.
自分の城に仕掛けた数々のトラップで女泥棒達を捕らえる真弓。
根っからのサディストである彼女は様々な発明家で女性達を弄ぶが........

. "自動捕縛縄" 意のままに操り、ターゲットをギッチギチに拘束する縄 ↑使えない 以前興味本位で触ったら一瞬で自分がギッチギチに縛られた。 "べたべたトリモチ" 同じく意のままに操り、ターゲットにベッタベタにへばり付いて拘束するトリモチ。 ↑使えない 以前ゴム手袋をはめて『ぐにゅ〜』っとケースから取り出そうと...
↑前編
ーーーーーーーー
「んんんーーー!」
「全く酷い目にあったわ」
昼寝を終えた警備ロボに助けられた真弓は美穂をミイラ拘束し直すと、棺桶の中に入れてしまった。包帯でぐるぐる巻きにされた美穂は股の間の電マの振動を逃がそうと右に左に身体を捩る。
「んんんんんんんん!!」
しかし、隙間なく固定されてしまった電マは美穂の秘部を容赦なく刺激した。
「騒がしい美穂の口も塞いだ事だし、他の女の子達のように藻搔いてなさい。私は戻るわ」
「んぅぐぅうううう!(行かないで!)」
目隠しまで施されている美穂には意思の伝達方法が残されていない。『カツカツ』と遠ざかる足音は美穂に絶望を与えた。
「んもぉおおおお!(戻って来てぇぇえ!)」
「うふふ、そんなに派手に藻搔いちゃって..........可愛いわね」
ドアの開閉が行われた。
「んんんーー!」
「むぐーーーー!」
「うぶぅーーー!」
右、左、後ろ、............
ありとあらゆる方向から女の子達の悲鳴とも取れる呻き声が聞こえる。実際に美穂も同じような嬌声を上げていた。しかし、どんなに大声を出そうとしても口の中に突っ込まれた布切れに舌を抑え込まれ、思うようなボリュームには決してならない。
『ヴヴヴヴヴヴヴヴ!』
「んんぐぅううううう!」
既に股間に大きなシミを作ってしまった美穂だが、逝っても止まることのない電マの刺激はさらなる深イキを強要する。
「うぼぉっ!うんぐぉおおお!」
両手は腰のあたりに『ピタッ』と気をつけの姿勢を取らされているために股間の電マは触れない。そもそも、身体と包帯の間に隙間が無い。触れる事など到底不可能なのは分かっている。
それでもじっとしている事が出来ない美穂は指を『グネグネ』と動かして気を逸らそうとした。
『あーあー........聞こえるかしら?』
「「「んんんんんんーーーー!」」」
突然降って来た真弓のスピーカー越しの声に全ての女性が同じような反応をした。
(((助けて!....許してーーー!)))
『誰かさんのせいで今私は機嫌が悪いんです、そんなはしたない声を出しても無駄でーす』
「「「んぐぅうううう!」」」
『皆んなクネクネしちゃって、そんなにキモチイイかしら?』
「「「んむぅう!(違ぁう!)」」」
『そんな娘達にいい知らせよ、順番に電マの強さを変えてあげる、えいっ』
「んもぉおおおおおおおおおおお!!」
突然、美穂の耳に凄まじい呻き声が届いた。後ろの方からだ。
「んもぉおおお!んぐぉおおおおお!!」
『あーあ、跳ねてる跳ねてる』
全員『ゴクリ』と唾を飲んだ。額から嫌な汗が流れ、猿轡でパンパンに膨らんだ頬から涎が垂れる。
「んぉううゔゔゔゔゔっっっ!!」
「!?」
今度は美穂のすぐ左の女の子が暴れ出した。
『うふふ、次は誰にしようかしら』
「「「んむぅううううーー!!」」」
全員自分だけはやめてくれと主張するようにミイラにされた身体をめちゃくちゃに動かし始めた。
『そうだ、1番弱々しい娘にしましょう』
「「「んむぅうううううっっ!!」」」
全員棺桶の中で『ぴょんぴょん』と跳ね、腰や胸を振ってアピールし始めた。
『皆んな頑張っちゃって、これは甲乙つけ難いわね..........じゃあ一斉に!えいっ!』
『ヴィィィィーーーーーンンン!!』
「「「おぐぅうゔゔゔゔゔゔ!!」」」
「はーー.....はーー..........んっっ/////」
真弓はモニターに釘付けになっていた。
映し出された女性達の姿に吸い寄せられるようにして画面を凝視する。
「あんなに窮屈に縛られて........しかも電マ....私が強く............っっ//////」
下着の中に潜り込ませた指が『くちゅくちゅ』と忙しなく動く。
『んんんんんんんーーーーーーっ!』
「あぁ........はぁんっっ//////」
画面の中の女性達の呻き声に合わせるようにして真弓も逝ってしまった。
「はぁはぁ......これだから止められないわ」
モニタールームの椅子の背もたれに『ドサッ』と背中を預けると真弓は放心状態になった。
「次の失敗は許されないわ」
「は.......い!」
