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変態女領主のくすぐり調教なんかに村長の孫娘である私が屈する訳にはッ……!? #2

「この砂時計が落ち切ったら丁度5分よ。それまでそのポーズを維持しなさい?」  そう言ってマリフォーヌは私の目の前でその砂時計を逆さまにし、砂が零れ落ち始めるのを見せ右脇に置いてある小さなテーブルの上に置いて時間を計り始めた。  砂の落ち方は確かに5分ほどで全ての砂が落ち切るであろう速さで下へと溜まって言っている。その砂時計に怪しい所はない……どちらかというと、その砂時計を置いた後に見せている彼女の含み笑いの方が怪しさを醸し出している。  何かを企んでいるに違いない。ただ砂が零れ落ちるのを待つような簡単な儀式ではないはずだ。  きっとエッチな事を仕掛けて来るに違いない……そういう服を着せられているのだから、絶対に何かをヤってくるに決まっている。  私のその想像はすぐに現実へと姿を変える。  砂が落ち始めたのを見届けたマリフォーヌは早速と言わんばかりに手をパンパンと二回ほど叩き、自分付きのメイドを3人ほど呼び寄せたのだ。 「さぁさ、イリスちゃん? まさか、このまま何もなく時間だけが過ぎるなんて思ってはいなかったわよね?」  やはりそう来たか……。私は少し頬を赤く染めながらもそれは覚悟の上だと言わんばかりに頭を軽く縦に振って見せた。 「これは私への忠誠を試す儀式……。貴女がどれだけ私に対して忠義を示したいかを測る為の大事な儀式なの♥ それを測るには……ちょっとした妨害が用意されて当然よね? だって……何の試練も無しに忠誠心なんて計れないんですもの……」  呼ばれたメイド達はそれぞれ掃除用の羽箒(はねぼうき)を手に持ちマリフォーヌのもとへと集まった。彼女達は何をすれば良いかを分かっているかのように顔をニヤつかせ私の身体の周りに位置取りを始める。 「その忠誠のポーズはね? 私の性癖を満たす為の大事な要素の一つなの。このポーズをするという事は“私の弱いトコロは全部貴女のモノです、好きにして構いません”と言っているの同じなのよ♥ だから絶対に崩しちゃダメ。絶対よ?」  性癖という言葉が出た時点で色味を帯びた責めをこのメイド達に行わせるのは間違いないだろうと確信した私は、悔しさに唇を強く噛みながらも彼女の言葉に了承の意を示した。  脚を肩幅くらいに開いている私の股間に……語るのも憚られるような行いをしてくるに違いない……私の背後に回り込んだ3人のメイド達に私はそのような嫌悪感を抱いて表情を曇らせるが、彼女達の行いは私の想像の斜め上を飛んで行くような理解不能の責めを行い始める事となる。 「はぁ~い、コチョコチョコチョ~~♥」  その言葉と開始された責めは確かに股間を狙った責めではあったのだが、股間の局部を狙うのではなくその少し手前の内太腿付近に羽箒を這わせるという責めをメイドは取り始めたのだ。 「はっッ!? はひぃぃ!!」  ゾワワと寒気が立つような嫌悪感に苛まれた私は、思わずそれが儀式の最中だという事も忘れその羽箒の刺激から逃げるように立ち上がってしまう。  すると、マリフォーヌはすかさず砂を落としていた砂時計を逆に向けなおし、落ちた分の砂を元に戻しにかかる。 「はい、残念でしたぁ~ポーズを崩しちゃったから時間はリセットさせて貰うわよぉ?」  開始が宣言され私がポーズを崩すまでほんの数十秒……  マリフォーヌは落とした分の砂を補充し終わると、再び砂時計を構えて私に睨みを入れる。 「ほらぁ! どんな妨害を受けてもポーズを崩しちゃ駄目って言ったでしょ? さぁさ、もう一度始めからやるわよ? ちゃんとポーズを組みなさい?」  内太腿に加えられた嫌悪感が今でも肌にこびりついていて離れてくれないが、私は言われるがままもう一度同じ体勢になり彼女の前で自ら無防備な格好になって見せた。 「よし。それじゃあ2回目の挑戦……スタート♥」  その言葉と同時に砂時計は再びひっくり返され砂を落とし始める。  それを見たメイドの一人は、今度も同じ箇所に羽箒を忍ばせていき私の内太腿の肌にその羽根を当てて責めを再開し始めた。 「コチョコチョコチョコチョ~~♥」  子供っぽい掛け声とともに再び私の内太腿に箒の複数の羽根先が触れ始める。  またゾワゾワっとした寒気が内太腿に届けられるが、流石に2度も同じ刺激を与えられると分かっていれば驚くことなく我慢する事も出来た。  