ザ・ドッグトレーナー #13『胸焦らし』(⇔11or12)
Added 2023-10-20 16:15:15 +0000 UTC#13 「ハァハァハァハァ……はひ、はぁはぁ……ゲホゲホ!!」 まだ先程の責めの余韻を引き摺っているため呼吸のままならないリサ……そんな彼女に、あなたの指示を受けとったエリナは胸を触れると分かって嬉しさを抑えきれない様子で笑みを零し、自分の顔の前で手をワキワキさせ始めた。 「はぁはぁ……はぁ……はぁ……っ!?」 荒い呼吸を刻みながらもエリナの構えにビクンと身体を反応させたリサは、また何処かをくすぐられるのではないかと緊張し、口に力を込め今度こそ声を漏らさないよう警戒を強めた。 「フフフフ♥ リサちゃんのココ……触り心地が良さそうだなぁ~って思っていたところでしたのぉ♪ まさか今日触って良い言われるとは思いませんでしたわぁ♥」 手が近づくたびにドクンドクンと期待が高鳴っている様子が伺える程にリサの胸は小さな脈動を繰り返している。エリナはそんな胸の麓にあたる膨らみ始めの肌に親指と人差し指を着地させ……その二本の指で挟んでは摘まむの動作を繰り返すように肌を優しく揉みほぐし始めた。 「はぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁっ♥ ちょ!!! あっ♥ こ、今度は……わ、わ、私の胸ぇ……触り始めたぁ……??」 思わず反射的に胸を庇う手を降ろそうと腕に力がこもるが、その動きは勿論手の枷にて阻害されてしまう。 リサのその反応を見て唇を舌で舐め擦る動きを見せたエリナは、彼女の嫌がりを無視しながらマイペースに胸をほぐしながら徐々に胸の丘を登り詰める動きをさせて行く。 「はっっ、はあぁ♥ や、や、やだ……その触り方ぁ……やらしい……ぃうっ♥」 目指す目標は丘の頂上にそびえる敏感な胸頭の性感帯……っと言わんばかりに指は尺取虫の動きを真似ながら少しずつ乳頭へと近づいていく。 「くっっふっっはっ! ひゃめ……へ……ゾクゾクして……変な気分にィ……なっちゃう……」 指はとうとう丘の三分の二を登り終え、いよいよ山頂へ向かう為の秒読みを開始する。 尺取りの動きで言う所の後二歩か三歩を内側に進ませれば乳頭への刺激が開始されるというそんな位置まで指が登ってきており、このまま上半身最大の性感帯を触られるのだとリサも目を瞑って刺激に備え始めたのだが…… 「はうっっ……う? はへ? あ、あ、あれ?? 指が……登って……来ない?」 頂上の直前にまで指が迫るとエリナはその指をそれ以上登らせず、今度はその場の胸の円周をなぞるように横の方向に進路を変えて膨らみの周囲をなぞり始めた。 「フフフ♥ もしかして……期待しちゃいましたぁ? 私に乳首ちゃんを触られると思ってぇ……♥」 期待が外れ急激にもどかしさを感じ始めてしまったのかリサは、唸りを含んだ悩み声をあげつつ腰をくねらせて物足りなさを表現した。それを見たエリナはクスリと笑みを零し図星を誘う言葉を彼女にかける。 「ち……がっ! 違うっっふ!? 別に期待した訳じゃ……」 本命から外れたとはいえ、その間近の肌を焦らす様に撫でられる刺激はリサにとっては耐え難いもどかしさを与えられている事に変わりはない。 そのもどかしさの大きさを示すように、彼女の手足は先程以上に枷に力を込めている様子が漏れ聞こえて来る金属の音で理解出る。 「またまたぁ♥ 隠さなくても良いのですよぉ? ホントは……触られたいって思ってたんでしょ? この敏感なお豆ちゃんを……」 「隠すも何も……そんな事思ってすら……いなかったわよ! 逆に触られるのが怖くて……警戒してたくらい……だし……っひ!?」 「ホントかなぁ~? だったら何で……この乳首ちゃんは……刺激を欲しそうに先端をピクピク痙攣させちゃってますのぉ?」 「ん、わぁ! み、み、見るなぁぁ……そんな所ジッと見つめないで……恥ずかしい……」 「恥ずかしい? じゃあ……も~っと見つめちゃおっと♥」 「やめてって言ってるのにぃ! あぁ、もう!!」 「あれあれぇ? 私に見られて……先っちょの方がムクムク膨れ上がってきてるようだけどぉ? これって……興奮した時になるやつですよねぇ?」 「んにゃっ!? な、な、なに言ってんのよ! 私がこんな状況で……興奮なんてする訳が……」 「なってますわよぉ? ほらぁ♥ こんな風に触ってあげたら分かるでしょう? ツンツン♥」 「ひゃめっっ!? ぁひゃああぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁぁッっっ!!!!」 頑なに否定を続けるリサにお仕置きと言わんばかりの突きを彼女の立派に勃起した乳首にお見舞いするエリナ。