「もし盗めなかったら..........美穂ならこの先は言わなくても分かってるわね」
「も、もちろんです!」
美穂は大きな声で返事をしたが、その声は震えていた。丸一日にわたるミイラ拘束&電マ責めは彼女を従順なる奴隷に堕とすのに十分な期間だった。
「指輪は必ず私が盗み出して見せます!」
「頼りにしてるわ。じゃあ、いってらっしゃい」
人里離れた森の中、夜のドラキュラ城は一段と不気味なオーラを発していた。
6時間後
「や........やっと解放された.........」
これから1ヶ月の間、美穂には自由が与えられる。もっとも時間の大半は真弓の言う"ルビーの指輪"を探すことに費やしてしまうのだが。
「........」
美穂は鏡の前に立って熟考した。
「小型爆弾ね........」
彼女の首にはチョーカーが嵌められている。真弓に装着されてしまった爆弾だ。これには発信機まで付いているという。
「これさえ何とか外せれば.........」
美穂は鏡に背を向けて後ろ髪をかきあげ、頸のところで固定されているであろうチョーカーを観察した。
「どうなってるんだろう........」
いきなり爆発されては困るので『そ〜〜』っと左手で触ってみる。右手は髪を抑えているので、まるでモデルさんのようなポーズをとる格好となった。
「あ、あれ?」
美穂は焦った。
「え、え、........なんで.....!?」
チョーカーを触りに行った左手が言うことを聞かない。正確に言えば左手の親指が頸の近くで『ガチッッ』と固定されてしまったようだった。
「嘘!どうしたっていうの!?」
髪を抑えていた右手を使い、左手の親指を救出しに向かわせるが..........ミイラ取りがミイラになってしまうが如く右手の親指も捕まってしまった。
「やばッ......離れない....!?」
バンザイをして胸を突き出すモデルさんのHなポーズを鏡の前で取らされている美穂は少し恥ずかしくなったが、今はそれどころでは無い。
「こ、このぉ!離れてよぉ!」
『ぐいぐい』と両手の親指を動かすが..........なんというかネバネバの瞬間接着剤でくっ付けられてしまったかの様に動かせないのだ。
「ゔっ.....ゔっ.......!」
『グニグニ』と多少の弾力はあるものの、それがかえって厄介だった。美穂がどんなに力を込めても『ねばぁ〜』と引っ付いて来るのだ。
「どうしてよぉおおおおおお!」
ベッドに倒れ込んでゴロゴロと転げ回り、理不尽な出来事から目を逸らそうとした。それが災いしたのかーーーーー
「あっ.........」
バンザイのまま転げ回ったせいで服がはだけてしまった。普段ならちょっとしたアクシデントで済むのだが両手が使えない美穂にとっては一大事である。
「うっ........うぐっっ!」
はだけた服を着直そうと身体を捻るがますます淫らな格好になってしまった。
「ああ///」
乳房が丸出しになり、美穂は羞恥心から顔を枕に突っ伏した。
「おかえりなさい美穂!成果は...........その様子を見るにせっかくの1ヶ月を棒に振ったみたいね」
「うぅ.......」
美穂は両手を頭の後ろに回したバンザイの姿勢で真弓のドラキュラ城に帰って来た。例によってモニタールームに2人きりだ。
「下着姿で......しかもそんな恥ずかしいポーズで彷徨いてたら危ないわよ、もっともこの辺には人が居ないのだけど」
(なにが"危ない"だよ.......お前が1番.....)
「両手を解放してあげるわ、こっちにいらっしゃい」
美穂は椅子に座った真弓の元へ歩いていく。
「後ろを向いて」
言われるがままに背中を向けた。
「このチョーカーはね、ちょっとした細工がしてあるの。外部から一定の圧力をかけるとその部分の表面が少しだけ溶けてトリモチ化するようになってるわ」
真弓は説明を続ける。
「ぜぇったいに剥がれないお母さん特製のトリモチなんだけど、ある液体をかけると...........ほらっ」
嘘のように美穂の両手は自由になった。驚いた美穂は『パっ』と真弓の方を向く。
「ふふ、企業秘密よ。さてと..........指輪を盗めなかった美穂にはお仕置きね........」
真弓は椅子から立ち上がるとモニタールームの扉側へと歩き始めた。
その瞬間を待っていたかの様に美穂が勢いよく真弓に飛び付いた。
「........なんのつもり?」
「私を解放して」
「爆弾チョーカーが嵌められてるの忘れたの?」
「この密着状態なら起爆できないでしょう」
「.........」
美穂が背後から『ぎゅう』と真弓の身体を締め上げる。左手をそのまま真弓の首元へとずらし........
