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【拘束】ようこそ、絶頂割のあるお店へ――




部屋の中は静まり返っていた。カーテンは閉じきられ、机の上の時計が「19:44」を指している。今、美咲の目に映っているのは、ベッドの上に並べた道具たちだった。


「ふふっ……今日は、ちゃんとやる」


つぶやく声は小さく、しかし、確かな決意に満ちていた。


金髪のツインテールを軽く揺らしながら、美咲は丸いものを手に取る。赤いボールギャグ――見た目こそ可愛らしいが、口の自由を奪う道具としては一級品だ。

それを唇にあてがい、少しだけ舌でなぞる。


「……んっ」


静かに口を開け、ゆっくりと噛み込んでいく。

もがいたら喉の奥まで当たって苦しくなる、でも、そこがいい。


ベルトを後頭部で締めたとき、彼女の頬がほんのり赤らんだ。

「あー……んー……っ」

声にならない、けれど心が満たされていく。


次に、美咲はマスクを手に取る。市販のピンクの不織布マスク。

外から見れば、ただのマスク女子にしか見えない。

けれど、その下には、しっかりとボールが噛み込まれているという、誰にもわからない秘密がある。


マスクのゴムを耳にかけながら、美咲は鏡を見てにやけた。


「(……うん、完璧。これなら、誰にも気づかれない……はず)」


マスク越しに漏れる息が、少し熱を帯びている。

その息を吐きながら、美咲はベッドの上に戻り、太めのロープを手に取った。


「(……今日は、しっかり締めて……“挟む”やつにしよ)」


制服の上からロープを胸の下に通す。次に、上から。

上下からぐっと締めあげていくと、豊かな胸が縄に挟み込まれ、強調されて持ち上がる。


「(……んぅ……っ)」


締めるたびに布と肌がこすれ、快感とも苦しさともつかない感覚が美咲を包む。

「(……だめ、きつすぎると、変な声出ちゃう……)」

だけど緩めるつもりはない。自分がこの状態で“外に出る”ことを目的としているから。


最後に、美咲はベッドの端に置いてあったロープを手に取った。

背中側に腕を回し、手首にロープを巻いていく。


「(……自分で、ちゃんとできる。いつもよりも、ぎゅって……)」


片手で縛るのは慣れていた。何度も練習している。

“縛られること”に憧れたわけじゃない。縛ったまま、日常に出るという背徳感――それこそが、彼女の欲望だった。


キュッ、キュッと締めていき、最後に結び目を引いた。


「んっ……ふぅ……(よし……完了)」


手首が背中で固定され、もう動かせない。


体はぎこちなく、声は出せない。

でも、心は静かに、高鳴っている。


「(このまま、行く。誰にも気づかれずに……でも、いつ気づかれてもおかしくないまま……)」


マスクの内側で、ボールを舌でなぞりながら、美咲はそっと立ち上がった。










玄関に向かう途中、美咲は最後の仕上げとして、制服のブレザーを肩に羽織った。

ロープで持ち上げられた胸は、明らかに不自然なふくらみをつくっている。


「(見た目は……たぶん大丈夫……たぶん……)」


マスクの奥で舌がボールを押し返す。

しゃべれないという現実が、じわじわと現実味を増してきた。


手首は背中で完全に固定されている。

胸元にはロープの硬い感触。

太ももから膝、足首にかけての縄が、歩くたびに肌を擦ってくる。


「(今なら、まだ戻れる……でも、戻らない)」


ドアの前で息をひとつ整え、美咲は静かに鍵を開けた。

ドアが開いたとたん、夜の空気が押し寄せてくる。

外は薄暗く、人通りも少ない。けれど、ゼロではない。


(んっ……んふ……)


マスク越しに小さく息を漏らしながら、彼女はアパートの階段を下りていった。


駅までは徒歩10分。

背中で揺れる手首の不自由さと、足元の不安定さが、ただ歩くという行為さえも難しくする。


途中、向かいから歩いてくる女性とすれ違ったとき、思わず目を逸らした。


「(気づかれてない……? いや、今の……まさか……)」


ブレザーの内側で汗がじわじわとにじみ出す。

でも、そう――この感覚こそが、美咲が求めていた“ごほうび”だった。


やがて駅に到着。改札を抜けると、ちょうど電車が来た。

遅い時間のためか、車内は空いていた。

美咲はなるべく端の、ドア横の席に腰を下ろす。


吊革を掴めない。

リュックも持てない。

ただ、黙って座っているしかない。


(ん……ふっ……)


揺れるたび、縄が食い込む。

体全体が微妙に傾いてバランスを取りづらい。


「(この状態で、もし車掌さんに話しかけられたら……?)」

「(もし、マスクがずれて……ボールが見えたら……?)」


緊張で心臓の鼓動がどんどん速くなっていく。


でも、彼女は決して“恐怖”ではなかった。


「(もっと見て……でも、見ないで……このまま何事もなく着いて……でも、ちょっとバレかけて……そんなのが、欲しいの……)」


美咲の目的地は、駅から少し離れた雑居ビルの一角にある、“怪しいお店”だった。

ネットでは噂になっているような、“何を売っているのか分からない、でも興味をそそる”ような――そんな場所。


きっと、そんな場所にふさわしい“格好”を、彼女はしている。

もしかしたら、受け入れてくれるのは、ああいうところだけかもしれない。


ゴトン……と車両が揺れた拍子に、マスクの中で舌がボールに押し戻されて、むぐっと小さく声が漏れた。


(……っ!)


