術をかけて白い液体を食べさせる話(ハード)
Added 2019-02-23 13:46:59 +0000 UTCBoothに販売している食ザー小説の追加部分を含めた完全版です。 2月中に登録いただいた方には買うよりお得な感じにすることができました。 今回もPixivの無料投稿部分にここに飛べるようにリンクを貼っておきました。 なので、そこをブクマしておけば、ここに飛べるようになってます! 使いづらさは相変わらずですが……ゴメンなさい……。 以下本文。 □ -1-『催眠解除でザーゲロ地獄』 空き教室に入ると、●●が椅子に座っていた。入ってきたあたしに気がついたのか、ニヤニヤした目でこっちを見てくる。教室ではいつもおどおどして全然喋らないくせに、ここにいる時だけはやたらと饒舌にしゃべる。 「ほら、いつもの、はやくして」 ●●に向かってあたしは言った。 あたしは●●のことは大して知らない。話したことは多分ないし、名前も苗字しか知らない。自分で言うのもなんだけどあたしは結構クラスでは目立つ方で、●●はいわゆるクラスの端っこにいるほうだから接点なんて出来るもんじゃない。まぁ、存在ぐらいは知ってるだけって感じの関係ってところかな。 そんな奴となんでわざわざ昼休みに会ってるのかって? 別にあたしだって好きで会ってるわけじゃないよ? ただあたしは●●にちょっと用があるからそのために会ってるだけ。それ以上でも以下でもない。いっとくけど、勝手に仲いいなんて想像しないでよね? あたしは別に●●のこと好きじゃない……つーか何考えてんだかよくわかんないし、キョーミもないから。 「んじゃ、ま、勝手にやるから……」 毎日やってるんだから、少しは気を回すようなことをしてくれてもいいとは思うんだけど、あたしが言っても●●はいっつも黙ったまま何もしない。 ほんと、何考えてんだか。 そう思いながら、●●の前に膝をつく。 それからズボンのチャックに手を伸ばして、おちんちんを外に出した。 「じゃ、始めるから、出す時は言ってよね」 いいながらあたしはおちんちんをしごく。 なんでこんなことしてるのかって言うと、あたしはこの前から、●●のザーメンか、ザーメンがかかった物以外を食べるとめちゃくちゃマズく感じるようになってるから。 これほんとにヤバくってさ、もう口に入れた瞬間吐きそうなぐらいマズく感じちゃうんだよね、なんでかは知らないけどさ。 ●●に聞いてみたら『俺が催眠術かけたからだ』とか言ってたけど、まさか催眠術とかマジで言ってるのかな? だとしたら流石におかしいでしょ、そんなのあるわけないじゃん。 ていうか、催眠術かけたところであたしがザーメンなんて食べるわけないっての。 ザーメンってあれでしょ、精液でしょ? 食べるものじゃないし、ていうか食べるとか頭おかしいでしょ……。 いっとくけど、あたしだって普通の女子高生としてそんぐらいの知識はあるよ? 本物は見たことないけど……ネットで検索すれば見つかるし、まぁ……それっぽい匂いなら弟の部屋で嗅いだこともある。本人は気づいてなかったっぽいけど、多分あの生臭い感じの匂いがたぶんそうだよね。 あの匂いを嗅いだ時はもう、なんとも言えない気分になったなぁ……。 なんていうの……? うっ……って感じの匂いだよあアレ。アレはもう食べるとかいう発想が出てくるもんじゃない……むしろ食欲なくなるし……食べるなんて普通に考えておかしいでしょ……あーやだやだ考えるだけで気持ち悪くなりそ……。 「まだ出ないの? はやくしてよ」 はやく出してほしいのに●●はいっつも無駄にしゃべってばっかり。 まったく、お昼食べる時間がなくなっちゃうじゃない。 ザーメンなんてかけていいのかって……あのさ、なんで毎回同じこと聞くのよ。あたしは●●が催眠術かけたせいでザーメンかけないと、おいしくご飯食べられなくなっちゃってるんだから、こうするのは当たり前じゃない。 ま、確かにお弁当にザーメンなんてかけたら、見た目が生ゴミみたいな感じになっちゃうけど…………今のあたしは●●のザーメンかかってないものは、全部生ゴミみたいな味しか感じなくなっちゃうからどっちにしても同じだし。 何? 真面目な顔で言ってるのが笑える? 真面目も何も当たり前のことを言ってるだけなんだけど? お弁当にザーメンかけることのどこがおかしいんだか。 あ、もう出る? じゃ、ちゃんとこの上にかけてね。 