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藤柵かおる
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ふたなり寸止めサイコロゲーム

久しぶりのふたなり寸止めゲームものです。  ◆◆◆  淫魔の運営する秘密施設は、今日も変わらず熱気にあふれています。  かつて古代の円形闘技場として使われていた遺跡を改造してつくられたステージは、周囲を一段高い観客席が囲む形になっていて、間もなく始まるショー――ふたなり改造をされた少女たちが織り成す痴態のショーを求めてやってきた観客たちが、三々五々集まっています。 「それでは本日の主役の入場です!」  司会者の女性淫魔が魔力によって増幅された声をあげると、円形のステージに二つの物が運ばれてきました。それはゴロゴロと音を立てながら進むタイヤ付きのキャスター。その上に、主役たる二人の少女が全裸でうつ伏せに拘束されています。 その口にはギャグボールまではめられていて、声をあげることはできず、好奇の視線を浴びせられている自分自身を思って歯噛みすることしかできません。  一人は青みがかった髪を短髪にした少女。ツンとした瞳の勝気そうな雰囲気が印象的です。もう一人は茶髪を同じく短く切りそろえた少女、こちらは垂れ目がちで青髪少女よりもおっとりとしているような印象があります。  彼女たちは、先月捕らえられた冒険者のペア。  淫魔たちは、このステージの主役となる少女たちを集めるために様々な方法――物理的な誘拐、裏社会との取引、特殊な罠――などを駆使しています。彼女たちは、冒険者ギルドの依頼掲示板に淫魔が掲載した偽のクエストを受注し、その道中で睡眠魔法のトラップに引っかかりここに連れてこられてしまいました。  二人は今日が初舞台。デビューまでの一ヶ月の間、その身体にはふたなり化改造と、寸止め調教、精力剤がたっぷり含まれた食事を与えられていて準備は万端です。  二人の乗ったキャスターはステージの中央で、向かい合わせに固定されます。  すぐ目の前にある、あられもない相棒の姿を見せつけられながら、自分もまた360度周囲から見られているという状況。天板にお腹をくっつけてうつ伏せでしばりつけられている二人は、さながらつぶれたカエルのよう。天板の腰の部分には穴が空いていて、肉体改造によってつくられたふたなりちんぽがぶらん、とぶら下がっています。 「まずは本日の主役をご紹介いたしましょう。こちらの青髪少女がロシークちゃん。茶髪の少女はライラちゃんです。二人はこの間まで、冒険者コンビとしてたいへん息のあった活躍を見せてくれていたみたいですが……今日から当ステージにて、ふたなり選手として活躍してくれることとなりました~! 親友コンビのロシーク&ライラちゃんをよろしくお願いいたしま~す」  観客からのひゅーひゅーとはやし立てられ、二人の少女は顔を真っ赤にしてうつむきます。と、そこで熱気の盛り上げ方を熟知している司会者が手元のスイッチを押していきます。 「んびゅ゛う゛う゛う゛う゛う゛ッ♡♡♡」  聞こえてきたのは、ロシークの嬌声でした。  二人の少女のアナルには、バイブが挿入されており、司会者の好きなタイミングで起動することができるようになっているのです。  凄腕の調教師の手によって、ギリギリまで煮詰められながらも、決して射精には至ることのできない寸止め調教によってビンビンになるまで発情したふたなりちんぽは、肛門の裏側からの振動を受けて、精嚢での造精運動を開始しはじめてしまいます。 「んぐっふぐっ♡ ンぎぅぅぅぅっ♡♡♡」  あっという間に射精したくてたまらない欲求に突き動かされたロシークは、がっちゃがっちゃと拘束を揺らしながら射精するための行動に移ろうとしていきます。うつ伏せになっている天板は透明な素材で作られているので、ロシークから見れば、下でぶら下がっているちんぽはまさに目と鼻の先です。 「んぎあううぅぅぅぅっ!!! ンごぉおぉォおおおぉぉお゛っ!!!」  しかし、がっちりと拘束された手足と、厚い天板はちんぽに触れることを許してはくれません。目の前にあるのに決して触れることができない快楽の源を前に、ロシークの頭の中はあっという間に射精欲に包み込まれていきます。  ◆◆◆ (しゃせ゛ぃ゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛! 