思わず目を見開く。

向かいの席のサラリーマンがこちらを一瞥したような気がして、息を殺した。


だけど、すぐにスマホに目を戻した様子。

気づかれてはいない。たぶん――いや、もしかして。


(……っ)


その小さな“不安”が、美咲の体をぞくっと震わせる。

もう戻れない。

いや――最初から戻るつもりなんてなかった。


目的の駅は、あと2つ先。











暗く静かな空間に、微かな香が漂っていた。

香水でも、消臭剤でもない。むしろ――熱と、欲望の香り。

美咲はその空気の中で、息を殺しながら立ち尽くしていた。


(……やば……ほんとに、来ちゃった……)


左右には並ぶ縄。色とりどりのボールギャグ。吊り器具。鞭。蝋燭。

全てが、触れた瞬間に何かを覚醒させてしまいそうな存在感を放っている。


背中で縛った手首は、きつく固定され、もう何もできない。

足元の縄も、歩くだけで肌を擦って声が漏れそうになる。

胸を締め上げるロープの感触が、鼓動と連動してじわじわと主張してくる。


(あたし……この姿で、こんな場所に……)


マスクの中で舌を押し当てても、口の中のボールはびくともしない。

ほんの少し声を出そうとすれば、くぐもった音が喉奥で鳴ってしまう。


(んむ……ふぅ……)


そのときだった。


「いらっしゃいませ」


唐突に、背後から女の声がした。


ビクンッ!


美咲の肩が跳ねる。


(だ、だれか……いたの!?)


声の主は、黒の制服を着た女性店員だった。

長い黒髪をひとつに束ね、瞳は細く、どこか楽しげな色を浮かべている。


「何か、お探しですか?」


聞かれても、答えられない。

美咲は顔を逸らし、小さく首を横に振った。


(お願い……お願いだから、気づかないで……見逃して……)


だが、その必死な拒絶の仕草が、むしろ何かを引き寄せた。


「……ふふ」


女性店員は、声を漏らして笑った。


そして――


美咲の顔に手を伸ばし、マスクの端を、そっと、つまみ上げた。


(えっ……や、だめ……!!)


首を振ろうにも、ロープが擦れてバランスを崩してしまう。


その間に、マスクはゆっくりと、外されていった。


あらわになった口元。

そこには、しっかりと固定された赤いボールギャグ。

そして、羞恥と動揺で真っ赤に染まった頬。


女店員は一瞬、目を細めたあと――

やさしく、楽しげに、囁いた。


「いらっしゃいませ、変態さん」


美咲の全身が、熱に包まれたように震えた。

冷や汗が、首筋をつたう。


(ちがう……ちがうのに……!)


「答えられなかったのは、そのせいだったんですね。ふふっ……かわいい」


その笑顔は、優しげにすら見えた。

だが、その裏には――確実に見透かされているという支配の感触があった。


美咲の心臓が跳ね、縄がキュッと食い込む。


「……今日は、どの道具にいたしましょうか?」


口が塞がれているせいで、答えられない。

でも、店員はもう何も聞いてこない。


まるで、「言葉はいらない」とでも言いたげに。












「こちらへどうぞ。個室、空いてますから」


女性店員の声は優しくて、どこか甘い。

美咲はただ頷くことしかできなかった。


マスクを外された顔は火照りでいっぱい。

口のボールギャグは外されないまま、ロープに包まれた身体をふらつかせながら、店の奥へと誘導されていく。


ドアの先に現れた小部屋は、まるで試着室のようだった。

だが、中央にはやや大きめのクッションと、壁にはフックや鏡。

用途は明らかだった。


「お座りくださいね。ほら……こっち」


店員はまるで友人に靴を選んであげるような口調で、美咲の腰をそっと押し、クッションの上に座らせた。

美咲は抵抗などできるはずもなく、そのまま尻もちをつくようにして座らされた。


「……なるほど……ここまでは、自分で?」


店員は微笑みながら、美咲の背中を覗き込み、手首の結びを見た。


「うん、きれい。結び方、慣れてますね。……ふふ、自分で縛ってここまで来たんですか?」


返事はできない。ただ、顔を伏せるしかなかった。


「じゃあ……残りは、私がやっちゃいますね」


店員はそう言って、さも当然のように、美咲の足首にロープをかけ始めた。


「お客さん……Mなんですね。言葉がいらないの、すごく伝わってきます」


(ちが……や……やめ――)


心の中で叫んでも、体はもう動かせない。

手首は背中で固く縛られ、口も塞がれている。


「この辺、まだ自由だったんですね。ダメですよ、そんな中途半端な格好で出歩いたら」


足首をしっかりとまとめたあと、店員はそのまま膝の上下にもロープを巻きはじめた。

制服のスカートが少しめくれ、肌にロープがじかに食い込んでいく。


(あ……うぅ……)


