誘惑☆デート #31 ~映画館での誘惑~
Added 2022-12-11 13:52:35 +0000 UTC#31 映画が始まるなり素足になり片胡坐を組んでコチラに足裏を見せ、それを「……触っていいですよ」などと言われるとは思いもよらなかったあなたはその言葉が聞き違いではないかと耳を疑い思わず聞き返してしまうが、あなたの聞き返しに七穂はクスリと笑みを零しつつ再び囁くような小声で耳打ちを返した。 「ここまで我慢して頑張った先輩に……せめてものご褒美です♥ ほら……触ってみたいって思っていたんでしょ? 私の……あ・し・の・う・ら♥」 勘違いじゃないかと聞き返しても七穂は片胡坐の姿勢を崩さず、あなたに向けて右足の裏を曲げたり反ったりして見せそのように返してくれている。 『どうやら本当に触っても良いようだ……』その様に受け取ったあなたは、スクリーンから発される光に照らされてテラテラと艶めかしく蠢いて見えるその生足を注視して……ゴクリと溜め込んだ唾を飲み干す仕草を行った。 スカートから露出した柔らかそうな太腿の上に乱暴にかいた胡坐の脚が乗っていて、すぐ真横に座っているあなたの腰に足先が付くのではないかと思えるほどの距離に足裏が差し出されている。 そんなものを見せつけられ……更には「触ってもいい」という許しが出ているのに触らないという選択肢などありはしない。あなたを誘うように足指をくねらせて触られるのを待っている七穂の足……あなたはその誘いに導かれるように彼女の足裏へと緊張させた右手を伸ばしていった。すると…… 「でも……指は動かしちゃ……ダメですよ? 足の裏に手を置く事は許可しましたがくすぐるのは無しです。分かりましたね?」 手が足裏に触れるか触れないかの距離に差し掛かったのを見計らって七穂がそのように後付けの注意を促してきた。 触っても良いが指を動かしてくすぐるのはダメ……と、それが彼女が出した条件だった。 あなたはその注意を聞いてはいるが、手は自分の意思とは無関係に欲の赴くまま彼女の足裏に触れていった。 肉付きの良い母指球の膨らみに人差し指を置き、まずはその柔肌の感触を味わうように指先に神経を集中させた。 柔らかく弾力のある肌の感触……少し汗ばんでいたのか指先には肌の感触以外にもしっとりとした湿りの様な感触も味わう事が出来た。 触った瞬間……七穂は「はうぅっ!?」という可愛い声を出して顔を下に向け顎を震わせ何かに耐える様な仕草を取り始めた。 あなたはその反応を見つつも、中指、薬指……小指……と順番に足裏へと触れさせていった。 指が触れる度にビクリ、ビクリと驚いたかのように身体を震えさせる七穂……。触っても良いと言ったが、いざ触られればそのこそばゆさは想定外であったらしく今にも笑いだしそうに頬を膨らませて声を押し殺そうと努力し始める。 最後に親指を足の端の方に着地させそのまま手のひらで土踏まずの部位を覆うように押し付けると、あなたの右手は完全に七穂の足裏に合わさる形となり……まるで手と手を合わせて合掌しているような姿に似た姿勢を取る事となった。 手と足の裏を使っての合掌……それはあまり聞いた事がない組み合わせだと思うのだが、足裏を完全に覆うように手を添えたあなたにはその様に映ったのだから仕方がない。 「はぁはぁ……先輩? 絶対……指……動かしちゃダメですよ! 絶対ですよ! もし動かしたら……映画の途中でも出て行きますからね!」 小声でその様に囁きを入れる七穂だが足裏にあなたの手が乗っている事を意識すると気が気ではなくなるらしく、肩に回していた手であなたの肩を掴み力を込めて身体を揺する動作を行ってくる。 彼女的には「分かりましたよね!」という言葉の代わりの肩揺らしの筈だったのだろうが、その揺らしによってあなたの右手にも振動が伝わり……結果的には足裏に添えていた手を自ら揺らしてしまう事に繋がってしまう。 「ひゃうっ!!? ちょっっ! せ、センピャイっッ!! 指動かしちゃ駄目だって言ったのにっひっ!!」 肩が揺れた事によって僅かに指が動いたのはあなたの意思で行った事ではない。しかしながら七穂は足裏が相当に敏感になってしまっていたのであろう……振動によって僅かに動いた指の刺激だけでも“くすぐられた”と勘違いしてしまう程にくすぐったく感じたようだ。 勿論あなたは彼女に対してしっかりと反論をする。 