。  エリナに促され、リサはシャツを掴んだままその台の上でうつ伏せになり、伸ばす事を嫌がる様にゆっくりと素足になった脚を台に沿って下側へと伸ばしていった。  台はX字である為……その通りに脚を伸ばしていけば当然股を開く状態になってしまう。下着を穿かされていないリサにとってこの体勢になることは多大なる羞恥を生むことになるのだが、それでも彼女は悔しそうに歯を食いしばりながらも足を指定の場所まで伸ばしきった。 「ウンウン……素直でよろしい♥」  その拘束台には……まるで『ここに足の甲を合わせろ!』と言わんばかりの、足の形をした窪みが掘られた鉄板が台の底部分に張り付けてある。  もしもこの拘束台が寝た格好でなくSMクラブで見るように立てられている格好で存在していたら、この“足の型”は地面に隠れて見えなかったところだろうが……今はベッドの様に横になっている。だから、台の底に四つのネジによって固定されている“足の型”を見ることが出来る。 「では……そのまま足をもう少しだけ下にズラして……台の端から、足のくるぶし辺りより下が出るよう置き直してくださいまし♥ 台の底に足の型が掘ってあったのは見えたでしょう? そこに合わせるよう足の甲を付けて貰えば後はそのまま動かないでいて下さいまし?」  エリナの言葉を素直に守ると、当然……足首が枷のある台の最端に置かれ、くるぶしの部位から爪先までの足は台の底部に沿う形に垂らされることとなる。  その底部には先に言ったように足の型が張り付けてあり、足の甲を台の底部に付ければ……そのまま足の型にリサの足が収まるよう設計が為されてある。  事前に奴隷商からリサの足型を送って貰っていたので、それを基にして急ごしらえで型を発注しそれを台の底に取り付けた次第だったが……流石本人の型を基にしただけあってサイズも形も何一つ差異が無く完璧だ。まさにリサ専用の足拘束だと言っても過言ではない程にピッタリである。 「はぁ~い、それじゃあ足裏の拘束を先にやっていきますからぁ……動いちゃ、メッ! ですよぉ?」  急ごしらえで作らせたと言っても、足裏を責める為だけに発注した金属盤であるから拘束の方もしっかり行えるようになっている。  金属板の足指の形は足指が開かれた形にデザインが成されている。そして指の先端部分が若干ナナメに潜り込むように溝も掘ってあるため、そこの溝に足の指を突っ込む為には足先をググっと反らせるようにしてそこに足指を合わせなくてはならない。  足の指を溝に合わせてパーを作る様に広げさせるのも難しい話なのに、それに加えて足の先を自ら反らすように構えるなど出来ようはずがない。  だから、そこはエリナが手を加えながら足の指を1本ずつその溝に合わせて入れ込み、入れ込んだ後はその指が万が一溝から抜け出てこないようにと指の関節部分にワイヤー状の紐を縛り付けて指自体の動きも封じる処置を施す。このワイヤー状の枷が掛けられれば……もうその指はどんなに足を上げようとしてもその溝から出ては来れないし、足指を開かせた状態のまま足先を反らせるという無理な格好を強いる事が出来る。   「さて……そのまま動かないで下さいましね? 次は足首の拘束を調節しますから……」  片方の足指拘束が全て終わると、次はその足の足首の拘束だ。  足指の拘束だけでもほぼほぼ足の自由は奪えてしまうものだが……この足首の拘束も加えることで、更に足の無防備さは完全なものとなる。  カカトに手を添えて……足の型に足の甲を押し付けるように力を込めながら足首の枷を巻いてやれば、足先が反っている事もあり足の裏はググっと強調されるように弓反る形になる。  これは、足指の溝が僅かに台の奥の方向へと掘られていてそこに足を合わせて拘束しているから成せる形であり、普通の拘束台とかではここまでの足裏強調を強いることはは中々出来ない。  まさに足裏くすぐり用に特化した拘束台だと言って差支えはないだろう。 「よし……これでOK。ではもう片方も拘束いたしますわね? もう少し大人しくしておいてくださいまし?」  片方の足が拘束出来たらもう片方の足も拘束……。エリナはその手順をそつなくこなし、リサの足の動きを完全に封じる拘束を淡々と強いて行った。 「うぅ……なんか……本格的すぎない? 足の裏が……反りかえる感じになってるみたいだけど……そんなに強調する必要……ある?」  完全に足が動かせなくなっただけでなく、足の裏を強調するように反らされて拘束されたリサは……その無防備さが際立った自分の足に危機感を募らせ始める。しかしエリナの拘束は、足首の拘束を終えた後、膝関節への固定ベルト巻きやら腰へのベルト装着やらまで果たされており……リサの身体の自由は下の方から順番に奪い去られているのが現状だ。もはやあーだこーだと文句を言いいながら身体を暴れさせて抵抗出来る身分にはない。  