Side:M 次女-ゴブンノイチ- #04
二乃が壁に手を付き、お尻を突き出して男に向ける。
少しだけ頬が赤くなっているように見えるが、それはシャワーを浴びたからなのだろうか。
「ほら、早くしなさいよ」
「動くなよ」
男が二乃の左足を持ち上げ、大胆に開かれた股間に亀頭を押し付け、ゆっくりと挿入した。
「ちょ、っと! 何よこの体勢っ、いくらなんでもこんなっ」
「気持ち良い……ちょっと興奮するな……」
「やっぱり、んっ……アンタって本当にどうしようもない変態だわっ」
左腕に二乃の長い足を引っ掛け、両手で二乃の胸を揉みながら肉棒を動かす。
二乃は壁に手をついて全身を支えているが、これでは男が一方的に優位な立場となってしまう。
それは彼女にとってはまだ受け入れられないことであり、少しでも男に反撃できないものかと快感に抗いながら考えていた。
「ほ、ほら……ぁっ、アンタのここ、寂しそうにしてるわ……んっ」
「ぉ……おっ、お前……本当負けず嫌いだな……大人しく突かれてろよ……!」
「アンタみたいな……んぁ……っ、マゾ乳首の変態に……ヤラれるなんて……御免だわっ」
本当は全身を襲う快感に崩れ落ちそうになっているのだが、二乃は男の乳首を弄って自尊心とのバランスを保っている。
「それに……気持ちよくなるなら……公平じゃないと……嫌……」
「はぁ、はぁっ、え? 何?」
「良いからとっととイキなさいよ!」
膣内でお腹の方に亀頭が当たるようにしながら、男は彼女の乳首と乳房を触り続ける。
◇
今日だけで、一体どれほどの精液を二乃の奥に注ぎ込んだのだろうか。
彼女のい言う通り、何が起こっても言い逃れができない量であることは間違いない。
しかし、自分をずっと良いように弄んできた二乃が、まるで己の手中にあるような気がして、男はいつもと違う興奮に襲われていた。
「二乃の身体……気持ち良いな……」
「ばか」
悪い気はしないが、それを言葉には出さない。彼女が悪態をついてしまうのもご愛嬌というものだ。
膣内から零れ落ちる大量の精液と、男の恍惚とした表情を眺めて二乃は満たされていた。
数時間前に"初めて"を卒業し、一日で何度も男を絶頂させ、自分自身も一人では味わうことのできない強烈な快感を経験し、一つ大人になった彼女は、気がつけば男の身体にすり寄っていた。
「どうした?」
「別に」
浴室の床で肌を密着させたまま、男の肩に頭を預け、二乃は上目で男の顔を見つめた。
つい先日まで、ただのクラスメイトだった男。
つい先程まで、ただの玩具だった男。
それが今となっては、乙女にとって大切なものを差し出した男になった。
この歪んだ関係は、この先もずっと歪んだままなのだろう。
「もう戻れないわよ? アンタが屈服するまでずっと犯してやるわ、約束したから」
「それは約束とは言わないだろ……」
「ふふ……」
微笑を浮かべた二乃の表情を、男は見ることができない。
無理に見ようとも思わない。
彼女がそれを望まないことを理解しているのだから。
「今度こそちゃんと身体洗わないとな」
「そうね」
何気ない会話が、今の二人にはたまらなく心地良かった。
【Side:M 次女-ゴブンノイチ- つづく】
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次回:10/24(日)(二乃編は一週お休みです。)
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