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母親救出作戦【緊縛】

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生まれつきかどうかは分からない。

しかし

唐突に気が付いたのだ

あれはいつの事だったか

私が目を閉じている時に

綺麗な花畑の景色が"見えた"のだ。


それは双子の妹、瑠奈(るな)が見ているものだった。







私たち双子の姉妹は視界を共有する事が出来る。

瑠奈が見ている景色は姉の私も同時に見られる。

この能力は可逆であった。

すなわち姉の私が見たものも瑠奈に伝達した。


「お姉様、ここです」

「あぁ...」

「大きな屋敷ですね」

「関係ねーよ」


建物の構造がどれだけ複雑であっても関係ない。

右に左に入り組んでいようが突き進む事が出来る。

なにせ常人の2倍の眼力を持っているのだから。


「行きますか.......?」

「当たり前だ!」


木の上に登っていた私たちはスタッと地面に着地して、音も立てずに走り出した。





忍者の服より汎用性の高いものはない。通気性に優れていて動きやすく武器も隠せる。

私たちは赤い忍者の装束を身に纏い、森の中を颯爽と走っていた。


「気を付けてください、どこに罠があるか分かりませんから.....」

「わかってるって」


どうにも瑠奈は心配性で常に私の事を気にかけてくる。

双子とは言え私の方がお姉さんなのに子供扱いされている気分だ。


「うわっ!」

地面にピンと張られた縄に足が引っ掛かったと思うと『ビュン』とそのまま身体を持ち上げられ私は宙ぶらりんになってしまった。

「.......」

「おい瑠奈!見てないで助けろよ!」

「だから言ったじゃ無いですか......」


瑠奈は服の中からクナイを取り出して私の足首に絡みつく縄を切った。


『ドシン!』

「痛だぁーーーっ!」

大した受け身も取れずに地面に叩き付けられた。

「早く行きますよ」

「受け止めろよ!」

お尻をさすりながら文句を言う私を無視して瑠奈は再び走り出した。










「やっと来たみたいですねぇお母様」

「うむむむむむ......!」

「あの双子の能力は是非とも手に入れたい。多少強引な手を使ってでも捕らえなさい」

「「「イエッサ!」」」

「楽しい夜になりそうね、お・か・あ・さ・ま」

「んんーーーーーーっっ!!」










「瑠奈、なんで人が全く居ないんだ?」

「分かりません......」

私たちは簡単に屋敷に忍び込むことが出来た。

突入と同時に戦闘になる事は覚悟していたのに思いの外あっけなく潜入完了。

不気味なほど順調に事は進んでいた。


だが、敵の陣地であることに変わりはない。

「お姉様、油断してるとやられますよ」

「おう」

一瞬たりとも気を抜く事は許されないのだ。

「瑠奈ぁ、この壁のスイッチはなんだ?」

「ダメですよ!?」

『カチッ..........ビィーービィーーーーー!!』

火災報知器みたいな爆音がそこら中に鳴り響いた。

「お姉様の馬鹿!あほうすかたん!」

「ごめ.........あ...........瑠奈うしろ!」

見るからにヤバそうな斧を持った大柄な男が瑠奈に襲い掛かろうとしていた。

私の目は敵の姿を捕らえた。

「!」

瑠奈は振り向きもせず足を後ろに蹴り上げて男の顔面に正確な一撃を喰らわせた。

不意をついたはずの男は逆に不意をつかれる形となりそのまま気絶した。

「助かりました.......」

「私が見ていてたお陰だな」

「元はと言えば警報器を鳴らしたお姉さまのせいですよ!?」


あまり格好のつかない出だしとなったが、

これが私たち双子の能力だ。









「あれが噂に聞いた視界共有........素晴らしい、自慢の娘さん達ですね」

「むーーーぅぅぅぅうう!」









「「いたぞぉぉおおおお!」」

「やっべ、瑠奈!」

「はい!」

敵は6人、集団戦はあまり好きでは無いがやるしか無い。

瑠奈は高く飛び上がったかと思うと忍者の服に隠しておいた催涙弾を地面に叩き付けた。

