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ハルカナ
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(ぴゅあスマ2)#4

4 「あら、私のコースを選んでくださるんですね? ありがとうございます♥ では準備をしてまいりますので待合室のソファーにて少々お待ちください。準備が出来次第“鈴菜”を迎えに向かわせますので……」  そのように言い残すと美咲は足早にカウンターを後にし、何やら奥の方で鎖の擦れる音やらロッカーを開く音を忙しなくたてプレイルームの準備をしにいった。  あなたはしばし人の居なくなった受付の待合室をウロウロと歩き回って、美咲の趣味なのか他のコンパニオンの趣味なのかも分からない可愛らしいメリーゴーランドの置時計や実際に水の出る噴水のオブジェを眺めながら迎えが来るのを待った。  それから数分の後、ある程度店の装飾などを見て回ったあなたが腰を落ち着かせるためにソファへ座ろうと姿勢をかがめようとすると、タイミングを計ったかのように店奥の扉がバタンと勢いよく開き奥から不機嫌そうな表情をした背の低いツインテールの女性がズカズカと待合室へと入ってきた。  ジーンズ素材のオーバーオールに紺色のタンクトップという……いかにも子供っぽい格好で現れたその子供っぽい女性は彼女がコンパニオンの一人であることを証明するかのように美咲と同じネームプレートを胸ポケットに付け彼女の名前が“鈴菜”であるとあなたに無言でアピールする。  鈴菜は待合室に入るとキョロキョロと辺りを窺う様子(恐らく演技)を見せ、あなたの姿を視界に収めるや否や迫る様に詰め寄り睨んだ目のままあなたに意味不明な設定を押し付けてくる。 「あんたが巷で有名な“拷問師”ってやつよね? やっと見つけたわ……」  一瞬、何を言っているんだ? と疑問符を持ち掛けたあなただったが、目の前の鈴菜が合図を送る様に顎をクイッとあげて“お前も演技をしろ”と無言で訴えかけてきた為これがこのコースの設定であることを暗に理解する。 「今から1時間、あんたを雇ってあげる! だから私と一緒にきて“あの女”の化けの皮を剥がして頂戴?」  あなたは自分の設定が“拷問師”であるという非現実的ではあるが官能性のある役割が与えられたことに心臓の鼓動を更に高鳴らせ彼女の問いかけに頷いて見せた。 「分かっているとは思うけど、私はあんたの事全く信用してないから! 大した腕ではなさそうだと判断したらすぐに解雇しちゃうんだからね?」  もはや客なのか雇われる側なのかよく分からない立場に置かれたあなただが、鈴菜の“返事をしろ”と言わんばかりの睨み目に頭を縦に振るしか選択肢は許されない。 「じゃあ、ついてきなさい! あの女……絶対許さないんだからっ!」  写真で見た時の鈴菜もこのような不機嫌な表情を見せていたが……演技をする時もそういう役回りなのか不機嫌な顔が板についている。あなたはさっさと一人でプレイルームの廊下へ進んでいく鈴菜の小さな後ろ姿を追って“001”と書かれた部屋の前へと辿り着く。  扉の奥からは微かに「やめて!」とか「何をするんですか!」などの悲鳴が聞こえてくる。  鈴菜はドアノブを勢いよく回し、その悲鳴の発生源である部屋の扉を勢いよく開いて見せた。  ドアが開かれると、それまで微かにしか聞こえてこなかった悲鳴が急に大きな声量となってあなたの耳に届けられる。 「待たせたわね恵理。連れてきたわよ、こいつがあの“拷問師”ってやつ……」  部屋の中にはマットレスと鉄枠だけの簡易的なベッドが中央に設けられ、そのベッドの上に先程の受付嬢である美咲が極端な薄着に剥かれ寝かされていた。  特徴的な黒く艶のある長い髪は身体の下敷きとなってしまい体側部から僅かに顔をのぞかせる程度しか見られなくなってしまったが、その代わりに彼女のシルクの様に美しい白い素肌があなたの前に晒されている。  先程までの全身を守る様に着込んでいた紺色のスーツとスカートは雑にベッド横へ投げ捨てられ、その下に着ていたカッターシャツも皺になるのもお構いなしに床に脱ぎ捨てられている。