The.UnderCover~潜入捜査官:神崎琉姫~9
Added 2019-06-26 15:03:02 +0000 UTC9:そして深く刻まれる 「ひぎぃぃっっっっっ!!? んぐっっっっっっっ……ぷ、く、んん……っっっく!」 焦らすように足の側面を触って刺激していた春奈の指達は、彼女の掛け声とともに一斉に足裏の中央へと集まりそこを蹂躙し始める。 5本の指プラス5本の指……合計10本の蠢く指達が琉姫の足裏の土踏まずに集結しモゾモゾとまさぐっている様子は、餌に群がる無数の虫達のようにも見える。 散々焦らされ感度も天井無しに上げさせられた足裏を一斉にくすぐられた琉姫は一瞬盛大に吹き出しそうになるが、唇を今まで以上に強く噛んでその笑いを強引に口内に閉じ込め笑ってしまうのを辛うじて我慢する。 しかし、声は出ずとも目や口元は笑いの形をとってしまっていて、もはや笑っていないのは声だけであるとも言える状況。 そのような我慢が長く持つはずがない。 「ほんっと強情よね? 琉姫ちゃんったら……ほら……素直に笑って見せて? 我慢するよりは楽になれるわよ? 一瞬だけね……」 中々声を出して笑い悶えてくれない琉姫を見かねて、楓が怪しく縛られ身動きの取れない琉姫の身体に近づいてくる。 「ほ~ら、これで笑わせてあげる♥ これはもう……我慢できないでしょ?」 足裏に与えられる耐え難い刺激に必死に目を瞑って首を振りながら耐えようとする琉姫には楓の言葉も姿も意識下に入っては来ていない。それをいい事に楓はマイペースに琉姫の背後へと回り込み、彼女の太腿部分を跨いで中腰の姿勢になりゆっくりと両手を前へ伸ばしていった。 「は、は、はひっ!!? んん、んひっ!! ひっっっ!! んんんんっっっ!!?」 楓の伸ばした手が胸の横を通った時初めて琉姫はその怪しく蠢く手の形を視界と意識に映す事が出来た。それと同時に彼女が何をしようとしているのかも悟ってしまい絶望に顔を更に青ざめさせる。 「ほ~~ら、この手を見て? 見るだけでいやらしい気持ちになってくるでしょ? ンフフフ♥」 背後から手が胸を揉むかのような体勢を取って肌に近づいてくる。 しかしながら触るのは胸ではない事は琉姫もすでに気付いていた。 足だけならばまだ我慢の仕様もあるが……そこは……楓が触ろうとしているそこだけは……。 「んんっっっ!! だ、ダメ!!! そこはっっっふっっっっ!!?」 自分でも自覚はしていた……。 ソコが刺激に特に弱いと言う事を内心は理解していた。 何故そこを触られるのが苦手になったのかは心当たりはないけれど、とにかく嫌いだった。ソコを触られるのも……見られるのも……。 だから普段は隠して生活をしていた。海やプールにも極力いかない、お風呂は烏の行水の如く素早く上がってしまう。とにかくそういう部分を見せたくなかった……肌の露出を抑えたかった……自分の弱点を……晒していたくはなかった。 だから今回の潜入捜査……本当は乗る気がしなかった。こんなにも肌の露出の高い衣服を着て仕事をするなんて……途方もない恥辱を受けているのと同じ。後輩の頼みが無ければ……千里と面識さえなければこんな仕事は引き受けなかったに違いない。例え上司の頼みだとしても。 それだけ琉姫は無意識的に今までずっと守ってきた。触られると自分がどうなるかも分からないその箇所を……。 なのに、今はその守るべき箇所は堂々と敵の目の前に曝け出してしまっている。隠す事も遮る事も出来ない格好で、守る事さえ許さないよう拘束によりバンザイを強制させられているこの格好で……。 そんな守りたかった“ワキ”を…… 決して人に触られたくはなかった“ワキ”を……この無礼な女は触ろうとしている。先程のセクハラ面接と同じように……。 「ひゃめっっっろ!! ひゃめっっっっくくくく!! ざわるっっっなっっっくふふふふふ!! んぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」 足裏から送られる猛烈なこそばゆさに震えながら耐えている琉姫の眼下に……楓の両手が胸の横でワザとらしく逆手に手を向けてワキワキして見せてくる。これから「くすぐるぞ」と言わんとするようにいやらしくクネクネ動く指先に、琉姫の防衛本能は活発的に働こうとするのだが、拘束された身では防御のしようがない。だから出来る事はただ一つとなってしまう……。 くすぐられる事に最大限の警戒をする事だけ……。 「さっきの面接でね……貴女のワキの感度……確かめさせてもらったわ♥ その結果ね……」 しかし、警戒をすればするほどにくすぐろうとする手を意識してしまう。