「お前が先走ってくれたお陰で俺は逃げられる。お前は俺の救世主だ。感謝の印としてその縄はくれてやる。悔しいか?そんな目で俺を見るな、今回の件で学ぶんだな。くだらん正義感を振りかざしていると待っているのは破滅だ。」
「破滅するのはアンタだ!」
「あぁ...この状況から俺に歯向かう術があるとは思えんが、どんな手を使うのか一応聞いて置いてやる。手短に話せ。」
「アタシがこの縄を引きちぎってやる!」
「残念だがそれは無理だ。お前がその縄から抜け出す頃には俺はこの場にいない。それに自分の身体をよく見てみろ、それ以上暴れると縄が食い込んで跡が残るぞ。」
「気にしない!アンタこそ捕まる心配をしたらどうだ!」
「そうだな、そろそろ俺は退散するとしよう」
「もうちょっとで捕まえられたのに!悔しいけどこの縄、本当に解けない...!」
男が居なくなってから20分ほど。全力で暴れたが緩むどころかどんどん食い込んでくる縄に翻弄されていた。
「なんだよ...あの数字は...」
目の前の壁に映し出された90という数字。何を意味するのか見当もつかない。だが、
「こっちの方は...そういう事か...」
数字の他に書かれた"弱"という漢字。これはおそらく私の秘部にあてがわれたローターの振動の強さだろう。
「何なんだよこの部屋は!」
「....はぁっ.....んぁっ!」
息遣いが荒くなる。アタシだって女の子だ。秘部付近でローターが暴れていれば人並みに悶えてしまう。強気な言葉遣いで男勝りと言われても女の弱点は努力でどうにかなるものじゃ無い。
「...くっそぉ!解けろよぉ!」
次第に動きを封じる縄にイラついてくる。せめてローターさえ止められれば落ち着いた思考ができるのに。
「...うぐぅ......くっ....」
地面にペタッと座らされ、屈んだ姿勢で固定された私はたっぷりと屈辱感を味わされていた。
「んぉああああ!!」
今までずっと我慢して来たのに、あっけなくイってしまった。電流が流れたかのように身体がビクンビクンと波打つ。
「なにこれ.....っ!....急に....んっ!」
ふと壁に書かれた漢字を見ると"弱"だったはずの文字が"中"になっていた。
この時、私は股に挟まれたローターの振動にもう一段階上の"強"がある事を否が応でも知る事になった。
「もうダメぇえええ!!」
振動が"中"になってから、一際大きな声が出てしまうようになった。誰も居ない部屋で監禁されている以上、声を出す事で誤魔化すしかないのだ。
「んぁっ!ああ!!誰か来てぇ!解いてぇええ!!」
いくら身動ぎしても一箇所も結び目を解くことが出来なかった。焦れば焦るほど絡まる縄に私は完敗した。
大小合わせて数十回は達してしまった私はもはや抵抗する気力が無かった。縄から脱出する事を放棄し、目の前の数字のカウントダウンを待つだけとなった。
最初に映し出されていた数字は90。それが今、20になっている。
「.....んぅ.......ぐっ....」
歯を食いしばってひたすらに耐える。時間は永遠のように長く感じられた。
「.....19.....くっ...」
およそ1分毎に小さくなる不気味な数字。もはやこれがローターの止まるまでの時間である事を信じて疑わなかった。
「.....18.......んあっ!」
小さな波が押し寄せる。
「あぁ正解だよ。それはオモチャが完全に止まるまでの時間だ。だがな」
「なんでぇえええええ!?」
目の前の数字は40まで戻された。ただでさえ熱くなっていた身体が動揺と混乱でさらに火照る。
仕打ちはこれだけでは終わらない。
壁の漢字が変わると共にローターの振動が"強"になった。
「んがぁああああ!?」
生きて来た中で1番強力な秘部への刺激を縛られているせいで無抵抗なまま全て受け入れねばならない。
「んっんっんっ...んぁああああ!!」
私の身体は決壊したダムのように連鎖的に絶頂を迎える。
「おがしくなるぅうう!!」
意識を手放しかけたその時『バタン』と音を立てて扉を開けた警察服の女性が部屋の中に飛び込んで来た。
「大丈夫ですか!」
「お願い!早く解いて!コレ止めてぇええええ!!」