あたしはお弁当の蓋を開けて、●●のおちんちんの先端をそこに向ける。 そして、 どびゅっるるるっ! どぶっ……! くっさいザーメンがたっぷりとお弁当の上にかかった。 相変わらず●●のザーメンは量が多い。 ふつーの人はぴゅっと出るぐらいみたいだけど、●●のはそんなもんじゃない。 量が多すぎて、ご飯もおかずも関係なく全体が真っ白になってるし、お弁当箱で受けきれなかったぶんがあふれて教室の床までこぼれてる。いくらあたしのお弁当が小さいっていっても、この量はかなり多いと思う。もはやかけるっていうか、ザーメンの中に沈んでるみたいな感じ。ま、ザーメンがかかってないところはマズくて食べられなくないから、多い方が嬉しいんだけどね。 「はい、ありがと」 かけて貰ったんだから、一応お礼は言っておく。 さてと、床に置いてあるお弁当箱の前に四つん這いになって……。 ザーメンかけお弁当を食べる時には、ちゃんと犬みたいになって食べないとね。 じゃ、いただきま~す。 「ぁむ……くちゅ、ぐちゅぐちゅ……こくん」 口にいれた瞬間に、ザーメンの臭いがいっぱいに広がって吐きそうなぐらいおいしい。 ●●のザーメンは量だけじゃなくて濃さも凄いから、弟の部屋で嗅いだのとは比べものにならないぐらいの気持ち悪さが胸の奥から湧き上がってきそうになる。 かかってるのがご飯っていうのがまたそれをひき立たせてる。 ご飯粒ひとつひとつの間まで、しっかりザーメンがしみ込んでるせいで口の中にかたまってるところと液体のところが一緒になってはいってくる。ご飯はよく噛まないと飲みこめないから、口の中でバラバラになるんだけど、そこにザーメンと混ざり合って、口の中にゲロが入ってるみたいな気分になってくる。 おいしいかって? 当たり前でしょ。 ザーメンかかってるせいで生臭くて生ゴミみたい……ていうか実際ザーメンがかかったご飯とか完全に生ゴミなんだけど……もしザーメンなしでそのまま食べたりしたら、口に入れた瞬間ゲロ吐いちゃうぐらいだし、だったら今食べてる生ゴミのほうがおいしいかな。 「ふぅ、ごちそうさまでした」 お弁当箱から顔を上げたあたしは一息ついた。 床に置かれているお弁当箱の中にはなにも残っていない。ちゃんとザーメン漬けのご飯も、卵焼きも、ウインナーも全部食べたし、ザーメンでふやけてびちゃびちゃになってくっついてるのも、箱の底に残ったザーメン溜まりも全部すすって、舐めて綺麗にした。お弁当箱の中にはご飯粒一粒、精液一滴も残っていない。 「ん?」 顔を上げたあたしは、目の前に●●がいないことに気が付いた。いつもはあたしが食べ終わるまで、椅子に座ってじっと見ているのに。 「……アンタ何やってんの?」 教室を見回すと、掃除用具入れの中からバケツを取り出しているの●●を見つけた。 バケツなんかどうするのよ。 持ってくれって? なんで? ……まぁいいけどさ。 これでいい? え? 抱えるようにしてほしいって? こう? あたしは両手でバケツを抱えるようにしてお腹の前でバケツを持つ。 …………今から催眠を解除する? アンタ何いってるわけ? 催眠術とか、そんな物本気で言ってるの? 頭大丈夫? 三つ数えたら解除する…………いや、だからそういうのどうでもいい――――。 パンッ――――! 「か――――らッ??!?!?! ぁぇっ!?!!」 ●●が手を叩いた瞬間、胸底からぞわりとした感覚が一気になだれ込んで来た。 「ぅ、げっぁがっ?!?!?」 喉の奥から口の中、鼻先まで一気に生臭い感覚が上がってきて、身体がガタガタと震えだす。そして、記憶の中に、さっきまで自分がなにをしていたのか――――。 「んごっ、ごっぼえぇぇぇええっ!!」 ザーメン漬けのご飯を噛んで、口の中でぐちゃぐちゃ噛んで……生臭くて、吐きそうで、気持ち悪くて、箱の底に残ってた汁を全部飲みこんで、一滴残らず舐めて―――。 「ぼぼごぉぅぉええええっ!!!」 びちゃびちゃと音を立てながら、抱えていたバケツの中に嘔吐物がぶちまけられていく。 白い…………白いものの中に、微妙に形が残った粒とか、茶色とか……黄色いものが浮かんでいて…………ぉええええっ………。 「あ、あ、あ、アンタ……あ、あ、あたしに一体、何、して…………」 バケツを抱えたままあたしは呟く。今のあたしはさっきまでの自分が何をしていたのかを全て思い出している。