射精したいぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛っ!)  寸止めちんぽをアナルバイブでそそのかされたロシークは、ギャグボールを噛みしめながらあらん限りに叫びます。冒険者だったころのロシークは、どんな時でも感情的になることなく冷静な判断を下すことのできる性格を持って、冒険者という危険な職業を務めあげていました。  しかし、今の自分の欲望のためだけに全身全霊をかけている姿からは、そんな過去は想像することはできません。  淫魔の誇る凶悪なふたなりちんぽ改造も理由の一つでしょうが、何よりも調教師の熟練の腕前によってなされたもの。 ちんぽが織り成す性欲が凶悪であればあるほど、原始的な衝動は強くなり制御することが難しくなるのに、決して勝手な性欲処理を許さない徹底的な射精管理と、射精欲求をグリグリと刺激させ続けながらの寸止め調教を同時に行うことができる卓越した技術。  それがあってこそ、たった一ヶ月で、どんな場所においてもアナルバイブスイッチ一つで、射精すること以外何も考えられない存在へと一発で変えることができてしまうのです。  さっきまでは羞恥心も手伝って、ギリギリ耐えることができていた精神も、もう射精一色。  透明な天板の穴から飛び出たちんぽの先端からは、先走り汁が零れて、床にトロリ、とした染みを作り始めています。そのさらに奥では、先走り汁の何万倍もの濃度となった精子が、行き場を求めてずっくんずっくん、と躍動し、出口に向かって殺到すべく尿道に圧力をかけながら押しかけてきていることでしょう。  しかし、どんなに射精したくても、ちんぽに対する直接の刺激がなければ出すことはかないません。 (勝つッ……絶対、ゼッタイ勝つんだからッ……そしてアタシが射精するんだ……ッ!)  初めてちんぽを生やされた時の未知の快感。  生えたての新品肉棒をシゴかれた時の、脳が揺さぶられるような快楽。  生まれて初めての射精の時の脳をつんざくような絶頂感。  そして、とめどなく繰り返された寸止めの苦痛と、解放された時の圧倒的快楽。  この1カ月の間に行われた、改造と調教の日々は、ロシークの精神を、射精のためにすべてをかなぐり捨てさせるだけの存在へと完璧に変えてしまっていました。  ◆◆◆ (あぁ……ロシーク……そんな……)  向かいでかつての相棒が性欲に狂っている姿を見せられ、ライラは、心臓がきゅっ、と縮こまるような不安感を覚えました。 (こんな、こんなもののせいで……っ) 下を見下ろせば、見えるのは透明な天板ごしに生えている己の肉棒。  これによって、ロシークも自分も全く別の生き物に変えられてしまいました。 (あ、嫌っ……嫌っ……興奮、してきてるっ……だめっ、だめぇ……ッ、本気で勃起したらっ……〝ソレ〟のことしか考えられなくなっちゃう……ッ)  ちんぽがぴくん、と反応したところで、ライラの頭の中に、一気に『射精』という概念が流れ込んできます。 (落ち着いてッ……〝ソレ〟のことなんて考えちゃだめ……落ち着いて……息を整えるの……アイツらの思い通りになんかなっちゃダメ……っ♡ ううぅ……♡ でも射精したい……♡ ふたなりちんぽ扱いて弄くりまわしたいぃ……っ♡ それでびゅっ♡ っておぉ゛おッ゛びゅっってする゛のきも゛ち゛い゛い゛のぉぉおおお……ッ♡♡♡) ふたなり改造をされた少女たちは、たっぷりの精力剤と媚薬を混入させた食事を摂らされており、ちょっとでも性的な刺激を受ければすぐさま欲求不満で頭の中をいっぱいにしてしまう生き物になってしまいます。  それでも個人差はあるもので、あっという間に快楽と寸止めからなる飴と鞭の生活に堕ちて、寝ても覚めても射精することしか考えられなくなってしまう者から、必死に理性を働かせて懸命に抗おうという意思を持ち続ける者まで多種多様。  この二人で言うならば、ロシークはやや前者より、ライラは後者よりといったところです。  むろんそれも、調教師の手にかかればすべて平等にならされてしまうのですが――。  ◆◆◆ 「それでは、スタート――の前に、ちょっとしたサプライズを行いたいと思います――こちらのロシークちゃんとライラちゃんは、お互いを唯一無二の相棒として冒険者コンビを組んでいたわけですが……その時の様子はまさに『相手のためならば、自分を犠牲にすることもいとわない!』