それを見ただけでも、彼女が2人によって乱暴に服を“脱がされ”強引にこのベッドへ寝かされたのだと暗に理解させられる。  今の彼女はカウンターであなたを出迎えてくれた時の凛とした態度をベッドの上ではしていない。彼女に馬乗りになって手に枷をはめようとしている“恵理”と呼ばれた女性に必死に抵抗しようと顔と手を大いに振って暴れて見せている。 「鈴菜……。ゴメン……この人が暴れて……中々拘束できてない……」  右手だけにはどうにか枷がはめられていたようで、美咲の右手は頭上の斜め上にあげさせられる格好で拘束されているが、左手と足は暴れ回っているせいか中々拘束できていない様子……その事実を恵理はトーンの低い冷静な声で鈴菜に伝える。  恵理の格好は写真で見た白衣姿の彼女とは異なり、今回のシチュエーションに合わせたのかピンク生地の可愛らしい花柄のワンピースと黒いストッキング姿という若干低年齢意識させるかのような服装に身を包んでいた。しかしその若さを感じさせる服装も彼女の銀の髪色と相まって、まるで異次元から召喚されたかのような可愛らしい雰囲気を醸し出している。 「もう! しょうがないわねぇ! ほら、あんたも右足をあの枷にはめてあの女を拘束なさい! 私は左足をヤるから!」  鈴菜はそう告げると暴れようとする美咲の足首を雑につかみ上げ、革製の枷のある方へ足首を強引に運んでいった。そして拘束させまいと力を込める彼女の足首に革のベルトをしっかりと巻き付け、万が一取れてしまわない様にとキツくベルトの穴に金具を通して拘束して見せた。 「ほら、あんたもヤりなさい! キツく巻いていいから……絶対に逃げ出せない様に拘束しちゃうのよ」  見事な手並みで足を拘束した鈴菜に見惚れていたあなたに鈴菜から言葉が飛ぶ。  あなたは意識を取り戻すようにハッと我に返りいそいそと反対の足の方へと向かい美咲の脚の部位に手をかける。  鈴菜の時の様に暴れてはいない美咲の右足……恐らく、拘束しやすいように動きをわざと止めてくれているのだろう。  あなたはそっと彼女のふくらはぎに下から差し込むように両手を添え、僅かに脚を持ち上げて目的の場所まで彼女の脚を移動させていく。  見た目の柔らかさを肌にも冠しているかのようにその触り心地は柔らかく、指の沈み具合や肌の温かさを直に感じていると何とも愛おしい感情が沸き上がってきてしまう。  そんあ愛おしい美咲の脚を無造作に置かれた革枷の上に足首が来るように丁寧に置き、あなたは鈴菜の指示通りベルトをキツめに巻いて彼女の右足の拘束を終える。  改めて見る美咲の今の姿は、先程受付で見せていた清楚な雰囲気とのギャップが相まって一層エロティックさが際立って見えている。薄紫色のレースのパンティから伸びる緩やかな柔らかそうな太腿のライン……その太腿の途中には先程までそこにはストッキングを穿いていたという事を示す袖口のゴム跡がついていて、それもまたいやらしさに拍車をかける。  彼女のストッキングは何処に脱がされたのかは分からないが、確かに今は穿かされていない。衣服による防御をとことん無くしてしまおうという考えが伝わるかのように彼女の脚は何も穿かされず“素足”に剥かれてしまっている。  そこにこれから何をするのか……それはあなたもこの店に来る前から理解しているが、その姿を見ると改めて責めたい欲が掻き立てられ思わず先走って触ってしまいそうになる。  そんな心情を察しているのかあなたが手を伸ばそうとした瞬間、鈴菜がストップをかけるようにあなたの目の前に立ち腕を腰に当て下から見上げながら話しかけてきた。 「あの子が手を拘束してる間に、あんたに今回の依頼内容を改めて確認しておくわ。いい?」  あなたは先走ろうとした手を慌てて引っ込め、鈴菜の言葉に頭を縦に振る。 「あの女……恐れ多くも私の彼氏を寝取った疑いが掛けられているの。っていうか寝取ったっていうのは間違いないの! だって……あんなに私一筋だった彼が私を捨ててあの女に靡くなんて考えられないもの! ね? あんたもそう思うでしょ?」  あなたは何も考えず再び頭を縦に振る。 「この女……美咲はかたくなに否定してるけど、証拠は挙がってるしもう言い逃れも出来ない状況よ。私だって自白もしない女をイジメるのは主義に反するし、親友の恵理にそんな事させるのも嫌だったの……だからあんたを呼んだの、分かる?」  