自分が、どんなことを、していて……それをおかしいと思わなかったのかを、全て理解している。 (さ、催眠術とか……そんな、そんなの嘘、嘘に決まってる……) (で、で、でも……あたし……あたし、さっき……あ、あ、あああああ…………) 「ぉぇぇぇぇっ……げぇぇぇっ……」 思い出すだけでまた体がえづき始める。もう出すものも残っていないのに、さっきまでの出来事を全て捨て去りたいと願っているかのように、身体は何度も嘔吐反射を繰り返す。 「う、うそ……うそに決まってる……」 ぽつりと呟くと、●●は『じゃあ、証拠を見せてあげるよ』とか言いだした。 (な、何をする気……? に、肉体……操作………………!!? え、あ、え? か、身体が勝手に……! う、ごけなっ……! え、ちょ、ちょっとまって……! 手、手が、勝手に……!) 勝手に動き始めたあたしの身体は、抱えていたバケツのふちを持って持ち上げ始める。 そしてそのままバケツのふちに口をつけて――――。 (ま、まってまってまって!!! や、やだやだやだっ!!! く、口つけたくなっ……ぅげぇっ!!! やだっやだやだぁぁぁぁ!! ダメっダメだってばあっ! だれがだれが助けて! だれかだれ――――) ゴギュ、ゴキュゴクッ。 (おげえぇぇぇぇぇ! げぇぇぇえぇぇっ! ) 生ぬるい液体が口に入った瞬間、気持ち悪いなんてものじゃ言い表せないぐらいの気持ち悪さが全身のすみずみまで浸透してくる。未消化のご飯粒とウインナーと卵焼きを一緒にぐちゃぐちゃにしたあと、胃液とザーメンでミックスした汚物がもう一度自分の体の中に入って来る。 (あ゛……あ……が……、ぇ、げっ……) バケツいっぱいの吐瀉物を飲み干したあたしの身体はバケツを床に置いたところで止まる。 ここで、自分の意思では何もすることができないことをあたしは理解した。 することができるのは、せいぜい無意識にでてくる涙を頬に伝わせることだけ。 あとは何も出来ない。全身から発せられる嘔吐欲求さえも抑え込まれていて、あたしは吐きたくてたまらない気持ちのまま、身体を小刻みに震わせることしかできない。 そこに再びあたしの絶望を加速させる言葉がふりかかる。 『今から、吐けるようになる。ただし、吐いたらまたそれを飲んでもらう』 (い、いや……もういや……だ、ダメ……吐いちゃダメ……吐いちゃダメ……ダメっ! ……ダメダメダメっ! 吐いちゃダメッ我慢よ……! 我慢するの……耐えるっ……! 絶対、耐えてみせる耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ耐え――――――――――――――――パンッ) 「おぼおぇぇぇぇぇぇっ! げごぼぇっ! おえええええええっ!」 (ビチャビチャビチャ…………) 無理だった。 手を叩く音が聞こえた瞬間、身体は勝手に飲みこんだものを吐しゃしていく。またそれを飲まされることを分かっていながら、再びバケツの中に汚物がたまっていく。 出したそれを、もう一度飲む様に言われた時、あたしは考えることをやめた。 ◆◆◆ -2-『肉体催眠でザーメンのとりこ』 「いただきます」 食卓に並んだ料理を前にして、夕食が始まる。 隣に座っている弟は盛られているご飯をかきこむようにして頬張って いる。 「いただき……ます」 あたしはお箸を手に取ると、お茶碗に入っているご飯を少しだけすくった。そしてそれを口の中にいれると――――。 「ッ…………ぇっ……」 口の中に形容しがたい味が広がるのを感じた。思わず吐き出しそうになったけど、なんとかこらえて飲みこもうとする。でも、噛むたびに口中に、吐瀉物みたいな味と匂いが広がってきて…………。 「ねーちゃんどうかしたのか?」 「い、いや……別に……なんか、食欲なくってさ……」 「なんだよ、風邪か~?」 「そ、そうかも……ね……ごめん、ご飯もういらないや……」 夕食はそのままにあたしはリビングから出ていく。母さんと父さんからも声をかけられたけど、悟られないように明るく返事をしてから扉を閉める。 扉を閉めてからは、駆け足でトイレに向かった。そこであたしは口の中に入っているものを吐きだした。そのまま引き起こされた嘔吐反射にしたがって出てきたものも全て吐き出した。吐くものがなくなってからも、しばらくえづくのは止まらなかった。 「ううう……くっそぉ……」 部屋に戻ったあたしは、ベッドに倒れこみながら呟いた。 