「チョーカーを外さないならこのまま堕とす」
『プシュッ』
「っ!!?」
突然美穂の顔に霧吹きがかかった。同時に彼女の身体は力を失い『へなへな』とその場へ座り込んでしまった。
「な、何をしたの........」
声にも力がこもっていない。
「発明品の一つ、パワーダウンの香水よ。護身用に持ち歩いてるの」
美穂の目の前に『ふりふり』と小瓶を見せつける真弓。
「く、くそっ........」
「あーあ......反抗的なその態度、改め直してもらわないとね」
真弓はどこか嬉しそうだった。
『カツカツ』と果てしなく長い廊下を歩く真弓。美穂はというと自分より小さい真弓にお姫様抱っこをされて運ばれている。
「うぅ......離せぇ.........っ」
「パワダの香水は10分しか効き目が無いの、急がなきゃ」
美穂を抱き抱え、目的の部屋を目指した。
「まったく.....こんな時に警備ロボはグーグーと.......」
「..........お願い..............助けて......」
「力が抜けると弱気になるものね。直ぐに"元気"になるわよ」
「くぅぅ..........」
そんな話をしているうちに到着したーーーーーー"スリープサック拘束"の部屋に。
「むーーっっ!むーーーーっっ!」
既に1人拘束されている女の子がいたのだが、美穂は彼女の姿を見て驚いた。
その女の子は艶のある寝袋のようなモノに入れられてまるでミノムシの様に『ぎゅむ』っと拘束されていたのだ。苦しそうに顔を赤らめている。そして何より驚いたのはその女の子が泥棒の天才、後藤綾乃だった事だ。真っ赤になった顔と特徴の長い金髪だけが外気に触れている状況だった。
「この部屋を使うのは美穂で2人目ね。あまりにも厳しいから滅多に使わないの」
「むーーーっ!!」
「........」
徐々に力を取り戻してきた美穂だったが、飛び跳ねたり走ったりは不可能だった。
「ここに入ってちょうだい」
真弓はぶかぶかの黒い袋を指差して美穂に命じた。起爆されては堪らないので大人しく這いつくばって袋の中に入った。
「顔は外に出しといてね」
「くっ.......」
袋の中で仰向けになり、顔を外に出すと天井が見えた。これから真弓が使うであろうスピーカーが付いている。
「じゃあ、いくわよ」
「っっ!?」
真弓が合図したと同時に『プシューーー』と寝袋が膨らみ始めた。
「うぎぃいいい!」
袋の中に入っている美穂はまるで巨大な浮き輪に締め付けられるような感覚に襲われた。
「まだまだ行くわよ」
「きついきついぃぃいいい!」
袋の中で身体をバタつかせる美穂を見て真弓は心の中で興奮していた。
「ふふ、その暴れっぷりを見るに力が戻って来たみたいね。もう手遅れだけど」
「うぐぐぐぐぐぐぐ!!」
美穂が袋の中でどんなに暴れても弾力のある拘束具..........通称"スリープサック"が衝撃を吸収してしまう。外から見るとサックが『ぽよんぽよん』と弾むように動いているだけだった。
「後はベルトで締めて........これで完了ね」
「はなしてぇ........」
先に拘束されていた後藤綾乃と同じように美穂もミノムシの様に寝袋に拘束されてしまった。
「これから美穂の口を塞ぐのだけど、ボールギャグとテープギャグ、どっちがいいか選ばせてあげる」
「どっちも嫌よ.....」
美穂の言葉を無視して真弓は喋り出した。
「仰向けのまま動けない美穂にはボールギャグはきついわね。詰め物入りのテープギャグにしてあげましょう」
「やめっ.......あぐぅ........むむむっっ!」
「ふーー......ふーー......」
隣では後藤綾乃が激しく吐息を漏らしている。
「そうだ、忘れるところだったわ」
「むぅ?」
部屋から出ようとしていた真弓が引き返してきた。
「マスクを付けてあげる」
そういうと小学校の給食当番以来のガーゼの肌触りのマスクをつけられてしまった。
「んむむっっ!?」
「ふふ、苦しいでしょう。ただでさえ猿轡をされて鼻呼吸しか出来ないのにその上からマスクなんて.......」
「んふぅーーーっっ!」
「残念ねぇ、ただ耳にかけてるだけなのに今の美穂じゃあどう足掻いても外せないんだから」
「んんーーーーーっっ!」
真弓の言う通りだった。両手は使えずスリープサックの中に閉じ込められているので地面に擦り付けることすら叶わない。美穂にはマスクを外す事は不可能だった。
「美穂の鼻息で湿って来るだろうからさらに大変ね」
「んぐぐぅぅぅううう!」
マスクの上から人差し指を『ちょん』とあてがわれた美穂は苛立ちを隠せなかった。
「何よその顔、このまま鼻を摘むわよ?」
「んぐぅ........」
美穂は直ぐに眉をひそめ、降参してしまうのだった。
「「ふぅーー.......ふぅーーー.....」」
2人の泥棒がぎゅうぎゅうに拘束されて、情けなく藻搔いていた。
なんとかスリープサックから抜け出そうと身体を捩るが、空気をパンパンに入れられ、きつく締め上げられたベルトになす術はなかった。
美穂は2人で協力する事も考えたが仮に近づけたとしても相手に出来ることは無いだろう。厳しすぎる拘束と闘っていたその時、
『美穂と綾乃、とっておきの部屋はどうかしら』
「「んんんんーーーーー!」」
仰向けのまま天井に向かって呻き声を飛ばした。
『ふふ、苦しそうに悶えてるわね。でもその部屋にはまだ仕掛けが残ってるのよ』
「「?」」
真弓の声はスピーカー越しでも分かるくらいに張り切っていた。
『サウナはお好き?』
その言葉を皮切りに部屋の隅から『ゴォオオオオオ』と音が聞こえてきたと思うと、湿気のある熱風が美穂の顔面を通過した。
「んーーっっ!!んむーーーっっ!!」
「んぅゔゔゔゔゔゔ!!」
事態を察知した2人は『ぼよんぼよん』とサックを弾ませ、熱風を止めるように願った。
『あはは、本当に無様なイモムシみたい。恥ずかしく無いのかしら』
「「むぅーーむぉおおおお!」」
部屋の温度と湿度はどんどん上がっていき、2人の顔は赤く染まっていった。
絶え間なく流れ出る汗でマスクが顔にへばりつき、呼吸を制限する。
「んぉおおおおおお!」
顔を左右に思い切り振りマスクを外そうとする美穂だったが、どうしても耳にかかった輪っかが離れなかった。
「んんんんんーーー(苦しい!)」
「ふむぅゔゔゔゔゔゔ!(止めてぇええ!)」
スリープサックに閉じ込められた2人は無様な格好で鼻息を荒くし、『ぶにぶに』と必死に藻搔くのだった。
ーーーーーーーーー
わ、私の名前はユキと言います。
二度と悪いことはしないと誓います。誓いますから............だれか助けてください。
もうダメ...........