この刺激は、思わず身体を動かしたくなってしまう程の嫌悪感以外の何ものでもない刺激である為目を瞑って歯を食いしばりたくなってしまうが…… 「ダメ。目を瞑ったり顔を背けたりしては駄目よ。ずっと私の目を見ていないさい……でなければまたゼロからやり直しにするわよ? いいの?」  マリフォーヌがその様に警告をするものだから、目を瞑ろうとしていた私は慌てて彼女の顔を見直すために目を見開いた。  その時に見せたマリフォーヌの笑みは、何かに満足しているかのようないやらしい笑いだと私は心の中で侮蔑した。  これが見たかったの……と言いたげな口元。私が刺激に対してビクビクと身体を震わせてしまっている姿を見て、より一層その笑みはいやらしさを増しているように思える。 「どう? 羽箒って鳥の羽根を集めて箒状にしたものだから……そういう際どい所を触られるとくすぐったいでしょ?」  マリフォーヌの言葉はその通りであり何の否定の言葉も浮かんでは来ない。  くすぐったいか? と問われれば……くすぐったいですと答えるよりほかはない。なにせ本当に羽根が内太腿を撫でていく感触は性的な興奮を起こすよりもくすぐったいと表現した方が納得できてしまうからだ。 「でも、どんなに“くすぐったい”って思っても……絶対にそのポーズは崩しちゃ駄目よ? そのポーズは忠誠の証であって、自分はどんな事をされても逆らったりしません……っていう約束のポーズでもあるのだから♥ 絶対に崩しちゃダメ……良いわね?」  念を押すようにその様に私に告げると、無言で責めを見ていた二人目のメイドが私の足元に向かって歩み寄り、腰を屈めて低い姿勢になりつつ私の“ある部分”を注視し始める。  そのある部分を見られている気配を感じた私は彼女が狙っている箇所が“足の裏”である事を悟り「まさか!?」と声を上げそうになってしまうが、口を開けば喘ぎ声とは別の何かが飛び出してきそうだと悟り口を開くのを留まった。  床を裸足の足指で踏みしめている格好でポーズを取っている為、こういう刺激に滅法弱い“足の裏”はこれでもかと言わんばかりにそのメイドに見せつけている形を取ってしまっている。  そこを羽箒で触るつもりであるならその刺激に耐えられる自信はない。  私は思わずその気配が事実であるかを確認すべく顔を後ろに向けようとしてしまうが…… 「ほら! また顔が私の目を見てない! 駄目って言っているでしょ? 目は私だけを見ていないさいってさっきから言ってるじゃない……」  背後の気配を確認しようとした私にマリフォーヌから再び注意が飛ぶ。  幸い振り向く前であった為時間のリセットは行われなかったが、この注意のお陰で背後を確認できなかった私は、見られていると意識した足裏に視線の熱の様なものを感じゾワゾワした寒気を募らせ始めた。 「お嬢様……ヤっても構いませんか?」  私の足裏を見つめているであろうメイドは最初のメイドと違って勝手には行動に出ず主人に対して責めを行っていいかの許可を取る。  その質問に対してマリフォーヌは…… 「好きなようにヤってあげて良いわよ? いつも好きさせているじゃない……」  と、普段のメイド達の扱いを匂わせる様な言葉を返し答えとした。  それを聞いた声の低いそのメイドは…… 「では、始めます」  と、ボソリと呟き私の足裏へ持っていた羽箒を向かわせ始め、声を抑えつつ煽り言葉を溢し始めた。 「こちょ……こちょ……」  その掛け声は非常にゆっくりでマイペースな口調だったが、私の足裏に突き刺さった刺激は彼女の言葉とは裏腹に激しいこそばゆさを生み私の拒絶反応をより強いモノへと昇華させてしまう事となった。 「はっっひゃあぁぁああぁっっ!!? ひぃぃぃっっ!!!」  素っ頓狂な悲鳴と身体の大きなビクつき……そして送られてきた刺激に対する拒絶が私の身体を駆け巡り、折角取り直していたポーズを簡単に崩させてしまう。  足裏を刺激から逃がすために脚を前に組み直し、ペタンと床に尻を着き、自らの手で足裏を摩ってそこに送られた刺激を消そうと試みる。  その様な事を勝手にやって儀式を続けて貰える筈もなく……  再びこれまで経過していた時間を無に帰すようにマリフォーヌは無言で砂時計を反対にかざして時間を再装填する仕草を取った。 「どう? 中々一筋縄じゃ行かないでしょ? 私への忠誠の儀式は……」  ハァハァと息を切らしながら自分の足裏を摩っている姿を見ながらマリフォーヌはニコリと慈悲を掛けるような笑顔を私に向ける。  