脳裏に昼間の光景が思い出されてくる。 散々弄ばされたあと、アイツはあたしに向かってこう言い放った。 『体はそのままにして解放する』 アイツがそう言うと、さっきまで動かなかったはずの体が嘘のように動くようになった。 あたしはすぐにそこから逃げ出して誰かに助けを呼ぼうと思った。だけど、体は動くのにあたしが何かしようとすると、その時だけまた口が動かなくなった。 たぶん、アイツが何かしていたんだと思う。 結局あたしは、今でもアイツの手の上で弄ばれているということだ…………。 おかしい、というのは、さっきの夕飯の時もそうだ。 見た目は普通のご飯と変わらないのに、口に入れた瞬間吐きそうなぐらいマズく感じる。 おかげであたしは何も食べることができない。 理由は分かっている。 あたしは●●のザーメンか、ザーメンがかかった物以外を食べるとめちゃくちゃマズく感じるようになっているんだ。今のあたしになる前のあたし――――自分がおかしいということに気が付いていなかった時のあたしがそうだったということを、覚えているから分かる。 きゅ~……くるる……。 部屋の中にお腹が鳴る音が響く。無理して食べようと思っても、その無理して食べる、というのがもう無理なのだけれど、 それでも律儀にお腹はすく。 「……おなかすいた」 呟いてみても何かがかわるわけでもない。 今のあたしは、ザーメンか、ザーメンがかかった物以外を食べるとめちゃくちゃマズく感じるようになっている――――。 「あ」 その時、あたしの脳裏に一つの考えが浮かんできた。 ハッキリ言ってこんな考えが浮かんできてしまう時点で、あたしは頭がおかしくなってきているのだと思わざるを得ない。だけど、これが名案かもしれないと、思ってしまうほどにはあたしの頭はおかしくなっていた……。 「…………」 部屋から出たあたしは階段の下から聞こえてくる会話に耳をすませる。 まだまだ夕食は始まったばかりで、食卓からは途切れることなく声が聞こえてくる。 あたしは念のため物音には注意しながら、足を進めながら、自分の部屋の向かい側にある弟の部屋の扉を開けた。 最近は「勝手に入るな! 入る前にノックしろ! ノックしても 『いい』って言うまで開けるな!」と、やたらと言うようになったこともあって、なかなか入ることがなくなっていたので、こうして入るのは久しぶりのことになる。 といっても、前と変わらない青を基調とした壁紙やベッドなどが置かれていて、別に中の様子が変わっているわけではない。もちろんそれなりにごちゃごちゃとしているのも前とわらないけど。 でもこの時のあたしは部屋に入った瞬間に気がついた。気がついてしまった。 弟の部屋の中にわだかまっている“その匂い”の存在を。 静かに扉を閉めたあと、ベッドのわきに置かれているゴミ箱へと近づいていく。そこにはあたしが想像していた通り、丸められたティッシュが山のように捨てられていた。 「っ……はぁ……」 あたしはゴミ箱の前にひざまずくと顔を近づけて匂いを嗅いだ。 生臭い匂いが鼻に入って来る。胸のあたりがきゅっとするような独特な匂い。出してから結構時間が経ってるせいか、昼間に嗅いだアイツの匂いよりもかなりキツイ匂いがする。 でも、 「………………」 丸まっているティッシュの一枚を手に取ると、少しずつそれを広げていく。丸まっているところの内側はまだしっとりとしていて、乾ききってないことがわかった。やがて、まさしく“それ”が……乾ききってない液体の部分がのこされているのを見つけた。 その溜まっているところに恐る恐る鼻を近づけてみると……。 「ぅっ……」 思わず顔をしかめたくなる匂いが鼻を突きさしてくる。吐きそうとかそんなんじゃないけど、ずっと嗅いでいたら頭痛とかしてきそうな、そんな匂い。でも、――――やってみる価値はあるかもしれない。あたしはそう思いながら、ぺろりと舌を出すとそのティッシュの中にゆっくり近づけて、 ぴちゃっ――。 「ッ……!」 激しく後悔した。全身が泡だったようになって寒気が足先まで広がっていく。 「うぇっ……ぺっぺっ……」 新しいティッシュを何枚も取ってその上に唾液ごと吐き出した。 まずい……当たり前だけど、こんなの食べるものじゃない……。 微かに抱いた期待感はあっという間に霧散してしまった。 「ダメ……やっぱり……アイツの、じゃないと……」 忌々しい感情を感じながら、あたしは弟の部屋を後にする。 