触られる事を意識してしまい想像してしまう。くすぐられる瞬間の刺激を……。 「貴女は今までの新人さんよりずっと我慢強いっていう事が分かったのと……」 徐々に楓の両手が胸の付け根の側面へと近づいてくる。 指はワキワキとさせたまま……。 「貴女の腋は今までのどんな新人さんよりも“弱い”という事が分かりましたの♥」 もう後数ミリで指の先が触れてしまう。刺激に怯える無防備な腋に彼女の細指が触れてしまう。 もうすでにこの瞬間にも笑ってしまいそうだ。刺激の想像だけでも笑い出してしまいそう……。 「我慢強いから頑張って反応しない様に見せていたんでしょうけど……私には分かりますの♥ くすぐりに本当に強い娘なのか……それとも弱いと言う事を隠そうとする娘なのか……ね」 伸び切った腋の窪み……。筋肉と柔肌が交差したそのいかにも刺激に弱そうな緩い曲線のライン。 ふと、指を蠢かせていた楓の手の動きが遅くなっていく。 そして人差し指を先頭にその伸び切った皮膚の曲線にそっと指先を乗せていく。 僅かに力の加わった指先の圧力に、素直な沈み込みを見せるワキの柔肌。その指の感触を感じ取ってしまった琉姫は背中に電撃を受けたかのようにビクビクビクッと身体を仰け反らせる様に震わせ、声にならない声で悲鳴を上げる。 「さぁ、いい声で鳴いて頂戴ね♥ 貴女の可愛い鳴き声をずっと聞いていたいから……♥」 そう言うと楓は、ワキの窪みの柔皮膚に僅かに沈み込んだ指達を1点に集めるようにキュッと力を込めて集めようとし始める。その動きに琉姫の悲鳴は更にワントーン高くなり…… 「ほ~ら……わ・ら・え♥」 ワキの皮膚を絞る様に摘まんだ指達はそのままその皮膚を放し、また広がっていく。 そしてすぐに摘まむ……放す……を繰り返し始めた。 この刺激にギリギリの我慢を続けていた琉姫も流石に…… 「ぶはっっっ!!!!」 っと、大きく口を開けてしまい、そして…… 「うびゃあああぁぁぁぁああぁあぁははははははははははははははははははは、や、や、やめてっっっへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! それはずるひぃぃぃぃいぃぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! いひぃぃぃぃぃっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ、ハヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」 およそクールを装っていた自分から発せられた声とは思えない程の間抜けな大爆笑を吐き出してしまう。 「いひゃあぁぁぁぁぁははははははははははははははははは、うへひひぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、ワギだめぇぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへ!! くずぐらないでぇぇぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、ひぎゃあぁぁぁはははははははははははははははははははははははははは!!」 今まで我慢していた分を一斉に吐き出すように……いや、それ以上の溜め込み過ぎた笑いという水が決壊した我慢のダムから洪水となって放出される。 「えぇ~~? ワキだけがくすぐったいんスか? それは面白くないっスね~~。だったらコッチも……」 ――コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! 楓のくすぐりに合わせて春奈のくすぐりも苛烈に強化されていく。 今まで触れていなかったカカトや指の股など、触り方次第でこそばゆくなる箇所も含めて足裏全体に様々な刺激を散りばめていく。 土踏まずは引っ掻いたり優しく撫でたり……。指の付け根は素早く引っ掻き、カカトは沢山の指でモショモショと触りまくる。足の側面のラインは羽根よりも優しいタッチで撫で上げ、指の股は小指を挟み込んで股の間をコチョコチョと掃除するようにくすぐっていく。 様々な刺激をランダムに与え刺激にも慣れさせない様に工夫する春奈のくすぐりに、堰を切って笑い出してしまった琉姫はその刺激にも大いに笑わされていく。 