私はその笑顔とは対照的に余裕のない表情を浮かべているが、彼女はその私の顔を見て嬉しそうにクスクスと更なる微笑を零し始めた。 「あ、あ、あの……」 「はいはい? 何か質問でもあるのかしらぁ?」 「な、なぜ……このような事をメイド達にさせるんです? 私はてっきり……」 「ん? てっきり? てっきり……なぁに?」 「あ、い、いえ……別に……何でも……」 「うん? なんか引っ掛かる言い方ねぇ……まぁでも良いわ……。ところで……メイド達に“これをさせる”って言ったけど……これって何のことを指すのかしら?」 「え? いや……これは……コレです……」 「もっと具体的に言って? そしたら私も具体的に教えてあげるから♥」 「そ、それは……」  正直言葉にするのも馬鹿馬鹿しい程にくだらない悪戯だと私は思っている。  なんでこんな悪戯をメイド達に行わせて忠誠だの忠義だのを計ろうとしているのか……理解に苦しむ。  しかし、確認はするべきだろう。  もしかしたら……答え如何によっては私の今後の処遇が分かるかもしれないのだから…… 「領主様は……メイド達に私の事を“くすぐる”よう指示を出しておられますよね?」 「えぇ……そうね。それは正解よ」 「もしかしてこの忠誠のポーズって……メイド達がくすぐり易い様にワザとくすぐりに弱い箇所を無防備にさせていませんか?」 「う~~ん、メイド達の為……って言うと語弊があるけどぉ……まあ概ねその通りだと思って貰ったら良いわ」 「な、なぜです? 領主様ともあろうお方が……このような子供染みた悪戯を儀式の最中にさせるなんて……信じられません!」 「子供染みた悪戯ぁ? まぁ、コレをそんな風に捉えているのだったら理解できないのも当然よね?」 「理解……? 何をです?」 「まぁ、この儀式が終わったらしっかりカミングアウトしようとは思ってたけど……忠誠を誓いたいと思ってるイリスちゃんには特別に包み隠さず教えてあげる♥」 「カミング……アウト?」 「簡潔に言っちゃうと、私はくすぐられて笑い悶えている若い女性を見るのがとっても好きなの♥ だからメイド達にあなたをくすぐらせようとしているし、笑い悶えている顔を見る為に私の目を見るよう指示を出してもいるの」 「えっ!? く、く、くすぐりに……笑い悶えてる女性を見るのが……好き??」 「そういう性癖だと思って貰えれば良いわ♥」 「せ、性癖っ!?」 「あぁ……理解はまだしてくれなくても良いわ♥ 忠誠の儀式をクリアしてくれたら、これからじっくりその身体に教え込んでいってあ・げ・る・から♥」 「えっ!? あ、へ??」  私は彼女の言った言葉が上手く脳で咀嚼する事が出来なかった。  くすぐりに悶えている女性を見るのが好き? それが性癖?? 何を言っているのかさっぱり分からない。  メイド達にくすぐらせようとしている事だけは分かったけれど……マリフォーヌという人間への理解は底知れず深い穴が続いているかのように見えなくなってしまった。 「さぁさ、お喋りする時間は勿体ないわよぉ? この儀式を続けるのかそうでないのか……態度で示しなさい?」  このような格好をさせてまで謁見させたのだから当然性的な暴力をもってイジメ抜くに決まっているとそう考えていたが……今の言葉を聞く限りそういう行為はしないらしい。  その事に関しては安堵の息を吐けるが、その代わりに私の身体はどうやらこの羽箒を持ったメイド達にくすぐりという行為でイジメを受ける事になるらしい。  いやらしい事をされるくらいなら幾分かはマシじゃないか……  この時の私はその様に高を括って領主の変わった性癖に対する動揺を鎮める事とした。  そして態度で示せと言われた言葉に返事をするように私はまた両手を頭の上で組み、膝立ちの格好になり足裏を晒すように足先を地面に踏ん張らせる格好を取り直した。  それを見たマリフォーヌは再びクスリと笑みを零し砂時計を逆に傾ける。  すると、砂が落ち始めるのを見るや否や二人のメイド達が内太腿と足の裏を同時に羽箒でくすぐり始めた。 「コチョコチョコチョ~♥ コチョコチョ~~~♥」 「こちょ……こちょ……こちょ……。こちょ……こちょ……」  責めが始まった瞬間、刺激がどんなものなのか理解していたにもかかわらず、私はそのあまりのこそばゆさに喉奥に溜め込んでいた我慢の息を勢いよく吹き出してしまった。  