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藤柵かおる
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雑談(14)王水

本日は化学における危険物のお話です。


王水、こいつはある年代のオタクなら知っているであろう物質です。

ある年代とは、ズバリ”バカテス世代”です。

『雑談(7)、ブラのカップ数の測り方』と同じように、『バカとテストと召喚獣』を読んでいた世代であれば、なぜか知っている知識として身についていることでしょう。


王水は、濃塩酸と濃硝酸を3:1で混ぜるとできる液体で、普通では溶かすことの出来ない、金や白金などを溶かすことができるというものです。もちろん超危険です。

ちなみにバカテスでは肉じゃがの作り方にでてきました。ヤバイですね。


ちなみに、塩酸と硝酸がどうちがうのかは、ご存知でしょうか?

王水の材料だからどっちもヤバいんじゃね? って思うかもしれませんが、

実はこの二つは結構単純な物質だったりします。

といってもどっちも危険っちゃ危険なんですが……


塩酸は”水溶液”で、塩化水素という気体が水に溶けてるだけです。

なので、その辺にほっとくと塩化水素が蒸発してしまうので無くなってしまいます。

濃塩酸というのは、水に溶けてる量が多いだけ、ってことです。


硝酸も同じく”水溶液”で、二酸化窒素が水に溶けています。

実際は反応しているので、溶けてるだけではないのですが、まぁほとんど同じようなもんです。


塩酸も硝酸も、一応はこぼしてもほっとけばそのうち無くなるので、安全性に関しては

まぁまぁ大丈夫な感じなのです。(もちろん手についたらすぐ洗わないとダメですが)


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危険度で言うなら名前の似てますが”硫酸”の方がマジで危険です。洒落にならない危険さです。

塩酸が危険度B、硝酸が危険度Aだとしたら、硫酸は危険度SSSです。


硫酸というのはそれ自体が物質です。

ビーカーとかに入ってるあの硫酸は『硫酸が水に溶けてる』っていう状態なのです。

ということは、硫酸をほっとくとどうなるのか?

”水が蒸発して硫酸だけが残る”ということになります。


硫酸には”脱水性”という特徴があります。

文字通り、触れた物体から水分を奪い取ります。

紙だろうが、木だろうが、皮膚だろうが、なんだろうが、容赦なく水を奪います。


なので、手につくとヤケドします。ほっとくと大ヤケドしたみたいに皮膚がただれます。

さらにほおっておくと、炭になります。ヤバイです。


しかも前述したように、硫酸をほっとくと水が蒸発して硫酸だけが残ります。

塩酸・硝酸みたいになくなりません、こぼすといつまでもそこにいます。

手につくとヤケドするようなのが、半永久的にそこに居続けます。ヤバイです。


みなさんは『硫酸のたまった落とし穴』なんか作っちゃダメですよ?



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