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PT研第4話のオマケ #2『子供の無邪気さは時に恐ろしいと思わされてしまう。 ~という話』

#2 「そぉれ~! コチョコチョコチョコチョ~~♪」  姉の理子先輩より一回り小さいユキちゃんの可愛い両手が私の剥き出しのワキに触れたかと思うと、彼女の無邪気さを表わすかのように一切の躊躇いもなく全ての指がモジョモジョと肌を触り出し……私のワキに思わず笑わずにはいられなくなる程の強烈なこそばゆさを与え始めた。 「ちょっっはっっ!? ユキちゃんっ!!! 駄目!! やめっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへっへ!! だぁはははははははははははははははははは、くすぐったいぃひひひひひひひひひひひひひひひ!!」  そのくすぐり方は子供の様な無邪気さを見せてはいるが、流石は理子先輩の妹だと思わせる巧みな指捌きを披露している。 「うわぁ♥ 明日香お姉ちゃんのワキぃ……プニプニしてて触り心地が気持ち良いぃ~♥」  きっと、日常の中でも理子先輩にくすぐられているか……くすぐりの訓練を受けさせれているんじゃなかろうかと思わせるほどのくすぐりの上手さで、とても小学三年生のじゃれ合いとは思えない本格的な責めだと感じさせられる。 「明日香お姉ちゃんはお胸がお姉ちゃんよりもプックリしてるから……ワキのお肌もプニプニしてて触るだけで楽しい気分になっちゃうよぉ♪」 「コラ! ユキ! 余計な事言わなくてよろしい! それよりも……ほら見なさい? 明日香のヤツ前のめりになって笑いながら……あんたのくすぐりで手を降ろしそうになってるわよ?」 「あぁ! ホントだぁ♥ やっぱり明日香お姉ちゃんはコチョコチョされるの好きなんだねぇ? うちのお姉ちゃんと一緒だぁ♥」 「っ!? うぅ……余計な事言うなって言ってんのに……。ったく……」   ユキちゃんのくすぐりは小学生だからか本当に容赦がない。  私が笑い悶えて前屈みになりながら身体をイヤイヤと左右に捻って嫌がっても、無邪気な笑顔を浮かべて私のワキを執拗にくすぐり続けて来る。  あの理子先輩でさえも、こういう条件を付けたくすぐり耐久の場面では出来る限り長く手を上げられるように緩急をつけてくすったさを調節するものだが……ユキちゃんのくすぐりにはその様な計画性染みた責めは一切感じられない。  とにかく私を笑わせる為に全力でくすぐりまくる……笑う顔を見たいからくすぐりを止めない……そういう子供特有の欲への素直さが見て取れてしまう。 「っっははははははははははははははははははははははは、ユキちゃんっっふふふふふふふふふふふふふふふふ、お願いぃひひひひひひひひ!! ちょっと止めてぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、ちょっとでいいから手を休めてっへへへへへへへへへへへへ、んぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、くぅぁはははははははははははははははははははははははははは!!」 「コチョコチョ♥ コチョコチョ♥ どう? ユキのくすぐりぃ……とっても効くでしょ?」 「あぁっっっはははははははははははははははははははははは、ヒィヒィ! 効く! 効くからぁはははははははははははははは、お願いぃひひひひひひひひひひ! もう止めて!!!」 「明日香ぁ? 分かってると思うけど……その椅子から腰を浮かすの禁止よ? そこから逃げようとしたら……罰ももっと過酷になるから覚悟しなさい?」  ユキちゃんのくすぐりがあまりに辛すぎて……私が椅子から立ち上がろうとすると、すかさず理子先輩がそれを察して新たなルールを追加してくる。  椅子から立ってはダメ……という事はもう……私はこのユキちゃんのくすぐりから逃げることが殆ど出来なくなると言っても過言ではない。  抵抗出来るとすれば、椅子からお尻を着けつつ身体を左右に回してこの小さな椅子の範囲内でユキちゃんのくすぐりから逃げる事くらいがせいぜいで……それはとても彼女のくすぐりに抵抗出来る手段とは言い難い。なにせ……私が身体をどんなに捻っても、ユキちゃんはまるで鬼ごっこを楽しんでいるかのように素早く私のカラダの正面に追いついてくすぐりを続けて来る。  明らかに運動の負荷はユキちゃんの方が大きい筈なのに……私はどうしても彼女の追いかけにワキを捉えられ逃げ切る事が出来ない。  そして、くすぐられればくすぐられるほど今度は私の方が体力を消耗してしまい……身体を捻るという行動自体も出来なくなっていってしまう。  体力が消耗すれば当然腕を上げ続ける体力やくすぐりに対する抵抗力も削がれていくことになる為……私はユキちゃんのくすぐりにいとも容易く手を下げる寸前まで追い込まれる事となる。 