The.UnderCover~潜入捜査官:神崎琉姫~15
Added 2019-06-26 15:13:35 +0000 UTC15:ラフスタシィ 「さぁ、みなさん? 2つずつ持ちましたわね? 準備は良いですの?」 楓の問い掛けに、周囲の部下たちは「はぁ~~い」という呑気な返事をそれぞれが返す。 「ひっっ!! い、いやっっっ!! 何?? みんな……何を持っているの?」 足が浮くような格好で四肢をX字に拘束された美香は楓の手によってアイマスクが掛けられたため回りの様子が音でしか判断できない。 しかし、向かい合わせに拘束されている琉姫には彼女達が何を持っているのか目に入っている。 彼女は目を覆われてはいないのだから……。 「はぁ~~い♥ それじゃあ始める前にお注射をしてあげましょうねぇ~~♥ 気持ちのよぉ~くなるお注射を……」 「ひっっっ!? や、や、やめて……アレを打つのは……もう……嫌!!」 「あら? どうして? ついこの前まではあんなに欲しがっていたじゃありませんの……。気持ち良い、気持ち良いって……」 「も、も、も、もう嫌なんです!! わ、私はもう……クスリは……打ちたくなんて……」 「ウフフ♥ 恥ずかしいんでしょ? 先輩の見ている前で……気持ち良くなっちゃうのが……」 「ち、違っっっ!!」 「裸に剥かれて、気持ち良さにだらしなくなる顔を見られて……淫らにイっちゃう姿を目の前で見られるんだもの……恥ずかしいわよねぇ?」 「うぅ……や、やめ……て……」 「いいじゃない……今まで貴女がやってきた事でしょ? 全部……包み隠さず憧れの先輩に見て貰いなさいな♥」 「っっっ!? うぅ……」 「今から貴女をイキ狂うまで責め立ててあげる♥ こんな死に方出来るなんて……貴女幸せよ? クフフフ♥」 「い、いや!! 死にたく……ない……」 「じゃあ……せいぜい正気を保って見せなさい? 貴女が事切れたら……今度は貴女の大事な先輩にも受けて貰うつもりだから……」 「ひっ!? だ、だ、だめ!! 先輩は……」 「だったら……頑張って耐えなさい? 1度でもイっちゃえば歯止めが利かなくなるんだから……」 「くぅぅぅぅ……うぅ……」 「ちょっ!! 美香に何を注射する気っ!? や、やめなさい!!」 琉姫は注射器を構える楓に制止を呼びかけようと枷をガチャガチャと鳴らし怒鳴りを上げる。しかしその言葉も虚しく楓は鼻歌を唄いながら慣れた手つきで注射器の針を美香の肘裏に刺し薬剤を注入し始める。 「んはっっっっ!!? あっっっ……はっっっ……あぁぁ……」 薬剤が注入された瞬間、美香の身体はビクビクッと痙攣を起こし、やがて彼女の頬は火照る様なピンク色に染め上がり熱い吐息を繰り返し吐き出す様子が見て取れた。 「は、ひ……は……んっ……くぅ……」 「美香? 大丈夫?? 美香??」 「あ……は……ひ……ひ、ひ……ひひ、ひひ……」 だらしなく開いた口元から涎が一筋垂れたのを皮切りに、美香の様子が一変し始める。 「はひひ……ひひひひ! ぃひひひひひひひひ、はひ!! やだぁぁははははははははははは、えひひひひひひひひひひひひひひひひひひ……」 まだ身体を触られている訳でもなく、何も触れていない状態であるにもかかわらず美香は肩を震わせて笑い始めた。 なぜそのような行動をとるようになったのか琉姫にはそのメカニズムの理解は出来ないが、直前に打った薬物が身体の中で何かしらの反応を起こしているのだろうと言う事は経験則から理解できた。 「あんたっ! 美香に何を打ったの!? まさか麻薬かなにかっ!?」 恐らくそうであろうと当たりをつけて“麻薬”という言葉を出してみたが、楓はその問い掛けに「少し違うわね」と言葉を返す。 「これは合成媚薬“ラフスタシィ”というお薬ですの♥ 神経を過敏にするお薬と、神経を痒くさせるお薬と、気持ち良くなっちゃうお薬を混合した……とっても気持ち良くなっちゃうお薬ですのよ?」 「合成……媚薬? 神経を過敏に?? 痒くさせる……クスリ??」 「3つの媚薬と感覚高揚作用のある麻薬を少し混ぜて作ると……こんな風に“笑わずにはいられなくなる”作用がもたらされますの♥」 「笑わずには……いられなくなる??」 「身体中の神経がね、敏感になり過ぎて……少しの空気の揺らぎなんかにもこそばゆく感じちゃうの」 「敏感に……なり過ぎる?」 「丁度、セックスの後……。イった直後の状態が続く……って表現したら分かりやすいかしら? 気持ち良くイった後って身体中が寒気で震える程敏感になる瞬間があるでしょう? それを薬効で疑似的に引き出していますの♥」 「セッ……!? な、な、何を言ってるのよ!! 全然分かりやすくないじゃないっ!!」 「あらぁ? もしかしてまだ経験した事……無かったかしら? ウフフ♥ ごめんなさいね、貴女……モテそうだからてっきり……」 「う、うるさいわね! どうでも良いでしょ、そんな事っッ!! それより美香に打ち込んだクスリ!! 今すぐに解毒しなさい! 中和する薬くらいあるんでしょ!!」 「えぇ~? そんなモノ無いわよぉ~~♥」 「っッ!?」 「彼女は薬効が切れるまでこのままよ♥ 少し風が吹いただけで笑っちゃう……笑い人形になって貰いますわ♥」 「ふ、ふざけないでっ!! さっきから人を馬鹿にしたような拷問を繰り返して……あんた達は何がしたいのよ!」 「ウフフ♥ でも楽しいでしょ? 世の中にはこんな笑顔溢れる拷問も存在するし……笑顔で死に至る処刑方法も存在するんですのよ♥」 「笑顔で……死に至る?」 「さぁさ、無駄話はお終い。お薬の効果時間には限りがあるのだから……さっさと彼女の処刑を始めちゃいましょ♥」 「しょ、処刑っッ!?」 「皆さん? そろそろ始めちゃって下さいまし♥」 「ま、ま、待ちなさい! “それ”で何をさせるつもりっ!? ま、まさか……」 「あら……そんなの見れば分かるでしょうに♥ こんなモノを持たせていると言う事は……そういう事をするに決まってますわ♥ ね? 皆さん?」 部下のそれぞれが左右の手に“それ”を握ってジリジリと美香の裸体に近づいていく。 目隠しをされた美香には彼女達が何を手に持っていて、何をしようとしているのか見て悟る事は出来ない。 しかし琉姫はそれを見てすぐに見当がついた。 今の今まで彼女が受けていた行為を思い返せば、それを見ただけで悟れてしまうのも当然の結果だ。 クスリによって身体中の神経を敏感にさせられた彼女の身体に……。 衣服らしい衣服は何ひとつ羽織らせてもらっていない……素の裸体で拘束された彼女に……。 “それ”を持った部下達が近づいていく。 見ているだけでむず痒くなってしまう程に毛羽立った…… “鳥の羽根”を持った彼女達が……。