腋だけでも笑いの渦潮から抜け出せなくなってしまっているのに足裏からも猛烈な笑いの濁流が襲ってきて、もはや笑う事から逃れられなくなってしまっている。逃げたくて逃げたくて仕方がないが逃げられない。笑う事から逃げる事が出来ない。 そして吐き出される笑いが肺の酸素を奪い、自分が本当に濁流に飲み込まれて溺れてしまっているかのように息苦しくなっていく。 「いびゃあぁぁひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、えひへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、ゲホッゲホッ!! っんびゃあぁぁぁはははははははははははははははははははははははははははははははははは、あじのうらぁあぁぁぁぁはははははははははははははははははは、あじの裏、そんにゃに引っ掻き回すなぁぁぁぁぁぁははははははははははははははははははははははっは、イビャアァァァアハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 「あら、私の腋コチョコチョより足の裏の方が嫌なの? それは嫉妬しちゃうわぁ~~~♥ だったらコッチも……」 楓は琉姫の反応を見てワザとらしく頬を膨らますが、すぐにいやらしく口元をニヤつかせる。そして、腋の神経を揉み込むようなくすぐりをしていた手を大きく広げ腋から脇の下全体に指が及ぶように配置を変化させた。 そして、小指であばら骨の隙間を、薬指で胸の横を、中指で腋の窪みの下側を、人差し指と親指で腋の窪みの筋を軽く摘まんでそれぞれの指をコリコリと強めに揉みほぐす様な動きをさせ刺激を強めていった。 ――コリコリコリコリコリ♥ コチョコチョ♥ コリコリコリコリコリコリコリ♥ コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ♥♥ 「ぶひゃあああぁぁぁぁぁっぁっっx☆$=@z!!? えぎひゃあぁぁひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃヒャひゃヒゃひャひゃヒャヒャヒャヒヒャヒャ!!! それヤバいぃぃぃぃぃひひひひひひひひひひひ!! あびゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!へぎぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、イギャアァハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」 おぞましいほどのくすぐったさに琉姫は笑いのギアを更に上げ叫ぶように笑い悶えていく。今まで誰にも見せたことがない笑い顔をあろうことか事件の当事者たちの前で見せてしまっている。 せめて気を許した親友や後輩や先輩達の前で微笑むくらいの笑顔は見せたいとは思っていたが……このような破顔した無様な笑いを見せたいと思った事は生まれてこの方一度もない。 恥ずかしい……こんな顔をしてしまっている自分が物凄く恥ずかしい……。 恥ずかしいのだけど、そう思っていられるほどの余裕が琉姫にはない。笑うのに必死だ…… いや、笑わされるのに必死だと言い変えるべきか……。 とにかく自分の意思でない強制的な笑わせ責めを受けている琉姫は、羞恥心や反抗心などを頭に浮かべるほどの余裕など微塵もない。咳き込みながらも酸素を必死に取り込もうと口を開けるが……笑いによって酸素を吸うどころか逆に吐き出してしまう……そしてまた笑わされ続けて空気が思うように吸えない。このループはただ一言だけを琉姫の脳内に焼き付ける……。ただただ笑う事が“辛くて苦しい”と。 「ムフフ♥ とっても愉快な笑い声を上げてくれる様になりましたわね? 苦しそうで……必死そう……♥」 「こんなに豪快に笑ってくれるなんて思ってもいなかったっス♥ これだからくすぐりは楽しいんですよねぇ~~笑いそうにない人を笑わされれますし♥」 「本人は今地獄を見ているでしょうけどね? 無限に襲ってくる酸欠の苦しさに……」 「アハハ♥ 金魚みたいに口をパクパクさせて必死に酸素を吸う姿……正面に回って見てみたかったっス♥」 「大丈夫よ。しっかり隠しカメラで撮影しちゃってるから♥ 後で一緒に見返しましょう? あの薬をキメながら……」 「良いっスね♪ だったら、皆でくすぐりパーティしましょう! この画像を延々流しながら♥」 「フフ……悪い子ね♥ いいわ……皆も呼んであげる♥」 「やったぁ♪」 2人の会話は琉姫には届いていない。