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ハルカナ
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(ぴゅあスマ2)♯11

#11  あなたが最初に筆を向かわせた場所は、美咲の足の裏だった。 「っ………………」 あなたが向かった箇所が足の方だと分かると美咲は唇を苦々しく噛み、あなたを睨むように見据える彼女……。あなたはその反抗的な目を眺めつつ腰を屈め美咲足裏が目の前に来るよう姿勢を低く構える。  匂い立つような大人の色気が凝縮された美咲の大きな足の裏は、気持ちが乱れている彼女の心情を表すように足指をモジモジと動かしてあなたを誘っている。  筆は一本しかない為左右に開かれた足のうちどちらかを責めるという事になるが、あなたはどちらの足裏を責めようかと見比べながら時間をかけて責め箇所を選定する。  正直どちらの足でもいいとは思ったが、たまたま見た右足の土踏まずの端に小さなホクロを発見したのをきっかけに、あなたは美咲の右足を責めるという決断を下した。  ホクロがあるからくすぐったくなる訳でもそれがあるから笑ってくれるという訳では決してないが、その土踏まずの端にひっそりと存在感を示しているホクロの存在はあなたの好奇心を大いに刺激し決断の助長を行ってくれる。 ――チョン♥ 「んっっ!? ふっっっ!!」  そのホクロに向けて吸い込まれるように筆先を突き立てて降ろし先端の毛先で僅かにホクロの周囲を触ってみせると、美咲は足をビクリと反応させて思わず声を漏らしてしまう。 ――サワ♥ サワサワ~♥ サワサワサワ~~~♥  反応が良かったのを幸先良しと捉えたあなたは、ホクロの周りをなぞる様に毛先を滑らせ徐々に筆の触る範囲を広げてこそばさを与えていく。 「ふっっ、ふはっ! ンぅ……うぅぅ……んん……」  筆が土踏まずの中央に向かうたび……足裏をコソコソとくすぐっていくたびに美咲の声は刺激の度合いに合わせて大きくなっていく。  足の指は痒みを紛らわすかのようにジタバタとせわしなく暴れ、美咲の喘ぎ声もあなたの耳にはっきりと届けられるほどの声量となる。  しかし、その喘ぎ声を聞くに至り、あなたはこの責めに対する違和感を感じ始めてしまう。 「っは♥ あぁぁっっひっっ!! ぅん……良いぃ♥ あはっ♥」  筆はしっかりと土踏まずの部位を円を描くように撫でてくすぐっている筈なのに、美咲の表情は笑いを堪えようと苦悶の表情を浮かべるどころか、頬をピンク色に火照らせ熱い吐息を口から吐きながら喘ぎを増す始末……  これはどういう事なのか? 自分の触り方が悪かったのか? それとも、触る場所が悪かったのか?? あなたは焦りの汗を額に滲ませ、すぐに筆の位置をカカトやら足指の付け根やら足の甲やらと触る箇所を広げてみる……。しかし……。 「はひっ♥ あぁぁん、そこ~~♥ カカトぉ♥ すっごく良い♥ ゾクゾクしっぱなしで……私……なんかダメになっちゃいそう……あはぁぁぁぁぁぁ♥」  責め場所を変えても、筆の動かし方を早くしたり遅くしたりと切り替えても、美咲の反応は変わらない……それどころか、カカトや足指の先端付近を触ってあげると身体を跳ねさせて悦びの声を上げてしまう始末。  くすぐっても、くすぐっても……美咲は笑ってくれない。笑いを我慢しようとする素振りすら見せない……  足の裏は美咲の性感帯なのであろう……くすぐったさより先に淫欲を高めてしまう箇所になってしまっているようだ。  そんな箇所を責めても彼女を笑わせるという目標を達成できるはずもない……悦ばせてしまうだけだ。 「アハン♥ カカトぉ~~♪ もっとカカトをコショコショしてくださいぃ♥ そこが弱いんですすぅ♥ あはぁぁぁぁぁぁぁっっっ♥」  あなたは数分間、美咲がおねだりする様子を白けた顔で見ながら筆を静かに足裏から遠ざける。 「あら? もう最初のチェックはしなくていいの? 時間はまだ残ってるわよ?」  あなたはフゥと溜息をついて時計を見る鈴菜に首を横に振って見せる。  この部位は責めてはいけなかったんだ……と後悔の顔色を浮かべながら……。 「残念だけど美咲の足裏はくすぐりは効かないみたいね……どうする? すぐに次の責めに移行しちゃう?」  悦んでしまう足裏をこれ以上責めても何の意味もない……。  せめて次の責め場所で良い反応をさせなくては、折角拷問師という設定を貰ったのに意味を成さなくなってしまう……。  あなたは頭を大きく縦に頷かせ、腕を組んで不安げな表情を作る鈴菜へ返事を返す。 「分かった……じゃあ、2回目のチェック……どっちにする? 腋の窪みか……脇腹だけど……」  あなたはそれを聞いて美咲の上半身に視線を移す。  頬をピンクに染めて涎をだらしなく垂らしている美咲の顔のすぐ下には、彼女の大きく万歳した美しい腋があり、キャミソールという布地を挟んでその下にはこれまたわざとらしく露出させられた腹部と脇腹があなたの目に映り込む。  どちらも魅力的な部位であるのは間違いない。しかし、初手をミスしてしまったあなたは次の責め場所を外すわけにはいかない……しっかり良い反応を取ってみせ弱点を明確にしておきたい……。  あなたは足裏の責め時間を使ってゆっくりと次の責め場所を考え……そして決心した。   「顔をこっちに向けたって事は……決めたと考えていいわよね? 次の責め場所……」  あなたは深く頭を頷かせ鈴菜に返事を返す。 「いい? 次のチェックが終わったら……あとは本番に移るだけなんだからね? そこで笑わせられなかったら、ゲームオーバーよ。分かってる?」  あなたは再び頭を縦に振る。そんな事は分かり切っていると言わんとするように…… 「分かった。じゃあ選びなさい……どっちを責めるの?」  あなたは鈴菜の促しに応じて美咲の上半身を再び視界に収め…… A:腋を責めてみる……と宣言した。→#12へ B:脇腹を責めてみる……と宣言した。#13へ


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