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緊縛されて連結猿轡に喘ぐ婦警さん【SP】

女子高生に緊縛放置される婦警さん【SP】

. 「本当に触られたんです!」 「いや......しかし.........」 「触っておらん!そうだよなぁ!?」 「......」 「お前ら警察は機嫌をとっておいた方がいいだろう?」 「うっ......」 男が圧をかけると新人と思われる婦警はすぐに断定してしまった。 「この人は無実です.........貴女の思い違いでは」 「そんな!なんで...

↑前半(読んで貰えば物語に入りやすいです)









平日の火曜日にもかかわらず林優里亜(はやしゆりあ)は自宅のソファの上でダラダラと本を読みながら時間を持て余していた。社会人の優里亜は本来ならばADとしてテレビ局でせっせと働いている時間帯だ。

普段は寝る間もないくらい忙しい彼女がなぜ自宅でのんびりとしているのか。答えは"演者の失踪"である。優里亜は情報番組に関わっていたが、そのメインとも言える"美人すぎる婦警さん"が突然姿を消したのだ。すでに一週間くらい音信不通の状態である。

「おかしい……」

そんなことを呟いた優里亜は読んでいた本をソファの脇に置いた。

"おかしい"と言うのはタレントの婦警さんのことだけではなかった。ここ数日の間に優里亜にとって不可解な出来事が多発しているのだ。


まず一つ目は妹の亜希(あき)の変貌である。真面目だった妹が深夜にひっそりと帰ってきたり、急に部活の朝練をするからと言って妙に朝早く家を出たり………なんと言うか『イキイキ』としているのだ。楽しそうで何よりなのだが二人暮らしの妹が急に変化するのは何か不思議な感じがした。

次にこれは自分の行動だが…………美人すぎる婦警さんの"髪の毛"を頂戴したのだ。別に自分にそんな特殊な性癖があるわけではないのだが、仲の良いヘアメイクさんにこっそりと頼んでしまった。魔がさした………と言うより体が勝手に動いたという感じだった。

「はぁ……」

ソファから立ち上がった優里亜は小型の掃除機を片手に部屋中を歩き回った。リビング、台所、自室………………順番に埃を掃除機に吸い込ませていく。

残るは妹の部屋だけになった。

「あの可愛かった亜希も思春期か」

先日、遂に『入らないで』と言われてしまったわけだが、掃除をするくらいなら構わないだろう。詮索するわけじゃあるまいし。

そうやって自分に言い聞かせて掃除を口実に妹の部屋にお邪魔したわけだ。正直いって興味津々である。

「わーーーぁお…………おっ!?」

部屋の散らかり具合もさることながら、ベッドの上に人様には見せられないようなモノが置いてあった。穴がいくつも空いた玉状の口枷、手錠、ロープ、鞭、身体のどの部位に使うのかも分からないようなベルト…………一口で行ってしまえばSMグッズだ。