という素晴らしい友情を見せていたそうです――――そんな二人ならば、たとえ、ふたなり改造を受けてしまった今でも決して変わらない友情を見せてくれるはずです! と、いうわけで……今からどっちかが『自分が負けでいいです』という宣言をしてくれたら、その場でもう一人を勝者として、今すぐ射精させてあげちゃいます! もちろん、宣言したら負けなので、おしおき寸止めを受けることになっちゃいますが……親友のためならば耐えられますよね!? さぁ! ロシークちゃん、ライラちゃん! どうしますか??!」  司会者の言葉に、ライラはボールギャグをぐっ、と噛みしめます。 (わたしが、犠牲になれば……ロシークは解放される……でも、でも……そしたら、わたしが、射精できない……射精、射精したいのに……しかも寸止め……またあの寸止め調教が……ッ、あの狂っちゃいそうな……ぐる゛ッち゛ゃいぞうな゛すんどめがぁ゛ぁ゛ぁ゛……ッ)  意思の強いライラであっても、この状況下では流石に躊躇せざるを得ません。 (今回は、ロシークに譲ってあげても……わたしは、次で、勝てば……そうだ、もしまたロシークと一緒のステージに上がった時に、逆に譲って貰えばいいんだし……そうすれば、無駄な争いをしなくて済むはず……)  それでも強靭な意思を持つライラは、友情のことを考えるだけの余裕を残していました。 「それでは、お二人の返答を聞いてみましょう!」  主催者が手元のリモコンを操作すると、ロシークとライラの口をふさいでいたギャグボールのベルトが外れ、二人の口が自由となります。 「わ、わたしは……」  射精できることに対する若干の羨望と嫉妬を覚えつつも、親友のためならば自分が犠牲になっても構わない。そんな自己犠牲にあふれた言葉をライラが口にしようとした――――その時でした。 「イキたいイキたいイキたいイキたいイギたいのぉぉぉっ!!! ライラッライラぁ! 早くッ! 早く負けを認めなさいよッ! ほらッ! ほら、早くッ! はやく降参して゛ッて言ってるでしょ!!! あたしのためにさっさと負けさないよォ゛ッ! あああああっもう何チンタラやってんのよぉ゛ッ!!!! ああああもう゛ッ!!! はやくはやくはやくは゛や゛く゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!!!」 「え、えっ……ロシーク、何を――」 「何をもクソもないっつてんでしょ゛ッ! 射精すのはアタシッ! 絶対絶対ゼッタイアタシなんだからッ! ほら、早くッ! 降参しなさいよッ! 親友のアタシが射精するためなんだから゛ッ! そのぐらいしてくれたっていいでしょ! あああああっもうどうでもいいこと言ってる暇あったらさっさと敗北宣言しろって言ってるでしょッ! ほらっ早く早く早くはやく――はやくし゛ろ゛ぉッ!!!!」  ライラの頭の中でかすかに保たれていた友情が崩壊する音が鳴り響きました。 『おおっと、これはずいぶんと苦しそうですねぇ、どうしますか? ライラちゃん?』 「ふ、ふざけっ……ふざけないでッ! 何自分勝手なこといってんの!? わたしだって……わたしだって射精したいんだからぁ゛ッ! そっちこそ負けを認めなさいよぉっ!」 「うるさいうるさいッ! あんたなんかよりアタシの方が百億倍射精したくてたまらないんだからっ! キンタマイラつきすぎて死んだらどうしてくれんのっ!!?! ああああああ抜きたいぬきたいヌキたいぃぃぃっ!!! キンタマ重すぎてしぬ゛っぅぅぅ!!!! 調教師さまぁっ♡ こいつ、一生寸止めでいいですからっ♡ だからアタシを一生自由に射精できるようにしてくださぁい♡」 「はぁぁあぁっ!!!??!? 何勝手なこと言ってんのッ! あんたの射精になんかこれっぽちの価値もないわよッ!!! んぎぃぃぅっ!!! ほらほらほらぁぁっ!!! 見なさいよこのぷりぷりタマちゃんをぉっ!!! 寸止めされまくってハレツしちゃったらどうするのよッ!!? そっちこそ少しは自重しなさいよぉ゛ッ!!!」 「あんたそれでも親友なワケ!?! アタシのために負けてくれないとかアタシたちの友情はなんだったのよッ!!!」 「それはこっちのセリフよっ! 親友とかぬかすんだったらわたしのためにガマンしなさいよっ! たかが一発射精したいぐらいでわめき散らすんじゃないわよッ!!?」 すぐ目の前にいる親友と唾を飛ばし合いながら喚き散らす二人の少女。  