「んぁああ.........!」
ユキは艶のある声を上げながら逝ってしまった。
(せっかく我慢してたのに!)
彼女を締め上げる"自動捕縛縄"はさらに食い込みを増し、股間を集中的に責める。
「んぁぁっっ!」
ユキもそれを分かっているから太ももを『ギュッ』と閉じて抵抗するが、勢いづいた縄は止まらない。『しゅるゅる』とユキの弱い所を滑り、彼女を翻弄する。
「んっ.....んっ........んくぅ......!」
時には力強く食い込み、時には股を優しく撫でる縄に完全に支配されてしまった。
(た、助けて..........)
周りにも同じような"責め"を受けている女性がゴロゴロと転がっている。
ユキはそんな女性達の中の1人だった。
「もがっ!」
口を割るように噛まされた縄がユキの顔をくしゃくしゃにした。
「うっ......あががぁ.............」
いっそのこと我慢している身体を縄に任せ、勢いよく逝ってしまおうかと諦めかけていた時、異変が起きた。
『バチッ』とほんの一瞬音が鳴り、焦げた臭いがしたかと思うと............今までの元気が嘘のように縄が『へなへな』と身体から離れていったのだ。
「えっ?えっ?」
あまりに呆気なく解放されたユキは現実について行けず裸体をペタンと床につけていた。
「はぁはぁ、助かった.....?」
「何が起きたの?」
「知らないわよ!」
周りの女性達も解放されたらしく、地獄のような絶頂責めは幕を閉じたらしい。
ユキは先輩の元へ駆け寄ると早口で言った。
「に、逃げましょう、先輩!」
「何言ってるのよ!」
「えっ?」
怒られてしまった。先輩にはいつも怒られてばっかりだ。
「復讐よ!あの女に、皆んなもそうでしょう!」
「「「!!!」」」
今まで縛られていた女性全員の指揮を取るように先輩は立ち上がった。
〜ミイラの部屋〜
「協力してくれるなら助けてあげるわ」
「「「んぅうううううううう!!」」」
ミイラにされてしまった女性達は全員顔を縦に振り、身体をこれでもかと捩っている。
「わぁ........なんてえっちで........厳しそうな..........」
「ユキ、解いてあげなさい」
「は、はい」
まずは1人、ぐるぐる巻きにされた女性の顔の包帯を取ってやると、彼女は必死に叫んだ。
「下の.......下の止めてぇええええ!」
彼女の股間からは電マの音が鳴り響いていた。
〜モニタールーム〜
「そ、それにしても体操服って........」
「あの女の趣味ね、仕方ないわ」
裸で拘束されていた女性達はモニタールームのロッカーの中に積まれていた体操服を着ることになった。
「うぅ....恥ずかしいです」
「我慢しなさい!」
また怒られてしまった。
「えーーとモニターを見るに最後は...........あの部屋!ユキ、行きなさい!」
「は、はい!」
先輩に命令されたユキは言われるがままに廊下に飛び出し、『ぴゅー』っと小さな体を動かして目的地を目指す。
「はぁ、はぁ、」
それにしても暗くて不気味な廊下だ。どこまで行っても奥の方は見えず、部屋の数はまるで高級ホテルの様に多い。
「復讐かぁ........嫌だな............」
走っていたユキの体は自然と止まり、歩幅も小さくなっていった。新米泥棒のユキは先輩の命令には絶対に逆らえず、故に今も拘束されている女性達を解放して"復讐仲間"を集めているわけだ。
「えっと、ここかな」
悩みながらもユキはモニタールームから結構な距離のある目的の扉に到着した。
腕を組んで少し考えた挙句『コンコン』と扉を叩いて『失礼します』と中を覗いた瞬間。『むわぁっ』と蒸れた空気がユキの顔にあたった。
「ぎぇっ!」
びっくりして変な声が出てしまったが、のけぞった体を戻して部屋の中に入る。
するとーーーーー
「ん........むぅ.............」
「んむむ...............ふぅ...........」
あろう事かギチギチの"寝袋"に拘束された2人の女性が放置されていたのだ。
「だ、大丈夫ですか」
すぐさま駆け寄り、2人の顔を覗き込む。
「ん、んふぅうう!」
黒髪の女性の方が目をパチパチさせてユキの方を見つめた。どうやらマスクを付けられて息が苦しいらしい。
