(ぴゅあスマ2)#37
Added 2021-03-19 14:39:29 +0000 UTC#37 「ま、また……“腋”ですか?」 あなたが再び責め箇所を“腋”の部位を選択すると、恵理は露骨に表情を曇らせ顔を横に振って嫌がる仕草を取った。 その仕草を目に収めつつもあなたは恵理の背後に移動し背中越しに彼女の万歳している腕の付け根付近に目を落とす。 先程機械の手が這い出してきた円柱状の柱に背をもたれさせて拘束されている恵理の背中……後ろから見れば白衣が肌の露出を守っており見た目には少し残念な光景が広がってはいるが、あなたは先程まで白衣の正面から零れている彼女の美しい皮膚の色白さや華奢で整った肉付きの肌具合を見ていたのだから覚えている。彼女の身体がいかに魅力的だったのかなど見ていなくても記憶に焼き付いてしまっているのだ。 「が、我慢しなきゃ……今度は……しっかり我慢を……」 あなたの姿が正面から背後に回ったことに危機感を覚えた恵理はその様な事をうわ言のように零し、不安と緊張が混在している心境である事を示すように手に握りこぶしを握ってギュッと力を込めている様子をあなたに見せる。 あなたはその様子を窺いつつも両手を音もなく恵理の両脇に伸ばし、ゆっくりとした動きで指をくねらせ恵理に次に行う行動の予備練習をして見せる。 「っひっ!? その指の動き……い、いやらし……すぎです……」 あなたの意地悪なデモンストレーションを見た恵理は目を固く瞑り首を左右に振って嫌がる仕草を再び取る。 その様子を視界の端に入れながらもあなたは早速と言わんばかりに正面にある白衣の前裾を二本の指で摘まんで優しく左右に開き“腋”の部位をくすぐりやすいように敢えて露出させる。 まだ肌に触れてもいないのにその行為があまりにもむず痒く感じたのか、恵理は「ひゃっ!?」と小さな悲鳴を上げて再び首を左右に振って見せた。 可愛い反応だ……。あなたはそのように感じながらも、開ききった白衣の裾を恵理の身体に肘を軽く当てる事で戻らない様に抑えつつ露出させた腋にゆっくり両手を降下させていく。 正面から見ていれば……さぞかし可愛くエロティックな恵理の腋が見放題になっていただろうに……と、彼女の腋の形状を思い出しながら妄想を膨らませつつあなたの手はやがて恵理の腋の柔肌に指先だけが着地していく。 「ぅひっっ!? ち、チーフ!? や、やめてくださいっっ!! やっぱり腋は……」 プニッと柔らかい人肌より少し熱を帯びた恵理の腋の感触が各指先に伝わると、あなたの心臓は熱い血潮を鼓音に合わせて放出しその熱い血液を全身に漲らせてあなたの責め欲を大いに高めていった。 ――コチョ♥ 最初は優しく……指先で引っ掻く動作を一度だけ…… 「はひゃっ!? あぐぅぅぅっっっっっ!!!!」 と、そのつもりで動かした指先に……身体をビクリと震わせ思いのほか強い反応を返してくれる恵理。あなたはその反応にムラムラと更に強い責め欲が呼び起こされ、辛抱堪らんと言わんとするように肌に密接している全ての指をコチョコチョと動かして恵理にくすぐりの刺激を与え始める。 「はぐっぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!! うぐっっふ……っっぅ!!」 ビクビクっと電気ショックを浴びたように反応を返す恵理だが、どうにか込み上げてくるものを口元で我慢出来ている様子で唸り声以上の声は漏れてこない。 あなたは必死に笑いを我慢する恵理に愛おしさを感じつつも更に意地悪な刺激を送り込み始める。 ――コソコソ♥ コショコショ♥ コチョコチョコチョコチョ♥♥ 腋よりも筋肉の発達している腋端の部位を爪の先でコソコソと愛撫してあげたり、腋の窪みの少し下の柔肌を人差し指だけでソワソワと優しくこしょぐったり、指全部を使って腋窩の中心を素早く掻き毟ってあげたり…… 柔らかくて張りのある健康的な恵理の“生腋”をあの手この手で刺激しくすぐっていくあなたの攻撃に、恵理の我慢もすぐに限界を迎える事となる。 「うプっっふっっ!? くふっっっふっっ……んぐぅぅぅぅぅっっ!! ぅむぅぅぅっっ、んむぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」 顔を下げ必死に顔を横に振ってくすぐったさを紛らわそうと恵理だが、あなたのくすぐりはこの程度で収まる程慈悲深いものではない。 さっきの機械の責めを見て気付いていた。 彼女は、腋の部位の中でも……腋の中心よりも少し外れた部位をくすぐられるのが弱いという事を……。 腋の中心はくすぐられる事を予測しているだろうからある程度耐えられる事もあるだろうけど、この腋の側面だったり腋の少し下辺りをくすぐられると刺激の予測が立てられないらしく反応が過敏になってしまっている。 