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藤柵かおる
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雑談(20) パンジャンドラム

ミリタリーで有名なやつです。

知ってる方も多いかも。


パンジャンドラムというのは、第二次世界大戦中にイギリスで作られた兵器の名前です。

第二次世界大戦というのはドイツ・日本・イタリアなどの枢軸国と、

アメリカ・イギリス・ソビエト・フランスなどの連合国の戦いです。


その中でも、ドイツはめちゃくちゃ強くて(国をあげてのプロパガンダをやっていたせいもありますが)

連合国側でも手を焼いていました。

連合国側は、イギリスと面しているドーバー海峡から船で上陸して、ドイツに攻め込むことを考えていたのですが、ドイツ側もその手でくることはよくわかっていて、海岸線にコンクリートをずらっと敷きつめた”大西洋の壁”を作って防御をしていました。


連合国は『海岸線に敷き詰められたコンクリートの壁を破壊するための兵器』を作ることにしました。

そしてイギリスの兵器開発者によって作られたのが、パンジャンドラムです。


では性能を見て見ましょう。

パンジャンドラムは、約1.8トンの爆薬をつめた本体とその両脇にある3メートルの車輪からなっています。

車輪には固形燃料のロケットがついていて、この噴射で回転して進んでいきます。

ようは、”ロケットの勢いで転がっていくデカイ車輪”というわけです。


開発は成功したのか? 答えは大失敗です。


『海岸線に敷き詰められたコンクリートの壁を破壊するための兵器』を作るはずなのに、なぜか車輪で転がっていくという方針で作られてたこの兵器。上陸実戦を想定して実験してみたら、海岸の柔らかい砂のせいで車輪が空回りして全然進まない・車輪に砂がハマってひっくりかえる・ロケットが外れて左右の推進力のバランスが崩れてまたひっくりかえる、と散々な結果でございました。


で、結局計画は中止になってしまいましたとさ、ちゃんちゃん。


ちなみに”イギリスと面しているドーバー海峡から船で上陸して、ドイツに攻め込む”作戦というのは

映画『プライベート・ライアン』などで有名な『ノルマンディー上陸作戦』のことです。



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