こんな子供の様な責めに笑ってなどやるものか……と心に誓った瞬間、その誓いは簡単に破られ崩されていってしまったのだ。 「ひゃはっ!? アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ! ちょ、くすぐったいっ!!」  気が付けば私は笑っていた。  吹き出した後は堰を切ったかのように笑いが次々に下腹から湧き上がり口から溢れ出ていった。 「あはぁ~~っはははははははははははははははははははは!! ちょっだめっへっへっへっへっへっへっへっへへっへっへっへっへ、羽根がこしょばいっっ!! ホントにこしょばいぃぃひひひひひひひひひひひ!!」  内太腿を触る羽根は嫌悪感や寒気は引き起こすが笑う程には至らない。しかし、足の裏に触る羽箒は耐え難いを通り越して我慢できないレベルの刺激を送り込んで来る。   羽根の1本1本はこのくすぐりの為に作られたのではないかと思える程毛先がしっかりしていて、羽箒で上下に撫でる動作を行えばそれは同時に複数の羽根から同時にくすぐられている刺激と何ら大差のないこそばゆさを生み出す。  足指で地面を踏ん張っている格好でポーズを取っている為私の足裏は土踏まずを平たくしてしまう程に伸ばし切った格好になってしまっている。そんな土踏まずの部位を複数の羽根先でソワソワと撫でられればくすぐったく思わない筈がない。  私はその足裏の刺激に耐えられず何度も姿勢を崩しては最初からやり直しを繰り返される事を余儀なくされる。 「12回目……スタート……」 「コチョコチョコチョ~~♥」 「こちょ……こちょ……こちょ……」 「ひぎゃ~~~っははははははははははははははは、やっぱりだめぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、足の裏無理ぃヒッひっひっひッヒッひっひっひっひっひっひっひ!! くすぐったすぎるぅぅふふふふふふふふふふふふふ!! だははははははははははははははははは」 「はい、姿勢を崩して下を向いた。やり直し!」 「はぁはぁ……そ、そんな……」 「13回目……準備なさい?」 「……うぅ……」 「はい、スタート……」 「こちょこちょこちょこちょこちょこちょ~~♥」 「コチョ……コチョ……コチョ……コチョ……」 「うっっひ~~~っひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、ちょ、ちょ、ちょっと待っでぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! こんなのムリぃぃひひひひひひひひひひひひひひ、無理ですぅぅっふっふっふっふっふっふっふ、アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」 「はい、横向いた。手も少し降ろしたわね? やり直し! 14回目……準備し直しなさい?」 「はぁはぁ……そんな……まだ……10秒も……経ってない……」 「14回目……スタート」 「ま、ま、待って、まだ……待っっ」 「コチョコチョコチョコチョコチョコチョ」 「こちょこちょ……こちょこちょ……こちょこちょ……」 「あっっっぎゃ~~~~っはははははははははははははははははははは、待っっでへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、うぎひぃ~~~っひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、やはははははははははははははははははははははははは!!」 「足を動かして逃げたわね? はい失格……」 「む、む、無理……こんなの……出来っこない……」 「ほら……15回目の準備をなさい? 貴女がポーズを組まないと……始められないわ」 「無理です! ホントに……無理……」 「良いからポーズを組みなさい! でないと……勝手にギブアップしたとみなしちゃうわよ?」 「ひっ!? そ、そんな!!」 「イヤだったらさっさと腕を挙げて準備なさい!!」 「わ、ワ、分かりました! します! 準備しますから……」 「フフ……そう……いい子ね♥ あぁ、そういえば……まだ3人目のメイドに指示を出していなかったのだけど……そろそろ指示を出しても良いかしら?」 「へっ?? 3人目の……メイド??」 