「今、外してあげます」
ユキが女性の耳にかかったマスクに触れた時、『はやくして!』と言うように女性は寝袋を『ぶにぶに』と動かした。
「........」
突然ユキの手が止まった。
幼い頃から言われるがままに流されて育ってきた彼女は自分の意思で動いた事がない。
「んんぅうううう!」
顔をぶんぶと振り乱して叫ぶ女性が何故か魅力的に見えた。
(もし私がこの女のマスクを外さないで出て行ったらどんな反応をするのだろう)
いつもなら絶対に浮かばない"悪い思い"が彼女を虜にした。魔がさしたとも言えるだろう。
ユキは女性のマスクからそっと手を離し、立ち上がった。
「んんんんんんん!!」
涙目になった女性はこれでもかと首から上をユキの方へ伸ばした。
だがユキは一歩、また一歩と後ずさって行く。
「んんんんんんんぅぅううう!!」
動けない女性は拘束された位置で取り乱し、ほとんどパニックに陥っていた。
ユキの額から汗が流れる。
部屋は相変わらず暑く完全にサウナ状態だ。
「んんーーーーーっっ!」
「........」
「ご苦労さん、ユキ」
「はぁはぁ、頑張りました」
ユキは金髪の女性を"ひとり"抱えてモニタールームに戻った。
「その女は眠っているみたいね」
「はい、でも時期に目を覚ますでしょう。しかも見てください」
ユキは抱えている女性の顔を先輩に向けた。
「まさか.........」
「はい、この女は大きな戦力です」
この界隈で後藤綾乃を知らぬものはいなかった。復讐の準備は整ったと言えるだろう。
「ただいま、今日はどう?」
『イジョウジタイハッセイ』
警備ロボが目を赤く光らせて警鐘を鳴らす。
「あら、発明品が暴走したのかしら。前にもあったわねぇ」
真弓は顔をしかめる。
城の外からでは中の様子は分からない。監視カメラなどの全ての情報はモニタールームに集結しているのだ。
真弓は十分に注意しながら大きなドアを開けた。
「........」
暗闇の中、玄関の明かりを付ける。
「落とし穴は作動していないわね......」
そんな事を呟いた瞬間、
「かくごーーーーっ!!」
と大きな声で後ろから真弓に襲い掛かる者がいた。どうやら玄関のドアの後ろに隠れていたらしい。
「っっ!」
咄嗟にパワーダウンの香水を吹きかける真弓。
「あがっ.........!」
女性は力を失い、その場に膝を付いた。
『イジョウジタイハッセイ』
「うるさいわね!分かってるわよ!」
警備ロボが真弓の近くに寄ってきて同じ言葉を繰り返す。
真弓は落とし穴をかわして廊下を突き進んだ。
「今襲って来た奴は自動捕縛縄で縛っていた女........まずい、あの部屋が破られたのだとしたら..........っ!?」
モニタールームへと向かう真弓を通せんぼする女性がいた。
「と、とまってください!」
新米泥棒のユキだった。
「なんで貴女が自由の身になってるのか答えて頂戴」
「えと..........言えません!」
ユキは慌てて両手で口を抑えた。
「......」
(パワーダウンの香水はまだ残っている、だけどこの状況.........いったい何人....)
「せんぱぁあああああいい!」
突然ユキが大声で叫んだ。
「ちっ!」
『どどどどっ』とモニタールームから複数人の女性達がなだれ出てきた。
「大声出さなくても監視カメラで見てたわよ、ユキ」
「じゃあなんで早く来てくれないんですか!」
2人が口喧嘩している隙を見計らって真弓は発明品の"煙玉"を取り出し、地面に向かって投げ付けた。
「勝手にお喋りしないでもらいたいわっ!」
『ぼわっ』と全員を包む様に煙幕が噴き出た。
「しまった......玄関を固めなさい!」
「は、はい!でも...........見えません!」
「皆んな同じよ!」
今のうちだ。
真弓は玄関とは反対方向、廊下の奥へと走り出した。
おそらく玄関から逃げる事はできない。城の中の女性全員が拘束から抜け出したとみていいだろう。
「「おらぁああああ!」」
「!」
ミイラの部屋からざっと5人、また飛び出て来た。
真弓は足を止めずに向かいの部屋のドアを開けた。普段は使わないその部屋から出て来たのは............
