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誰にも言わずにいたけれど、ついに話す時が来た。
恥を忍んで私の失敗談をみんなに話そうと思う。
自縛するときはーーーーーーーーー
注意してほしい。
この物語にたどり着いた貴方になら説明する必要なんてないかもしれない。
しかし念のため”自縛”という言葉の持つ意味を説明しておこう。
"自縛"
自分で自分を縛ること
おわり。
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大学生になった私は暇を持て余していた。
高校生の時と比べて自堕落な生活になりがちと言われる時期だが、私もその例に漏れることなく惰眠を貪っていた。
とっ散らかった部屋に布団を敷いてゴロゴロとしながらケータイを操作する。
「あ〜お金降ってこないかな〜〜……」
先に言っておくけれど一人暮らしを始めた女子大生なんてこんなものだから。
若い女性の1人部屋に妙な幻想を抱くのは是非ともやめて欲しい。
現実はこれだ。
「更新されてらぁ」
ケータイで欲望の赴くままに趣味のサイトに訪問していた。
数える気にもならないが、100回はページを移動していたと思う。
半自動操縦でケータイをいじっていた私はほとんど覚えていないが、一つだけ。
”自縛によるストレスの減少”
というタイトルの記事を目にした時。
何か私に『ビビッ』とくるモノがあった。
この時に”自縛”という言葉の意味も知らなかったのでこれが本能という奴なのかもしれない。
「………じばく?」
便利な世の中だから意味なんて秒で調べられる。
「はぁ……何が楽しいのやら」
ケータイの普及が進んでいなければ素通りしていたかも。
私は辞書なんて引かない。
”自縛”
自分で自分を縛ること
「人それぞれってやつですか……」
ぼやきながらも何故か私は散らかった部屋のどこへやったかも分からないビニール紐を探していた。
「.......なんか新鮮........」
散らかり放題の部屋の中で女が縛られているというこの状況は事件性を感じる。
まぁ暴露されるのは私の変態性なのだけれど。
「あれ......痛い..........ちょ.............ああ!」
動いているうちに絡まったビニール紐が肌に食い込んできた。
「あっ....やばっ........」
ビニール紐はどんどん私を拘束し、手足の可動域を狭くしていった。
「まずい.....ハサミ!」
この時は本当に運が良かった。
手が届くところにハサミがあったのだ。
散らかった部屋も役に立つ時がある。
『パチン!』
「はぁはぁ.....怖かった.......」
自由になった身体が熱を発しているのを感じた。
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初めての自縛から4ヶ月。
8月24日
日付までしっかり覚えている。
日曜日の事だった。
「はっ......はっ.........はっ............」
荒くなった呼吸は何をしても整うことがない。
本格的な麻縄は『ギチギチ』と特有の音を鳴らす。
「うっ........うんんん..........」
捕われの少女の気分に浸っていた。
「終わる......見つかったら終わる......」
なにせ高校の時の制服を身につけて上半身を中心に雁字搦めに縛られているのだ。
しかもその場所は................母校の教室。
「はぁっ.........うんんんっ!」
この時には既に自縛の虜になっていた私は縛られた身体をくねらせて小声の早口で『助けて』とか『解けない』とか言葉が漏れていた。
床に顔を擦り付けて誘拐されてしまった自分を妄想する。
「はぁはぁ.......ひぃんっ!」
ギチギチに縛られた上に
『見つかったら終わる』
という状況はさらに私を興奮状態に連れて行った。
スリルを求める野外プレイというモノがあるらしいが私には何となく分かってしまう。
自縛にも似たような感覚があるのだ。
縄抜けに失敗して結び目が固くなってしまったら自分では解けなくなる。
自分の緊縛に嵌まってしまうというスリルも秘めているのだ。
そこに興奮する人もいるだろう。
かくいう私もその1人なのだが。
少しずつ自室でのプレイに満足できなくなると次に私が起こしたアクションは野外で自縛するという事だった。
晴れて大学生となった私がわざわざ制服を着て母校の教室で縛られて悶えているというシチュエーションに胸の高まりは最高潮に達する。
「ふぅふぅ.....あ......暑い......」
季節は夏
制服はブレザーまでしっかりと着て、その上から縄に『ギュッ』と抱え込まれている状況。
当然、身体は体内の熱を外に逃そうと大量の汗を流す。
「やばい........蒸れてきた.........こんなトコ見つかったら.............はぁはぁ......」
まぁ本当のところを言うと『見つかる』可能性は低かった。
というかほぼゼロだった。
夕方の学校は夏休みに入っていて教師、生徒は誰一人としていない。
「これ以上は..........さすがに....ぃん!」
今日はこのくらいにして帰ろうと思っていた時。
衝撃的な事実が発覚したのだ。
「....閂してたか......」
勢い余って胸縄がずれないように閂(かんぬき)まできっちりと施していた。
自縛する時、私はもしもの時のために必ずハサミ、もしくはカッターナイフを側に置くようにしていた。
「.........と、どこに置いたかな」
その日もハサミを持って来たところまでは覚えているのだが...........
膝立ちのまま『キョロキョロ』とあたりを見渡して........