正直、このプレイにここまでの設定が必要なのか? と疑問の余地は残るが、話を聞くうちにだんだんと“この世界”に引き込まれてきているというのも事実だ。話が進むにつれまるで自分が本当に拷問師として雇われたんじゃないか……と錯覚するようになっていく。こういうのをイメージプレイというのだろうが、その良さというものがあなたもジワジワと伝わってきている気がする。 「証拠を残したくないから傷をつけるのはNGよ。まぁ、あんたの拷問スタイルを聞いて心配はないだろうって踏んではいるけど……」  拷問のスタイル……そんなの決まっている。アレしかしない……いやアレをやるためにこの店に来たのだ。 「でも私もまだあんたの言う……“くすぐり拷問”ってやつをあんまり信用していないわ……本当にそんな子供の悪戯みたいな拷問で美咲を屈服させられるの?」  そう……くすぐりだ。拘束された彼女に与えられる拷問は“くすぐり”なのだ。 「まぁ、疑問は実力で示してもらおうって思っているわ。“くすぐり拷問師”って言われるくらいだから得意なんでしょ? 女をくすぐって笑わせる事が……」  あなたは頭を大きく縦に振る……期待を込めるように大きく。 「じゃあ、まずはそのお手並みを拝見させてもらうわ。こいつを使って30分以内にこいつを笑わせて見せて?」  頭を上げたあなたに鈴菜が1本の筆を手渡す。何の変哲もない……書道の時に使うような大筆……。 「この筆を使ってまずは最初の15分であいつの弱点を見つけてみせなさい? ただし……触っていい箇所は2か所だけよ」  筆の毛並みは細く繊細で……手のひらに筆先を這わせてみればすぐに毛先をくねらせて先端を寝かせてしまう程……。しかし手のひらを這わせた感触はあなたをゾクゾクさせてしまう程こそばゆい……。手のひらだけでもそう感じるのだから、きっと彼女の弱点をそれで触れば…… 「2か所を触ってみて反応を見て弱点を推測出来たら、後は残りの15分間でその弱点を直接“手”で責めてトドメを刺してあげなさい。まぁ、この女はどうやら相当敏感らしいから弱点じゃなくても笑うかもだけど……もし笑わせる事すらも出来なかったら今回の話は無しよ。お金も一切払わない……いいわね?」  この筆を使って弱点を探し出す……そして残りの時間で思いっきり手でくすぐって笑わせられれば次のステージへ進める……これがこのイベントのルールだ。成程上手くシチュエーションとも噛み合っていて違和感がない。 「鈴菜……こっちの拘束も……終わった……。いつでも……良いよ」  美咲の身体に馬乗りになって手の拘束を行っていた恵理が、いつの間にやらベッドより身体を降ろして鈴菜の背後に立っていた。そして消え入るような声でそのように告げた。 「あぁ……準備が出来たみたいね? 良い格好になったじゃない♪ 人の彼氏を寝取った泥棒猫には丁度いい格好よ♥」  あなたの前から半歩横にずれてわざわざ拘束された美咲の様子を見えるよう気を利かせる鈴菜。あなたは今まで恵理の身体でよく見えていなかった美咲の上半身の格好をそこで初めてじっくり見る事となる。  脚同様に股を開くように大きく斜め上に向けて上げさせられた腕……手首にはそれぞれ革製の枷がはめられており、その枷も彼女の手を引っ張りながらベッドの脚へと繋がっている様子が見える。  両手両足を開いてピンと伸ばしたX字の格好を強いられている美咲だが、身体の部位は大きすぎるそのベッドマットから一寸たりともはみ出してはいない。背の高い彼女が万歳してもなお余裕のあるそのベッドは……恐らくキングサイズよりも大きい特注のベッドマットだろう。そしてそれを四隅の太い脚でしっかり支えているベッドフレームもまたプレイを行うために特別に作られた機材だと理解できる。 「ちょっっ! 放してください! 私は何も悪い事なんてしていません! 誰か分かりませんがこの拘束を解いてください!」  美咲の上半身は上着もその下のカッターシャツも脱がされており、インナーとして着ていたであろう裾の短い薄ピンク色のキャミソールだけという格好。彼女達に脱がされたのか、はたまた最初から付けずに過ごしていなかは定かではないが、恐らく今の彼女は下着(ブラ)を着けてはいない。