その刺激があまりにも突然で強烈だったためリサは腰を浮かせるほどの電気ショックを身体に走らせ、計らずしもエリナの股間に自分の腰を密着させてしまう。 「まぁ♥ そんなに嬉しかったのかしら? ウフフ♪」 乳頭に触れた時間はほんの一瞬……秒にして1秒にも満たない一瞬の出来事だった筈だが、リサはその刺激を脳裏に焼き付ける程強烈に受け……しばらく身体中に痙攣が残ってしまう。 「はっっあっっっ……や……だ……ぁは♥ ひっっ、ひぃぃ!!」 乳首をお触りした後はすぐに先程と同じように胸の周囲をなぞる刺激へと切り替えたエリナだが、その触り方は意地が悪く……時折コースを外れて乳首の方へと向かうフリをさせたり、急に丘の頂上へ進路を変えようと方向転換するフリをしたりとリサをこれでもかと煽る触り方を挟んでいった。 「ひっっ!? ひゃめっっっ!!! へ!? は、はぁ……はぁ……あうっっ! ま、また登って来るっ!!?? ふひゃっっっ!!! ぁ……は……へ? はれ? んんんっ……」 上へと登ろうとしたり、ワザとコースを変えようとする指の刺激に「今度こそ乳頭を触られる!」と毎度警戒を強めてしまうリサだが、その力のこもる警戒とは裏腹にエリナの指は肝心な部位には中々触れてこない。アレ以降は触る寸前までは近づいてくるが、すぐに元のルートに戻ってしまうという行為を繰り返す為もどかしさが溜まってしまう一方だ。 「あぁは♥ ハァハァハァ……んぅぅぅぅ♥ ひゃみひっっ!? クヒィィィッっ!! んむぅぅぅっっふっっっ……んむふぅぅ♥」 リサの声を押し殺す唸り声から徐々に刺激が物足りないと言いたげな悩ましい艶声を零すようになってしまった。 「ほ~ら、また触るかもしれませんよぉ? ほらほらぁ♥」 「んっっ!? くっっっ!!!!」 「ざぁんねんでしたぁ♪ 触ってあげませ~ん♥ フフフフ♥」 「ちょっっ! うっっ! うぐぅはぁぅぅ!!!!」 「どうです? じれったくてムズムズしちゃうでしょ?」 「う、うぅ……じれったい! コレ……めっちゃ……じれったい! ぐぅぅむぅぅ♥ うぅぅ……ふぅ♥」 「触られたい? ねぇ? 私に……また……この可愛くて敏感な乳首ちゃんを……触って貰いたい?」 「そんな事……思って……なんて……うぅぐぅぅぅぅ……」 「素直になってよろしいのですよぉ? 素直になったら……触って差し上げますからぁ……」 「思って……ないけど……でも……」 「……でも?」 「この……じれったいのは……どうにかして欲しい……ひぃぅ!?」 「それはつまり……触って欲しいという事ですわよね?」 「ち、違っっ……ふ♥ そうじゃないけどぉぉぅっ! ンンン……」 「もぅ……そんなに強情張ってるとぉ……また意地悪しちゃいますよぉ?」 「ひっ!? はひ……あっっ、あっ……あぁっっ♥♥」 リサの反応を見るに、エリナの焦らしは確実に彼女の性感帯を敏感に出来ていると判断が出来る。そういう焦らしをするのは彼女の得意技なのだから、まぁ……ある意味当然の流れであるのは間違いないのだが…… この焦らしは、性感を高めるには最大限の効果を発揮するだろうが、くすぐり調教の第一段階において行うべきメニューという訳では決してない。 エリナの責めは確かに性感帯へ意識を向けさせるという目的であれば成功だと言えるが、今は性感帯の部位よりもくすぐりに対する意識を高めたいという段階だ。それを行うには……胸を触らせるという指示は適してはいないと今更ながら気付かされる。 くすぐりに意識を向けたいのであれば……こういう性感帯に近い位置は責めさせるべきではない。むしろ、性行為とあまり絡まない首筋や背中を触らせた方がくすぐったいという刺激に敏感になってくれた筈だ…… あなたはリサの反応を見て、やはりこの責め方ではまずいと思い直し、慌ててエリナに指示の変更を伝え直すが…… 時すでに遅く……エリナがどんなに手を尽くしても一度植え付けられてしまった強烈な快感刺激にの記憶は簡単には取り除く事は出来ず……リサはくすぐりに対しての反応よりも性感帯への刺激に敏感に反応を示すようになり、1日目の調教のみならずそれ以降の調教にも悪影響が出続ける結果となってしまった…… 結局……ソフィアに協力して貰っても、リサへの調教は何の進展も得られず……約束の5日目を迎える事となってしまった……。 そして……くすぐりを快感に変えるという目的どころか……彼女を従順にするという最低目標も達成することも出来なかったあなたの調教は“失敗”という二文字が付きつけられる結果となった。 当然……失敗したという事は……報酬を貰えないのは勿論の事、ルルシアから事前に通達されていた“罰”を受けなくてはならないという現実が待っているのであり…… あなたはその罰を誰が受けるかという話を……ルルシアの呼び出し予定日の前日にマーガレット姉妹と話す事となった。 →#30へ