「こんな趣味あったの………っ!?」

長い間一つ屋根の下で暮らして来た妹の特殊性癖を目の当たりにしてしまった優里亜は一瞬頭が真っ白になった。

掃除機を手にしている優里亜だったがもはや掃除どころではない。

『見なかったことにする』ためにそっとUターンして部屋から退散しようとした時であった。

「誰っ!?」

クローゼットの中から『ゴトン』と物音が聞こえた。

散乱している衣服もきちんと整理すればすっぽりと収納できるくらいには大きいスペースだ。

優里亜は少し躊躇ったが、妹の部屋のクローゼットを恐る恐る開けた。













【亜希、これを見て】

「リア、私は今ノートを取ってるから後にして」

林亜希(はやしあき)は期末テストを目前に控えていたが、このところ勉強はそっちのけにしていた。

【いいのかい、後悔する事になるかもよ?】

リアは小さい体の割に大きなツノの生えた"悪魔"である。亜希の気を引くために言葉をうまく使っている。

「……手短にお願い」

【はいはい】

リアが机の上のノートを指差すとシャープペンシルで書かれていた文字が宙に浮き、教室の隅に逃げていった。

「ちょ………あとで帰ってくるんでしょうね」

他の人に聞こえないように早口で声を荒げる亜希であったが、リアはその言葉を無視してノートに亜希の自宅の風景を映し出した。

「お、お姉ちゃん!!?」

モニター代わりになったノートの中に亜希の姉である優里亜がいたのだ。そして場所は亜希の部屋である。

「勝手に入るなってあれだけ言ったのにどうなってんの!」

【アタシに言われても困る】

クローゼットの中には決して見られてはいけないモノ………というかヒトを隠している。姉がソロソロと"そこ"へ向かっていくのが見て取れた。

あたふたする亜希であったが自宅から遠く離れた学校で姉を止めることなど…………………………

【使っちゃいなよ】

「………」

亜希にはリアから渡された強力な武器がある。

ーー悪魔チケットーー

・操れる時間は45分

・対象のDNAが必要


亜希は携帯している数種類の髪の毛から優里亜のものを選んでチケットに貼り付け、服従内容を書き込んだ。












「んーんーー!」

「ど、どうなってるの!?」

突然姿を消した"婦警さん"がどうして妹の部屋………それもクローゼットの中に押し込められているのか。どうして気が付かなかったのだろうか。どうして……

「んんぅーー!」

胡座をかくようにギチギチに縄で縛られた婦警さんが低い視点から優里亜を見上げるように何かを訴えている。その口も驚くほど厳重にタオルが巻き付いていた。

「一旦警察に……いやあなたが警察で………亜希が……?」

混乱する優里亜はしどろもどろになっていた。緊縛された婦警さんをそのままに電話を取ってみたり、その電話を一度置いて玄関を覗いてみたり…………また妹の部屋に戻り。

「んんんぅうゔーー!」

「苦しいのね、うん……分かるけどちょっと待って」

おでこを抑えながら困惑する優里亜。

(まさか亜希が………真面目なあの子に限ってこんな大胆な……)

「うううううーーーっっ!」

「分かったから!……取り敢えず口のタオ……………る……ぅうっ!?」

瞬間

なんの前触れもなく優里亜の身体は固まった。まるで誰かに乗っ取られたかのように腕が操作される。

「な……何事っ!?」

ベッドの方に身体が吸い寄せられた。優里亜は後退りしながら婦警さんから少しずつ離れていく。

「んんぅ!ううう!」

「違うの……身体が………」

いうことを聞かない。

そのまま『ぼふっ』とベッドに飛び込んでしまった。

「はっ……はっ……!?」

息遣いも荒くなって来た頃に優里亜の目に飛び込んで来たのは………SMグッズである。

「はっ……はっ……い、いやぁあ!」

自分でも訳がわからない。しかし優里亜の腕は穴のあいた口枷を拾い上げると、それを自分の口に…………

「むっ……ふーーーーーー………」

『ガチっ』と歯を食いしばり柔らかい唇を閉じて抵抗する優里亜だったが腕は相変わらず口枷をはめようとしている。ベルトの両端を持ち『グググ』と押し当てるように……

「あ………あがっ………」

次第に頬にも力が入らなくなり、優里亜は口を開けてしまった。

そのすきに『かぽっ』と穴あき球が彼女の口内に収まった。

「お……おごっ……!?」

(大きい!?く、苦し……)

両手は頭の後ろで『ガチャガチャ』とせわしなく動いている。おそらくベルトを固定しているのだろう。

「はふっ………はふーーー………」

穴が開いているので辛うじて口呼吸ができることを悟った優里亜は隙間から空気を求めて『ヒュー』と呼吸した。その音のだらしなさたるや相当なモノであったので思わず顔が赤くなってしまった。

「お……んん……」

すでに口枷のベルトは留まってしまった。頬が変形するほどキツく咥えさせられた口枷は優里亜の口の中を占領し、声の自由を奪った。

これで終わりでは無い。声の次に奪われるのは身体の自由である。

優里亜の腕が次に起こした行動は"自縛"であった。

「んおおお!?」

ベットの上で体育座りになった優里亜は両足首、膝の上下を揃えてキツく縛った。蛇のように散らかっていた縄は少しザラついており、結ぶと下半身は完全に固定されてしまった。

足首から伸びた縄は『びろん』とかなりの長さで余っていたのだが優里亜の腕はこれを活用した。一度絞めたら二度と解けないハングマンズノットと呼ばれる縄の輪っかを作り、そこに手首を通した。

