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誘惑☆デート①・②・③~年下彼女にあんなエッチな誘惑されて黙っていられると思います?~

#1  物語の最初から→#3へ  導入のストーリーを飛ばしてスタート(デートの直前)から→2へ #2  制作準備中 (続きから読むとき用の分岐場所となる予定です。本編は#3から) #3 「ずっと好きでした……。付き合ってください……」  高校の卒業を前日に控えた放課後の校舎裏で……あなたは思いの丈を全てぶちまける様に、前傾姿勢になりつつ後輩である相月七穂(あいづき ななほ)へ告白を行った。  パッツンに切った前髪の隙間から覗き込む特徴的な大きくて可愛らしい瞳が、あなたの告白を聞き瞳孔を開き驚く表情を作る。  あなたはすぐに気まずさに耐えきれなくなり視線を地面の方に落とし、彼女がどのように返事をくれるかを期待半分・不安半分の心持ちで待った。 「…………………………」  閉じそうな目で地面を見続けるあなたを観察するかのように真剣な顔で下から見上げている彼女……  てっきり答えをすぐに貰えるものだと踏んでいたあなたは、中々喋り出してくれない彼女に……困惑の色を隠しきれない。 「…………………………」  沈黙の時間が数分間続く……まだ彼女は口を開こうとはしてくれない。  何かを迷っているのか? それとも出す言葉を選んでいる真っ最中なのか……いずれにしても、この沈黙にはもう耐えられない。  不安と緊張がピークに達したあなたは、地面に落としていた視線を今一度七穂の顔へと戻し表情を伺おうとしてしまう。  するとその視界には先程の驚いた表情をした彼女の顔は既になく……あなたの事を興味深そうに顔を傾けジッと観察する、少し意地の悪そうな表情をした彼女の顔が映し出された。 「フフフ♥ 先輩ってば……もう沈黙に耐えられなくなっちゃいましたかぁ?」  あなたが目を開けて表情を伺おうとしたのを確認した七穂は、クスクスと可愛らしい笑みを浮かべ囁くようにその様にあなたに零す。  その言葉にあなたは図星を付かれ急に顔から火が出るかと思う程の恥ずかしさが芽生えてしまうが、清楚で可愛らしいイメージを持つ彼女からそのような言葉が出て来るとは思いもよらず、あなたは彼女の新たな一面を今更見てしまったかのようでドキリと胸を高鳴らせてしまう。 「すぐに答えを返さなかったのは……私からのささやかな復讐です。少しは反省してくださいね?」  クスクスと小さな笑いを零しながらそのように言う七穂に、あなたの困惑は一層深まるばかりだ。  告白したのに一体なぜ復讐されなくてはならないのか? その理由が思い当たらない。 「あぁ! その顔を見るに……なんのこっちゃ分からないって感じですね? 全く……こんなだから先輩は“鈍感”だって言われるんですよぉ?」  鈍感などと他の人にも親や友達にも今まで言われた覚えがない為いまいちピンとは来ないが……しかし、彼女はあなたの何かしらの配慮不足に気を悪くしていたらしく、片方の頬を膨らませつつあなたの顔を冗談交じりに睨みつけて来る。 「2年間も一緒に居たのに……告白するのが卒業直前の今って……ズルくないですか? 私は結構待っていたんですよ? 先輩が……そういう風に言ってくれるのを……」  そのように小声で呟かれ、あなたはようやく彼女の言わんとする事に気付かされる。 「あんまりにも直前までアプローチが無いものだから……もしかしたら脈なしなのかなぁって……諦めちゃうとこだったじゃないですかぁ! この数日間……私、悶々としてたんですよぉ? 卒業式の日にダメもとで告ってしまおうかって!」  彼女の方から告白を切り出そうとしていた……それはすなわち……今日よりもずっと以前から二人の想いは同じだったという事になる。  その想いの強さは……実は気付かなかったわけではない。  七穂と過ごしている内に自然と彼女なりのアピールをしている事には気付いていた。  きっと自分の想いと同じであるだろうな……と、思ってはいたのだけど、奥手なあなたはどうしても最後の最後まで告白するという行動に移せず、今日を迎えてしまったのだった。 「私の事……“ずっと好きだった”って言ってくれましたよね?」  あなたは彼女の言葉に無言で頷きを入れる。