部屋に戻ってから考えて見れば、弟の部屋に無断で侵入したあげく、使用済みティッシュの中身を舐めるなんて凶行を犯した自分がどれだけおかしいことをしているのかを思い出さずにはいられなかった。 「ん……?」 スマホの着信音が聞こえてきた時、あたしはそのまま眠ってしまっていたことに気がついた。部屋の中は真っ暗で、スマホのライトだけが煌々と暗闇の中を照らしている。手を伸ばして画面を見た途端あたしは思わず息を飲むことになった。 (アイツ、からだ……) いつの間に登録していたのか、あるいは気がついていなかったのか、スマホの画面には●●からのラインの通知が届いていた。無視しようかとも思ったけれど、あたしの指は無意識に画面をタッチして通知を開いていった。 無意識といっても別に体が勝手に動いたわけじゃない。 ただ、そうせずにはいられなかっただけだ。 あたしは、今の自分がどれだけ無力なのかということをもうよく分かっていた。 『そろそろお腹すいてきたんじゃない? もしそうなら近くの公園に来てみたら? 何か食べられるものがあるかもよ?』 送られてきた文面を読んでから、天井を見上げた。真っ暗な部屋の中で天井がスマホの灯りに照らされて、うっすらと照らされているのが見える。 しばらくそこを見上げていたあたしは、起き上がって、家を出る決意をした。 「ほら……来てやったわよ……!」 公園につくとアイツがベンチに座って待っていた。ニヤニヤ笑っているのをみると、アイツの思い通りになったみたいで癪に触る。でも、今のあたしにはこうするしかない。 「……それで……何をしてくれるっていうの……?」 自分が何のために来たのかなんてことはあたし自身が一番よく分かっている。 あたしは●●のザーメン以外のものは食べられなくなっているんだから、要するに今のあたしは●●にザーメンを貰いにきたということだ。自分が一体何をしにきているのかを思うたびに、そんなことをしにきている自分自身の方がおかしいと思えてならない。 「え……? な、なにそれ…………」 ●●が懐から何かを取り出すのを見て、それがなんなのか理解した瞬間、あたしの中で何かが弾けた。 取り出したのがペットボトルに入った、白い液体――理解するより先にそれがザーメンだということがわかった。なみなみと溜まっているそれを見た途端、身体の奥底から異常な食欲を感じる食べたい――――食べたい食べたい食べたい食べたい食べたいッ! 自分がおかしいということを思うことすら忘れて、あたしはその白濁が溜まったペットボトルに意識の全てを持っていかれる。 「そ、それ……くれる……? くれるの……?」 両手を伸ばしてペットボトルのほうに手を伸ばす。すると、 「あっ!」 ●●はいきなりペットボトルの蓋をあけて、あろうことかそのまま地面に向かって零し始めた。あたしは慌てて地面に膝をついて零れたザーメンに舌を這わせていく。 「っ! はっ、えろっ、ぴちゃっ!」 土とか砂も一緒に入ってきて口の中がじゃりじゃりした感触になるけど、●●のザーメンがかかってるおかげですごくおいしく感じる。 (おいしい、おいしい……おいしいっ♡) ふと顔を上げて見ると、●●が立ち上がってザーメンをこぼしながら歩き始めているのが見えた。急いで食べないとザーメンが地面に沁みこんじゃうってことき気づいたから、あたしは慌てて地面を舐めながら一緒にあとをついていく。 ちょろちょろとこぼれてくるザーメンを舐めながら、ついていくと段々口の中に草臭い匂いを感じ始めてきて、段々草むらの方に入っていくってことが分かった。 そして最後なって●●は、公園の端っこの方にある雑草の群生しているところにペットボトルのザーメンを全部ぶちまけた。 「あっ、ああああああ…………♡」 今まではちょろちょろとこぼれてきていたところしか食べていなかったので、あたしはもう我慢できなくなった。そこに辿りついたところで、雑草の中に顔を突っ込んで雑草ごとザーメンを口の中に入れる。 一緒に名前も良く分からない感じの草が一緒に入ってきて、口中に青臭い味が広がってきたけど、ザーメンがかかってるせいでとってもおいしい。 「くちゃっ、くちゃっ、くちゃっ…………」 青臭い雑草と生臭いザーメン、とっても最高の味がする。おいしい♡ おいしぃ♡ ●●のザーメンとってもおいしいよぉ……♡ 幸せぇ♡♡♡