数日後。
屋上で男と密会していた五月は、いつになく興奮した様子の男に気圧されていた。
「今日は……なんだか積極的ですね……っ」
スカートを捲り上げられ、開けた上着からは豊かな乳房が露出して、青空の下に晒されている。
右の乳房にしゃぶりついている男は、己の性欲を満たすためだけに五月の身体を利用しており、先日ひとつ大人になったばかりの彼女に対する優しさは見受けられない。
濡れたショーツをずらされ、性器を剥き出しにされて弄られている五月の羞恥心は限界に近付いているが、それでもなお、男は五月への愛撫をやめなかった。
「五月の乳首……固くなってる」
「ん……、あなたがいやらしく弄るからですっ」
勃起した両乳首とクリトリスを重点的に責め続け、五月の息が荒くなる頃になって、男は自分の鞄から桃色の玩具―バイブを取り出した。
「な、何を持っているのですかっ! そんなものを……学校に……」
「なんだ、これがなんだか分かるのか。やっぱ五月って……結構エロいんだな」
「失礼ではありませんかっ? 知ってはいますけど……でもさすがに使ったことはないので……え、エロくなんか……」
男は五月の性器から分泌された液体をバイブへと塗りたくり、スイッチを入れる。
「せっかく処女じゃなくなったんだし、試したいんじゃないか?」
「そんなこと……言ってませんっ」
「嫌とは言わないんだな」
機械音とともに小刻みに震えだしたバイブを陰核へと擦りつけると、苦しそうな五月の甘い声が少しずつ漏れ始めた。
「あっ、あっ……ん……んっ」
バイブで五月の性器を刺激しながら、男は再び五月の乳首を舐め回し始める。
「んぁ……そ、そうしていると、本当に赤ん坊のように見えますよ?」
「気持ち良い?」
「なんというか……ぁ……ん、不思議な気分です。あなたがこんなに積極的だとは……思いませんでした……っ」
いつも自分の手中で転がしてきた男が、自分の性感帯を執拗に愛撫している姿に興奮してしまう。
強引ではあるが、決して拒む姿勢をとらない五月の姿を見て、男の身体にも力が入る。
「い、いつものお礼をしてください。私のことを……気持ち良く……」
びちゃびちゃと音を立て始めた五月の性器を確認し、男は持っているバイブの位置を少し下へと移動させた。
「分かってる。それじゃあ、挿れるよ?」
「ゆっくり……してくださいね?」
頷き、肉の壁が抵抗する感触を掻き分けながら、先端からゆっくりとバイブを五月の膣内へと押し込んだ。
「入ったよ」
「はぁ……あぅ、意外と……大丈夫そうです……」
「動かすからね」
バイブを持った手を前後に動かしながら、男は再び自分の欲求を満たすために五月の乳首にしゃぶりついた。
「そんなにおっぱい……美味しいですか?」
「んっ、んっ、はぁ、はぁ……あぁ、五月の身体……やっぱり最高だよ」
「先日から、あ……っ、ずっとその調子ですね。でも……よかったですっ」
◇
屋外で肌を露出し、性玩具で絶頂させられた五月の心には、恥ずかしいという気持ちを押し潰してしまうほどの快楽の波が侵食してきている。
ぐったりとベンチに倒れ込む五月が男のシャツをぐっと掴み、自分の身体に引き寄せた。
「気持ち良かった……です……あなたも、こんな気持ちだったのでしょうね……」
「五月……すごく可愛いよ」
「み、見ないでくださいっ」
「お前が抱きついたんだろ?」
汗と唾液で濡れた五月の乳首をペロッと舐めると彼女の身体がびくっと震える。整った顔が快感で歪む姿は、男のいたずら心を小突いて止まない。
「私……今日はあなたと……」
「来るか?」
真っ赤に染まった頬を隠しながら、小さく首を縦に振った五月の姿を、男は見逃さない。
熱り立った肉棒から溢れる欲望を何とか抑えながら、男は自分の持っていた上着を五月の身体にそっと被せた。
【Side:M 五女-ゴブンノイチ- つづく】
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