その証拠に、豊満な胸の丘陵を覆う布の頭頂部にいたいけな彼女の小豆だいの膨らみが目立つ突起物として浮かび上がってしまっている。  それを見ているだけであなたの頭はのぼせるように熱く血が巡り、心臓の高鳴りをこれでもかと加速させていく。 「ふん! よく言うじゃない美咲! あんたが寝取ったって事はもう彼が白状したのよ。今更言い逃れなんて出来やしないわ……」  キャミソール姿であるが故、普通のシャツなどと違ってその衣服には“袖”がない。袖が無いという事はつまり……肌を隠す布が存在しないという事になる。特に……今の様に万歳の格好で拘束されている彼女にとってそれは致命的な格好だと言わざるを得ない。これから行われるプレイ……もとい“拷問”の趣向を考えると……尚更である。 「白状したって……白状させたんでしょ? 私に今からする様に……拷問をして……」  必死に枷を振りほどこうと手に力を込めている美咲……しかし彼女の力では枷に繋がったワイヤーを振り切る事もたゆませることも出来ない。彼女は本意でなくとも腕を上げ続けなくてはならない……。この無防備な格好のままで……。 「そりゃそうよ……私を裏切ったあいつにはしっかり拷問してあげたわ♥ そしたらちゃんと喋ってくれたわよ? あんたの家に遊びに行ったら押し倒されて気持ちいい事されて恋人になる事を強要されたって……」  キャミソールの裾から頭上まで一直線に伸びている彼女の白く柔らかそうな腕……。その腕が抵抗しようとするたびに血管を浮き出させ、程よくついた筋肉や張りのある肌が生々しく動いている様子をあなたに見せている。 「ご、拷問して聞き出した言葉なんて……信用できる訳ありません! そりゃあ、あなたみたいに猟奇的な女子に脅されたら誰だって怖くて事実とは異なる事を喋って逃げようとするに決まってます!」 「へぇ? それはそのままあんたに返すわ、美咲!」 「っ!?」 「あんただって……うちの彼をこんな風にベッドに拘束して拷問したんですってね? 快感を絶え間なく与え続けて……何度も強制的にイかせて自分の恋人になるまでそれを続けたそうじゃない……その淫乱極まる指で!」 「そ、そ、それは……彼が望んだことだし……プ、プレイの……一環でやったことで……」 「あぁ……認めちゃうんだ? プレイは“した”って……」 「っっ!!?」 「私の彼氏って知っていながらヤったのよね? そういういかがわしい事を!」 「うっっ……うぅ…………」  何やらシチュエーション用の会話がヒートアップしているようだが、あなたはそれよりも美咲の露出した肌に夢中だ。  華奢な腕から綺麗な肘の裏を経由して……柔らかそうな肌の二の腕を視線でなぞりながら下り……徐々に肉付きが良くなっていく腕の付け根の方まで視線は降りていく。そこから、肩口の膨らみが現れて……丁度腕と胸部の境目である“腋”の部位に見る場所を降ろしていく。上腕の膨らんだ筋肉と胸の延長から来る骨ばった胸側部の薄肉……それらが交差して作り出す見事な“腋”の部位の造形は、見ていて溜息が出てしまう程に色気が滲み出ている。  俗に“窪み”の部分と称される腋窩の部位も、ただ窪んでいるのではなく筋肉や内部の骨などの影響を受けて複雑なカルデラを構築している。その窪みに走るいくつかの皺であったり肌の膨らみだったりが一層エロティシズムを掻き立ててやまない。見ているうちに吸い込まれてしまいそうだ……そのような立派な腋を彼女は惜しげもなくあなたの前に晒している。 「もうほとんど喋っちゃてる様なものだけど……まだ認めない? 自分が拷問で彼氏を寝取ったって……」  腋の部位を大いに曝け出している格好だが、性的に興奮する部位である胸はしっかりとキャミソールの布で隠されている。しかし、この服は買うサイズを間違えたのか……それともワザとなのか……丈が妙に短い。丈が短いという事はつまり胸は隠せてもその下の部位は隠せていないという事であり、くすぐりに弱いとされる“脇腹”の部位もまたあなたの視線から逃れられないよう晒された格好となっていた。 「し、知りません! 私は……何もしてませんし、何をしたか覚えてもいません!! 彼が勝手に言い寄ってきただけです! 