「きゃあっ!」
「な、なにこれぇ!!」
「ふふ、自分の意思で敵をネバネバに拘束する独立スライムよ」
「ふぎゅううーーーーっ!」
様々なポーズで拘束されてしまった女性達は引っ付いてくるスライムに苦戦していた。
「は、はなれろ.........むぐぅうううう!」
スライムは暴れる女の口にへばり付いた。
「むぅううううう!」
5人まとめて拘束する事に成功した上、道は塞いだ。
よし
逃げられる。
廊下の奥へ奥へ、長い距離を走り続ける真弓。
果てしなく思える城の廊下だが、やっと突き当たりーーーー
「頼むわよ」
"非常脱出装置"
真弓の母が作った発明品のひとつで真弓の指紋が鍵になっている。
右手の指5本が全て一致した時のみ脱出口は開かれる。
「早く..........」
『ニンショウデキマセン』
「!?」
『ニンショウデキマセン』
「なんで.....」
脱出口は開かなかった。
「こ、こ、これだからお母さんの発明品はぁああああああああ!」
無理矢理こじ開けようとするも、絶対に開かないように出来ている。
「くそぉおおお!お母さんの馬鹿ぁあああああああああ!!」
「それは違うよぉん」
「!!?」
場違いな高い音色の可愛い声、小さな少女がそこには立っていた。
「真弓ちゃんのおかーさんは本物だよ、こんなに凄い発明品をたくさん作ったんだから」
取り乱していた真弓は呼吸を整え、開かない脱出口に背を向けて相手をよく観察した。
(こいつは確か......)
「なになに!?そんな目で見ちゃって!ヨーコの事好きなの!?」
「........」
呆気に取られた真弓だったが、この少女の事はしっかりと思い出した。真弓のドラキュラ城に泥棒に入った子だ。確か名前は陽子...........岩井陽子。
「真弓ちゃんのおかーさん、天才だよね。ヨーコも最初は何も出来ずに捕まっちゃったし」
この少女に騒がれでもしたら逃げ隠れするのが難しくなる。
「私のお母さんはーーーーー!?」
真弓は自分にまだ"ツキ"が残っている事に歓喜した。真弓の目はあの凶悪な緊縛装置...........少女に背後から忍び寄る"自動捕縛縄"をとらえた。
「そうね、お母さんは頭のいい人だったわ。だけど変わってたわねぇ......」
「なになに!?どんな風に!?」
適当な会話で場を繋ぐ真弓。捕縛縄は陽子に真っ直ぐ向かっている。
「ふふ、発明に熱中してたわ。でも作るもの全部どこか抜けてるのよね」
「抜けてる?」
「そうよ、例えば警備ロボは昼寝するし、落とし穴は私もターゲットになるし...........」
『すーー』っと捕縛縄が陽子との間合いに入ったところを見て、真弓は言った。
「私の勝ちよ」
「なになに!?どういう事!?」
すると、あろう事か捕縛縄は急きょ方向転換して真弓に突撃して来た。
「っ!!?」
両腕を絡めとり、背後に捩じ上げた。
「違っ......私じゃない!あいつを縛れ!」
捕縛縄は真弓を床に転がして、緊縛を続ける。背後で縛った両腕を流さないように胸の緊縛に取り掛かる。
「くっ.....うぉっ.........離せぇ!」
藻搔けば藻搔くほど縄はきつく締まっていった。
「なになに!?楽しそう!」
「楽しくない!見てないで解け!!」
「えーー........嫌だ」
「ふざけてないで助けて!!」
「だって真弓ちゃん、ヨーコが縛られてる時助けてくれなかったよ?」
そうこうしているうちに真弓は両脚まで縛られてしまった。既に抵抗する術はほとんど無くなっている。床に転がされ、両脚を縛られてしまえば立ち上がる事すら出来ない。
真弓は陽子を見上げるように助けを求めた。
「うぐっ..........ん...........ごめんなさい.....今までのこと謝るから..........助けて......」
あまりの縄の厳しさに年下の少女にも媚びへつらう真弓。
「なになに!?そんなに都合がいい事ってある!?」
「..........くぅっ!」
縄がさらに締まった気がした。
「真弓ちゃんを運ぶわよ!こっちに来て、警備ロボ!」
「なっ!」
機敏な動きで現れた警備ロボ。
「私を助けなさい!」
『......』
縛られた真弓は警備ロボに向かって怒号を飛ばすがロボはうんともすんとも反応しなかった。
「真弓ちゃんをモニタールームに持っていきましょう!」
『リョウカイ』
まるで主が真弓から陽子へ変わったように警備ロボは動いていた。
「うわわっ.......やめろぉおお!」
真弓を担ぎ上げると警備ロボは歩き始めた。担がれた真弓は身体をバタバタと揺すったが無駄な足掻きだった。
〜モニタールーム〜
「うっ..........うごっ...............」
「動けない!?ねぇ動けない!?」
「ふほへはぃほほ!(動けないよ!)」
「すっごい!"完全防音猿轡"ほんとに何言ってるか分からない!」
「はふぅううう!」
真弓は母親の発明品である"猿轡"を嵌められてしまった。本来ならこの少女など、泥棒の輩に使うための物なのに........