「ん!おぉうううう!?(ま、まさか……)」

優里亜は体育座りの姿勢を崩し、横に倒れると手首を『ぐっ』と一気に足首から遠ざけるように引っ張った。

「おごぉおおおおお!」

ハングマンズノットの輪っかが絞まり手首を『ギュウウ』と縛り上げる。その縄が足首から伸びていることもあり、優里亜の身体は反対側に曲がるようにして拘束されてしまった。逆海老縛りの完成である。

「う、んうぉおおおおお!」

妹のベットの上で身体をめちゃくちゃに暴れさせて藻搔いたが、きっちりと絞まった縄が解けることはなかった。













「はぉ……ほゔぉおおお………」

時間にして1時間は経っただろうか。藻搔きっぱなしだった優里亜もとうとう諦めたのか大人しくなる。しかし海老縛りの構造上、無駄な身動ぎを止めれば楽になるというわけでは無い。手首と足首が繋げられているために胸が浮き、どうしても無理な体勢を強要されてしまう。

汗がだらだらと流れ、穴あきの口枷からは行き場を失った優里亜の涎が『ポタポタ』と落ちて来た。妹のベッドシーツに大きなシミを作ってしまうことにどうしようも無い恥じらいを感じた優里亜は目を背けるように横を向いた。

「ううぅ………」

クローゼットの中の婦警さんと目が合う。

「んん………」

(違うの…………操られて…………)

事情を説明しようにも口枷に邪魔されて何も出来ない。この1時間『ほがほが』言い続けて意思の疎通が不可能なことは重々分かっている。それでも優里亜は『んぅ』『おぉっ』『ぐゔっ』などと無駄な呻き声を発するのであった。















2日後、木曜日


期末テスト初日にもかかわらず、その日はクラス全体がざわついていた。亜希は私立××女子校に通っていたのだが、こんなことは前代未聞だという。人によっては進路さえも決まるであろう大事な期末テスト、よりによってこのタイミングで転校生がやってくるのだという。



「テスト前に自己紹介してもらいます」

「あ、美人………てか可愛い………!」

同じ部活の麻里(まり)が言う。

しかし話しかけられた側の亜希は教科書と睨めっこを続けていた。何しろこのところ…………

「中村真子です」

「やっば!声高ッ………ほんとに高校生!?」

いい加減麻里がうるさくなって来たのでついつい亜希も顔をあげた。

言葉を失った。

茶髪のツインテールに麦わら帽子を被った女の子が教卓の横にちょこっと立っていた。背は小さく、麻里の言うとおり幼い印象だ。だがそんな事はどうでもいい。亜希の目は真子の麦わら帽子の上に乗る"モノ"に釘付けになった。大きなツノに漆黒の服。リアと同じような外見をしているアレは……………間違いない、悪魔だ。

「っ!?」

すんでのところで亜希は言葉を飲み込んだ。

自己紹介を終えた真子はまるで品定めでもするかのようにクラスメイトを端から端までじっくり順番に見る。そしてついに亜希と目があった。いや、正確に言えば亜希の肩の上を見ている。そして『ふふっ』と不気味に笑った。