そして頷いたついでに視線を地面に落としたまま彼女の睨む様な視線から逃れようとする。  しかし、そんなあなたの逃げようとする視線に割り込むように七穂が下からあなたの顔を覗き込み、逃がさないぞと言わんばかりの目で睨みを利かせた。  そのどこか真剣でどこか訴えかようとする視線に……あなたは再びドキリとさせられてしまう。 「ずっとって事は……今よりずっと前に、私の事……好いてくれてたんですよね? だったら……なんでその時に想いを伝えてくれなかったんですかッ! 私は……先輩の事……最初から――」  七穂のその言葉に……あなたは彼女と出会った当時の事をフラッシュバックするように思い出す。  2年前のあの日……  あなたは初めて七穂と出会った。  真剣にやろうと思って入った訳でもない水泳部……可愛い女子の水着姿が見れればまぁそれも良いかという邪な気持ちを持ってその部活を選んだため、当然練習に身を入れる事もなく目標もなくただダラダラと貴重な青春を消化していく日々を送っていた。  ある程度は泳げるが真剣には練習しない……そんなあなたの態度を見て顧問の先生も呆れ果て、あなたへの練習も放棄するようになった。  まぁ、別に真剣にやるつもりはなかったのだから……その顧問の反応は嫌だとは思わなかったが、自分だけを仲間外れにするかのようなその態度には辟易する思いが湧かない訳でもない。かといって顧問の先生のご機嫌を伺う為に練習するというのも気が乗らなかったあなたは、真剣に泳ぎの練習をする同級生や後輩の姿を端のレーンでボーっと眺め目の保養をし、時間が来たら満足して帰るという生産性のない日々を繰り返していた。  そんなあなたを見かねて声をかけに来たのが七穂だった。 「先輩って……もしかして……水着を見るのが趣味なんですかぁ?」  てっきり……真面目に練習をしないあなたに怒りの声を上げるか、抗議の言葉を零すのかと内心冷や冷やしていたが……彼女はあなたに対して悪戯っぽい笑顔を浮かべ冗談交じりにそのように話しかけてきた。  予想とは違った第一声が掛けられたために面食らったあなただったが、すぐに彼女の言葉に「そうだよ? 悪い?」と言葉を返し不貞腐れるように頬を膨らませ不機嫌そうにそっぽを向く仕草を見せる。  普通なら、そのような態度を見せる不真面目な先輩に興味など持つ訳が無い……と、思うのだが……彼女の感性は他の子とは違っていたらしく、あなたのそのようなぶっきら棒に返した言葉に思いがけない返事を返してくる。 「ふぅ~~ん。だったら……私の水着姿とかも見てくれてたり……しちゃってます?」  その言葉が何を意図して言ってきたのかは理解出来なかったが、あなたはその言葉に……「いつも見てる」と、普通に考えたらセクハラにあたるような言葉を選び彼女に返した。  不真面目な自分をからかいに来ているというのならこれで追い返してやろう……と敢えて気持ち悪い印象を与える言葉を選んだつもりだったのだが、七穂はそれを聞いても呑気に「へぇ~、ふぅ~ん」と零すだけで中々その場から立ち去ろうとしない。それどころか、プールの縁に座って水面をバシャバシャ蹴ってあなたに水をかけ始めるなどあなたの予想とは全く真逆の反応を返し始める始末。 「はぁ~~あ……楽しぃ♥ やっぱ……私が思った通り……先輩って他の部員さんと違って……変わってて……面白いです♪」  あなたは顔に水をかけられながらも……その不可解な戯れの意味が理解出来ず、ケラケラと可愛く笑いながら水をかけてくる彼女にお返しの水を手でかける反撃を行い抵抗した。  そしてある程度お互い水を掛け合う子供の様な遊びをやり合うと、七穂が突然バタ足をやめその場に立ち上がると手を伸ばしてあなたに握手をするよう求めてきた。  肩に掛けてあった白いタオルにもあなたの反撃した水が掛かりびしょ濡れになっているが……七穂はその様な事など気にも留めず、恐る恐る伸ばしたあなたの手をがっしり掴んであなたがプールから這い上がって出て来るのを手助けしてくれた。 「入部して……ちゃんとご挨拶が出来てませんでしたよね? 私……1年の相月七穂って言います♥ これから2年間……よろしくお願いしますね?」  髪の先からポタポタと水滴を落としながらも、顔を僅かに斜めに傾けニコリと笑顔を見せながらそのように挨拶をしてくれた彼女……  あなたはその笑顔を見た瞬間から……彼女の虜となった……。  