トウガラシ入りの催涙弾は私もろとも敵6人を見事に巻き込む。

目に染みるのでこの方法は出来れば使いたく無いのだが。

「ぐわあああ!」

「目が.....」

敵の視界は奪った。

私はというと天井に張り付いた瑠奈の視界を使って素早く1人ずつ薙ぎ倒していく。

自分より大きな相手でも"目"というアドバンテージを生かせば勝てる。


10分ほどで6人全員を戦闘不能の状態に追い込んだ。


「ふぅ.......」


時間が経っても涙で目が開けられない。休憩をはさみたいところだが、モタモタする訳にはいかないのだ。

瑠奈の視界に頼って、私たちはそのまま進んだ。












「お姉様.....」

「うん......」


階段を見つける事に成功した。


上か下


その頃には催涙弾の効果は切れていたので私の目はぱっちりと開かれていた。


「私は上に行きますのでお姉様は.....」

「下ってわけだな」

「はい、常にお互いの視野を観察しましょう」

「瑠奈、私が母さんを見つけたら速攻で駆けつけろよ!」

「お姉様、私がお母様を見つけたら瞬時に駆け付けてくださいね」


私たちはいつもやっている様に小指をさっと出し、互いに絡ませて指切りした。











「はは、姉の方が当たり」

「んんーーーーーーっ!!」

「集団戦でもあの身のこなし、2対6を制するとは娘さん達は戦いなれてますねぇ」

「んんっ........ううっっ!」

「何処に行くんですか?縛られていてはどうせ逃げられないのだから大人しくしてて下さい」

「うむゅっ!.......... ふぅゔゔっっ!」

(離れ離れになってはダメ.........いや............ここに来ては.............ダメ.............)









階段を降りてから、何処に潜んでいるかも分からないトラップに気を付けながら走る。

殺風景だが空気がピリピリとした廊下だった。

「あ...!」

気を付けていたはずなのにうっかりと踏んでしまった。

『ベタッ』

とピンクのトリモチらしきものに脚を取られた私は瞬時に判断して靴を脱ぎ捨てる。

解放された両足でーーーー

「うぁっっ!?」

それを待ち構えていたかのように透明なトリモチに引っ掛かってしまった。

色が違うので気付かなかった。


「くそぉ.....!」

仕方なくべったりと捕まった靴下までも脱ぎ捨てた。


20分ほど素足で走り続け、散々トラップに嵌まってしまった私だが運良く敵との遭遇はなかった。


そしてこのフロアで初めて見つけた扉を開けると........


そこには母がいた。


「母さん!!」

「ゔゔゔゔゔゔっっ!!」


逆海老に縛り上げられた母が猿轡越しに呻き声をあげる。

真正面を向いている母はとても小さく見えた。


「おぅんんんん!ほぉんんん!!」

「解くから待っ...........」

『プツン』

という音が聞こえたかと思うと部屋の電気が消えた。

暗闇で何も見えない。

「ふぅゔゔゔゔ!!」

「くそっ!あかりを..........」

忍者の服に手を入れようとしたがその手は何者かに掴まれてしまった。

「誰だ!?」

咄嗟のことに訳もわからず掴まれた手をめちゃくちゃに振った。

「うぐっっ!」

相手は1人では無いらしい。

暗闇の中で複数人にのし掛かられて私は床に押さえ込まれてしまった。

『プツン』

と電気が付く。


「ようこそいらっしゃいました」

「んぶぅうううううう!」

「母さん!?」

母は後手に回された手首と、そり返った足首をつなぐ縄を掴まれてさらに身体を捻り上げられていた。

「やめ..........うっ........」

複数人に押さえ付けられた私は見ている事しか出来ない。

「んんんぅっっっ!!」

母の身体は反対に折れてしまいそうだった。

「待て........何が目的なんだよ!」

「あなた達双子の目ですよ」

「!?」

「見たものを一寸の狂いもなくパートナーに伝達出来るとは素晴らしい能力です」


バレている。

建物の中での戦いは見られていたのか。

監視カメラなどは無かったはずだが。

そこまで知られているなら..........