腋窩の中心を責めながらもそういう“外れた部位”も時々責めてあげると、彼女は飛び上がる程の反応をあなたに見せている。 くすぐり風俗という特殊な風俗店で働いているからこそ“くすぐられ慣れ”というのをしているのだろうが、そんな彼女だからこそこの王道を敢えて外した責めには弱いのだ。機械の責めは良くも悪くも単調であるが、それが故恵理の隠された弱点を炙り出すのに一助してくれた。機械の責めを見ていたからこそ恵理が本当に嫌がる責めを見極めることが出来たと言っても過言ではない。 「っくふっっっ! くふっっ……くっくっくっくっくっくっく……わ、笑っちゃ……ダメ……くくっく……が、我慢……しなくちゃ……っっふ! んくっっっっ!!」 必死に我慢すればするほど笑いたくなる欲求は強くなるものである。恵理も肩を震わせながら必死に笑いを堪えているが、内心ではきっと笑いを吐き出したいと思っている事だろう。 笑いたいのを我慢するというのは笑いを吐き出すよりも辛い行為である。笑い続ける事で苦しさは増すだろうが、笑いたいのに我慢を強いられるというシチュエーションの方が自分で欲求を我慢しなくてはならない為遥かに苦しい思いをすることになる。 笑いたくて仕方がないのに……笑う事は我慢しなくてはならない彼女……。健気にそのルールのために笑いたい衝動を抑えて我慢する彼女にあなたの手は容赦なくくすぐったい刺激を送り込み、彼女を笑わせようと仕向けていく。 笑ってはいけないと意思を固く持つ彼女に……笑え、笑えと囁きながら指先の暴力が彼女を追い詰めていく。 腕さえ上げていなければ……手さえ拘束されていなければ……万歳の格好さえしていなければ……恵理はそのような暴力を受ける事も無かったのに…… 彼女は万歳させられている。あなたの指にくすぐり犯されるのを待つように……腋を衣服などに守らせず……生肌を晒して待っていた。 あんたはその晒された“腋”にただ手を這わせてコチョコチョっと悪戯してあげるだけで良い。あなたのそんな悪戯から彼女は一切逃げられないのだから…… ――コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ……コチョコチョコチョ♥ 「はぎっひっぐっっふっっっ!! うぐっっぐっっくっくっくっく……ふっ! うくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅひぅっ!?」 顔を下げ震えながら自信に送られ続けるくすぐったさに必死に抗おうと口を閉じる恵理だが、あなたの手があまりに不規則に動くため刺激の予測が遅れ意図しない反応を返してしまう。 そんな反応を繰り返すうちに……本当に我慢の限界が訪れてしまったのか、恵理は不自由な上半身を必死に横に傾けあなたの顔を見ようと顔を限界まで捻って片目だけであなたの表情を見る。 なぜこのタイミングであなたの方を向き直したのか……それは疑問の余地が残るが、恵理は口元を波型に緩め目尻に沢山の我慢涙を溜め込んであなたの顔を見た。 そして、あなたがトドメにと取っておいた“ワキ端の筋肉筋を揉み解すくすぐり”を実行に移したと同時に、恵理は今まで我慢していたのが嘘であったかのように大きく口を開いてあなたの期待に応える馬鹿笑いをあなたに向けて吐き出し始めた。 「ぶひゃっっっっ!!? ぅぎゃあぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、いきゃあぁっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!! ち、チーーフっっふふふふふっふふふふふふふふふふふふふふふふふ、ンヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、くすぐったいっっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひいっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ンハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 唾に一部があなたの頬に掛かってしまう程のクールな彼女に似合わない豪快な笑いが吐き出され、あなたはようやく笑わせることが出来たと安堵する感覚と、自分の力で笑わせることが出来たという喜びの感覚が同時に湧き、何とも言えない多幸感に包まれる。 「びゃあぁぁあぁぁっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、うはぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、わ、わ、腋の端ぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひ、腋の端はくすぐったいれすぅぅぅふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ、やめっっ、やめでぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 あなたを見て盛大に吹き出してしまった恵理は、また顔を正面に向き戻してゲラゲラと大笑いを繰り返す。 足をバタつかせようと膝などを曲げようとしてみたり、手の枷をガシャガシャと鳴らせて腕を降ろそうと試みたり……恵理はその華奢な体躯を枷の許す限り存分に暴れさせてあなたの責めがくすぐったいとアピールする。 あなたはその反応を見て更に責め欲を刺激され、更なるくすぐりを彼女に課してしまう。 ――コチョコチョコチョコチョコチョ♥ コチョコチョコチョコチョコチョ…… 腋の窪みから脇の下の部位までを上下に素早くくすぐり往復させたり、二の腕の柔肌を爪の先でコショコショと軽く触ってこそぐったり……鎖骨に沿って軽く指をコチョコチョさせて見せたり、背中寄りの腋淵を指の腹でグニグニくすぐってみたり……ありとあらゆる責め手を使って彼女を強制的に笑いの支配下に置く。 「ぶはっっっはははははははははははははははははははははははははははははは、いきひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ンヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ……はひ、あひ……んあぁぁあぁぁぁぁっっははははははははははははははははははははははははは、やだっっはははははははははははははははははははははは、ひきぃぃひひひひひひひひひひひひひひひ、んへへへへへへへへへへへへへへへへへ、はひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ……」 恵理は身体を跳ねさせながらも顎を突き出し顔を天に向けて大笑いを繰り返す。 きっと笑いたくなどなかっただろう……きっと笑うのは恥ずかしくて普段も無表情が多かったのだろう……と、恵理の心境を勝手に想像しながら、彼女を無理やり笑わせる刺激を指先から送り込む。 伸びきった腋の筋を這う指の感触のこそばゆさたるや想像に難くない。どんなくすぐったさに笑い悶えさせられているのか……簡単に想像がつく。 それを理解しつつもあなたは無慈悲に指を動かして恵理の腋をくすぐり続ける。 カサコソ……カサコソ……と指と肌の擦れる乾いた音を掻き鳴らしながら、恵理の笑いのスイッチを何度も連打して自ら笑わせているかのような作業を繰り返す。 「んあっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、はひぃぃっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ンひひひひひひひひひひひひひひひ、うへへへへ、っははははははははははははははは!! わ、笑わないって決めてたのにぃっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、最後だけは絶対笑わないって決めてたのにぃぃっひっひっひっひっひっひっひ、ンヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、ひぃひぃぃ!!」 正面を向いてしまった恵理の笑い顔を背面から見る事は叶わないが、その反応とその笑い声で恵理がどのような顔をして笑っているのか簡単に想像がつく。あなたは銀髪の前髪の隙間から零れる彼女の可愛らしい笑い顔を想像しながらニンマリと色欲に駆られた笑顔を浮かべてしまう。 ――ピピピピピピピピ…… さぁ、これからもっと恵理を笑いの深い谷へ突き落してやろうとくすぐり手を強くしようとしたそのタイミングで、無粋にも時間切れのアラームが鳴り響いてしまう。 「……時間よ。一旦止めなさい?」 アラームの停止と共にあなたとは温度差のある鈴菜の低い声が冷静にあなたの攻め手を止めさせる言葉を紡ぐ。 その声に渋々くすぐりを止めて手を引っ込めたあなたは、今の彼女がどのような顔で崩れているのかを知りたくなり背面から彼女の正面へと回り込む。 「はぁ……ハァ……はぁ……ハヒィ……んくはぅ……はぁ……はぁ……」 しかし、あなたが回りくるのを見越してか恵理はすぐに下を向いて顔を隠してしまい、くすぐりに困憊する彼女の乱れた顔を眼前に収める事は至極残念な事に叶わなかった。 