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乙女の湯 破

石岡心美 17歳 高校2年生 身長157cm 体重45㎏ Hカップ 中学生までの石岡心美にとって、敵と呼べるものはただ1人しかいなかった。いとこだ。 小学校の中頃から徐々に発達し、いつしか同学年の他の子とは比べものにならないぐらいの大きさに育った石岡の乳は、石岡にとって誇りの象徴であり、優れた女の証だった。 自分の大きな乳に誇りを持つ女同士が出会えば、争いが起こることは必至だ。だが幸か不幸か、石岡が通う中学校や近隣の学区には、石岡レベルの乳を持つ女子中学生は存在しなかった。 唯一、石岡と張り合える乳を持つ女がいた。それは隣の県に住んでいる、いとこの加奈だ。母親の妹の娘である加奈の乳もまた、石岡のものと同じように大きく成長していた。 今までにも親戚の集まりなどでたまに会う度に喧嘩をしてきた2人だったが、決して仲が悪いというわけではなかった。喧嘩もするが、仲良く2人で遊ぶことだってあったのだ。しかし、お互いに自分の乳に自信を持ち、相手の大きな乳が気に食わないと感じ始めた頃から、2人の仲は決定的に悪くなっていった。 会うたびに、大人たちには内緒で喧嘩を繰り広げる2人。取っ組み合いや殴り合いになることもあったが、主な喧嘩は乳を使った潰し合い、闘乳だった。上半身裸の状態で抱き合って乳同士をぶつけたり、乳のみを使って殴り合ったりもした。勝敗は五分で、石岡が勝つこともあれば負けることもあった。 加奈との明確な優劣が付かないまま、石岡は高校生になる。そこで石岡は数多くのライバルと遭遇することになった。 これまで他の中学に通っていた、石岡とほとんど互角の大きさを誇る巨乳を持った女子たちは、神様のいたずらでその高校に揃っていた。当然争いが起こらないわけもなく、女たちは気に食わない乳をぶら下げた女を呼び出し、プライドの潰し合いを繰り広げた。石岡は多くの女子生徒を呼び出し、そして多くの女子生徒から呼び出されながら、数えきれないほどの闘乳を繰り返した。 いつしか、その県の巨乳女子たちの中で知らない者はいないまでの存在に登り詰めた石岡は、ある日ネットである情報を手にする。 ここから少し離れたH県のS市。そこの温泉街にある一つの温泉旅館では、乳の大きな女が集まって夜な夜な潰し合いを行っているという。 名前は笹原の宿。その存在を知った以上、石岡に選択肢はなかった。両親をそれとなく説得し、次の土日に宿泊する予定を取りつけたのだった。 旅館に着いた石岡家族は、客室に荷物を置くとさっそく温泉街へと繰り出した。露店で名物のお菓子を買ったり、無料の足湯を楽しんだりしていたが、午後5時近くになり、石岡はふと両親に切り出した。 「私、友達へのお土産買ってくるね」 「え、そんなの明日でいいじゃない」 母のごもっともな指摘を、石岡は笑顔で受け流した。 「今のうちに色々見ておきたいの。美味しそうなの見つけたら、お土産の分とは別に今日の夜に食べるように買っておきたいし」 「大丈夫か?ひとりじゃ危ないんじゃ」 「大丈夫だよお父さん、もう高校生なんだから」 そして石岡は、両親の返事も待たずに歩き出した。 「すぐ戻るよ、じゃあ」 そうして両親に背中を向けた瞬間、石岡の表情は闘う女の顔になったいた。 石岡の行き先は当然土産屋ではない。石岡はネットで『秘密の露天風呂』の情報を手に入れた時、同時にもう一つある情報を入手していた。 その情報によると、笹原の宿の近くには今は潰れた古い和食屋の建物があり、午後5時になると、その日の夜の『秘密の露天風呂』と『乙女の湯』に参加する女のみが参加できる集会が開かれるというのだ。 あくまで噂であり半信半疑のままネットに記されていた建物まで行くと、確かにそこには古く錆びれた和食屋の看板があり、その隣に笹原の宿の従業員の制服を着た女が立っていた。 石岡はバッグの中から『乙女の湯』の参加証であるピンク色のタオルを取り出し、従業員の女に見せた。従業員はにっこりと笑って後ろの建物を指さして言った。 「乙女の湯の参加者はあちらの建物に集まっておられます。その隣の建物には、0時からの『秘密の露天風呂』に参加する大人の方たちがいらっしゃいますので、間違ってそっちに入らない様に気を付けてくださいね」 「・・・・はい、ありがとうございます」 石岡が唾を飲んで歩き出そうとしたとき、その細い腕を従業員の女が掴んだ。 「っ!・・・・なんですか?」 見上げると、従業員の女は冷たい視線で石岡を見下ろしていた。そこに少し恐怖やプレッシャーを感じながらも、石岡も懸命に従業員の女を睨みつける。 従業員の女は、小さな声で石岡に言い聞かせるように言った。 「言い忘れていました。この集まりはあくまで顔合わせ。夜に行われる闘いで、誰とやり合うかなどの約束をしたりするための時間です。・・・・つまり、ここでの揉め事はご法度。もし大きな喧嘩でもし始めたら、即刻摘まみ出してタオルを没収しますのでそのつもりで」 「・・・・わかってますよ」 「そうでしたか。それは失礼しました」 人当たりの良い笑顔に戻った従業員の女は、石岡の腕から手を離して前を指さす。 「さあ、あちらにどうぞ。もう既に参加者の多くは集まっておられますよ」 石岡は従業員の女に一瞥し、『乙女の湯』の参加者が集まっている建物へと歩いていく。物静かで話し声ひとつ聞こえてこず、外からでは本当に中に人がいるのか確証が持てない。 息を呑み、古びたいかにも建付けの悪そうな引き戸を、ゆっくりと開ける。その途端、むわっとする熱気が中から溢れてきて、同時に複数の視線が同時に向けられた。 中では、やや手狭な倉庫のような室内に、石岡と同年代の巨乳女子たち約20人ほどが密集しており、その全員が新たにやって来た石岡を睨みつけていた。 全員の敵意丸出しの視線を真っ向から受けながら、石岡は建物の中へと入っていく。その瞬間、入り口近くに立っていた、石岡より少し身長の高い女が立ちはだかり、服越しに乳をぶつけてきた。金髪のロングヘアの女だ。しかし乳のサイズはやや石岡の方が大きく、石岡はその女を乳圧で押しのけると、部屋の奥へと進んでいった。 次に石岡の前に割り込んできたのは、茶髪のボブヘアをした女だった。石岡と同格の体格、乳のサイズをした気の強さを表すような鋭い眼光の少女だ。茶髪の女は石岡を睨みつけながら、突然その乳を服の上から鷲掴みにし、グッと力を込めて握りしめてきた。 石岡は即座に茶髪女の乳を服の上から鷲掴みにすると、同じように力を込めて握り締めた。お互いに相手の大きな乳を握り潰そうと手に力を込めるが、相手の巨乳が形を崩す様子はない。それが気に食わなくて、2人は3分ほどその状態でずっと乳を掴み合っていた。 これでは埒が明かないと、ついに茶髪女が口を開いた。 「やんの?」 石岡は即座に返す。 「やってやる」 それが、石岡にとって最強のライバルとなる舞守帆乃との出会いだった。


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