「妹さんが到着するまで20分ほどでしょう、その間に.......次にこの部屋に入る者を厳重に拘束する罠を仕掛けます」


来ちゃダメだ。

瑠奈。


私の目には瑠奈の見ている景色が見えている。

全力で引き返して二手に分かれた場所まで戻ろうとしている。

「来るなぁあああああ!!」

無駄だと分かっていても叫んでしまう。

視界共有は.........音を伝える事は出来ない。


「一応、半分だけでも塞いでおきましょうか」

「何を........あっ.........」

ガムテープで目隠しをされてしまった。

「縛ってください......念入りに」

と指示されるや否や私を押さえ付けていた奴らはーーーーーーーー












お姉様はおそらく捕まってしまった。

目のアドバンテージを最大限に生かした奇襲攻撃でしか成功し得なかった。


二手に分かれたのが運の尽き..........


「どうする.......?」

走りながら考える。

案の定お母様はギチギチに縛られていた。

たかが数人相手に遅れを取るような人では無い。


落ち着いて、大丈夫。


母か姉

どちらかを動ける状態にすれば勝てる。



私は走り続ける。











『ギチギチギチギチ.........』

「んふぅううう」

「解けこらぁああ!」

部屋の中ではもがく度に軋む縄の音、母の呻き声、そして私の罵声が混濁していた。

「くそっ.....ああもう!うざい!!」

足を前でクロスさせて縛られた私は立ち上がることすら出来ない。

ひどく厳しいあぐらの姿勢だ。

おまけにその足首を縛る縄は私の首の後ろから伸びる縄に繋がっているらしい。

脚を動かすとその行為を叱るように首をグッと下方向へ引っ張られてしまう。

屈辱的だった。


「逃げねぇから解け!」

いまだに目隠しをされている私には敵の姿は見えない。


「お前ら全員ーーーーー」

「貴女、キスした事ある?」

『ビクッ!』

気配がなかったので気が付かなかったのだが至近距離にいたらしい。


「何言ってんだよ!」

「アタシに教えてよ、ある?」

「ねぇよ、だから何だってんだよ!」

「ごめんなさいねぇ初キッスの相手がコレだなんて」

「意味がわからねぇーーーーぐもぉぉ!?」

口の中に異物が入り込んできた。

ゴツゴツした丸い........ボールだった。

「おぇあはふへぇぇえええ!?」

声が........奪われてしまった。

「うぉひぃいい!はふぅへぇええ!」

「ステキな声」

彼女は私の膨らんだ頬を指で突き、ボールを噛まされて無防備になった唇を撫でた。

「んぐぉおおおお!!」

母が激昂しているのが分かった。

「あっちは無視、欲しいのはアナタと妹さんだけだから.........妹さんが到着するまで遊びましょうか」













『ヴヴヴヴヴヴヴヴ......』

「うっ.......んむ.......ふぁっ.........!?」

くそう!

こんな小さなモンに......感じさせられてたまるかよ!

下着の中に放り込まれたローターは私の蕾に密着していた。

ローターのコードは右脚の太ももに結び付けられている。

「むごごごご!」

足の指で何とかコードを摘もうとするが、身体の構造的にあぐらをかいた状態では左足の指は右の太ももの外側には届かない。

「おぅおぅぅううう!?」

私の交差された脚はローターを大事に抱え込んでいるようなポーズだった。

本当はその逆で一刻も早く服の中から外に捨てたいのだが、絡みつく縄がそれを許さない。


「んっ!んっ!おふぅううううっ!!」

腰を振ることも出来なかった。

勢いに任せてローターを下着の中から捨てようとした。


「んぅっ!おぐぅううっっっ!?」

『ゴロン』

勢い余って仰向けにひっくり返ってしまった。

間抜けな姿勢だった。

「もがぁああ!もぐぅううう!!」

焦った私は前後左右にゴロゴロと転がるがどうしても起き上がれない。

『ヴヴヴヴヴヴヴ.....』

もちろん私のクリは引き続き振動責めに遭うことになり


「んっっっっ!!?」

必死に我慢していたのに.......

