こんにちは!
竹花ノートです。
今日はイラスト等の質問への回答をしていこうと思います!(おまたせしました!)
今回回答させて頂く質問はこちら。
※質問者さんのお名前は念の為隠しています。
「全体を見る」ってたしかに難しいですよね。
質問にもあるように感覚的なものなのか意識的なものなのか…。
これに関しては両方の側面があるので解説してみようと思います!
まずイラストを見る人というのはそのイラストを感覚的に捉えます。
「この絵、なんかいいな!」「すごい!かっこいい!」などなど。
ぶっちゃけ、こういう技術を使ってる!とかそういう細かい部分とかってあんまり見ないんです。
でもそういった感覚を見る人に与えるには技術が必要だったりします。
神絵師たちの言う「全体を見る」というのはそのイラストを見た人たちがそういった感覚をちゃんと感じるイラストになっているかをチェックする工程のことを言います。
これがうまく行っていないと、ポジティブな感覚をあまり感じなかったり印象が弱かったり、最悪の場合「なんかバランス悪いな…」「微妙だな…」という印象を与えることになってしまいます。
つまりこの「全体を見る」ということをある程度理解できれば高いクオリティのイラストを安定して仕上げることができるようになるということです。
ここで厄介なのがきちんと理論的に「全体を見ている」人もいれば、感覚的に「全体を見ている」人もいる点です。
感覚でやってうまく行っている人はなんとなくである程度良い感じに描けてしまうのですが、そうでない人は理屈としての「全体を見る」ができるようになる必要があります。(感覚でやってる人も理論は知ってたほうが良いと思うけど)
突飛な感覚や天性の才能みたいなものがなくても「1+1=2だよね」と同じように「これはこう」というタイプのある意味テンプレートが存在します。
知識として覚えてしまえばあとはそのルールに従っていけばいいだけなので実はそんなに難しいことではありません。
センスとか才能とかなくてもどうとでもなります。
例えばですが、視線誘導というものがあります。
漫画やイラスト、それ以外の分野(手品とか)でも存在するテクニックなのですが、これは知識として覚えてしまえば感覚的にわからなくても効果を出すことができます。
人間も動物なので本能的に自然とそのように動作してしまう性質があるのですが、視線誘導という技術はそういう部分に訴えかけるものなのです。
簡単な図を作ってみました。
このような2つの絵を並べたときに左側は中心の赤い丸に目線が行くと思います。
しかし、右側は全体に赤い丸があるためどこを見たら良いのかわかりにくいのではないでしょうか。
イラストも同じで見せたい点がはっきりしている方がその部分へ目を引きつけ、情報が散らかり見せたい点がどれだかわからないものは相手には伝わりにくいのです。
ここまでちょっと長い話をしましたが、「全体を見る」とはどういうことなのかというと、
・配置
・ポーズ
・配色
これらの要素が画面全体でバランス良く成立しているか、バランスの悪い駄目な部分はないかというチェックをするということです。
たくさん描いたほうがイラストは上手くなるのですが、闇雲に描いてもあまり意味はありません。
理論(知識)を頭に入れつつ、そのルールを使えているかどうかをチェックするためにキャンバス全体を見るという習慣をつけると良いと思います。
簡単な習慣づけとしては、ズームしすぎないように拡大率を200%くらいまでに抑えるなどは割といいと思います。
関連しますが細かい部分を永遠と描き続けるのをやめる、というのも効果的だと思います。
話が長くなってしまうのでまた別の記事に取り上げようと思いますが今回の「全体を見る」に関連して、配置、ポーズ、色についてもそのうちやろうと思います。
少し長い解説になってしまいましたが質問などは是非コメントしてください!
可能な限り噛み砕いて解説記事を作っていこうと思います。
今日の講座はココまで!
またね。
竹花ノート
2021-06-28 15:58:02 +0000 UTCかおにゃこ
2021-06-28 12:54:44 +0000 UTC