そして、
モニタールームの扉を挟んだ外からは『ゴンゴン!』と大きな音が鳴っていた。
「開けなさい!」
「中にいるんでしょう!変態め!」
陽子が扉を施錠してしまったので女泥棒達は閉め出されてしまったのだ。真弓を引き渡せと扉を叩いているらしい。
「んっ!んっぅぅ!」
もし陽子が扉を開けてしまったらなだれ込んでくる泥棒達にどんな目に遭わされるか分からない。縛られている真弓は抵抗出来ずに..........
「んんんんんんっ!」
シリコン製の猿轡を噛み締めて陽子に訴えた。
「なになに!?よだれ垂れてるよ?」
「んぐぅぅう!」
話にならない。
「それにしても、外が騒がしいなぁ」
「................!!!」
陽子の方へ身をよじった時、真弓は"目撃"してしまった。長い間、自分が欲していた代物を。母親の発明品を完成させるための最後のピース。
「やってしまえ、捕縛縄!」
「!」
陽子が人差し指を『ピン』っと立てて命令するや否や外では大変なことが起きていた。
「な、なんだ!」
「やめてぇ!」
「きゃあああああああ!」
女泥棒達がみるみる縛られていく。その様子は監視カメラで撮影され、リアルタイムでモニターに映し出されていた。
「何しやがった!!」
「解放しなさい!」
「変態ぃいいいいいい!」
陽子はモニターを見て泥棒達がしっかりと緊縛されたのを確認すると"完全防音猿轡"を複数個手に持ち扉を開けた。
「や、やめ..........はむぅうううう!」
廊下で這いつくばりながら逃げようとする女達に馬乗りになり、陽子が強引に猿轡を嵌める様子がモニターに流れて来た。
「うんん.......ふむうううう!」
「なになに!気になっちゃった?」
「ふむうううう!」
「そんなに必死に首振らなくても教えてあげるよ?」
「ヨーコは泥棒だから泥棒をしただけ。真弓ちゃんの欲しかった物を盗んだだけ。言わなくても分かるよね?この指輪だよ」
陽子は指輪を嵌めた人差し指を立てて話を続けた。
「真弓ちゃんのおかーさんは天才だよ。私も天才って言われて来たから分かる。この指輪は発明品を自由自在に動かすための言わば司令塔のような物なんでしょ?」
陽子はさらに続ける。
「指輪を手に入れてからすぐにヨーコは自分の首に嵌められた爆弾チョーカーを外したの。そこで確信したのね、指輪の力をーーーーーー」
「ふむぅうううううう!」
「わっ!」
真弓は縛られた身体で陽子に飛び付いた。
指輪さえ..........指輪さえ押さえてしまえば何だって出来る。この厳しい緊縛の縄抜けだってーーーーー
「むぅうううう!んむぅうううう!」
「こらっ!やめて!」
揉みくちゃになりながら真弓は陽子から指輪を奪いにかかる。
「んむぅううううう!」
「捕縛縄!真弓ちゃんの股を縛れ!」
『しゅるるっ』とやって来た縄が真弓のお尻を割るように結び付いた。
「んんんんんんんっっ!」
身体を『ビクン』と跳ねさせてしまった真弓は以降微動だに出来ない。
「大人しくなったね!そこに正座してなさい!」
「んんんんんんんん!」
捕縛縄がさらに真弓を縛りあげる。もともと縛られていた下半身を折り曲げて、太ももと膝を一つに纏めるように固定されてしまった。お尻を踵につけ、正座を強要する縛り方だ。
「んっ.......んっ.........」
股縄を施されてしまった真弓に『藻搔く』という動作は許されない。身体を動かす事は自分で自分の急所を責めてしまう事を意味するのだ。
「んぅぅ.........」
「なになに!?これで終わりだと思ってる?」
「!」
陽子は真弓を引きずってモニターの正面に座らせた。
すると、真弓は衝撃を受けた。
「ほら!見て!縛られちゃった女の子達!」
「っっ!」
「あの娘なんてほら..........暑い部屋でまるでミノムシみたいに..........かわいそう」
「っっ!!」
「あっちはネバネバのお餅に捕まっちゃって........あーあ、お漏らししちゃってる!」
「っっ!!!」
「さっき緊縛した女達!這いずり回って.........あっ股縄されてるの気付いたかな?ピクピクしてる」
「っっ!!!!」
陽子に弄ばれてる。弄ばれてる........分かってるのに!
「んむむぅううううううう!」
(もうやめてぇええええ!いつもの.......いつものクセで...........腰が動いちゃうよぉおおおお!)
「それじゃヨーコは残りの女達もとっ捕まえに行ってくるから........ごゆっくり」
「んごぉおおおおおお!」
陽子は真弓の股縄を『ぐい』っと引っ張ると真弓は猿轡の隙間から端ない呻き声をあげた。
ーーーーーーーーー
〜スリープサックの部屋〜
「ふむぅうううううう!?」
また部屋の温度が上昇したのを感じとった美穂は慌てて身体を『ぐにぐに』と動かした。
「んぐーーーーーーっ!?」
結局スリープサックから出ることが出来ず、放置されること半日。何故か隣で同じように拘束されていた後藤綾乃は気弱そうな女の子に助けられた。
よって部屋には美穂しか居ない。
「んむぅううううう!」
マスクがへばり付いて来て、息が苦しい。頬が赤くなり体力の消耗も激しく.........