『ハッ』と気づいた。
「黒板だ!」
なくさないように磁石で黒板にくっ付けておいたのを思い出した。
「ちょ........待って..........嘘..............」
頭の中がスパークして状況の理解が追いつかないが分かったことが一つある。
私の身長は153センチ。
腕を伸ばせば180センチくらいの高さにあるものくらいは簡単に手にすることが出来るだろう。
「しまった!」
しかし縛られていては話は別である。
後手に纏めてしまった両腕ではあの高さはーーーーーーーーー届かない!?
「ひーんっ!ふーーーんっっ!」
私は必死にジャンプしていた。
制服が黒板に擦り付けられてどんどん白っぽくなる。
「やばいやばいやばい!!」
踏ん張ってジャンプしては顎や口でハサミをどうにか取ろうと藻搔いていたが絶望的な高さだった。
「痛っ!」
黒板にほっぺをぶつけた拍子にその場にすっ転んでしまった。
「うんっ......くんっ!」
倒れてしまった私は縛られているために再度立ち上がるまでに時間を要する。
簡単な動作がなかなか出来ないことに焦りは急加速していった。
「くふぅ!くふぅ!」
15分ほど粘ってこれは無理だと悟った私は路線変更。
自由になる手段は縄抜け一択となった。
「うぬぬぬぬ!!」
床に転がり後手に縛られた二の腕を引き抜こうと藻搔く。
肩を揺すり、腰を捻り、時には机の角を使い...........
「くっ.......はぁはぁ........うそでしょ!?」
下手にジャンプしたり変に藻搔いたせいで緊縛はより強固になっていた。
「まずいまずいまずい!」
力の限り踏ん張って半ばヤケクソに藻搔く。
しかしこれは逆効果で結び目はより強固に............
「うーんうーん.......ふぬぬぬぬぬ!」
このままでは私の性癖が母校の後輩全員にバレてしまう。
「そうだ!図工室!」
ハサミくらいはあるだろう。
名案を思い付いた私は同じ階にある図工室へ急いで向かおうとしたその時。
「なにしてるんですか?」
「うはんっ!?」
咲良(さくら)はテニス部の後輩だった。
ピンクの髪が印象的な可愛い子。
だけど少し闇のある.................よりによって1番まずい子に見つかってしまったと自分の運の悪さを嘆いた。
「えっと、違うよ?」
何が違うのか自分でも分からなかったが取り敢えず言ってみた。
「えっと........千夏(ちなつ)先輩ですよね.........なんでウチの制服来て..........縛られてるんですか?」
「あの、えーと、これはね、違うよ?」
もうダメだ。
正直に話した方がいい。
「うーわっ、変態だぁ」
「認めます!認めますから何も言わずに解いてぇぇ.........」
あまりの情けなさに泣きたくなる。
「仕方ないですね」
「くすん......ありがとう」
咲良に背を向けて『クイッ』と背中を丸めた。
「なーんて、こんなチャンスは逃しませんよ?」
「え、どういう.....ごぽっ!?」
「飲んで」
「ごぷごぷ........」
振り向いた瞬間、口の中に変な味のする液体がなだれ込んできた。
「やめ.......んむむ........ごぷぷ......」
「飲んでほら............飲め」
口を押さえられ、鼻を摘まれる。
「んむんむ..............ごくん!」
「あーあ、飲んじゃったね」
「はぁはぁ.......何飲ませたの!?」
「5倍濃度のエッチなやつ」
ムリヤリ飲まされた媚薬の効果は絶大だった。
「だめっ!届かないのぉぉおお!」
あと少しなのに!
腰を突き上げて宙ぶらりんになった電マにクリを押し付けようとするもギリギリ届かない。
あの後
私は咲良にムリヤリ下着姿にされて、膝を折り畳むように縛られてしまった。
「咲良!助けてぇえ!」
折り畳まれた不自由な両脚をぎこちなく使い仰向けの姿勢になったところまではよかったのだが、そこから先はどうしようもなかった。
「いやぁあああああ!」
「せんぱい、あんまりうるさいと......」
「解いて!」
「自分で縛っておいてこの.........変態」
「はうぅっ!」
咲良は私の股の間を弄り始めたかと思うとなんとワレメに『キュッ』と縄を通してしまった。
「ひぃいいいいい!」
「その股縄動かせば自分でイケますよ、終始撮りますけど」
「咲良のいじわるぅぅう!」
「騒がしい」
「んもぉおっ!?」
「私のハンカチ、汚くなっちゃうからもうあげますよ」
「んぐぐぐぐぐ!」
上からガムテープでぐるぐる巻きにされてしまった。
「んひぃぃぃんんん!」
ワレメを縛る縄は『キュン』と食い込んでくるものの、絶頂まで導いてくれる事はなかった。
「んほぉおおおお!」
どんなに藻搔いても股縄は動かせず上手く.........イケない。
「お疲れ様です先輩、実はその縄動きません」
「んん!?」
「どこにも繋げずに食い込ませただけです。先輩がどんなに足掻いても連動して動く事はありません」
「んぐぅぅぅぅ!」
「無駄な努力でしたね」
「んぐもぉぉ!」
『ヴィィィィィンンン』
「んんんんんんん!」
目の前で凄いボリュームで盛大に振動しているのに決してクリをあてがう事が出来ない電マを見つめて涙を流した。
「惜しいですね、あともうひと刺激って感じ」
「ふゔぅううううう!」
ガムテの隙間から『シュコーッ』と息が漏れ始めた。
どうにかなってしまいそうだ。
「うんっ!うんっ!」
「こらっ!暴れるな!」
縛られたまま咲良に引きずられるようにして向かうは..............体育倉庫。
「うんっ!うんんんんっ!」
「もう無駄ですよ、はやく私のモノになっちゃってください」
このままでは咲良に監禁される。
夏休みが終わる8月31日までの1週間、体育倉庫に監禁されて咲良のオモチャに..........