そこにはかつての相棒としてお互いを高め合ったころの面影は残されていません。  司会者のあおりも加わって会場のボルテージはさらにあがっていきます。 『さて、それではそろそろファイナルアンサーといきましょうか――ロシークちゃん、ライラちゃん! どうしますか? 相手のために負けを認めて、寸止め調教を受け入れますか?』 「するわけないでしょそんなことぉッ! イクのはアタシっ! 射精するのはアタシなんだからぁっ! こいつのことなんてどうでもいいからイカせてぇぇっ、射精射精射精! 射精させてぇぇえぇぇっっ!!!!」 「自分から寸止めなんて誰がするもんかぁ゛ッ! 楽して射精しようなんてゼッタイ許さないんだからぁっ! 射精するのはわたしなの゛っ♡ あんな奴どうなってもいいから射精するんだからぁぁあああっ!!!」 『残念! せっかくの友情を確かめるチャンスはどうやらフイになってしまいました!』  完全に二人の状態を把握した上で、完膚なきまでに堕とす。  心と身体を完璧に掌握されてしまった二人は、単なる痴態を超えた無様な姿をさらしながら、これから行われるゲーム――――『寸止めサイコロゲーム』に挑んでいくのです。  ◆◆◆ 『パート2』 ・先攻後攻を決めたのち、2種類のサイコロを1回ずつ交代で振る。 ・各サイコロには回数と身体の部位が書かれており、2つを合わせた回数分、相手のちんぽが責められる。 ・どちらかが射精したらその時点で終了。射精した方を勝者、しなかった方を敗者とする。 『寸止めサイコロゲーム』のルールは以上となります。  キモとなるのは、サイコロを振って決まるのは、自分ではなく相手のちんぽを責める回数、というところでしょうか。良い目を出すということは、それだけ相手にとって有利を生み出すことであり、負け=自分のせい、という現実をこれでもかと突き付けられてしまいます。 『それでは、皆さま! 大変長らくお待たせいたしました!』  主催者の声と共に、ステージの両端から二人の女性が現れました。プロポーションを引き立てるような黒レザーの衣装を身にまとった彼女たちは、この施設に勤める調教師のであり、今回のゲームの〝助手〟を務めます。  黒レザーのビキニをはち切らんばかりの巨乳に、くびれた腰つき、むっちりとした太もも、とグラマラスな美女の魅力にあふれた体つきは、淫靡な美女ぞろいの淫魔の中でもさらにレベルの高いものです。 「あ……あう……うううぅ……っ」 「ひ、ひぅぅ……っ……」  美女淫魔の姿を見た二人は、ひそかにおびえたような声を漏らします。  それもそのはず、彼女たちこそ、二人にふたなりちんぽの寸止め調教を行った調教師本人。見た目のおっとりとしていそうな雰囲気とは想像もつかないほどに、無慈悲で極限まで操作する寸止めは、射精寸前までの快楽は感じられても、決して射精にはたどりつかせません。まさに二人にとっては苦悶を生み出す元凶のような存在です。 「よろしくね。ロシークちゃん」 「あ……♡」 「こんにちは。ライラちゃん」 「あ、う……」  その一方で二人にとって、これ以上ないほどの快楽の象徴でもあります。  自由な射精が認められていない二人にとって、調教師とは射精を与えてくれる唯一の存在。身に染みて覚えさせられている恐怖感とは裏腹に、ふたりのちんぽは興奮の上塗りをされたが如くガチガチに勃起していきます。 『それでは、先行はロシークちゃんです!』  司会者の淫魔が宣言するのに合わせて、助手がロシークの手にサイコロを二つ握らせます。  一つは身体の部位――『おてて』『おっぱい』『わき』『お口』『アナル』『おまんこ』――が、もう一つは回数――『タッチ』『1回』『3回』『5回』『8回』『10回』――が書かれています。 「はぁ……はぁ――んっ!」  サイコロを握りしめたロシークはぐっと、何かを思いながらサイコロを投げました。  その軌道を向かいのライラが見つめます。  そして出た目は――『おてて』と『1回』。 「よしっ!」 「あああっ! 何やってんのよっ!」  二人が、それぞれ全く別の意味を持った反応を見せる中、結果を見た調教師が、ライラの天板の下にもぐっていきます。 「は、はあっ♡ はぁっ♡ はぁっ♡」  一時の無念さもつかの間、美貌にあふれた調教師の姿をちんぽの先に見て、ライラは、興奮に息を荒くしていきます。 