指は動かしていない……七穂が肩を揺らしたから勝手に動いただけだ……と。 「ほ、ほ、本当でしょうね? う、う、動かしてませんか? ちょっとも? 少しも? ほんの僅かも??」 動揺する七穂にあなたはあくまで冷静さを装って“動かしていない”と言い返す。 実際……まだ動かしてはいないかったのだから間違った事は言っていない。 しかし……不本意だったとはいえ、振動で僅かに足裏を引っ掻くような形となってしまったあなたの指は……その数ミリの肌を引っ掻いた感触をリアルに思い出せてしまう。 柔らかくしっとりした七穂の足裏の肌を、爪の先端が……カリッ! と引っ掻き、その刺激によって七穂の足全体がビクビクっ! と震えたあの感触…… そして震えた次の瞬間思わず笑いだしそうになってしまう七穂の可愛い顔…… それを思い出すと……無性に指を動かしてしまいたくなる衝動に駆られてしまう。 七穂の体温まで感じられる指先…… その指先には、緊張やら不安やら恥ずかしさやらが入り混じった彼女の高鳴った鼓動が伝わって来ている。 今まで触る事は愚か見る事さえままならなかった七穂の足の裏……今はそれを直に触ってその体温や肌の感触を味わっている。 ずっとくすぐりたいと思っていた……七穂の足の裏…… ただ手を重ねるように置いているだけだが、夢にまで見たその足裏に触れているというのはこれまでに味わった事がない性欲を掻き立てられる。 きっと……触られているだけでもこそばゆくて堪らないと思っている事だろう。 指が動いていなくても“触られている”と意識するだけで足の裏の感覚は敏感になって仕方がない筈だ。 このまま少しでも指を動かせば……きっと七穂は映画を見ている事も忘れて子供の様に笑い悶える事になるだろう。 触っているだけでこれ程くすぐったそうに悶えているのだから……実際にくすぐられれば相当なリアクションを見る事が出来るに違いない。 見たい…… このまま足の裏を思う存分くすぐって……七穂が堪えられずに笑う姿を今すぐに見てしまいたい。 映画の内容も丁度アクションが激しくなってきた頃合いだ…… 少しくらい笑わせても……爆発音やら銃声やらで掻き消されるに違いない。 だから、笑わせるなら今だ。 今のこのタイミングを逃せば……この魅力的な足の裏をくすぐる事は叶わなくなるかもしれない…… 今しかない。チャンスは今だ! と、暴走しかけているあなたの理性が欲望に負け不意に指を動かそうと力を込め始めると…… タイミングを図ったかのように映画の内容がアクションパートから少し穏やかなシーンへと切り替わってしまった。 主人公たちの会話だけが英語で流れて来る静かなシーン……こんな場面で笑い声なんて上げさせたら、一発でお客さん達に怪しい事をしているのがバレてしまう。 そう危機感を覚えたあなたは寸前の所で力を込めようとしていた指から力を抜いた。 あとほんの数秒……アクションシーンが続いていたら、指を動かしていたかもしれない…… しかし、主人公の回想シーンが挟まれたことでその危機は回避された。 危うく欲に呑み込まれ指を動かしてしまう所だった…… 七穂の足裏を見るだけでも興奮が限界突破してしまう勢いなのに……それを触らせて貰っているというシチュエーションに放り出されれば、理性が利かなくなるのは当然である。 理性のタガが外れればくすぐってしまうのに歯止めが利かなくなる…… それは十分に理解している。 本当は足の裏を触りたいなどと思ってはならなかったのだ…… それが罠だと分かり切っていたのだから、触らないという選択をすべきだった。 だけど……くすぐりたいと思っていた七穂の足裏がすぐ目の前にあって……更にそれを“触っていい”と言われて触らない選択肢を取る事など出来ようか? 否……それは出来ない。 理性が働かなくと分かっていても……あなたを陥れる見え見えの罠であると分かっていても……触りたいと思っていた足裏がそこにあれば触るのがくすぐりフェチだ。 だから仕方がない……その誘いに乗ってしまうのは仕方が無いのだ。 映画も中盤に差し掛かろうとしている…… この回想シーンが終わればフィナーレに向けてさらに派手なアクションが繰り広げられ、今まで以上の銃声や爆発音がスピーカーから垂れ流しになる事だろう。 その時であれば……七穂を笑わせても他のお客さんには気付かれないはずだ。 エンディング付近ではきっと静かになるだろうから……ヤるのであれば次の場面転換が行われた時だ。 