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ハルカナ
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(ぴゅあスマ2)#18

#18  チェックの段階では全く触れていなかった……未知の領域……美咲の足の裏。  あなたはその底足部を正面に迎えるように立ち改めて彼女の足裏を観察する。  足の親指の根元から膨らむ母指球の丘陵と小指、薬指の根元から膨らむ小指球の盛り上がり……その間に挟まれた谷間はそのまま足裏の中央である土踏まずの部位へと繋がっている。  あなたの視線に気が付いているのか、彼女の足指は時折落ち着きを無くすようにヒクヒクとくねらせてあなたの視線を恥ずかしがる。その行為が誘っているようにしか見えなかったあなたは、見ているだけでは辛抱堪らんと腰をその場に落とし顔の目の前に彼女の右足が来るように低い姿勢になってくすぐる体制を整えた。 「んっっ…………うぅ…………」  顔を近づけた事によってあなたの荒くなっている息が足裏にかかったのか、美咲は悩ましい声を上げて足指をモジモジさせて見せる。  目の前には美咲の堂々と晒された大きな足裏があなたのくすぐりがいつ行わるのかと無言で待っている。  あなたはその無防備に晒されてある足裏に悪戯心を刺激され、今度はワザと自分の方から口を細く結んでフゥ~っと息を吹きかけてみる。 「んひゃっ♥ ぅんっ……ふっっ♥」  美咲はあなたの悪戯に足指をパッと広げ、驚きを表現するような仕草を取る。  まだ触ってもいないのにこの反応……可愛らしい。そう思ったあなたは両手をサッと目の前に構え「今からくすぐってやるぞ」と言わんばかりに指をワキワキさせて彼女の足裏に手を運んでいく。 ――チョン♥ チョチョン♥ チョンッ♥♥  あなたはまずは手始めにと言わんばかりに右手をボールを掴むような形に変え指先の土踏まずを包囲するように縁側に沿って円形に配置されていった。 「やっっはっっっ!? ぁん♥」  次々足裏の端に触れていく指先の感触に美咲も吐息交じりの声を思わず上げさせられる。  その声は……笑いを堪えようとするような苦悶の声とは違い、何処か湿った熱を帯びたような甘い声に聞こえなくもなかった。  これからくすぐられるというのに、そのような甘い声を零す余裕があるはずがない……あなたは聞こえた声に対しそのような解釈を下し、置いた指達に次の命令を与え始める。 ――コ……チョ♥ コ……チョ……。コ……チョ♥  焦らす様にゆっくりと……それでいてしっかり刺激を味わえるように指先に力を込め、5本の指を一斉に土踏まずの中央へ向けてなぞるようなくすぐりを開始する。 「はひゃっっっ!? いひゃあぁぁぁぁんっっ♥」  その刺激があまりにこそばゆかったのか、美咲は下半身をビクンと震わせあなたのくすぐりに反応を示す。 「あっっはっっ! ひっっ!? んひっっっ!」  指先が土踏まずのもっとも敏感な窪みに到達すると美咲は更に身体をビクつかせてあなたの責めに呼応してみせる。  きっと耐えきれずに身体が勝手に震えてしまっているのだろう……と、反応から推測したあなたは“この機を逃すものかと”と言わんばかりに土踏まずの中心に集まった指達を思い思いに展開し彼女の足裏のあちこちをランダムに責めさせ始める。 「んはっっ!? やだっっっ! あぁぁぁっっん、くすぐったいぃぃ♥」  足裏を隅々まで這い回るあなたの指に、美咲はついに“くすぐったい”という言葉を口から零してしまう。  しかし、この“くすぐったい”という言葉は……あなたの期待する屈服を示す言葉などでは決してなく……その真逆の感情で発せられた言葉に過ぎなかった。 「あはぁっ……良ぃ♥ 足の裏をモジョモジョ好き勝手にくすぐる指が……ムズムズして……無性に気持ち良くなっちゃう♥ あぁはぁあぁぁぁっ♥ もっと……触って? ねぇ……もっとぉ♥」  あなたは真面目にくすぐっている。  