「あなたがモウリョウの関係者ということは分かっている。」
「まさか……ツキカゲ!!!」
深夜。
半蔵門雪は、モウリョウに関係している組織の工場へと潜入していた。
薄暗いこの部屋で、ついに幹部の男に接近することができたのだ。
「容赦はしない。」
「ッ!!」
急接近した雪の姿を捉えることができず、男は床に叩きつけられた。
短くあげた男の悲鳴を、雪は口元を塞いで制止する。
「さぁ、他のモウリョウ施設の場所を吐きなさい。吐かないというのなら私にも考えがある。」
必死に男は首を振る。
数百人の部下を持つ自分がここで簡単に口を割っては示しがつかない。
何が何でも、絶対に口を割らない覚悟を決めていた。
―――例え、ここで殺されるとしても。
「そう……。勇ましいのは感心するわ。」
そして雪は、一瞬だけ目を閉じ、
「なら私にも……考えがある。」
「!?!?!?」
次の瞬間、雪の動きを見る暇もなく、男の衣服は綺麗に脱がされ、失くなっていた。
「ン”ン”ン”ン”ン”ン”ン”ン”!!」
雪に口元を塞がれながら、男は鈍く絶叫した。
「あなたの覚悟に敬意を表し……、キメる。」
ドクン――――。
雪の全身に、強く迸る感覚が、神経の端までをも鋭く尖らせる。
そして。
「あっ!あっ……ン”ン”ン”!!!」
男の陰茎、そして乳首を、弾くように愛撫し始めた。
「な、何を……!! ン”ッ!!」
雪の舌が、纏わり付き、うねるように男の陰茎をねっとりと包み込む。
舌先で先端、裏筋、雁首、時には口の中から唾液を垂らし、的確に動いていく。
さらに指先は、男の乳首を叩き、周りを撫で回しながら、引っ掻くようにカリカリと動き続けている。
次第に陰茎の先端からはカウパーが溢れ、乳頭はその愛撫に耐えきれず固く勃起する。
「あっ……ぐ……あぁ……!!!」
「大きな声を出すと、部下たちに聞こえるわ。」
雪の忠告は、男の耳には確かに届いている。
しかし、全身を突き抜ける、薄く尖った電撃のようなその感覚に――男の許容量は限界に達した。
「ん……あぁああああああ!!!」
男はついに射精した。
もう何日も溜め込まれていたそれは、ドクドクと脈打つ陰茎から流動的に滴り落ちていく。
「もう出してしまったのね。でも、まだまだこれから。」
「や……やめ」
雪は男の言葉をまるで意に介さず、流れていく精液の全てを口の中へと舐め入れていく。
絶頂したばかりの男の陰茎はひどく敏感になっており、雪の舌が精液と亀頭をしゃぶるうちに、またすぐに固く勃起してしまった。それに呼応するように、男の乳首はビクンビクンと快感を求めていった。
数分の後、男は合計三度の射精をしていた。
「はぁ、はぁ……。」
息の上がり続ける男の全身は、何度も果てているというのに酷く火照り、次の快感を待ち望んでしまっていた。
「……また出たわね。」
雪の言葉が、男には遠く聞こえる。
「幹部のくせに、敵に乳首弄られて果てるなんて部下たちに顔向けできないわね。」
「うっ……ぐっ……!」
もう部下たちが同じ施設内にいるなどということは、男にとってはどうでもいいことだった。
いくら声をあげようと、情けない姿を晒して女にひれ伏してしまっていようと、普通では味わうことのできない、神業とも言える愛撫が、どうしようもなく欲しくなっていた。
「でも情けない変態男には、これ以上出させてあげないわ。組織の情報を吐くのなら、またしてあげてもいい。……どうする?」
「っ!!!」
声にならない悲鳴が男から漏れる。
脈打つ陰茎、勃起する乳首。天にも昇りそうな快楽。こんな生殺しの状態で、やめられてしまうことは、耐えることのできない拷問。
男の脳裏に、「死より酷い」という思考が巡る。
そしてついに、男は絶叫した。
「吐きます! 吐きますからああああああああ!!!!!!」
暗がりの中で、雪は小さく微笑した。
師匠の特別任務01 -了-