しかし、指を動かしてくすぐれば確実にルール違反となりあなたは七穂から罰を受ける事となる。これだけ我慢して我慢して我慢してきた努力を無に帰すこととなってしまう。 最後まで我慢しきって七穂の身体を自由にできる権利を受けたいとも思ってはいるが、この触るだけ触らせておいて指を動かしてはいけないというご無体な生殺しを受けている指達を欲の赴くままに動かしてくすぐってしまいたいという思いも強く持っている。 果たしてどちらを優先させるべきなのか…… 苦痛にすらなりつつある生殺しを歯を食いしばって残りの時間を我慢するのを優先すべきか…… それとも……欲の赴くまま、理性をかなぐり捨てるように思いっきり七穂の足の裏をくすぐってスッキリするのを優先すべきか…… 悩める時間はもう僅かしかない。主人公の回想シーンが終わりそうな流れになっている。 この後は……終盤に向けての最後のアクションシーンが展開される予定だ。 迷っている時間はない……決めなくては…… あなたが自分の欲と自制心を天秤に掛け最後の決断を頭の中で固めようとしたその時…… 肩に回していた七穂の手が急に肩から滑る様に首元へと移動し、突然その手であなたの横顔を乱暴に掴んできた。 そしてその手に力を込め、あなたの顔を強制的に自分の方に向かせると、少しだけ身体を前のめりに出しあなたの顔を自分の“ワキ”に近づくよう仕向けて来た。 突然のそのような行動に出た七穂に頭の中が真っ白になったあなただったが、服の袖から零れる見事な彼女のワキを目の当たりにし思わず目を丸くして驚く表情を作ってしまう。 腕を肩に回していた為に大きく開いていた彼女の左ワキ…… 今までは足の裏にしか意識が向いていなかった為、目の前で無防備になっていた事に気付く事も出来なかったが……この様に顔を強制的に向かされれば嫌でも意識が向いてしまう。 実はあなたのすぐ横には彼女の無防備な腋が晒されていたのだと…… 顔が密着する程押し付けられた七穂のワキ。 鼻の頭がもう少しで腋の肌に付いてしまう位に接近したものだから彼女の体温すらもその鼻の頭に感じ取れてしまう。 舌を伸ばせば今すぐにでも舐めれてしまう距離……そんな急接近したワキを見せられ、あなたの理性はタガが何本も外れて崩れ去るのを余儀なくされる。 鼻で呼気を吸えばほのかに柑橘系の甘い匂いが鼻孔をくすぐる。多分……制汗剤か何かの匂いだろうが、とても良い匂いだ。 しかしワキの肌は足裏同様、僅かに湿ったテカりが見受けられる。きっと緊張の汗を滲ませているのだろう。 足の裏に置いた手の感触と……目の前に晒された無防備なワキ…… あなたは七穂に顔だけを抱き寄せられるような格好になっておりワキの匂いを嗅いでいるかのような姿勢になっていて若干恥ずかしいと感じてはいるが、それよりも何よりも自分の好きな部位を二か所も同時に味わっているという至福はそんな恥ずかしさすら吹き飛ばしあなたの判断力を奪い去っていく。 もう……これ以上は我慢できない…… この美味しそうなワキを……舐めてしまいたい。 この敏感そうな足の裏を……くすぐって笑わせてやりたい。 両方……同時にやりたい! 七穂が嫌がっても……それを同時にやってあげたい!! 後頭部に電気が走る程の欲望があなたの脳を支配し、その欲望は我慢のダムに亀裂を走らせ決壊を促してきている。 我慢するという選択肢を選ぶことがどんなに辛い決断になるかあなたは理解している。 例えるなら高めるだけ高められた性感をイク寸前でゼロに戻されるような……そんな喪失感を味わう事になるだろう。 そんな苦痛を……これ以上味わう事は出来るか? これ程くすぐりフェチを歓喜させるシチュエーションを作って貰って……手を出さないという選択肢はあり得るのか? 亀裂の入った我慢のダムはすでに決壊寸前まで追い込まれている。 これ以上……理性を保てる自信はない。 最後に決断しなくてはならない。 最後は自分の意思で……欲をゼロに落とすか、天井突破させるかを選ばなくてはならない。 映画の主人公の回想シーンは終わった。 敵のボスが仕掛けた爆弾が主人公の真横で爆発を始めた。 その爆発の閃光と爆音を浴びながら……あなたが最後に選んだ選択は…… A:ワキを舐め、足の裏をくすぐるという行為を躊躇なく行ってしまった→#32へ B:身を切る思いで七穂のワキから顔を離し、足の裏から手を離していった→#35へ