「おひぃっ♡」 たおやかな手が竿をぎゅっ、と握りしめた途端、久しぶりの接触を受けたライラが嬌声をあげます。普段は貞操帯を付けられていて、一切の刺激を与えられないちんぽは、触られただけで脳を貫くような快感を放ちます。そのままおててが根元までしゅっ、と降りていき、再び先端まで昇っていったところで。 「はい、おしまい♡」 「あああああっ! もっともっともっとぉっ!!!」  たった一擦りのセンズリが終了しました。  これでは、どれだけ早漏であってもイケるはずがありません。  加えて、この施設の改造施設で取り付けられた改造ふたなりちんぽは、どんな射精管理、寸止めを受けた状態であっても、射精に至るためには一定以上の刺激をうけなければ決して射精には至らないという仕組みが備わっています。  今の二人は、三擦り半だけでもシゴいて貰えれば射精できる、という確信めいた射精欲求を感じていますが、実際は数分間に及ぶ全力ピストンレベルの刺激を受けなければ決して射精することはできないのです。 「あとちょっとッ♡ あとちょっとで射精できるからぁぁっ!!! 触ってさわって触ってぇぇっ! シゴいて゛ぇぇぇぇぇッ!!!!」  この1カ月間の寸止め調教で理解しつつはありましたが、生殖欲求とすっかりシンクロしてしまった本能には抗えず、超遅漏ちんぽから昇ってくる、ド早漏欲求という矛盾した感覚の元、必死の射精解放欲求を叫び続けています。 「ほらほら、射精したかったら、ゲームに勝つことよ♡ そのためにはあなたがサイコロを振らなくっちゃね♡ そうしないといつまでも次のおちんぽ刺激はやってこないわよ♡」 「ちんぽっ……はやく次のちんぽぉっっ♡」  このままサイコロを振ることを拒否すれば、このバカげた痴態のゲームを放棄することができるでしょう。そもそもこんな女性の人権を無視したような下品な茶番に付き合う必要なんてどこにもありません。冒険者としての心もちを抱いていたころの彼女であれば、果敢にもそんな反抗を見せたことでしょう。  しかし、ちんぽ欲求を満たすことこそが最高の幸福であると、教え込まれてしまった今の彼女は、すでにルールから逸脱することなど考えもしません。  思うのは自分がゲームで勝利し、勝利の美酒のようにちんぽからザーメン噴き出す未来を想像し、身震いすることだけ。その幸福を現実の元のするべく、ロシークは勢いよく二つのサイコロを投じていきました。 現れた目は『お口』『10回』。 「やったやったやったぁっ♡」  出目を見て、向かいのライラは表情をぱっと輝かせます。  10回は、このゲームにおける最大の回数であり、お口は性的刺激にしても興奮にしても十分なレベルの代物。期待感を受けてか、射精の準備は万端、とばかりに下向きに飛び出しているちんぽからぴゅっ、と先走り汁が噴き出し、並みの射精に匹敵するようなネバ汁を床に迸らせます。 「は、はやくっ♡ はやくぅっ♡」 「はいはい、焦らないの♡」  調教師の女性が下に潜り込むと、過呼吸もいなやと息を荒げるライラ。  その様子を面白がるように、調教師の女性は口をくぱぁっ♡ とゆっくり開いていきます。  流石、性的魅力に長けた淫魔だけあって、卑猥行為におけるいやらしさは随一です。本来、口腔とは食物を摂取するための器官ですが、淫魔は口を通して精力を取ることもできる存在――食欲と性欲を同時に満たすための器官でもあり、文字通り〝お口〟と〝まんこ〟が一体となった器官。  いやらしくうごめく舌の様子を見せつけられたライラは「はっ♡ はっ♡」と血走った様子で見つめ――やがて期待感をそのまま受け止めるように、調教師のお口がぱくり、とライラのちんぽの先端を咥え込んでいきました。 「ひぃ、う゛ッ♡」  先端を包み込んでくる熱い感触。  見下ろしたところにあるのは、ぷるぷるの唇の間を押し開くようにしながら、がっぽりとオス器官の先端を咥え込んでいる調教師の姿。  目麗しい美女が自分のちんぽに奉仕してくれているという光景。  しかもそれは、今まで自分にさんざん寸止めをしてきた人間という状況。  それらの状況とあまりの快感がライラの頭の中を一瞬で書き換えていきます。 「も、もっとッ♡ もっと奥まで咥えてぇっ♡」 「んっ、じゅぶっ♡ じゅるじゅぷじゅるるるるぅぅっ♡」 「おほぉぉぉぅぅっ♡」  要求を口にすると「承りました」とばかりに、その通りにちんぽ加わる舌運動。  その感覚はちんぽが生えてから――ちんぽを持ってから生まれて初めてのこと。 