「そっ♥ 本当は3分以上我慢出来たら投入しようって思ってたけど……この分じゃ出番がないままギブアップしそうだし……それじゃあ可哀そうでしょ? だから次からは3人でイリスちゃんの事くすぐってあげるわね?」 「い、い、嫌っっ!! ただでさえ耐えられないのに……3人なんてとても……」 「でも貴女だっておかしいって思ってたでしょ? 3人メイドがいて3人目を投入してない事とか、あの箇所を責められていない事とか……」 「あ、あの箇所??」 「フフ♥ とぼけなくても良いわよぉ? もう分っているでしょ? くすぐりと言えばココを責めないとって場所が……残っている事を♥」 「くすぐりと言えば……って……ま、まさか!?」 「ワぁ~キぃ♥ 腕を挙げさせる格好にしているのだからすぐに気付いたでしょ? いつかココも責められるだろうなって……」 「ワキ……ワキっ!? ま、待って! いや待って下さい!! ワキは無理です! ワキだけは本当に……昔から弱くて……我慢なんて……」 「我慢できないんだったら……我慢できるようになるまで挑戦を繰り返せばいいじゃない♥ 私はいつまででも待つわよ? 貴女がこの責めに耐えて……真の意味で私に忠誠を誓ってくれると証明してくれることを……」 「む、無理です! 本当に無理……絶対に無理ぃ!!」 「無理でもやりなさい? でないと……村は貴女の結果次第で地図から姿を消す事になるわよ?」 「ひぃひぃ……む、村……私の……育った村……」 「そう。貴女が頑張らなきゃ……いずれ皆死ぬことになるわよ?」 「そ、そんな……嫌! それだけは……」 「だったら、頑張れるわよねぇ? 何十回でも……何百回でも……」 「わ、ワ、笑わなければ……いけるはず……笑うの我慢すれば……もっと時間を稼げるはず……」 「そう、その意気よ♥ はい、15回目スタートぉ♥」 「も、も、もう笑わない! 私は笑わないっっ!! くすぐったくても笑わない! 村のためにも笑わ……」 「さぁ、メイド達? 3人がかりでイリスちゃんのカラダをくすぐり回して笑わせ責めにしちゃいなさい♥」 「「「はぁ~~~い♥」」」 「こちょこちょこちょこちょこちょ~っ!!」 「コチョコチョ……コチョコチョ……コチョコチョコチョ……」 「ほ~ら、腋コショコショの刑だぞぉ♥ コショコショコショコショコショコショコショ~♥」 「私は……笑わな……ひっ!? ぐひっ!」 「コチョコチョコチョコチョコチョコチョ」 「こちょこちょこちょこちょこちょこちょ」 「コショコショコショコショコショコショコショコショ」 「ぶはっ!!? ぃぎゃはっ!? ぶびゃあああぁぁあぁははははははははははははははははははは、えひゃはははははははははははははははははははははははははは、やめでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへ!! ヒギャッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!」 「ほらぁ! 顔を上に向け過ぎないの♥ 私の顔を見て笑いなさい。でないとやり直しにするわよ?」 「無理っひひひひひひひひひひひひひひひ、くすぐったすぎて無理っひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、にぎゃぁ~~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」 「無理でもやるの! やり遂げなきゃ村は助からないわよ? 貴女のせいで……」 「わだじっ! くすぐりダメなんでずぅぅぅふふふふふふふふふ!! 昔からくすぐりに弱くでぇぇへへへへへへへへへへへへ!!」 「まぁ! くすぐりに弱いくせにさっきはコレの事子供の悪戯だとか侮辱しちゃったわけぇ? これはお仕置きも必要になるかしらぁ?」 「足の裏ダメぇへへへへへへへへへへ、ワキはもっとダメぇへへへへへへへへへへへへへ!! 太腿もヤバいぃィぃひひひひひひひひひひひ!!」 「ほらぁ……頑張りなさい? 2分経ったわよ? あと3分!」 「3分っっ!? まだ3分もあるのぉォ!? 無理無理ぃひひひひひひひひひひ、そんなに耐えられない!!」 「さぁ、ココからはダブル羽箒で追い込みをかけるわよぉ♥ みんな? 羽箒をもう一本準備なさい?」 「「はぁ~~~い」」  残り3分を切ったタイミングでマリフォーヌは更なる無慈悲な責めをメイド達に行わせるよう指示を下す。  