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【差+高+文】黒き騎士王_01

「敵の捕虜となってしまった時、貴様ならどうする?」

「は?」

黒き騎士王、アルトリアの問いかけに、マスターは間抜けな返答を返した。

「だから、貴様自信が捕虜とされて身動きが取れない時、どうすると聞いたのだ」

「なんだよ急に。……そうだな、令呪を使えばオルタが助けに来てくれるだろ?」

「はぁ……なんと情けないことか。いくらこの世界において令呪が回復するからとはいえ、そんな考え方ではいずれ破滅するぞ」

露骨にため息をつき、呆れ返る様子のアルトリアの真意が汲み取れず、マスターは眉を顰めた。

「例えば、だ。汚らわしい女のサーヴァントが、貴様を手篭めに自らの駒としようと考えていた時、捕縛し、その後拷問することは容易に想像できるだろう?」

「まぁ……ないとは言いきれない……か……?」そのように露骨な行いをする者がいるだろうかと、マスターは逡巡したが、ここは納得しておかないと話の本筋が掴めそうにないだろう。

「そうだ。この私のマスターともあろうものが、その様な体たらくでは話にならない。そこでだ。貴様を私に相応しい、勇猛で、屈強な男に鍛えてやることにした」

「……は?」

二度目となる間抜けな返事に、今度はアルトリアが眉を顰めた。

「さっきからなんだその気の抜けた返事は。貴様は性根から鍛え直さなければならないか」

「……で、何か考えでもあるのか」

「貴様には多少武術の心得がある。その辺の有象無象の腑抜け共より少しはマシだろう。……だが、私には程遠い」

「サーヴァントと一緒にするな……」

「貧弱なマスターの分際で鍛えるべきところは精神力。全ての基本となる強靭な心を獲得してもらう」

「焦らすなよ。お前は俺に何をするんだ?」

数瞬の間。

そしてアルトリアは不敵な笑みを浮かべ、

「――性交だ」

恥じる様子もなくそう言った。

「…………は?」

バシィッ、と、アルトリアの強力な平手がマスターの頬肉を震わせた。

「三度目だぞ! 性交だと言ったのだ!!」

「それは聞こえてる! なんでそんなことするんだって聞いてんだよ!

大体魔力の供給に必要とでも言うならまだ分かるが、精神を鍛えるって話に必要なんだよ!」

二人の問答は徐々にヒートアップしていき、感情的な討論は既に話し合いになりそうにない。

「ついでに魔力供給が出来るなら、それこそ望むところだろう! それとも何か? 私では不足だとでも言うつもりか!」

「別にそうは言ってないだろ!」

「ならば良いではないか!」

このままアルトリアに言い聞かせたところで無駄だと、これまで過ごしてきた時間が物語っている。

マスターはそう悟って、この問答を終わらせるべく言葉を飲み込み、なんとか口を塞いだ。

「…………はぁ。仮に、セイバーの言うとおりにするとして、そんなことで本当に訓練になるんだろうな」

「無論だ。この私の提案だぞ。愚案なわけがなかろう」

「そこまで言うのなら、実力を見せてもらおうじゃないか」

「フフ……私にふさわしい男にしてやるぞ……覚悟しろ」

拠点として構えている建物の部屋は、それぞれ個人のものとして分けている。

その中一室、マスターの部屋で、それは行われた。

「まずは服を脱げ」

「俺だけか?」

「そうだ。まずは貴様の身体を隅々までチェックしておかなくてはな」

恥ずかしくない、というのは嘘になる。

マスターは仕方なく、順番に服を脱いでいった。

「これでいいだろ」

「ほぅ……悪くはないな。だが、あれだけの動きをする割に筋量が少ないのだな」

「そうか?」

「フッ……まぁいい、では始めようか、我がマスター」

ソファに座ったマスタ―の横へアルトリアはゆっくりと近づき、腰を下ろした。

徐に右腕を背中に回した。

「……うっ」

右手が後ろから、近づいてくる。

(こいつ……まさか……)

気付いている。自分の性感帯の一つに。サーヴァントとの『繋がり』の中で、知られてしまったのだろうか。

カリッ、と、アルトリアの指先が右の乳首を弾いた。

「あっ……!」

吐息が漏れる。細い指が先端を優しく滑り、爪先が優しく引っかかり、徐々に徐々に、感覚がクリアになっていく。

「やはりそうか。男のくせに無様だな」

「うる……さ……い!」

右の乳首は固く勃起し、ここから先を期待するように、陰茎へと血液がドクンドクンと流れ込む。

「これはどうだ?」

アルトリアの顔が左の乳首へと近づき、唾液で艶やかに濡れた舌先が乳首を焦らすように回る。

周りをゆっくりと移動し、決して先端には触れない。

繊細な舌先が、生き物のようにうねり続ける。

「セイ……バー……」

「ん? 何を期待しているのだ?」

「違うっ……してない……!」

「良いだろう……生意気な貴様のちん◯と一緒に、至福の喜びを教えてやる」

ついにアルトリアの舌が、勃起した乳首を舐め始めた。

同時に左手が陰茎へと伸び、柔らかい手が優しく全体を包み込む。

両乳首と陰茎の三点責め。

性感帯を三箇所も同時に刺激される。





「待て……っ! 今……イッたばかりで敏感になって……あっ!」

自身の出した精液がローションのようにねっとりと絡みつき、上下に動くアルトリアの手により一層の快楽を呼び込む。

(気持ち……良い……っ)

グチュ、グチュ。。

マスターとして、男としてのプライドを保ってなどいられない。

しかし――

「は……騎士王様の愛撫はどんなものかと……思ったけど……大したことないな……」

必死に強がって、マスターは懸命に意識を据えていく。

「なかなかいいものだろう? 私の愛撫は……」

アルトリアの悪戯な笑みに、まだ終わりそうにないと、どこかで期待した。

どこまでも続きそうなこの時間を、求めているのか。

マスターの意識は、まだその域に届いていない。

黒き騎士王 01 -了-

【雑記】

久しぶりの文章です。

シリーズとして何かしら形にできたら良いなと思っております。

以下セリフ無し差分でございます。お好みでご利用ください()





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Comments

また時期が近づいたらきちんとお知らせしますが、師匠のえっちはお姿はかなり大量に描いております!その際はよろしくお願いしますっ!

イラスト集ですか!元々マロ吉さんの絵は、半蔵門師匠が好きで色々検索していた時に知ったもので、機会があれば今の絵柄でも見て見たいなと思っていたので、それは朗報ですね…!楽しみにしております!

寝待月

いつもありがとうございますっ。 文章はまともに勉強したことがないので拙いですが、お気に召したようで何よりでございます☆ あの師匠イラストは、イラスト集(?)の制作に向けて、絵柄統一のためイラストを描き直して、ストーリーも別角度から書き直してあります!こちらでもいずれお見せしますので、またぜひ見てやってくださいっ。

お疲れ様です。文章も入ると臨場感と興奮度合いが更に変わってきますね!マロ吉さんの絵を知った時も、半蔵門師匠の文章付き手コキのものでしたが、あれも良きものでした…

寝待月


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