爪を立てて土踏まずを引っ掻いたり、足指の間を撫でたり指の付け根をコショコショと素早くくすぐったり……様々な攻め方を駆使しつつ美咲の足裏を嬲っているつもりだ……。  しかし彼女の反応は……くすぐり責めを受けているそれとは180度違う。笑い悶えるというよりも……悦んでいるようにさえ見える。その証拠に、彼女は求めてきている……足裏をもっと触ってくれと……  あなたは必死に彼女の笑ってしまうポイントを探って責めを続ける。脚の側面を弄ったり足の甲をまさぐったりもしてみた……しかし彼女の反応は変わらない。それどころか……あなたがまだ触れていなかった彼女のカカトに狙いを絞って触り始めるや否や…… 「あぁぁぁっっ♥ 良い! そこっ! そこ良いぃぃ♥♥ カカト……ムジュムジュして気色悪くて、すっごくこそばいぃぃぃ♥ そこ……もっとイジメてください♥ 爪の先で掻き毟る様に責めてくださいぃィ♥」  と、清楚そうな彼女のイメージが崩れてしまいそうなおねだりがその口から零れ出す。  あなたは時間に迫られ、やけくそ気味にその美咲のリクエストに忠実に答えるかのように両手をカカトの周囲に添え希望通り爪の先でガリガリと引っ掻くようなくすぐりを彼女に施してみる。 「アハァァァァァッッんんっっ♥ ダメっっ! ゾクゾクするぅぅぅ! そこダメぇぇぇぇぇぇぇぇ! もっとコチョコチョしてぇぇぇぇぇ!!」  ダメもとで彼女の希望通りの責めをしてみたあなただったが、そのような“受け手の希望に沿うような責め”が効果を発揮するはずもなく、美咲は身体をビクつかせながらもその責めの快感に酔いしれた。  あなたはその時点で心折られ、彼女を笑わせるという最低目標を放棄する事となる。    美咲の足裏は控えめに見ても魅力的であったため……是非笑わせて自分も快感を得たいと思っていたのだが……  彼女はどうやら足裏が性感帯だったらしく、くすぐりに対して鉄壁の耐性を持ってしまっていた。  あなたはクリアできなかった無念さんを噛みしめながらも、美咲の足裏の触り心地の様さを最後に味わいながらプレイを終えた。 「残念だったわね……ワキと脇腹を責めた時は反応が良かっただけに悔しいでしょう?」  あなたは短く頷きを入れる。 「まぁ、チェックできなかった部分だし……仕方ないんじゃない? まさか足裏が性感帯だなんて……触るまで誰も分からないでしょうし……」  確かに触らないと分からない部分ではあった。でも最初に触った時のあの驚き方は、快感を得た時のそれとは違う……別の反応だったようにも思える。  もしかすれば……足裏も責め方によっては笑わせる事が出来たんじゃないだろうか? あなたはそのように後悔の念を抱きながら今日のプレイを終えた。  ルール通り、対象を笑わせられなかったあなたは次のプレイまで進めなかった。上着を脱いでまで気合を入れていたあなたはイソイソと上着を羽織り直して店のレジで精算をし終える。そして店から外へ出ようと後ろを向きかけた時、店の奥から恵理が駆け寄ってきてあなたにそっと耳打ちするように言葉を零した。 「残念でしたね……これに懲りず……また、いらしてくださいね?」  あなたはコクリと力なく頷いて見せ店を後にしようとする。  そんなあなたの手を恵理が突然握り、何かをあなたの手の中に渡して店の奥へと引っ込んでいった。  あなたは手渡されたのが小さな折り畳まれた紙切れだと気付き、店を出てすぐにその紙を開いて見てみた。  そこには……恵理の性格を表すように小さな字でこう書かれていた。  “鈴菜さんのコースを選ぶ場合はパートナーに私を選んでみてください♥ 彼女……気持ちの読めない私の責めが苦手なようですので……”  あなたはこの手紙を懐にしまい帰路に就く。  次は絶対に最後のプレイまで進むぞ! と心の中で気合を入れながら……  『美咲ルート失敗①……【触っていない足裏は実は効かなかった!?】エンド……完』  ※別の日で改めて再プレイ→#1へ


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