「もっとっ♡ もっと強くッ♡」 「じゅぶりゅりゅるりゅりゅりゅううっ♡」 「おおおおおっ♡ これこれこれイイぃぃぃっ♡」  ちんぽからの欲求に合わせて要求を口にすると、その通りにしてくれる。  ちんぽを持つ者にとって最高の天国の状態が今、ここには完成していました。  調教する側とされる側。今まで絶対的であったその関係を、ライラはこの一瞬で逆転したように錯覚しました。性欲にほだされて、今自分がどんな状況にいるのかさえも理解できなくなってしまっている。まさにちんぽで物事を考えている人間の姿です。 「で、出るッ……精子、でそうっ♡」 「じゅぶりゅるるるるるるうっ♡」 「ひっ、ひぃぃぃっっ♡ ぬ、抜かれッ♡ で、でるっ出るッでッ――ッ♡♡♡」  しかし、至福の時はすぐさま終わりを迎えることになります。 「ちゅぽんっ♡」 「あ゛ッあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」  残り2回のところで全力でのひょっとこフェラで竿をほおばり、ラスト1回で全力で啜りあげたのちに口を離す。常人であれば一瞬で射精に導かれるであろうその動きも、卓越した調教師としての技術と、ふたなりちんぽの特性によって、ギリギリのところで射精運動が行われることはありません。 「なんでぇ゛ッ!!! なん゛で離しちゃうのぉ゛ッ♡ なんで止めぢゃうのよっぉおおおおッ!!! もうでるっ! でるって言った゛でし゛ょぉッ!!?! はやく触ってッはやくちんぽッ! 精子引っ込む前にはやぐぅっ! はやくしゃぶれって言ってるでしょォぉッ!!!!」 「ライラちゃん」  性欲にかまけた叫び声をあげていたライラが、調教師の言葉にひゅっ、とおとなしくなります。 「やってほしいようにやってあげる。でもサイコロにあったのは10回。それ以上はできないの、そういう決まりなの、わかる?」 「あ、あっぅ……う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」  今の自分の立場を再理解させられ、さらに寸止めの苦痛を味わうことになってしまったライラの目から涙が零れ落ちます。 「ほら、泣かないで、勝ったらちゃんとやってあげるから。ほら今度はあなたの番よ」  手渡されたサイコロをライラはぐしぐしと歪めた表情を浮かべながら、ぽい、と放り投げていくのでした――。  ◆◆◆ 『パート3』 「んぎぃぃぃぃいっ♡」 「おほっおふっ♡ おっほぉぉぉぉっ♡」 「でるっ♡ でるでるでるでる――――んっぎぁあぁっぁあぁぁっ!!!」  それからしばらくの間、寸止めに苦しむ二人の声が、交互に音を鳴らす、という光景が会場内でくりひろげられました。合わせて会場の空気もヒートアップしていきます。  先ほど言ったように、改造ふたなりちんぽは、どんな射精管理、寸止めを受けた状態であっても、射精に至るためには一定以上の刺激をうけなければ決して射精には至らないという仕組みになっています。  あと三擦り半でイケそうな状態での刺激を何度も繰り返し受けながらも、なかなか射精に至ることができない、という状態を何度も繰り返されている状態。  それでも射精に至るカウントダウンは確実に進んでいるのであり、観客たちからすれば、いったい何回目のタイミングでふたりのちんぽがそこに行きつくのかを予想するのも楽しみの一つです。 「はいおしまい♡」 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!! あと少し゛ぃぃぃぃ! あと一回だけぇぇっ! お願いお願いおねがいぃぃぃぃぃっ!」  二人の攻防が、十数回目を迎えていった時。 ロシークがわんわんと叫び出します。  行われていたのは『おっぱい』『10回』の責め。調教師のどたぷん、としたやわらかいふくらみに包まれ、ムニムニと圧力をかけられていたちんぽは、びゅくびゅくと先走り汁を噴出していて、さながら壊れた蛇口。冗談でもなんでもなく本当に〝あと一擦り〟でイってもおかしくないような状態です。 『おおっと! ロシークちゃんが本当にイキそうな感じになっておりまーす! これはそろそろ決着がついてもおかしくありませんねー! さぁ、それではロシークちゃん! ライラちゃんの責めを決めるためのサイコロを振ってくださーい!』 「は゛……ッ、は゛、ァッ……! ぁぁ゛ッ……!」  