かすかに身じろぎするたびに、布とロープが擦れる音が耳に届く。

膝が固定され、太ももが開けなくなっていく。


「こっちも。太ももも、ちゃんと閉じて……ね?」


そう囁くと、店員は美咲の両脚を軽く持ち上げて寄せ、そのまま太ももにもロープをぐるぐると通していく。


「んん……っ」


(やだ……やばい……)


でも、その“やばさ”が、体の奥からぞわぞわと立ち上がってくる。


「あら、震えてますね。……やっぱり、本物のMさんだ」


ロープが最後の一巻きを終えたとき、美咲の下半身は完全に拘束されていた。

膝も太ももも縛られ、脚をわずかに動かすことすらできない。


「ふふ……これで、やっと“お客さん”って感じ」


店員は美咲の耳元で囁いた。

その声音は、優しさに満ちていたが――同時に、逃げ道のなさを突きつけるような甘さだった。









クッションの上。

制服のブレザーを着たまま、金髪ツインテールの少女――美咲は、完全に動きを封じられていた。


手首は背中で固定され、太もも・膝・足首は、ロープで丁寧にそろえられて縛られている。

口には赤いボールギャグ。もちろん、それを隠すものなど、もう何もない。


店員はすぐ隣に腰を下ろし、美咲の表情を見つめていた。

羞恥に染まったその頬。じっとりと光る額の汗。

けれど、瞳の奥には――確かに微かな、熱が見えていた。


「ふふ……そんなに緊張しなくても、大丈夫ですよ」


店員はそう言うと、スカートのすき間からのぞく太ももの内側に、指先をそっと滑り込ませた。


(っっ!!)


ビクンッ!

反射的に跳ねようとしたが、縛られた脚はわずかに震えるだけ。


そして――くすぐりが始まった。


「こしょ……こしょ……♪」


指がやさしく、でも容赦なく太ももを這う。

柔らかい肌に、爪の先がリズムよく弾かれていく。


【んむっっ!! ふぐぅ……んんんっ!】


ボールギャグ越しに、美咲のくぐもったうめき声があふれる。


「ふふ、かわいい……声、もっと聞かせてください♪」


今度は、膝裏に指が触れる。


【ふぶっ!? むぅうんっ! ふぅーっ!】


体をねじりたい。逃げたい。

けれど、何一つ動かせない。


ロープが、くすぐられるたびに肌を締めつけ、反応を増幅させる。


店員は次に、制服のブレザーのすき間から指を差し入れ、脇腹へ。


「ここ、弱いですよね……?」


【むぐう゛う゛っっっっ!!! んんんふぅぅ……!!】


顔を振っても、笑いも、声も、うめきに変わるだけ。

マスクはもうない。声は、店内に響いている。


「……あらら、涙目になってきちゃいましたね」


店員はその様子を見て、また笑った。


「くすぐったいのも、気持ちいいんでしょ? 体、正直だから」


(や……めて……やめて……でも……っ)


うめきながらも、どこか満たされていく。

羞恥と、快感と、くすぐったさと、縛られた苦しさ。


すべてが、ぐちゃぐちゃに混ざって、美咲の意識を溶かしていく。









クッションの上で、美咲は身じろぎもできずにいた。

太もも・膝・足首。全ての脚はロープでぴったりと縛られ、手首は背中で固く結ばれている。

口には赤いボールギャグ。目元はまだ見えているが、羞恥に潤んでいて焦点が合わない。


その目の前で、店員がゆっくりと小さなケースを開けた。

中から取り出されたのは――複数のローターだった。




【拘束】ようこそ、絶頂割のあるお店へ――【完結】


ーつづくー




「割引の条件は……絶頂回数でした。」


制服姿の金髪ツインテールの少女・美咲。


彼女は今日、誰にも言えない欲望を胸に、“ある店”を訪れた。

自らを厳重に縛り、口にはボールギャグ――

縛られたままSMグッズショップへと足を踏み入れる、その背徳的快感。


だが店員は、彼女の秘密をすぐに見抜いてしまう。


「絶頂されたら、5%OFFです♡」


さらに――

「2回目で15%、3回目で25%OFFになりますよ?」


動けない。喋れない。

見えない中で、責めと囁きが少女の理性を溶かしていく……


店内個室で繰り返される、羞恥と快感の攻防。

完全主観・緊縛・ローター責め・耳責め描写をじっくり堪能できる“M娘特化ストーリー”!


本作のポイント


🎀 金髪ツインテール&巨乳の制服少女・美咲が主役


🧷 セルフボンデージで来店、すでに手首・胸は縛られた状態から始まる


😷 口にはボールギャグ+上からマスクの羞恥仕様


🛍 店員による優しいけど厳重なS責め:くすぐり、ローター、目隠し、囁き


💸 絶頂で“割引率”が上がるという新感覚ストーリー構造


🎧 囁き&うめき声描写が濃厚


🛒 手に入れたレジ袋の中には……「自分へのご褒美」



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