「ハヒ、ハヒィ! お願いぃひひひひひ、ユキちゃん! もうやめて! ホントに……もうヤメて……これ以上は無理だから……ね? お願い!」  私は限界の近さを感じ改めてユキちゃんの顔を見上げて真剣にやめてと懇願しなおした。  これ以上のくすぐりには耐えられない……。そういう思いを込めて真剣に言ったつもりだったのだけど…… 「無理? 無理って……手を下げちゃうって事ぉ?」 「う、うん! そう! これ以上は……もう……しんどいから……やめて? ね?」 「でも……手を下げたら……私と遊んでくれるんだよね?」 「へ? あ、え? っと……いや……手を下げなくても遊んであげるよ?」 「えっ!? それホントぉ?  手を下ろさなくても遊んでくれるのぉ?」 「うんうん、どんな遊びにも……付き合ってあげる! だから……」 「でもぉ……お姉ちゃんの方は?」 「……っえ!?」 「理子お姉ちゃんは……手を下げないと遊んでくれないって……言ってたような?」 「そ、それは……いや……」 「ね? お姉ちゃん? 明日香お姉ちゃんはあんな事言ってるけど……お姉ちゃんはどう思ってるのぉ?」 「うん? ユキぃ~そりゃあ……決まってるじゃない。私は明日香が手を下げない限り遊んであげないわ♥」 「……だよねぇ? だったらやっぱりぃ~~♥」 「ま、ま、待って! 待って!! 私が理子先輩の代わりにいっぱい遊んであげる! 先輩以上に沢山遊んであげるから!」 「えっ!? お姉ちゃん以上に?? それ……本当ぉ?」 「ホント、ホント! だから、ね? もう少しだけ……大人しく待っててくれるかなぁ?」  私は手を止めてくれたユキちゃんに呼吸を整えながらもその様に切り返しを行い、彼女を納得させようとした。  ユキちゃんがどんな遊びを所望しているかは分かってはいなかったけど……これ以上続けられて理子先輩の言う“罰”を食らうよりは遥かにマシだという思いからその様に言葉を紡いでみたのだが…… 「うぅ~~ん、どうしよっかなぁ? 明日香お姉ちゃんといっぱい遊べるんだったら……それも良いかなぁって思うしぃ……」  思いのほか私の提案が功を奏したようで……ユキちゃんは手を止めて真剣に悩み始めてくれている。  このまま手を引っ込めて行って……何事もなく宿題の続きへと移行していって貰いたいのだけど…… 「あ、あぁ、そういえばさ……ユキ?」  私のその思いを見透かしているように理子先輩が意地悪な顔をして見せながら、悩めるユキちゃんに言葉を零し始める。 「言っては無かったけど……明日香が手を降ろせば、私が個別に彼女に罰を与える予定だったんだけどさぁ? この罰に……あんたも参加したいって言うなら参加させてあげても良いわよ?」 「えぇっ!? ホントぉ? その罰っていうのに……ユキも参加しちゃっていいの!?」 「えぇ……勿論よ。その上で、あんたの気が済むまでこの明日香で遊ばせてあげる♥」 「気が済むまでぇ!?」  理子先輩の言葉の誘導により、私に再び不穏な空気が流れ始める。  折角優勢になったかと思っていた戦況が一気に覆されたかのような……そんなヤバイ空気を感じ取ってしまう。 「ところでお姉ちゃん? 罰って……何をするのぉ?」 「うん? 罰? 知りたい?」  罰というフレーズを喋る時だけワザワザ私の方を見てニヤリとする理子先輩。私はその笑みに言わなくていいという思いを込めて顔を横に振りまくる。 「明日香に与える罰はね……ユキのだぁ~い好きなぁ……アレよ♥」 「アレ? アレってなんだろ?」 「アレって言ったら決まってるじゃない♥ 悪い事をした時のお仕置き“コチョコチョの刑”よ♥」 「えぇぇ!? コチョコチョの刑!? アレを……このお姉ちゃんに?」 「そうよ♥ 素敵でしょ?」  理子先輩が罰というならそういう類いの罰だろうと予想はしていたが……子供言葉でオブラートに包んでいても結局くすぐりはくすぐりだ。  可愛く言い繕っても彼女が“刑”と付けるような罰に甘さや優しさがあった試しはない。子供用にワザと幼く言っているようだが……この罰はきっと部室で行う拷問に近い苦しみを与えられる筈だ。  理子先輩の笑い方を見ればそれも一目瞭然だ……  すっかり部室に居る時のあの邪悪さが蘇ってしまっている。 「ユキぃ……コチョコチョの刑はされるのは嫌いだけど……でも、するのは大好き♥ もっとコチョコチョしたい~ってなるもん♥」 「そうよね? だったら……どうしたらいいか……分かるわよね?」 「うん? どうしたらいいかぁ?」 「明日香お姉ちゃんのワキ……もっとコチョコチョして……手を降ろさせなさい? そしたら……あんたの気が済むまでこのお姉ちゃんの事ぉ……いっぱいコチョコチョさせてあげる♥」 「いっぱい!? やったぁ! だったらユキ……明日香お姉ちゃんの事ぉいっぱいコチョコチョしてみるぅ♪」」 「フフフ……その意気よ……」  再び私のワキを狙うように手を構えそれをワキワキさせ始めたユキちゃんに、私は顔を真っ青に染めてイヤイヤと嫌がる仕草を取る。