間違いなく彼女にも悪魔のリアが見えているのだ。








10分休みの時間に亜希は話しかけられた。


「………こんにちは」

「あ、うん」

「突然なんだけど……石川芽衣って………わかる?」

「…………」

真子は雑談をするつもりは無いといった感じでいきなり本題に入り込んで来た。

「美人すぎる婦警さんで有名な」

「最近見ないよね」

「私、あの人の姪なの」

「……!?」

「芽衣さんの"姪"………なんちゃって………」

照れながら静かに冗談を言う真子は天然なのだろうか。ツインテールがぴょこぴょことなっている。

「親戚がタレントって羨ましい」

「ほんとに………」

会話を遮るように予鈴が鳴った。










〜屋上〜


「リア」

【あの転校生のことだろう】

「そう」

【あの子に憑いているのはセイラって名前の悪魔】

「名前はどうでもいい、大事なのは……」

【持ってるよ】

「!」

【確実に。100パーセントあの子は悪魔チケットを持ってる】

「……」

キシシシとリアは笑っている。

「………今日が勝負の時だ。私は…………"記憶"を手放すよ」

【どういうことだい?】

「たぶん先手はとられてる。私はあの子のDNAを持ってないけれどあの子は私のを持ってる。強引な転校も私を狙い撃ちするためだと思う」

【うん】

「いつ操られてもおかしく無い。今この瞬間に悪魔チケットで"自白"を使われたら………」

【なるほど、それでどうやって記憶を消すつもりなんだい。いくら頼まれてもアタシには無理だよ】

「このチケットを自分に使う」

【?】

「私の髪の毛を貼って"今から12時間、悪魔チケットに関する記憶を手放す"と書いてちぎる」

【服従内容に記憶を消すなんて通用するかな】

「する。お姉ちゃんは2日前のことを完全に忘れてる。特に記載しない限り45分で記憶が戻ることもないらしい」

【へぇ】

相変わらずリアはキシシシと笑うのであった。









ーーーーーーーーーーーーー








〜テニス部室〜


「ぐは…………やっと一日終わった………」

テスト終わりの放課後に亜希は自主練のために部室に立ち寄っていた。この学校では推奨こそされていないものの、テスト期間でも自主練はできる。テニス部の亜希はユニフォームに着替えている最中だった。

「麻里は誘っても来ないし、今日はランニングかな」

「……ちょっといい?」

閉ざされたドアの向こうで可愛い声がした。

「あ、うん。着替え終わってるから」

ささっとテニスウェアに腕を通した亜希は声の主に向かって返事をした。

扉が開く。

「こんにちは」

「転校生の……真子だっけ。なに入部志望?だったら部長に…………なんで鍵閉めるの?」

密室の中に2人っきりだ。













「ん…………?」

徐々に意識がはっきりとして来た亜希は自分が無数の縄に絡めとられている事を自覚した。

「なにこれ!?」

「あ……起きた……」

壁にはいたずら書きの数々、隅に置かれた本棚には皆んなで持ち寄った漫画がぎっしり詰まっている。場所はテニス部室で間違いない。

「転校生!」

「真子だよ……」

「なに、どういう状況!?」

壁から半分飛び出したクギ、本棚のでっぱり、窓のカギ、部屋のドア…………全てを巧みに使い、部室内には蜘蛛の巣が貼られたようにロープが行き来している。そのロープに亜希は捕らえられていた。

「私は力が弱いからいつも持ち歩いてるの……」

そういうと真子はバチバチと音を立てるスタンガンを見せた。

「そういえば一瞬衝撃が…………とういか解いてよ!」

亜希は身体を揺すって声を荒げる。同時に縄がギシギシと唸った。

「それは貴女次第………」

「はぁ!?」

「とぼけやがって」

真子の目つきが急に鋭くなる。特徴のツインテールも心なしかザワザワと揺れていた。

「芽衣お姉ちゃんをどこへやった」

「誰!?」

「石川芽衣。タレントの。早く言え」

「あの女優気取りの高飛車なタレント?」

『ブチン』と何かがキレる音がした。真子の頭が茹っている。

「お前、しばらく反省」

「おムぅっ!?」

真子はその辺に落ちていたハンドタオルを亜希の口に押し込んだ。さらにどこから取り出したのか分厚いマスクを口にあてがう。

「ンムぅううううう!」

「通気性が最悪のマスク。頑張って息しないとやばいよ?」

「ぐぅウウウウウウ!」













『コヒューー………コフゥーー………』

真子は部室から出て行ってしまった。部室に取り残された亜希は絡みつく縄を観察する。

右足左足ともに折り曲げるように拘束されている上に、半分宙吊りの状態なので床につけることが出来ない。逆さまの厳しい姿勢を強いられ、胸を地面に押し当てることになってしまう。上半身はというと両腕は後ろに回されて縄で縛られている。さらに胸の周りにもグルグルと巻きついていて背中の方で複雑に絡み合っているらしく、腕を引き抜くことが出来ない。

「ンムぅ……(くっさ……!)」

誰だよ洗濯しないで部室に置きっぱなしにした奴………

口の中をモゴモゴさせた亜希は鼻にツーンとくる汗っぽい臭いにやられていた。ハンドタオルに舌を押さえつけられてくぐもった声しか出せない。

そして………亜希の涎を吸ったタオルは次第に膨張していく。

「っっ!?」

(く、苦し…………っ!)