今までは1人1本の羽箒で責めていたのを今度は1人に付き2本の羽箒を持たせ責めるよう指示を出したのだ。  メイド達はその指示が下るのを見越していたのか、腰のベルトにぶら下げていた予備の羽箒をすぐに手に持ちそれらを見せつけるように私の身体に構え近づけさせていった。  そして誰の合図も待たずしてそれらの羽箒は同時に私の身体の弱点を蹂躙し尽くす事となる。  内太腿を責めていた羽箒はそのままに、もう一本の羽箒はその少し上の剥き出しになった尻の膨らみをサワサワとくすぐり始め、足の裏を責めていたメイドの2本目の羽箒は今まで刺激していなかった逆側の足裏を責めさせるためにその2本目を送り込んだ。  同じようにワキを責めているメイドも両脇を同時にくすぐれるよう左右に羽箒を這わせ同時に動かして刺激を送り込み始める。  その刺激は私がこれまでの人生で味わった“くすぐり”という刺激が本当に児戯程度の刺激であったのだと思わせてしまう程の強制的な笑いを私に強いていった。 「ギャ~~~~ッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ、やめでぇへへへへへへへへへへへへへゆるじでぇぇへへへへへへへへへへへ!! ホントにゆるじでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 「顔を横に振らない! 私の方を向けって言っているでしょ? ほら! 私の目を見て笑い悶えなさい!」 「ぃぎゃ~~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、うひ、ひゃははははははははははははははははははははははは、えははははははははははははははははははは! 苦ひぃ! 笑うのくるひぃぃ!!」 「もっと無様に笑いなさい? 私はね……くすぐったい刺激を必死に我慢するけど刺激に負けて笑い乱される女の顔を見るのが大好物なの♥ だから……もっと見せなさい? その美人顔が歪むように……もっと無様に……もっと醜く笑い狂いなさい!」 「ギャハ~~~ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、もう限界っっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、腕上げるのもう無理ぃひひひひひひひ!! もう無理ですぅ!!」 「無理でも嫌でも後2分の我慢よ? ほら……もう少し……もう少しで村が助かるの!」 「村ぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、私の村ぁぁっははははははははははははははははははははは」 「村の為ならくすぐりなんかに負けるわけにはいかないでしょ? 頑張れるでしょ? たとえ……私にこういう事をされても! ほ~ら、コチョコチョコチョ~♥」 「ッっ!? ひゃへ??? にゃ、にゃにをっっ!!!?」  残り2分を切ったところで、目の前に座って片肘をついて眺めていたマリフォーヌ自信が手を伸ばし始めた。  興奮しているのが傍目に見ても分かるくらいに頬を紅潮させ、熱い吐息を零しながら伸ばした手を私のワキの少し下の部位に伸ばしてくる。  胸の少し横付近の肋骨が浮き出たその箇所に両手をワキワキさせながら伸ばしてきた彼女は、そのまま脇の下を指先で鷲掴みにすると、力を込めてモニョモニョと揉み解し始める。  その刺激はもはや暴力以外の何ものでもなかった。 「ギャ~~~~~~~ッッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、ぃぎゃ~~~ははははははははははははははははははははははははははははは、いぎひぃぃっっ!?」  羽箒の柔らかい刺激ならばまだ耐えられたかもしれないが、人間の手で直接行われるくすぐりには流石に我慢の限界がふり切れてしまい……私はタイムリミットまでもう少しの所まで耐えたのだが、そのすぐりの直後に腕を思いっきり下げ自分の身を守る様にその場から転がり逃げてしまう。  それを見たマリフォーヌはニヤリと笑みを浮かべ砂時計を横に倒し、私に向けてその砂があと少しで落ち切っていたという事実を無言で見せつけた。 「はぁはぁはぁはぁ……こんなの……無理に決まってる……こんなの……絶対に……無理……」  私はこのマリフォーヌの所業で完全に心が折れてしまったのを感じた。  