そんな私に理子先輩は低く声を抑えながら…… 「明日香ぁ? ユキのくすぐりに耐えられなかったら最後どうなるか……覚悟しておきなさいよね?」  っと、耐え切れない前提の言葉を出して私に脅しをかけてきた。  その目の邪悪さは……彼女がいかに本気なのかを嫌という程掻き立てられてしまう。  私はその邪悪な目とユキちゃんの指先のくねりを見て更に顔を青ざめさせ……誰か助けて……と、届きもしない念を繰り返し脳内で唱え続けてしまう。  そして、その後すぐに……その念の唱えが吹き飛んでしまう程の刺激が……再び私のワキに送り込まれる事となった。 ――コチョコチョコチョコチョコチョコチョ♥ コチョコチョコチョコチョコチョ♥ 「はぎゃっっ!? ひっっっぎゃああぁぁあぁあぁあぁはははははははははははははははははははははははははははははは、やっっはぁぁぁあぁぁぁっはははははははははははははははははははははははは、いへひぃひひひひひひひひひひひひひひひ、くぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、んぁははははははははははははははははは!!」  それはもう……理子先輩が指に乗り移ったんじゃないかと思える程の巧みな手捌きだった。 「コチョコチョコチョ~♥ コチョコチョ~♪ コチョコチョコチョ~♥」  とても小学生がヤる様なくすぐり方ではない。その手の動かし方は、拷問の時に使われるくすぐり方のそれと同じだ。 「あはぁ~~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、やぁははははははははははははははははははは、やめっへへへへへへへへへへへへへ!! ユギぢゃん、やめぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! ダァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」  ガシッと私のワキを捕まえて放さない、小学生とは思えないユキちゃんの手の力……  そこから繰り出される笑いのツボを熟知しているとしか思えない的確な指の運び……  ただがむしゃらにくすぐるだけじゃなくちゃんとくすぐる箇所にも緩急を付けて、笑わせ続けるのに適切な刺激を選んで調節を加えてきている……  これは堪らない……  こんな責めをされて……我慢できるほど私は忍耐が強い方ではない。 「あはっっははははははははははは、はひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、ぃひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、くすぐったいぃぃひひひひひひ!! ユキちゃんんんっっくすぐったいぃぃってぇ~へへへへへへへへへへへへへへへへへ!! やめて、お願いぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、うぁははははははははははははっはははははははははははは!!」 「明日香お姉ちゃ~ん? ユキの為に~手を降ろしてぇ♥ ね? ほらぁ~コチョコチョコチョコチョ~♪」 「ギャ~~ィハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! やははははははははははははははははははは、めぇへへへへへへへ、てぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! もう無理ぃぃひひひひひ!! もうダメぇへへへへへへへへ!!」 「ユキ、ほらもう少しよ? 明日香の腕が下がってきてるわ。もっとワキを強くこしょぐって完全に降ろさせてやりなさい♥」 「はぁ~~い♥ コチョコチョコチョ~♥ コチョコチョ♪ コチョコチョコチョ~~!!」 「ハギャ~ッァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、ワキぃぃひひひひひひひひひひひひコリコリするのやめぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! それ滅茶苦茶くすぐったいぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! くぅひぃぃっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ヒィヒィ!!」 「明日香は脇腹も弱いわよ♥ ユキ、片方の手は服の中に突っ込んで脇腹をくすぐってやりなさい?」 「うん分かったぁ~♪ こうかな?」 