唯一服の端を引っ張って恥部を見せないよう抵抗する事を許されていた二本の手も……これからその自由を奪われる事となるのだから、リサにはもう羞恥がどうのと零す資格すらも剥奪されてしまうのだ。 「はぁ~い♥ それじゃあ右手から上げて行きましょうねぇ~?」  抵抗しても無駄だと分かっているだろうが、リサはそれでも右手が掴まれれば左の手で服の裾を掴み直して……自分の陰部を隠そうと必死に抵抗する。しかし……すでに股を開いた状態で拘束されてしまっているのだから、それは意味が無い事だと彼女自身も理解している事だろう……。  それでも隠そうとするのは……彼女に残されている乙女の部分が本能的にそうさせているからなのだ。  台の股間部の下に仕込まれているカメラにはだらりと垂れたシャツの裾と、X字の付け根から丸出しの状態で晒されているリサの股間が鮮明に映像としてモニターに届けられている。ソフィアはその映像とシャツを必死に引っ張ろうと藻掻いているリサの姿を見て「恥ずかしがっても意味はないというのに……。無駄に足搔く姿は滑稽を通り越して馬鹿馬鹿しく見えるものですね」と冷たく吐き捨てハァと溜息を吐いてみせた。  エリナはその間にも右の手を目いっぱいまで斜め上に引っ張り上げ、リサの手首を台の端に備え付けられていた頑丈な金属製の枷へと通し拘束を行った。  そしてそれが終わると……服を掴んで放そうとしないリサの左手を無理やり力で引っ張り込んで、同じように左手も拘束を施し……そして彼女の自由を完全に奪い去ってようやく一息つく事となった。  リサのうつ伏せに寝る姿で拘束された姿を舐め回すように眺めるエリナ……。その目は獲物を品定めするかのような真剣な目つきに変わっている。 「んっ! んんっ!! くぅ……全く……動けない……」  完全に拘束されたリサは手や足に力を込めてみたりしているようだが、その力は手足の枷には通用しないことがすぐに理解させられる。特に足の部位は指の一本すらもジタバタさせる事が出来ない程に念入りに拘束されてしまっている為……動かしたくても動かせない。それが不安ともどかしさを同時に生み、何とも歯痒い気持ちにさせらえているというのが彼女の表情を見る事で分かってしまう。  あなたの居るモニターには、リサの下半身を様々な位置や角度で見れるよう多数のカメラで映像が映し込まれている。特に今回のメインとなるであろう“足の裏”を映すカメラは、正面は勿論カカトや足の先の方、更には足の左右の側面さえも映すカメラが用意されていて、コレによって彼女の足裏を余すことなく観察でき指示する事も可能になっている。  それとは別に、丁度X字になっている台の隙間にもそれぞれカメラが用意されている為、台の間に垂れる状態になっている彼女の顔の表情や隠しきれなくなった恥ずかしい秘部のアップも映し出す事が可能となっている。  くすぐられている時の感じ方が最も情報として多く現れるのが顔の表情や笑い方である為、顔を映すカメラは足裏のカメラの次に大事になる。  その顔を映すカメラに映されたリサの顔は……今にも不安ではち切れんばかりという緊張を口元と目の泳ぎ具合で表現している。  まぁ、それもその筈……リサは台の間に顔を垂らすような格好を強いられている為、自分の下半身を視界に納める事が出来ないのだ。見えているのは台の下に仕込まれたカメラと床……そして台の交差する繋ぎ目の部分のみ……これから何をされるのか目で確認できない為、不安が余計に募るのは当たり前の事である。  あなたはそんなリサの不安な表情と、エリナの「早く触ってあげたい」と言わんばかりの催促顔を交互に眺めつつ……リサの腰から下の部位を映す映像に改めて視線を戻した。  シャツの裾から見え隠れしている、彼女の肉付きの良いプリッとした尻のワレメ……  そこから徐々に開くように伸びて行っている内太腿から上膝の部位……  そして細いベルトの巻かれた膝裏……ヒラメ筋という部位に続いていく。  足の裏は最後に責めさせる部位に取っておくとして、この下半身と呼ばれる部位の中でも最初に触る箇所はあなたの中で2か所に絞られていた。  調教の始まりであるのだから、いきなり刺激の強い箇所をくすぐってしまっては彼女の体力をいたずらに削ってしまうだけの結果になり長い調教を行えなくなってしまう。  だから最初は……じれったいくらいの刺激に抑えて感度をあげる前戯から行うべきなのだ……  あなたは自分にそう言い聞かせ、リサの太腿と膝付近を注視し…… A:膝裏から足首付近までをなぞって刺激してやれ……と、指示を出した。→#17へ B:尻を触って焦らしてやれ……と、指示を出した。→#18へ


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