しかし……下を向いて荒く呼吸を繰り返す彼女の姿も中々に愛らしい。 晒すように磔にされている足を小刻みに震わせ、白衣の間から見えている胸と肩を大きく上下させながら必死に周りの酸素を取り込もうとしている姿は、普段の彼女のクールのイメージからは全く想像できず新鮮で愛らしい。 出来ればずっとそれを眺めていたいと思う気持ちもあるが、時間は有限でありプレイも有限である。次の工程に進まなくてはこのままタイムオーバーとなって店を出ないといけなくなってしまう。 あなたは美咲の方を振り返ると、彼女は優しく平手を打ってあなたに祝福の拍手を朗らかに送ってきた。 「流石はチーフ……無感情が板に付きつつあった恵理ちゃんを見事にその技巧で笑わせる事に成功しましたね♥」 疲労の様子をあからさまに態度で示している恵理と、その様子を嬉しそうに上から見下ろしている美咲……安全が保障されている彼女と、常に責めの危機に晒されている恵理との正反対な立場の違いにあなたは言い表しようのない落差のフェチズムを感じさせられる。 今、恵理はどんなことを思い項垂れて困憊の呼吸を繰り返しているのだろうか? その姿を見て美咲や鈴菜は何を思いながらそこに立っているのだろうか? 両極端な立場の彼女達が作り出すその異様なフェチズムに覆われた空間に呑み込まれ、あなたはドクンドクンと自分でも聞こえるような鼓音を胸から響かせ始める。 「しかし、彼女を笑わせたのはほんの入り口に過ぎません……ここからが尋問の本番です」 荒い呼吸を繰り返す恵理の姿を別段気に留める様子も見せず美咲は淡々とあなたに次の工程の話を始める。 「笑う事を“苦しい”と自覚した彼女をこれから二人がかりでくすぐって無理やり笑わせ続けてください。恵理ちゃんがそのくすぐりの苦しさに耐えきれず真意を話す気になったのでしたら尋問は成功と言えるでしょう。逆に制限時間である30分を耐えきってしまえば今日の尋問はそこまでになります……また日を改めて彼女を追い詰めるとしましょう……」 肩を上下に揺らして呼吸をしていた恵理だったが、次第に肩の揺れも落ち着きを見せ始め……顔を上げるだけの余裕も取り戻していく。 「責め手の一人目は勿論チーフにお願いするつもりですが、もう一人のパートナーは私か鈴菜……どちらか好きな方を選んでいただく形となります」 そのように説明すると少し離れた位置に立っていた鈴菜が不機嫌そうな表情を浮かべたまま美咲の横まで歩いてきて、何を言うでもなく無言であなたを睨むように視線の圧を傾けてくる。 「責め箇所は上半身か下半身かのいずれかをザックリ選んでいただいて、パートナーに選ばれた私か鈴菜はチーフが選ばなかった方の部位を責めることに致します……」 説明を終えた美咲は横に立った鈴菜の低い肩に両手をポンと乗せ、視線を合わせるように腰を屈めてあなたの顔を下から眺める。身長差のある鈴菜に配慮してワザとそのような振る舞いをして見せたのだろうが、鈴菜の方は不機嫌極まりない顔でフンと鼻で息を吐きあなたの顔からも美咲の顔からも目を逸らす。 その鈴菜の性格を表すような子供っぽさの抜けない生意気そうな仕草に、あなたは不覚にも彼女に愛らしさを感じてしまう。 普通の客商売ならこのような態度……クレームになりかねないほど不親切に見えるが、この店では店員のキャラとシチュエーションを重視するプレイが売りなのだから文句のつけようが無い。むしろそのような態度を取る娘だからこそ愛らしさも同時に見え隠れしてしまう。 そして、その鈴菜に調子を合わせるように背を低く屈めた美咲もまた、大人の女性らしさと無邪気な子供っぽさを併せ持つ魅力的なお姉さんにあなたの目には映り、こちらもまた不思議な魅力を醸し出していた。 これからどちらかを“選ばなくてはならない”という身にはどちらも魅力的に映ってしまい目移りしてしまいそうになるが、迷っているような時間はない……こうしている間にも時間は刻々と過ぎているのだから。 あなたはスッと息を吸い込んで肺に新鮮な空気を満たし尽くすとそれをゆっくりと吐き、そして恵理の顔を改めて直視する。 恵理も前髪を頬にベタ付かせながらも片方の赤い目でジッとあなたの目を見て顔を背けようとはしない。 その目を見ながら、あなたは脳内会議で決定した組み合わせを口から出した。 あなたは…… A:上半身を自分が責めて、下半身を“美咲”に責めさせる……と宣言した。→#44へ B:上半身を自分が責めて、下半身を“鈴菜”に責めさせる……と宣言した。→#45へ C:上半身を“美咲”が責めて、下半身を自分が責める……と宣言した。→#46へ D:上半身を“鈴菜”が責めて、下半身を自分が責める……と宣言した。→#47へ