転んだ拍子に気が抜けてしまったのか

股の間はビショビショになってしまった。


その時


「お姉様!」


と馴染みのある声がした。


もう......だから我慢していたのに。


瑠奈の視点から私の濡れた股間が丸見えであった。











「ぅぅ.......ごめんなさいお姉様......お母様.........」

「むぉああぉああ!」

「うむぅうううう!」


瑠奈は拘束された挙句、扉付近の床に転がされてしまった。

トラップが作動して妹は脚を取られ転倒し、

さらに『ガシャンガシャン』と鉄の拘束具が瑠奈を気をつけの姿勢で顔だけを残して覆ってしまった。

「うぐっ...........」

鉄の拘束具でぐるぐる巻にされてしまった瑠奈は重たくなった身体を起こそうとするが.....

「ダメ............」

身体をくの字に曲げることすら出来ないらしい。

「うふふふ、滑稽な姿ね」

罠を仕掛けた張本人が拘束された瑠奈の上にお尻を乗っけて座った。

「やめてください......」

「あら、でもお姉さんはキモチ良さそうよ」

「おふっ!......ふんんんんんん!」

「ああ.......やめて!」


一度盛大にイったせいで敏感になってしまった私は簡単にブルってしまう。

どうしても身体が反応してしまった。


「お姉様.....」

「おんぁああ.......」


まるで鏡を見せられているかのようだった。

瑠奈に見られている事も恥ずかしいのだが、自分が縛られたままイク所を瑠奈を通じて見せられているのだ。

視界共有が悪く働いている。

それを悟ったのか瑠奈は目を背けた。

しかし


「ダメよ、ちゃんと見なさい」

「あっ......」


自分の姉がエッチな目に遭わされているのだ。

瑠奈も言葉を失う。


「おんんんんんんっっ!?」


やってしまった。

下着の色が変わる所を妹に見られてしまった。

シミはジワ〜〜っと素早く広がって行く。


「あらぁ、はしたないお姉さんだこと」





ーーーーーーーーーー









「うっ.......ふぅぅっ!!」

「おぁ!もがぁああ!!」

「嫌だ..........ぅくんっっ!!」


私達はそれぞれ自分を縛る縄や拘束具を外そうと藻搔いていたが、緩む気配はなかった。

このままでは3人とも無事では済まないだろう。


「もがぁああああっ!!おぁあああ!!」

私は既にアソコが馬鹿になっていた。

休みなくイカされて息も辛い状態だ。


「んんんんっ!ふぅううううっ!!」

母は自分の不甲斐なさを感じてか、その身をめちゃくちゃに動かして逆海老縛りに逆らっていた。


「誰か!誰か助けてーーーーーー!!」

瑠奈は見るからに頑丈で重い、光沢を帯びた拘束具に恐怖しているようでパニックになっていた。


「んむぁ!おぇひはひぃいいい!!」

「むぁ......うぉえぃは...........ゔゔっ!」

「嫌だ........誰か助けて!!」

「「んむぁ...ひぃへ!おぅえぃあひぃぃぃぃ!!」」


私はボールギャグ、母は噛まされた猿轡の隙間から必死に伝えようとしていた。


瑠奈は知るよしもない。


その拘束具のトラップの鍵は声認証


『ど・れ・い・た・ち』


で外れる事を。








〜終〜

母親救出作戦【緊縛】 母親救出作戦【緊縛】

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