個人販売の小説を売るのが難しい理由
Added 2020-02-10 11:11:52 +0000 UTC結論から言ってしまえば、
『”信用”を得るのが難しい』からです。
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『1.書店の小説は手に取って貰える理由』
『2.個人販売の小説が売れにくい理由』
『3.”信用”こそが最も重要かつ、基本的なことである』
『4.わたしに”信用”はあるのかな?』
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『1.書店の小説は手に取って貰える理由』
まず『出版社から出ている小説はなぜ買われるのか』ということを考えてみましょう。
購入する側からすると、出版社から出ているという時点で”信用”が生まれています。
出版社というたくさんの人間がかかわっている場で認められた。
書店の棚に置いても『売れる』と判断された。
企業という利益を上げるためのビジネスとして『この本を売れば利益になる』と判断された。
本屋さんに置かれている本は、これらのハードルを全てクリアしているものだけです。
内容がいまいちなら出版社の会議ではじかれて書かせてもらえませんし、
完成して配本をはじめても、本屋さんに『置きたい』と言って貰えないと、棚に置いてもらえません。
本屋さんの棚にある時点で、『ここにあるものは個人の好みはあれどお金を出す価値はある』ということを私たちは無意識のうちに”信用”することができるようになっているのです。さらにここから『作者の名前』『出版社名』『レーベル名』『取った賞』『話題性』あらゆる部分を判断してさらに”信用”を深めていきます。
新人の小説は”信用”がないので売れない。『新人賞』という肩書があると”信用”が深まって売れる。
『電撃文庫』のような有名どころ以外のレーベルは”信用”がないので手に取って貰いにくい。
『芥川賞』を取った作品は、聞いたことない作者でも読んでみたくなる。
読者が購入にいたるまでには”信用”が常につきまとっています。
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『2.個人販売の小説が売れにくい理由』
ここまでを理解したうえで個人販売の小説について考えてみます。
個人販売の小説は、基本一人で執筆を行います。
相談する人もいなければ、客観的な視点で見て貰える人もいません。
プロットを作った時点で「これは面白いですか?」と判断する人もいません。
「俺が面白いと思ったんだから、これは面白いはずだ!」という意欲だけで全てを作り上げます。
商業小説よりも自由に書けますし、熱意も十分かもしれません。
しかし、ここには普段本を買う時に参考にしている”信用”がありません。
『聞いたこともない人が書いたもの』
『出版社というビジネスの枠組みを通っていない』
『本屋さんで売れる、と判断されていない』
個人販売の小説は、いうなればそういう小説です。
”信用”で成り立っている出版業界においては、個人販売の小説が売れないというのは
ある意味当然のこと、と言えるでしょう。
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『3.”信用”こそが最も重要かつ、基本的なことである』
僕は『小説を書いて生活をしていきたい』と思っています。しかし、一般的に見れば僕が書いた小説は”信用がない”ので買ってもらえません。というか僕だって、聞いたこともないような人が書いた、内容すら未知の小説は買いません。だっていまいちなのを買っちゃってお金を無駄にはしたくないですもん。
ゆえに個人販売の小説家は”信用を築き上げていく”ことが最も重要かつ、基本的なことだと思います。
『この人はいままでどのぐらい小説を書いているのか』
『書いている小説のジャンルはどんな感じなのか』
『この人の小説は面白いのか、ちょっと読んでみたい』
『この人の小説にはお金を出して読む価値があるのか』
読者が抱くこれらの疑問を全てクリアして”信用”を得た時、はじめて購入して頂くことができるのです。
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『4.わたしに”信用”はあるのかな?』
……ところで、わたしこと『裃左右』という人間には”信用”があるのでしょうか?
不躾ながら、ここでセルフチェックをさせていただこうと思います。
『裃左右はいままでどのぐらい小説を書いているのか』
執筆歴は約4年。R-18を書き始めてからは約2年です。
小説の投稿数はPixivで『164本』。有料で販売した小説は『12本』。
2019年は小説販売で約『11万円』の売上がありました。
『裃左右が書いている小説のジャンルはどんな感じなのか』
・『男などいらん。竿役は全員ふたなりでいい』
・『導入は一行で終わって、速攻でエロパートに入る』
・『アホで無様でドスケベな台詞まんさいの、あたまのわるいエロ』
そんな方に読んで頂きたい小説を書いています。
『裃左右の小説は面白いのか、ちょっと読んでみたい』
Pixivに投稿した『164本』の小説のうち『約100本』は”無料”で読むことができます。
いくつか読んでみて、好みに合うかどうかご確認ください。
https://www.pixiv.net/users/5204387/novels
『裃左右の小説にはお金を出して読む価値。”信用”するに値するのか』
”ここまで読んで頂いた読者様の判断にゆだねます”
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