『制限時間は30分だよ?』
突然、天井のスピーカーから声が降り注いだ。
しかし、その声は真弓のものでは無い。
『あと30分でこのお城は爆発するの。危ないから制限時間内にお城から出てね?』
「んんんんんんんんんん!?」
驚いた美穂は置き去りにされた自分の存在を知らせるべくスピーカーに向かって唸り声をあげた。
〜モニタールーム〜
「と、いうことで..........なになに!?まだ反抗的な態度?」
「うむぅうううううううう!」
「お城の中で自由に動ける女の子は1人も残ってないから、真弓ちゃんに残された選択肢は2つ。爆弾を止めるか、這いつくばって逃げるか」
陽子という少女は合理的で才能に満ち溢れた者だった。彼女の素顔を見た者達をタダで帰す気は最初からなく、指輪の力を使って爆弾チョーカーの起爆力を跳ね上げ、城全体に仕掛けたのだ。
そしてその城全体の爆弾の起爆装置が今この部屋にある。時限式の物だ。
「なになに!?そんな目をすれば助かると思ってるの?」
「むぅうううううう!」
「じゃあね変態の真弓ちゃん」
30分という時間は陽子が逃げるには十分な時間だった。
に、に、逃げなきゃ..........
正座縛りの体勢でモニタールームの扉方向へと身体を転がして進もうとした時......
「んぐぅうううう!」
真弓の『動作』を感知した捕縛縄が彼女を締め上げる。胸縄が乳房を絞り出し、股縄が『きゅうう』と縮んだ。
「んんんぅんんぅううう!」
さらには真弓を逃さないために正座で一体化した下半身を上半身に繋げるように足首から背中にむけて縄が伸びた。
「んんんーーーーーーー.......!」
これで正座に加え、ホッグタイという余計に厳しい緊縛が完成してしまった。部屋から出ようと、城から逃げようとしても捕縛縄に邪魔されてどんどんキツくなってしまう。
(だったら...........止めるしか無い!)
全爆弾にシグナルを送る"起爆装置".........時限爆弾の頭脳とも呼べる発明品。それがこの部屋にあるのだ。
真弓が決心した時、
『ドシン!』
「「んむーーーーーーっっ!」」
モニタールームに2人の女性が飛び込んできた。どうやら彼女達も捕縛縄に絡み付かれているらしく、ここまで苦労して到着したはいいものの既に縛りはかなり厳重なものとなっていた。
「んうううううッッ!?」
1人がその場に崩れ落ち、派手にイッてしまった。これ以上の抵抗は許さないと言わんばかりに絡み付いた股縄が『ぎゅうぎゅう』と秘部に食い込んでいた。
「んぐぅううう!?」
かと思うともう一方の女性は頭の後ろで両手を縛られているらしくその縄が彼女を浮かせにかかった。少しでも吊り上げられてしまえばお終いだ。
真弓は2人の女性達と一緒に起爆装置へと向かう。しかし縄は黙っていない。彼女達を足止めするように陽子に命令されているのかもしれない。起爆装置に近づかせまいと引っ張って来る。
「「「うごぉおおおおお!」」」
全員命懸けなので血相を変えて藻搔いている。各々強力な縄の力に抵抗しようと必死だった。
しかし、焦って踏ん張ってもなかなか進めるものでは無い。
起爆装置は『カチカチカチ』と無慈悲に時間を刻んで行く。
「ふぅゔゔゔゔゔゔ!!」
真弓は泣きながら地べたを転がり、汗でぐしゃぐしゃになった髪を引きずって爆弾が止まるように祈った。感情を持たない機械は真弓の必死の祈りも無視してしまう。それどころか"汗"という『水分』に反応した捕縛縄が真弓の濡れ髪を縛り上げた。さらには汗ぐちょになった服も今まで以上に思い切り抱き締めるように強くなった。
「ふぐぅぅゔゔゔゔゔゔ!!んんんッッッ!?」
そしてーーーーー容赦のない緊縛、急所を縛る股縄に焦りがくわわり、どうしようもなく混ざり合った感情はあろう事か真弓を快楽に連れて行った。縄を喜ばせる愛液を漏らしてしまったのだ。
「うごぉおおおおおおお!」
さらにキツくなる股縄に立て続けにイッてしまう真弓。その動きに反応してキツくなる股縄。さらにイッてしまう真弓。取り返しの付かない無限ループに嵌まってしまった。
「むむむむむむむぅ(止めなきゃ........止めなきゃいけないのに.........)」
「んむぅううううう!(イクぅうううううう!)」
真弓は完全に快楽に堕ちてしまった。
ーーーーーーーー
なになに!?
最後にお城がどうなったか知りたい?
それはね..........ヨーコを捕まえれば聞き出せるかも。
〜終〜