私の事が貴女より好きだって……」  丈の短いキャミソールの裾から露わになっている彼女の脇腹は、腕を引っ張られているせいか柔らかいであろうその肌をピンと緊張するくらいに伸ばされ少しの刺激でも敏感に感じてしまうだろうなと想像させられる。  もし自分がこの格好を強いられたらと想像すると、背筋が震えるほどの寒気を感じてしまう。真っすぐ普通に寝ていれば腕によって守られる部位であるはずの脇腹……それが今は腕での防御などさせて貰えずただただ無防備に晒されている状態だ。そこを弄られた時の感触など想像したくもない。しかし逆に触って反応を起こす美咲の姿は想像してもし足りない。 「本当にぃ~?」 「そ、そうよ! これは彼に愛想つかされた貴女の逆恨みじゃないっ! 早く解きなさい!」 「フフ……そう言い張っちゃう? じゃあ仕方がないわね……」 「な、なんですか? まさか“身体に聞いてあげる”とか言いませんよね?」 「まぁ、身体に聞くのはこの拘束をされて薄々感じていたでしょ? でも、あんたみたいにいかがわしい責めをして喋らせる訳じゃないわよ……」 「い、いかがわしいなんて……私はそんなこと……」 「ルールは簡単。あんたはこの“拷問師”の責め苦に1時間耐えられれば今回の事は見逃してあげる」 「み、見逃す? 1時間耐えれば?」 「そう。たったの1時間よ? どう? 簡単でしょ?」 「その……拷問師って……何者なんです? 私に何をさせるつもりなんです?」 「この人は“くすぐり拷問師”よ。これからこの拷問師にはあんたの身体をくすぐってもらって、あんたを笑わせ……苦しめ……そして本当の事を喋りたくなるように責め続けてもらうの♥」 「くす……ぐり? “くすぐり”って……あのくすぐり?」 「そう……想像の通りだと思うけど……ワキとか足の裏をコチョコチョするアレよ?」 「こ、コチョコチョって……馬鹿にしているんですか? 私がそんな子供の悪戯っぽい事に屈服するとでも?」 「さぁ、どうかしらね? 私もその世界をあまり知らないから本当に有効な拷問なのか測りかねている所だけど……噂によれば、コレで何人もの女を墜としてきたって……聞いているわ」 「はぁ? くすぐりで? 頭どうかしちゃっているんじゃありませんか? そんな人を馬鹿にしたような拷問で私が白旗を上げるはずがないじゃないですか!」  散々“くすぐり”という行為を馬鹿にし続ける美咲にあなた今にも噴火してしまいそうな火山の様に責め欲を沸々と煮え滾らせていく。この生意気な言動を自分に吐く彼女をどういたぶってやろうか……どう“くすぐり”の苦しさを身をもって味わせてやろうかと露出した身体の各部位を眺めながら妄想を膨らませていく。 「さて……まぁ、こんな風に強がっている訳だけど……どう? さっき言ったルールでヤってみて貰える?」  あなたは力強く首を縦に振る。最初のルールは勿論覚えている……この筆を使って彼女の身体の部位のうち2か所を責めて弱い箇所を探り、最後の15分で手を使ってその弱点を責め抜いて彼女を笑わせればクリア……そういうルールだった。 「じゃあ……今から30分測るから……それまでにあの生意気な女を無様に笑わせて頂戴?」  あなたは再び首を縦に振る。そして渡された筆を右手に握って、彼女の顔の目の前でワザと筆先を左右に揺らして見せる。 「む、無駄です! くすぐりなんて幼稚な責めに……私は笑顔の一つも見せてあげませんから!」  そして、揺らしていた筆をピタリと止め……改めて身体を引いて彼女の全身を隅々まで見渡し、最初に何処を責めるのかを見定めていく。  責められると分かって俄然緊張が走っているのか、先程からチラチラと気にしている様子を見せる彼女の綺麗なワキの部位か……  それとも、限界までピンと伸ばされた脇腹の部位か……  はたまた、足指を落ち着かない様子でジタバタさせてあなたを誘っている……足の裏か…… 「それじゃあ、よーい……」  あなたはそれぞれを見比べ、そして最初の一手を絞る。まずはココを責めてやろう……と。 「はじめっ!」  スタートの号令が下ると同時に、筆を向かわせた場所……それは美咲の…… A:腋の窪みだった。→#5へ B:脇腹だった。→#8へ C:足の裏だった。→#11へ


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