タオルからマスクへ涎や汗が浸透していき、分厚いマスクはさらに亜希の呼吸を制限した。

「んんっ!んんんーーーーーっ!!」

拘束から抜け出そう必死に藻搔いたが、蜘蛛の巣のように張り巡らされたロープは決して亜希を離さない。それどころか腕を動かすと脚が………その脚を動かそうとしたら今度は腕が連動して引っ張られた。まさに蜘蛛の巣に引っ掛かってしまった蝶の如く藻搔けば藻搔くほど縄がキツく絞まっていく。

「コヒューー…………ゔっ!!」

極め付けは濡れて口に張り付いてくるマスクである。縄抜けしようと身体を揺すると急激に酸素が足りなくなってしまう。

「フス……フス………スッ!」

パンパンにタオルを詰め込まれた口での呼吸は諦め、鼻をせっせと動かして空気を求める。

「ゔゔっ!?」

時折『ビタッ』と鼻に張り付いてくるマスクは亜希をさらに焦らせた。何しろただのマスクとは言え呼吸を抑えられてしまっているので亜希にとっては大問題であり、腕を始め緊縛されている自分では外せないのでパニックになるのも当然だ。

「うぅ………フス………フス…………」

真子が帰ってくるまで大人しく待っているしかない。















「フス…………フス……………フ…………」

部室に監禁されること30分、亜希の耳にとんでもないアナウンスが聞こえて来た。

『火災が発生しました。校内の皆さん、落ち着いて避難してください』

「ふゔうぅぅぅうううう!?」

部室内のスピーカーから機械音声が流れる。

『繰り返します。火災が発生しました…………火元は………』

「んむぅうううううううう!!」

とんでもない事実を知った亜希はこれ以上ないくらい力を込めて暴れた。『ギシギシ』と縄が唸りユニフォームに食い込んでくる。胸が『ぎゅうぎゅう』と絞り出されても気にせずに上半身を床に擦り付ける。

(き、今日は自主練…………誰も私がここにいる事を……………)

