今回描いたイイズナの絵の背景の調整には、トーンカーブを使用しています。
トーンカーブはすごく便利な機能なのですが、使い方を知らないとなかなか難しいと思いますので、一例として今回やった調整を簡単にですが解説しようかと思います。
まずはじめに全体のコントラスト調整をしました。
トーンカーブはどうなっているかというとこのような感じです。
トーンカーブによるコントラスト調整をする上で考える挙動は意外とシンプルで、カーブの白い線の傾斜が45度よりもきついとコントラストが上がり、それよりもゆるいとコントラストが下がります。
今回の場合だと、山肌のコントラストを上げるために中間域のコントラストを上げた結果、明度の高い部分と低い部分のコントラストが下がる曲線になっており、雪原部分のディティールは少し見えにくくなっていることがわかります。
次に雪原部分のコントラストを調整しました。
トーンカーブはこのような感じです
雪原部分は明るい部分が多く占めているため、まずは暗い範囲の出力をバッサリカットしました。
しかしそれだと明るい範囲の明度も下がってしまうため、明度を維持する目的で45度の線に沿うように一箇所固定させています。
↓は明るい部分を固定しなかった場合と」の比較
コントラスト調整は各ソフト標準のフィルターでもできますが、トーンカーブを使うと調整したい明るさの範囲を”視覚的に限定して”調整することが可能です。
トーンカーブは他にも各色チャンネルごとに操作もできたりと使い方はかなり多岐にわたりますが、今回のように簡単なコントラスト調整や明度調整をするだけでも十分強力だと思います。(というか、おっさんはまだそれ以上の使い方は現状できていない)
使い方を覚えると非常に便利な機能なので使ったことのない人は一度使ってみていただけると面白いと思います。
詳細な使い方についてはフォトレタッチ系の書籍なんかを見ていただけるとよりわかりやすいかと思います。
以上。
納樫マサクミ
2022-12-24 02:40:52 +0000 UTCAnother_Jack
2022-12-24 00:33:35 +0000 UTC