「ひゃめっっ!! ユキぢゃんっっ!? にゃめっっっひゃああぁああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「そぉれ~コチョコチョコチョコチョ~♪」 「ひっっっっぎゃっっ!? イギャアアアァアァァァアァァァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! はぎゃあ~~っははははははははははははははははははははははははははははははは、そりぇだめぇへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  たかが小学生の責めだと侮っていた自分が悪いのだけど……ユキちゃんの責めは理子先輩を生き映したかのように的確で正確だ。  私の弱いと自覚している箇所をすぐに探り当て、そこをしつこくくすぐり続けて来る。  私はもう腕の維持に力を割き過ぎた為逃げる余力すら残されていない。気を抜けばすぐにでも手を反射的に降ろしてしまうくらいまで追い詰められている。  一体この苦行をいつまで続けないといけないのか? この責めをいつまで耐えれば私は解放されるのか?  その様な疑問が過った直後に……私はこの責めに終わりが無い事を悟ってしまう。  そう……思い出したのだ。そもそもこの責めには終わりの時間など設定されていないかったという事を……。 「はっっははははははははははははは、ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、うぇへへへへへへへへへへへへへへへへ、苦ひぃ!」  終わりがないというか……恐らくユキちゃんの気が済むまでというのが終わりの条件なのだろう……  この無尽蔵にくすぐりたい欲が溢れ出ている無邪気なユキちゃんが飽きるまで……という事はつまり終わりはないのだ。彼女が飽きそうな気配を一切見せていないのだから…… 「コチョコチョコチョ~♥ アハハ、楽しい~♪ お姉ちゃんをコチョコチョするよりも楽しいよぉ♥ アハハハ♥」  終わりがない……という言葉が頭に過った瞬間、私の腕は目標を見失うように脱力してしまい……いよいよ首元までその腕を下げてしまう事となる。  それでもギリギリ……どうにかギリギリ腕を下げずに我慢はしたのだけど…… 「よし……もう限界そうね。そろそろトドメを刺してあげても良いわね……」 「トドメぇ~? お姉ちゃんトドメって何ぃ?」 「ユキ? もう片方の手も服の下の方から入れ込んでやりなさい?」 「うん……こう?」 「そう、そのまま上の方に潜り込ませてぇ……胸の横付近に手を運びなさい?」 「はぁ~~い。ココかなぁ?」 「運んだら……そこを掴むように力を込めて、その部分を強くモミモミしてやりなさい。そしたら……そのお姉ちゃんは堪らず手を降ろすから♥」 「モミモミだね? はぁ~~い♪」 「ハァハァ、ちょ、ユキちゃ……駄目っへ!! そんなトコ揉まれたぁはっっ!? も、もう……私ぃィひひひひひひ!? いぎっっ!?」 「そ~れ、モミモミモミモミ~~♥ モミモミモミぃ~♥♥」 「ギャッッッッ!? はっっっ!!!!! はぁっっっっっはっっ!!!!」 「モミモミモミ~♥ コチョコチョコチョ~♥ モミモミモミィ~♥♥」 「ひっ!? ぎっ……ギャアアアァァァアァァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! そこダメぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、いひゃああぁぁっっはぁはぁッッははははははははははははははははははははははははははははははは!!」  理子先輩の指示で……胸の横……脇の下の部位を強くくすぐってきたユキちゃんの責めに、私はあえなく最後の我慢も削り取られ……首元で耐えていた腕を完全に降ろして、ユキちゃんの手を振り払おうとジタバタさせてしまった。  しかし、ユキちゃんの手は服の中で脇の下をモゾモゾくすぐっていた為中々その手を振り払う事が出来ない。  私が手を下げて床に寝転がって悶える姿勢をとってもユキちゃんにしつこくくすぐられ続け、抵抗できないままに笑わされ続けた。  そんな私とユキちゃんの戯れを見て、理子先輩がコホンと一つ咳払いをし椅子から立ち上がった。手には既にキャンバスも絵を描くための鉛筆も握られてはない。それらは全て机の上に置かれていて……空いた手にはその代わりに学校から借りてきたという“枷”が握られていた。  私はユキちゃんに笑わされながらも、その枷を見て再び顔を青く曇らせて行った。  手を降ろした罰……それをこの場で下そうと、理子先輩が近づいてきているのだ……  私は……逃げたかった。  どうにかこの部屋から逃げ出そうと必死に足搔いたが……  ユキちゃんのくすぐりはそんな私の足掻きするらも無効にさせ、私を理子先輩から逃がしてもくれない。  そして……あえなく私は理子先輩とユキちゃんに罰という名の拷問を受ける運びとなってしまった。  手足を枷で拘束され……今度こそ身動きを完全に封じられた状態で……


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