結局後にも先にもこの3分を越えての自力での我慢は達成どころか近づく事すらままならなかった。  あれほど頑張って耐えたのに結局最後には腕を降ろしてしまったという絶望が完全に心を折ったのが影響として大きいが、質の悪い事にその次の16回目以降は最初からメイド達は羽箒を普通に2本持ちで責めに来ているし、辛抱堪らなくなったのかマリフォーヌも最初からメイド達に混ざり私の身体に手を這わしてくすぐりの限りを尽くして私を笑わせにかかったのだ。  何度挑戦してもすぐにポーズを崩してしまう。今度こそと奮起してもすぐにその奮起はくすぐりによって崩されてしまう。  もう何度挑戦したか覚えていない……  力の続く限り挑戦し続けようと頑張ったが……その気力も底をつき心が完全にへし折られてしまった。  もはや精も根も尽き……体力も底をついている。  きっとこれから何度挑戦しても……1分を待たずして崩れ去ってしまう事だろう。  それならば……もう……いっそ…… 「どうしたの? 次の挑戦の準備は?」  マリフォーヌがポーズを取ろうとしない私に笑みを零しながらそのように問いかける。 「……はぁはぁ……はぁはぁ………………」  私は身体を動かそうともせず、荒い呼吸を繰り返す。 「もしかしてぇ……もう心が折れちゃった? 村を諦める気に……なっちゃった?」  その言葉を聞いてビクンと身体が勝手に反応してしまう。 「諦めるって言うんだったら……それはそれでもいいけど? 貴女はそれで良いの?」  それで良いの? と聞かれ“いいです”などと答える訳にはいかない。  しかし、この儀式は恐らく自分の力では乗り越える事は出来ない。それはこれまでの経験から間違いないという事が目に見えて証明されている。  私は無言のまま息を整えつつ考えを巡らせた。  このまま諦めて村を危機に追いやるのか……それとも無駄な挑戦をし続けて心身ともに疲弊させられるのを繰り返すのが良いのか……  どちらも首を縦に振れない……どちらも未来に希望が見い出せない……  村は私の大事なふるさとだが……そのふるさとを天秤に掛けてもくすぐりの強制力には勝つ事が出来ない。  どんなに奮起しても崩されてしまう。  どんなに笑わないように努力しても笑いが勝手に溢れ出てしまう……  あの刺激が来ると分かればすぐに顔が勝手にニヤケだして……そして刺激が与えられた瞬間、風船が破裂するかのように笑ってしまう。  それはもう……自分では止められない。  腕を降ろす事も姿勢を崩す事も反射的にやってしまう事だから……防ぎようがない。どんなに頭で理解していても……熱いと思っていたヤカンに触れてやっぱり熱くて思わず手を庇おうとしてしまう動作をするのと同じで、くすぐったい刺激を自分の意思で耐える事など出来るハズが無いのだ……  どうする事も出来ない……まさに八方ふさがり……  だから私はマリフォーヌに願い出るしかなかった…… 「ま、マリフォーヌ……様……」  もはや村を守るためには……否、くすぐりに耐える為には……この方法しか思いつかない。だから…… 「なぁに? 諦める気になったのかしら?」 「お願いが……あります……」 「減税の事なら駄目よ? この儀式を耐えきるまでは……」 「分かっています。耐えきるまではそれが無理だという事は……分かってます。だから……儀式の方でお願いをしたいんです」 「何を?」 「この儀式を終えるために……私の事を……」 「……私の事を?」 「拘束……して……下さいませんでしょうか?」 「……拘束?」 「……はい」 「それはどういう事かしら? 私は“自分の意思”でこの儀式に耐えきる事をクリア条件にあげたと思うんだけど?」 「分かっています。く、くすぐりの事を……子供染みた悪戯だと揶揄した口でいうのも都合が良い話になるかとは思いますが……しかし自分の力では……無理なんです。どうしても……このポーズを維持するのは……」 「拘束しちゃったら、絶対クリア出来ちゃうじゃない……。それじゃあ儀式の意味が無いと思わない?」 「私の身体はくすぐりに弱すぎるようで、どんなに我慢しようとしても反射的に身体が動いてポーズを崩してしまいます。それさえなければ領主様への忠義を……ちゃんと見せられると思うのです!」 「成程? あくまで私に“忠誠を尽くす姿を見せたい”から、拘束されたいと……そう申し出ているという事ね? 