《鳳凰星武祭》に向けて生徒たちが鍛錬を続けていたある日。
俺は女子寮のとある部屋に忍び込んでいた。
「よく来てくれたな」
気の強そうな少女がベットに腰掛けたまま微笑む。
「あぁ……」
男の俺が、女子寮にいるとバレれてしまえばすぐに問題になるだろう。
ましてやこれは、ほとんど不法侵入に近い。
だが今回に関しては、不法であり、『やや合法』でもあるのだ。
「それにしても……よくここまで誰にもバレずに来れたものだ。どうやって入ってきた?」
「我ながら不審者になっていく自覚があったよ……。こっそりものに隠れて柱に隠れて……できればもうしたくないな」
「ふふ……そうか。君の身体能力なら外からこの部屋に飛び込んでくるのも簡単だろうが……なら今度は場所を変えようか」
「そうしてくれ……」
なぜ『やや合法』と言えるのか。それは、ここに招いたのがこの部屋の主、華焔の魔女(グリューエンローゼ)と呼ばれるユリス=アレクシア・フォン・リースフェルト本人だからだ。
「さぁ……早速始めようではないか」
「本当にするのか……? ユリスには天霧っていうパートナーが居るじゃないか」
「いいのだ……。私は……君とシタイのだ……」
やや頬を紅潮させて、ユリスが上目遣いに俺を見上げる。
その仕草に、心臓がどくんと一度アクセントを立て、俺はユリスのもとに歩み寄った。
◆
「んっ……あっ」
「ここ……気持ちいいんだ?」
「バカを言え……っ、んっ」
「でも、ここ弄る度にエッチな声出てるよ?」
俺はユリスの乳首をペロペロと舐め回し、唾液でじゅるじゅるに濡らしながら吸い付く。
「あぁっ!」
舌先で舐め回し、ユリスの乳首が硬く勃起するまで、ちろちろと溶かすように舌を這わせる。
「~~~~っ」
コリコリに勃起した乳首から舌を離し、今度は指先でくにくにと優しく握る。
指先で時折弾くようにして、先端に触れないように焦らしていると、ユリスが切ない声を上げる。
「も……もぅ……早く挿れてくれ……っ」
ビクビクと震えるユリスが、少しだけ涙目になって俺に瞳を向けたとき、俺の亀頭から我慢汁が滴り落ちた。
ユリスが自らベッドの上で四つん這いになり、スカートをたくし上げてこちらに豊満なお尻を向ける。
学園の男子生徒を魅了してきたであろう丸いお尻が、スカートの中から軟色の肌を晒して露出する。
「さぁ……来い……っ♡」
内股の筋が痙攣し、くちっ、といういやらしい音を立てて女性器が開かれる。
入り口は愛液でグチュグチュに濡れ、開かれた中から熱い熱気が溢れ出す。
俺の陰茎は痛いほどに猛り、先端から漏れ出る我慢汁は止まらない。
「ユリス……挿れるよ……っ!」
亀頭をユリスのクリトリスに擦り、陰唇の周りを這わせるように焦らし――――
「~~~~~~~っ、あぁっ!」
ぎゅっと締まったユリスの肉壁をこじ開けるように、亀頭、裏筋、そして、根本までをズブッと挿入した。
女性特有のきゅっとくびれた腰を掴み、ユリスのお尻を自分の腰に引き寄せる。
じゅぶ、じゅぼっ、と、愛液と肉壁が陰茎に絡みつき、締め上げて離そうとしない。
「あっ、あぁっ。おち◯ち◯が、私の中を抉っているっ!」
「ユリス……中、熱くて、トロトロにちん◯溶けちゃいそうだ……っ」
今度はお尻を握るようにして鷲掴みにし、腰を打ち付けるようにして出し入れする。
パン、パン、パン、パン。
じゅぷっ、グチュっ。
室内に響く肌がぶつかりあう音が、熱気を膨張させてこめかみあたりが痛くなる。
しばらくピストンを続け、ユリスの腟内がほぐれ、愛液が溢れ出して止まらなくなってきたとき、俺にバックから犯されているユリスがおもむろに視線を送ってきた。
「こうして獣のように後ろから犯されるだけでは……王女の名が廃る……」
女性らしい細い腕が胸元に迫り、
―――――かりっ。
「あぁっ!」
俺の右乳首を細い指が弾いた。
「ユリスっ! そこは……っ!」
ぷっくりと固くなった乳頭に爪先が触れ、カリカリと優しく弾いて止まらない。
「乳首が……気持ちいいのか……?」
「そ……そんなこと……!」
口では否定してみたものの、ユリスの指がピンッ、ピンッ、と乳首を弄る度に息が乱れ、声が漏れる。
ユリスの膣内で亀頭がジュブジュブと擦れると同時に、乳首の快感が我慢を許さない。
「なら……このまま反撃させてもらうぞっ♡」
乳首と陰茎を同時に刺激され、いつの間にか攻守は逆転してしまっている。
バックから『犯している』はずの俺が、バックで『犯されていた』のだ。
だが、このままやられっぱなしになっているわけにもいかない。
一層激しく腰を打ち付け、ユリスの尻肉がぶるんぶるんと震える。
「う……あぁっ♡ だめだっそんな激しく! 中で……擦れて……ッ!」
俺のピストンにユリスの身体がビクンと震える。
ユリスの制服越しの尻は、はっきり言って反則だ。
ぴっちりとタイトスカートが張り付き、少し屈むとパンティラインが浮き出てくる。本人は気づいていないのかもしれないが、パンティラインとちらりとのぞかせたあの太ももを見て、欲情しない男はいないと言っても良い。
挟まれたい。顔を埋めたい。そして――――
「ユリスのお尻を初めてみたときから……ずっとバックから突きたかったんだ!」
俺の言葉に、ユリスの中がぎゅっと締まった。
「な、何をバカなことを! だが……君の乳首もお◯ん◯んも……先ほどよりも硬く勃起しているぞっ♡」
俺の言葉責めに反応を示したユリスだったが、直ぐに反撃されてしまう。
言われたとおり、乳首も半身も、先ほどよりも硬く熱り立ち、敏感になっていく。
「ユリス……もう……ッ!」
「ふっ♡ いいだろうっ。このまま中に……全て射精してしまえっ!」
「ユリス……ッ。イ……クっ!」
ドプッ! ビュルルルッ! ドピュッ!
熱く、どこまでも熱い精液を、思い切りユリスの膣内に容赦なく射精した。
一回、二回、大きく放った精液に続き、残すことを知らないように数回、ビュルビュルと精子を流し込んでいく。
「濃く熱い精液が……私の中に……っ」
射精したばかりで極限まで敏感になっている陰茎を抜こうとするが、ユリスの指は未だに右の乳首をカリカリと弾き、俺の意思とは関係なく腰がぱちゅっぬぷっ、とユリスの肉癖を味う。
「溢れるほど出したのに……まだこんなに硬くしてっ♡ そんなに私の中が気持ちよかったのか?♡」
「あぁ……ユリスのおま◯こも指も気持ちよすぎて……」
「そうか♡ なら、私から離れられないように、毎晩してやろうではないかっ♡」
気持ちよさそうに、そして少しだけいたずらっぽく笑ったユリスを見て、恐ろしくだらしない顔になっているであろう俺も、なんとか微笑み返した。
華焔の魔女 -了-