笑う事に必死な彼女には腋や足裏をくすぐる指の擦れる音しか意識に入っては来ない。実際は笑い声に掻き消されそのような音は耳に入っては来ない状態ではあるのだろうが、琉姫には無意識的に聞こえていた……きっとこういう音をたててくすぐっているのだろうと脳が勝手に予測変換してしまっている。 「あびゃぁぁぁぁぁはははははははははははははははは、ゲホゲホゲホ!! っふあぁはははははははははははははははははははははははははははは、ケホケホ! ひぃ、ひぃ、ひぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! いはひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、やめへっっっ!! もうやめへっっっ!!」 苦しそうに咳き込んでも「やめて」と懇願しても2人の手は止まってはくれない。琉姫を笑わすための手を少しも休ませようとはしてくれない。 「ほら、琉姫ちゃん? どう? くすぐったい?? 私の腋コチョコチョはくすぐったい?」 「はひ、はひ、はひぃぃぃっひっひっひっひっひっひひっひひひひひひひひひひひ、く、く、くしゅぐったひぃぃぃぃぃぃ!! くしゅぐったいぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「琉姫さん? 足の裏はどうっスか? くすぐったいっスか?」 「あびゃあぁぁぁははははははははははははははははははははははは、あじもくしゅぐったいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!! くしゅぐったいわよぉぉぉぉほほほほほほほほほほ、いびゃあぁあはははははははははははははははははははははは!!」 「じゃあ、どっちがくすぐったいっスか? 足です? それとも……ワキ?」 「いぎぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひ、あ、あ、あしっっっ!! 足もくすぐったいのっっっっ!! はひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「あらん? それじゃあ……ワキをもっとイジメてあげなきゃかしら?」 「んびゃああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! ま、ま、待っで待っでぇぇぇ!! ワギの方がくすぐっだいぃぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひ!! ぐずぐっだいがらぁぁはははははははははははははははははははは!!」 「へぇ~そんな事言うんスか? だったら私も足裏のくすぐりをもっと強めちゃおっかなぁ~~♪」 「いひゃあぁあぁぁああぁぁぁ、や、やめてっっ!! やめなさいぃぃっぃひひひひひひひひひ!! わ、わ、わ、わがっだ! 両方っっっ!! 両方どもくずぐったいがらぁぁぁ!!」 「ふ~~ん、両方ですって……どう思う? 春奈ちゃん?」 「つまんない答えっすね……」 「そうよね? ハッキリしない答え……私は大っ嫌いよ♥」 「えぇ……私もッスよ♥」 「じゃあ……どっちが本当にくすぐったいか、分かるまで責め抜いてみましょうか?」 「良いですね♥ 負けないっスよ?」 「ちょ、ぢょっっどぉぉぉ!! 何する気? やめ……やめ、はひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひ!!」 仄暗い地下の部屋にいつまでも響き渡る悲鳴の様な笑い声。 2人の拷問執行官は理不尽な質問や理不尽な要求をぶつけながら彼女が言葉を発せなく位になるまで責め抜いていった。 たかが子供の戯れ程度の行為だと今までは意識の隅にすら過りもしなかった“くすぐり”という行為。 拘束されただけでこんなにも苦しい拷問になるとは思いもよらなかった。 抵抗できないというだけでこのように追い詰められるとは想像すらつかなかった。 もうこのような拷問は受けたくはない……。琉姫はそのように何度も頭に巡らせるのだが……。 この拷問はまだ始まったばかりだ。 彼女が満足するまで……。彼女達が納得する答えを得られるまで続く拷問……。 痛みも……傷つくこともない……見た目に楽しげにさえ見えてしまうこの拷問は延々と続けられる……。 琉姫が屈服するその時まで……。