「んんんんんんーーーーっっ!!(助けてーーーーーー!!)」

タオルに阻まれた声は到底部室の外に聞こえるような大きさではない。舌をこねくり回してタオルを外に吐き出そうにもマスクが『ピシッ』と蓋をしてしまっている。

「ふんぬぅうううううう!!」

下半身が吊られていて踏ん張りが効かない。這いつくばって逃げることもできず………

「ンンンンぅぅんんんんん(誰か、誰か気付いて!!)」

上半身を『とすとす』と床に擦ってわずかな音を作り出す。

「ふ………ふすッ……………」















「私ったら、芽衣お姉ちゃんのことになると……………まぁこれで邪魔者は帰ったかな………」

「ん………んむぅう…………フス………フス………」

「貴女ならわかるでしょう?この悪魔チケットがあれば嘘の避難アナウンスなんて簡単……」

「?」

「その反応…………まんまと騙されたの………」

「ふぐぅううううう!」

「そんなに藻搔いちゃって………恥ずかし………」

「ふぐ…………コヒュっ!?」

「マスクが苦しそう、はやく済ませる………」

真子は地面すれすれに位置する亜希の頭部から髪の毛を一本抜くと服従内容を悪魔チケットに書き込んだ。


ー中村真子の質問に嘘偽りなく答えるー


「芽衣お姉ちゃん…………石川芽衣はどこ?」

「うむむぅうううう!」

「あ、そっか………」

真子は亜希のマスクを外して口の中からぐしょぐしょになったハンドタオルを取り出した。

「答えて……」

「んぺぇっ………し、知らないってば!」

「え……」

「はやく………これ解いてよ…………」

身体をよじって訴える亜希。

「貴女が誘拐したんでしょう………」

「なに言ってるの!?」

「セイラ、悪魔チケットは………」

【問題なく発動してるぜぇ】

セイラと呼ばれた悪魔はキシシシと笑った。
















翌日、金曜日


「ごめんなさい、私たまに暴走しちゃうの……」

「いや分かったから、何回謝るんだよ」

「芽衣お姉ちゃんのことになると………」

「それも5回は聞いた」

亜希と真子はクラスの隅で昨日のことについて話していた。

「で、そのタレントさんが行方不明だと」

「うん……」

「私の姉に聞けば何かわかるかも」

「えっ!?」

「テレビ局に勤めてるんだよ。その婦警さんが出演してる番組に携わってた」

「本当に………!?」

「今晩、ウチに来る?」

「いいの…………」









夜、亜希の家


「お邪魔します……」

「姉と二人暮らしだからラクにしてて」

「そうなの………」

「お茶入れてくる。私の部屋は突き当たりを右」

「うん…………」


真子は悪魔チケットに絶対的な信頼を寄せていた。故に石川芽衣の件について亜希の事を"シロ"だと思っている。それでも念のためポケットには自衛用にチケットを隠している。ちぎるだけで亜希を支配できる状態だ。

『テクテク』と慎重に歩いていき亜希に言われた通りに突き当たりの右のドアを開けた。


「んぉおおおおおお!」

「っ!!?」


ベッドの上には真子が探し続けていた"美人すぎる婦警さん"……………石川芽衣が……………緊縛されて苦しそうに藻搔いていた。


「残念だったね」

気が付けば背後に亜希が立っていた。

「やっぱりお前が………っ………ふぬ………ッ!?」

ポケットに手を伸ばした真子だったが、それよりもはやく亜希の服従内容が実行された。真子は『ピシ』っと背筋を伸ばした気を付けの姿勢で固まってしまう。

「う……ぐ…………」

「んむぉおおおおおお!」

指先一つ動かすことが出来ない。憧れの芽衣お姉ちゃんを前に…………もう少しのところで………真子は敗北した。














「私の邪魔するからこんなことになるんだ」

「は……なし……て…………」

「無駄だね、さて縛ってあげる」

「ぅぅ……」

亜希はとっ散らかった部屋からロープを探し、真子を拘束し始めた。

「まったく45分しか操れないのは面倒、こうして拘束しなきゃなんないから」

「うぐぅうううううう!」

ベッドの上では芽衣が血相を変えて藻搔いていた。鋭い目つきで亜希を睨みつける。しかし胡座縛りで固定された芽衣には亜希を止めることなど出来るはずも無い。

「ごめ………芽……お姉ちゃん……」

「うううううううう!」

気を付けの姿勢を崩すことが出来ない真子はされるがままに亜希に縛られていく。その様子を見ていることしかできない芽衣はベッドの上で悶え苦しんでいた。

「無様だねぇ、自分のことを探し続けた健気で可愛い姪が縛られてるのに助けらんない。警察のくせに」

「んぉおおおおおおッッ!」

施された胡座縛りをなんとかしようと暴れているうちに芽衣は仰向けにひっくり返ってしまった。こうなると自分で起き上がることすら難しい。情けない姿を晒してしまった芽衣は亜希にパンティを見せながら一層激しく呻き声を上げる。

「あはは、恥ずかしくないの?」

「ふ………ざけん………な……」

真子の拘束も終わりつつある。グルグルと巻かれたロープは真子を芋虫のような状態にしてしまった。一通り拘束を終えると、亜希は真子をベッドの上に放り投げてしまった。














「やめろぉおおおお!!」

45分の服従期間がすぎた。真子はベッドの上で思い切り藻搔いている。何しろ自分の憧れの人が目の前で弄ばれているのだ。

「んほぼぉおおおお!おおお゛!」

「うりゃうりゃ」

「んほおおおおおおお゛!」

「てっめぇ、ふざけんな!!」

胡座でひっくり返った芽衣の股間を電マで責め立てる亜希に怒号を飛ばす。そんな真子の声など耳に入らないとでも言うように亜希は振動責めを続けた。

「んこぉおおおおおっっ!」

「あぁ!芽衣お姉ちゃん!!」

真子はベッドの上で身体をねじ曲げて顔を振り乱す。自慢のツインテールもくしゃくしゃになってしまった。

「次はココ」

「ふゔっっっっ!?」

「弱いもんねーー乳首」

「ふゔゔぅううううう!!」

白目を剥いて快楽に浸る芽衣はすでに10回はイっているだろう。感度も右肩上がりに上昇している。すでにちょっと触れるだけでも『ビクン』と身体が跳ねるほどになってしまった。そんな芽衣を面白がるように亜希は電マ責めを続ける。