ロシークは、血走ったような目で手に二つのサイコロを握ります。  その頭の中にあるのは、自分が射精する、ということだけ。  だが、同時に相手のちんぽも今の自分と同じか、近いところにあることは認識しています。 (こ、ここでっ、弱い目を出さないと……ッ、おまんこなんて出したらッ、ゼッタイ射精される……そしたらアタシはこの状態で次のゲームまで寸止めされることに……ッ、嫌っ、そんなの絶対に嫌ッ……絶対にアイツに射精なんかさせない……そして、次にアタシの番が来た時に、思いっきり射精するんだから……ッ!)  そしてそれはライラも同じです。 (ここでっ、ここで射精しないとッ……次にあっちの番になったら、絶対に射精されちゃう……ッ。お願いっ、強い目をッ……出せっ出せ出せ出せッ!!! そうすれば、絶対に射精できるからッ……私のためにっ……私のためにぃいっ!!!)  この一投は、この勝負の二人の命運を分ける一投と言えるでしょう。  そんな二人の思いが交錯する中、ロシークの投げたサイコロが目を刻みます。  でた目は――『おてて』『タッチ』。 おそらくこの勝負における最弱の目でした。 「やったぁぁぁぁっ!」 「ああっ! ああああああああああ!!!!」  お互いにとって最良と最悪の目を前に、二人の声が重なります。  二人のリアクションを横目に、調教師は平然と動いていきます。ライラの机の下に潜り込んだ女性は、人差し指を立てると、それを亀頭の裏側。裏筋の部分にゆっくりと近づけていきます。 「はっ♡ はっ♡ はっ♡ はあ゛ッ♡」  それを見下ろすライラの中にあるのは〝絶対にイッてやる〟という強い意志。 (イカなきゃっ♡ これでイカなきゃっ、ゼッタイ射精するっ射精してやるんだからぁぁぁぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ッ!!!)  次に相手のターンになったらほぼ確実に射精されてしまう。  自分が勝つためにはここでイく以外に道はない。指タッチだけという、か細すぎる刺激しかないけど、イカないと負ける。そんな意気込みのもと、ゆっくりと近づいてくる指タッチの感触に全神経を向けていきます。  たかだか、指がちょんっ、と触れるだけの行為に、そこまでの意味合いと興奮を抱いてしま地っている少女の姿は、大スクリーンいっぱいに移されており、観客たちの目を楽しませていますが、すでにそれを恥ずかしく思う気持ちはありません。  やがて、調教師の指が、ライラ裏筋に、ぴとっ、と触れていきました。 「んッぎぃぃぃいぃぃぃいいぃいっっ!!!!」  即座に反応したちんぽが、ぐんっ、と反り返り、先端から先走り汁を噴出します。まるで射精した瞬間の収縮のような勢いの動きでしたが、やはり刺激は足りなかったようで、ビクンビクンと痙攣しながらも、先端から漏れるのはトロリとした半透明の液体だけ。それ以上の刺激は与えられることなく、調教師の動きは終わってしまいます。 「でるっでるっでるからぁぁっ♡ もうでるっ♡ もうでるっていってるでしょぉおおおおぉっ!!! もっともっともっと触って嫌あぁっ! 射精したい射精したいしゃぜいじだいぃいいいいいいいいっ!!!!」  負けることがほとんど確定してしまったライラは、絶叫しながら、身体をガタガタと揺らしています。身体が自由になっていたならば、身体を揺らし、ちんぽを振り回す動きでイくことができていたかもしれませんが、完全にガッチリと固定されてしまっているのでそれもできません。  負けを突き付けられたうえで、本気で射精寸前のちんぽをぶらさげたまま、勝者の快楽を目の前にする。それがほぼ確定してしまったライラの心に絶望がたゆたいます。 「やったやったやったやったぁぁぁっ!」  一方、ロシークは勝利を確定した喜びに打ち震えています。  あとは、ライラがサイコロを振って、その目に応じた刺激をぞんぶんに受けるだけ。今のちんぽの状態から考えればどんな責めを受けたところで、射精に至ることはまずまちがいない、という確信がロシークにはありました。 「ほら、ほらっ! はやくっ! サイコロ振って! はやくっ!」 「ううぅぅ……ううぅぅうっぅうう!!!」 「ほらっ! さっさと振れっていってるでしょっ! そうだっ、どうせならまんこ出しなさいっまんこ! 私はまんこにたっぷり中出しするんだからっ! ほらっ、ほらほらほらほら゛ぁ゛!! 