「んうううううううっっ!」
「危ないですって!」
今逃げ出さないと手遅れになる。
外から鍵をかけられてしまえば倉庫から出ることは絶対に出来ない。
ましてや緊縛された身体で出来ることはほとんど無い。
「ほら、着きましたよ!」
「ひぃんんんんん!」
『ギィィーーーー』
倉庫の扉は重く、立て付けの悪そうな音がした。
「抵抗しないで早く入って!」
「んんんんんんっっ!」
「遊んであげる、大好きなセンパイ......」
「んん.......」
終わった。
もう彼女の手からは逃げられない。
「お股、失礼します」
「んん.....?」
私はこんな状況でも甘い刺激を求めていた。
媚薬は全身に行き渡っているようでどこを触られても感じてしまいそうだ。
「たくさん我慢したセンパイにご褒美です」
咲良は下着の上から私の秘部の位置を念入りに確認すると縄を使って電マを固定し始め.........
「んんんんんんん!」
「騒ぐな」
「んぐふぅっ!?」
ガムテープの上から口を押さえられる。
『ビィィィィィンンン!』
「くふっ!?かふぅうううう!」
先程の焦らしプレイとは打って変わって今度は大暴れする電マを縄で秘部に固定されてしまった。
さらに上体をそらす逆海老縛りを施されてしまい、その場から数センチも移動できない。
「あ、教室にもう一つ置いてあるんだった.......先輩ちょっと待ってて。すぐにその悲しそうなお胸も虐めてあげるから」
「んんーーーーーっっ!」
『ビィィィィィンンン!』
「むほぉっ!むほぉおおお!」
止まらない!
長いこと焦らされて溜まっていた分が一気に噴き出す。
「うううんんんんんんんっっ!」
私の身体は電マにされるがままになっていた。
(休みたい休みたい休みたい!!)
「むぐぉおおお!(きついぃい!)」
鼻呼吸だけでは間に合わなそうだった。
かと言って塞がれた口からでは息が吸えない。咲良のハンカチは口の中を密閉していた。
「んぬぅううう!?(キモチ....イイ!?)」
こんな絶体絶命の状況なのに
感じてしまう.......................
完全に堕ちる寸前
「どうしたの?」
と救いの声がした。
「千夏(ちなつ)さん、どうして卒業したはずの貴女が体育倉庫の中で縛られてエッチなことに勤しんでいるのかな?」
「んぶぅううう!(これには訳が!)」
「すんすん.........あぁ........ははーん........」
私の髪の匂いを嗅いだ"彼女"は全てを察したようだった。
「私も参加したいトコだけど立場上...........ねぇ?」
「んぉぉおおお!(解いてください!)」
「今回は喧嘩両成敗にしてあげよう」
「せ・ん・ぱ・い、大人しくしてた?」
電マを手に持った咲良が帰ってきた。
甘い声音にスキップしながらなんとも楽しそうだ。
いや、今はそれよりも
「んふぅぅうう!(後ろ!)」
「この電マはですね.........きゃあ!?」
地面に転がって悶える私の事しか見ていなかった咲良は隙だらけで背後から簡単に羽交い締めにされてしまった。
「誰!?.....って先生!?」
「御名答、優等生の咲良さんはいけない子だったのねぇ」
『プシュッ』と一瞬甘い香りが漂って来たかと思うと咲良は先生の手の中で『カクッ』と眠りこけてしまった。
「くひゅーーーっ!くひゅぅーーーーつ!」
(あ、暑い..........)
夏の体育倉庫はひどい高温だった。
密閉された暗闇の中で電マのモーター音と私の呻き声が際立つ。
「ん............んむむむむむむむ!?」
ようやく咲良は目を覚ましたようだった。
「んむむむ!!」
暴れ出した彼女は、縄で私と一緒にぐるぐる巻きにされている。
「んんぐぐぐぐっっ!?」
先程まで圧倒的に優位な立場にいたはずの咲良は訳が分からないようで、めちゃくちゃに藻搔き始めてしまった。
必然的にセットで縛られている私もゴロゴロと動かされてしまう。
すぐに縛りの構造も理解するだろう。
逆海老縛りの厳しさも
口の中の詰め物も
それを押さえつけるガムテープも
受け入れるしかない電マの刺激も
私の背の感触も
〜終〜