拘束されれば私のこの試練を乗り越えられると……そう考えて提案したという事よね?」 「はい! 私の身体の反射行動さえ抑えて貰えば……貴女への忠義はくすぐりなどでは揺らがないと証明できます!」 「フムフム……まぁ、苦し紛れの策としてはギリギリ及第点と言ったところかしら? でも、この儀式で“自分を拘束して欲しい”と提案してきた娘は貴女以外には居なかったわ。みんな諦めて家路につくかその場で自殺して見せるか……そのどちらかだったから……」 「……ッっ!? うぅ……」 「いいわ。その申し出をしてきた勇気に免じて今回はその提案を呑んであげましょう……」 「ほ、ほ、本当ですかッ!?」 「ただし! 当然ルールは変更させて貰うわよ? 拘束するとなれば、忠義を測るには5分は短すぎるのだから……」 「……は、はい」 「まず、拘束は地下の“お仕置き部屋”で行う事にするわ。そこにある拘束用のベッドに寝かせて四肢を拘束させて貰う事とします」 「……はい……」 「貴女はそのベッドの上で2時間という時間を私達の責めに耐え抜いて貰うわ。その途中で貴女は嫌がるような言葉はいくらでも吐いて貰って構わないけど“ギブアップ”という言葉だけは吐かないよう注意なさい? その言葉が出た時点で貴女の忠誠の儀式は強制的に中断させて貰うから……」 「ギブアップと……言わなければいいのですね?」 「そっ♥ そのギブアップという言葉がセーフワードであり、その言葉が出た瞬間から責めは全て止めてあげるわ。もしも死ぬよりは村を犠牲にした方がマシ……と思えたのならその言葉を言ってみたら良いわ♥ そしたらすぐにでも手は止めてあげるから♪」 「その言葉だけは……言わないようにしないと……ですね?」 「まぁ、言うも言うわないもあなたの忍耐に全ては掛かってるから……せいぜい頑張って言わないよう努力なさいね?」 「……は、はい」 「あ、あと! 服は全部脱いでもらう事になるから……それも覚悟しておいてね?」 「んえっ!? ふ、ふ、服を……脱ぐ??」 「身体の隅々までくすぐり倒す予定だから……そんな局部を隠す様な服は無い方がやり易い筈ですもの♥」 「そ、そんな! これでもかなり際どい衣装なのに……」 「イヤなら別にやらなくても良いのよ?」 「うぐっ!? そ、それを言われては……」 「クフフ♥ 大丈夫……部屋には私と女のメイドしか入れるつもりはないから♥ 女同士だし恥ずかしがることなんて何もないわよ?」 「……くぅ…………」 「以上が拘束されての忠誠の儀式の内容だけど……どう? この条件でやれそうかしら?」 「………………」 「無理そうなら今のままの儀式でも私は全然構わないんだけど……」 「や、やります! やらせてください!!」 「おっ♥ 目に光が戻った感じね? その顔も良いわぁ~♥」  私は、自ら拘束される事を望んで彼女に提案を出した。  刺激に敏感過ぎる私の身体には、こういう“身体の反射行動を誘発してしまう儀式”は不利過ぎてクリアできる気が全くしない。  だから、私は“身体の反射行動に左右されない条件”の元であれば自分の意思を貫く事が出来る……そう考えた。そう考えたから“身体を拘束”して貰う事を願い出たのだ。  勝算はあった。  だって彼女はこのような“児戯”で他人をいたぶって反応を見るのが好きな狂人なのだ……だから私がこのように提案すれば“拘束された私の悶えっぷりも見てみたい”と思う筈だから、私の提案に対して新たにルールを作ってそれを儀式に変えてくれるだろうと踏んでいた。  思惑通り彼女は私の提案に対して新たなルールを設けて儀式とする事を認めてくれた。  裸にされるというのは想定外だったが……2時間だかの彼女達の“くすぐり遊び”に付き合えばそれで村は救われるのだ……  追い詰められていたとはいえこの提案は村を救うための大事な布石へと変化してくれた。  私がギブアップを宣言しなければ……2時間で村は救われる。  ギブアップなど……そんな屈辱的な言葉を私が吐くとでも思っているのだろうか?   たかが3~4人から身体をくすぐりをされるだけで……  私がそのような児戯で心の底から屈服するとでも思っているのか? だとするなら見当違いも甚だしい。  私は村を救う為だったら何でもする。  例え望まなくても……彼女に忠義を尽くす“フリ”をする事くらい……簡単な事なのだ。


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