振れッ! さっさと振れっつてんでしょうがぁっ!!!」 「だ、誰がッ……あんたに先を越されるぐらいなら振ってやるもんですかッ!!」  ライラがやりだしたのは、相手に勝たせるぐらいなら共倒れしてやる、という、悪あがきもいいところの醜い姿。ゲームの進行を妨害する行為に対し、調教師が優しく促しますが、ライラはサイコロを振ろうとしません。  ライラにとって、サイコロを振ることは自分が負けるということ。 ならばいっそのこと、このまま時間を稼いで、少しでも引き延ばそう、というのが心情。  醜いものですが、これが人間の本性というものです。 「ほら、早く振らないと……おしおきで寸止めをもっとキツイのにしちゃうわよ?」 「ひっ、ひっ……」  ですが、これはあくまでも観客を楽しませるためのショーゲーム。 悪あがきがいつまでも認められることはありません。  脅しの言葉を受けたライラは仕方なくサイコロを手に取っていきます。  ライラにとってはほとんど、負けが決まっているようなもの。  大したやる気もなく振って出た目は――『お口』『タッチ』。 「な、なっなぁぁっ!」  最悪とはいわずとも、下から二番目レベルの最悪な目です。  せっかく気持ちよく射精しようというのに、弱い刺激では物足りません。しかしこれもまたルールです。調教師の女性は出た目に従って、射精寸前のちんぽに口を近づけていきます。  ちんぽの先端にお口を近づけていった女性は、その先端に、ちゅっ、とキスを浴びせました。その瞬間、ライラのちんぽの一つの出来事がおこりました。  ――ぴゅっ♡ 「お゛ッぎっぃぃぃぃぃぃっ!!!?!? へあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?!!」  おかしな声と共に、ちんぽの先端から白濁が零れました。  10日間の極限寸止め調教を行われたふたなりちんぽにしてはあまりにつかわしくないかぼそい射精。勢いよく収縮しようという動きと、全力で締めようとする動きが重なった結果、精子のほんの上澄みのうっすいところだけが、ろ過されるようにしてほんの少しだけ出てきてしまったのです。 「あ、射精しましたー!」  そしてそれを見た調教師の女性が声をあげます。  そこから先はあっという間でした。 『はい! 確認しました! 勝者はライラちゃんです! おめでとうございます!』 「ま、ま゛ってまってまって゛まっでぇっっ!! 嫌っ、ちがうちがうちがうぅぅぅっ!!! 嫌ぁぁぁっ! これで終わりなんて嫌ぁぁぁぁっ!!! 射精っ、まだ全然っ射精してないんだってばぁぁっ!!!」  拘束された状態で叫ぶロシークですが、会場は完全に無視され、そのままお開きモードへと入っていきます。 ロシークにできることは唯一動く口を動かすことだけです。 「あっ、あんたのせいよぉぉぉっ! あんたが、もっといい目を出してれば……ッ、どうしてくれるのよぉっ! このクソ女ぁぁぁあっ!!!!」 「なに人に責任押し付けてんのよッ! わたしなんか一滴も射精してないんですからね゛っ! 射精したくせに文句いうなんてゼータクにもほどがありますよっ!」 「こんなの射精したなんて言わないわよぉ゛ッ!!! やだっ! やだやだやだぁぁぁっ! してないッ! まだ射精してないのにぃぃぃっ! 嫌っ! 嫌――ッ!!! これで終わりなんか嫌ああぁぁぁぁあっっ!!!!!」  二人の少女の醜い言い争いは、会場から退出するまで続けられました。その様子を見る観客たちが、ゲームが行われていた時以上の興奮に包まれていたのは、いうまでもありません――――。  ◆◆◆

Comments

ありがとうございます! 結局ふたりとも憐れな感じになるところにこだわったのでよかったです!

藤柵かおる

ふたなり対戦ゲームもの大好きなので嬉しいです! 二人の友情を性欲が塗り替えてる感があって凄く良かったです。 あと、調教師との絡みも凄く良かったですね。日々調教されてこの人には絶対勝てないって分かってるのに、そのエロい体に欲情するのを止められないふたなりの性欲の強さが現れてて素晴らしいです。 最後の射精できなくて泣き喚いてるシーンも相変わらず最高でした! 今回はダイスの目が良ければ中出し射精まで出来ただけに、より悔しがってるのが良かったですね。

バレット


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