それから……事ある毎にあなたにちょっかいを出したり悪戯を仕掛けたりして絡んでくる七穂に……あなたは迷惑そうに装うも彼女との戯れを愛おしいと思うようになった。  そしてそんな出会いから数日も経たないうちに……あなたと七穂は部活外でも頻繁に会うような関係へと発展する。  昼は部室で一緒に弁当を食べたり……放課後は二人でゲームセンターやカラオケに行ってダラダラ遊んで帰ったり……朝は一緒に登校するようになったり……休日は遊園地や動物園など二人っきりのデートを楽しむ様になったり……  区切りはつけていないものの……誰の目から見ても“付き合っているのでは?”と思えるような関係を続けてきたあなた達だったが……あなたはどうしても彼女に告白をする勇気が出ず……自分の想いを伝えないまま卒業の前日の今日を迎えるまでになってしまっていた。  きっと告白しても彼女は受け入れてくれる……  それは彼女の反応を見ていても疑いようはなかった……  だけど……それでも、想いを伝える事は……怖くて仕方がなかった。  なにせ……あなたには……  人には言えない“秘密”を胸の奥に隠し持っていたのだから……。  この秘密を知られる訳には行けない。知られれば……きっと軽蔑の目で見られる事間違いない。  この性癖がバレればこの水泳部に入ったという理由も……その歪んだ性癖を少しでも満たさんとするために入部したのだと思われるに決まっている。  いや、それは間違っていないのだから否定できない訳で……言い訳のしようもないのだが……  そう……あなたはその“癖”が強いために……わざわざ興味のない水泳部へと入部したのだ。  水着姿になる女子……  彼女達の露出した肌……  その露出した肌の中でも……特に“あの部位”を苦労なく拝めるのは……この部活を置いて他にない。  バスケ部が着る“袖なし”のユニフォームも露出が見れて良いとは思うし、剣道部や柔道部などの袴や柔道着の下から零れる“あの部位”の露出を見るのも捨てがたいとは思ったが……  服を脱ぎ水着になって練習をするという水泳部はそれら両方のいいトコどりをした格好になる事を授業の最中に気付かされたあなたは、高校に入学するや否や、他の部には目もくれず自分の欲を満たす事だけを前提に置きつつ邪な気持ち全開でこの水泳部に入部する事を選んだのだ。  ただ単に露出が多いから水泳部を選んだ……というものではない。露出の中でも……特殊な部位の露出が見たくてあなたは水泳部を選んだ……  妄想する為に……  その部位を見て……特殊なプレイを妄想する為に……。  それは決して健全な高校生が浮かべてはならない妄想なのだろうが……あなたの曲がりまくった“癖”はその妄想を浮かべる為だけに水泳部へとあなたを導いたし、あなたの性癖を一層捻じ曲げる手助けを3年間の間に行ってしまった。    あの部位を……見れば見る程に高まり……欲求が強まっていくあなたの性癖……  まだ、あなたに“同意も得られていない身体に勝手に触るのは犯罪だ”という一般常識が根付いていたからこそ、その欲求は爆発せずに理性を保ててはいたが……見れば見る程に高まり続けて大きくなっていく“そこに自分の手で触ってみたい……”と思う欲求は、いよいよ妄想だけでは収まりがつかず……その日浮かべた妄想を家まで持ち帰り、毎日欠かさず自分を慰める手段に用いるまでに悶々とした日々を過ごすまでに膨らみ続けていた。  そんな邪な目で女子を見てしまう自分が……年下の可愛い後輩と付き合っていい筈がない……  あなたはいつしかその様な葛藤と戦い始める事となる。  告白して……七穂と恋人同士になったとしたら……今まで以上に親密になる事によって自分の秘密が何処かでバレる事になるかもしれない! そうなったら……彼女はこう思うに決まっている…… 『先輩って……私の事そういう目でしか見ていなかったんですね?』……と、軽蔑した目で見られるに決まっている。  その様な恐れが、あなたの心に枷を嵌め告白を渋らせていたのだった。  あなたの持っている“癖”は……一般的なフェチズムとは少し外れている。  この性癖を……理解してもらう事はきっと難しい……。  実際、どうしてその様な行為が好きなのか……と、問われても……パッとは応える事が出来ない。