「んごぉほおおおおおおおおお!」

「また逝ったわ、ダルマみたいに縛られて電マなんかで気持ち良くなっちゃうド変態め」

「んゔヴヴヴゔゔゔゔぅうううう!」

「…………お願い………もう許してあげて………」

「あ?」

急に弱気になった真子を退屈そうに眺める亜希。真子の顔はほんのり赤らんでいて『ハァハァ』と心なしか息が荒くなっていた。そしてバレないようにか小さな動きで縛られたまま股間を『モジモジ』とさせている。しかし亜希はそれを見逃さない。

「おぅうううううゔゔゔゔッ!!」

「はぁ……はぁ……ッ!」

「健気な女の子というより恋する女の子だったのか」

「?」

亜希はキシシシと笑った。















「ふすーーーーーー………ふ………ふ………」

「んすーーーー………ん………」

芽衣と真子は2人用のボールギャグで連結されてしまった。

((苦し………!))

「放置責めしてやる、けどその前に」

亜希は真子のポケットに手を突っ込むと中から悪魔チケットを奪い取った。

「これは貰ってく」

「んんんんんんっ!」

「おふぅ!おごぉおお!(真子、暴れないで!)」

口元で繋がってしまってる以上、片方が無理に動けばもう一方が『ぐい』っと引き寄せられてしまう。至近距離で顔を近付けておく以外にない。

「じゃね」

「「んふぅううううーーーッッ!!」」

『ガチャ』


行ってしまった………………


「ふぅううううんんん!!」

「ふぬぅううううう!」

2人は不自由な身体を同時にくねらせて縄抜けしようと藻搔いた。亜希が帰ってくる前になんとかしようと躍起になっている。しかし芽衣は胡座縛り、真子は一本の棒のように緊縛されているので2人で移動することはほぼ不可能だ。無理やり繋げられた口元のせいで呼吸もままならない。

しかし……………

「んんんんんんーーーーーッッ!!」

「っっ!?」

芽衣が苦しむ様子を間近で見た真子は様子が徐々に変わっていった。

グルグル巻きの拘束は厳しいし、息もしづらいのに…………必死になって藻搔いてる芽衣お姉ちゃんを見ると………ッッ!!

「ふぅうううううううんんん!」

「っっ!」

強い警察官で綺麗な……そんな憧れのお姉ちゃんが…………こんな縄と口枷に手も足も出ないなんて………んッッッ!

縄に締め付けられた秘部が『きゅううん』と疼きだす。意地悪な亜希は女の子の弱いところを縛るのも忘れない。股縄に翻弄された真子は頭が『ぽ〜〜〜』っとなってしまった。

「ぉおおおおおおんんんんんんん!」

なにも知らない芽衣は縄抜けに夢中である。彼女が身動ぎを重ねるごとに真子が気持ち良くなってしまう。そんな構造だ。

「んぐくゔゔゔゔゔゔううううう!!」

「うくっっんんんんん///」

どんなに暴れても縄抜けするのは不可能に思えた。一緒に縛られている相手のためにも大人しくしているのが一番いいと頭では分かっているのに…………

芽衣は自分を姉のように慕ってくれる真子を助けるために必死に藻搔いてしまっている。

真子はというと……………芽衣の『んお゛』『ぐふっ』『ほぉ゛』っといった情けない声を引き出すようにワザと芽衣を揺さぶるように藻搔いていた。

「ふぉおおおお゛!」

「ふーーー……ふぅーー………///」

息の合わない2人の身動ぎは彼女たちをどんどん窮屈にした。鼻呼吸では賄い切れない量の酸素が必要になってしまう。

「「ゔゔゔっっ!?」」

「「フス………フス…………フスーーーーーーーッッッッ!!」」

ボールギャグの穴から『シュコシュコ』と2人の吐息が漏れた。


亜希が帰ってきた時には汗だくになった2人の女の子の妖艶な匂いが部屋全体を包み込んでいた。







ーーーーーーーーーーーー






【それで"人間の亜希"は全員の記憶を消して、彼女の"復讐"ってやつを終えたのさ】

【ヤツらは悪魔より悪魔的だぜぇ】

『『『パチパチパチ』』』

魔界のスタンディングオベーションは迫力が段違いだ。リアとセイラの"人間の研究"はたいへん好評であった。










〜終〜

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