だから説明しようとしてもきっとモタついてしまう。モタつけば……その癖を理解される前に……気持ち悪がられて……すぐに破局してしまうという結果になるかもしれない。  それは嫌だ。  せっかく好きになった女性が出来たというのに……自分の癖が原因で別れる事になるのは……人生のトラウマになってしまうのが分かり切っている。  だから安易には告白など踏み切れなかった。  悩んで……悩んで……悩んだ末に……「やっぱり思いだけは伝えておきたい」と思えたのが、自分が卒業する前日……そう、今日なのだ。  ヘタレだと言われても仕方がない。根性無しだと言われても反論は出来ない……  だけど、彼女だけは……  七穂だけは傷つけたくないと思えたからこそ……時間をかけて悩んでしまったのだ。  結局……性癖云々はさておいても……好きだという想いは伝えないと自分がどうかなってしまいそうだ……と思ってしまったが故にこの顛末になったわけだが……。 ―――――― ―――― ―― 「むぅ! 理由を話さないつもりですね? 私に告白するのが今になった理由! 教えてくれないつもりですね?」  ズイっと怒った顔を近づけ、あなたの困った顔を間近で睨みつける七穂……  あなたはその目にタジタジになりながらも「ごめん」と言葉を零す。 「フンだ! 教えてくれないんだったらいいですよ! いつか絶対聞き出しますからッ! それまでは泳がせておいてあげます! でも……いつか絶対に話してくださいよ? ちゃんと理由が有ったから言い出せなかったんでしょ? 私への……気持ちを……」  普通に聞けば容姿に似合わず自信過剰な子だ……と、思うかもしれないが、彼女はそういう敏感な部分への察しが早い人間だ……  隠し事をしていてもすぐに見透かされる事もしばしば……  だからあなたは、彼女の言葉に申し訳なさそうに首を縦に振り彼女の言葉を肯定する返事を無言で返してあげた。 「途中から……何か隠しているなって……気付いてました。でも……それは、私の為に隠してくれていたって……思ってもいいヤツですよね? 打ち明けたら……私が引くかもしれないって思ったから隠した事ですよね?」  頭の中を見透かされているかのような彼女の問い掛けに、あなたは再び首を縦に振る。  すると彼女はその返事を見るとフゥと息をつき怒り顔を次第に緩めていき元のはにかむ様な笑みを浮かべるまでに顔を戻してくれた。 「別に……先輩に何を言われても……もはや引くような事はしないと思いますけど……、まぁ心の準備が整っていないというのであればまだ聞きません。いつかそのうち……言ってくれますよね? 付き合いが長くなってくれば……」  あなたを気遣いそのように返してくれた彼女に、ますます好きの感情が高まってしまったあなたはすかさず彼女にもう一度改めて「あなたが好きだ」と告白をし直した。  すると、七穂は…… 「私も……ずっと好きでしたよ? 先輩♥」  と、可愛く零し……照れ隠しの為かあなたの胸に飛び込んで手を背中に回し抱きついて見せた。  あなたはそんな彼女の柔らかい身体を両手で抱き込み……しばし……恋人同士にれたという実感を噛みしめるように目を閉じた。  あなたの心臓と同じように早く鼓動をする……七穂の心音が胸を経由して伝わってくる……  今はその鼓音を聞く事が……あなたの長く抱え込んでいた不安と緊張を癒してくれる。  彼女の為なら……曲がった自分の“性癖”など変える事も出来るはずだ……  あなたはその時……その様に心の中で思い……誓いを立てた……  彼女の為にも……この……特殊過ぎる性癖は……捨て去って、これからは欲だけで彼女を見ず……しっかり自分を律していこう……と。  しかし……そのような誓いの言葉も……  あなたの芯に根を張り尽していた長年育て上げられた“癖”には通用するはずもなく……  彼女にこそそのような感情を向ける事は我慢出来てはいたが、募り募った“癖”への欲求不満を満たす“道具(オカズ)達”は捨てるに至れず……  結局……その道具達を七穂に見つけられ……彼女に打ち明ける前にバレる形で……あなたは自分の癖を知られる事となってしまう……  →#4へ


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