雑談(12)水で火が消える理由
Added 2019-02-02 14:19:39 +0000 UTC今回は雑談というより、先日知ったことを書いてみます。
知ってる方には、「そりゃそうじゃん」とか思われちゃうかもしれませんが、今まで生きてきて理由まで深く考えたことがなかったので……原理を知った時はけっこう『ああ、なるほど』って思ったんです。
最近流行りの『ボーっと生きてんじゃねーよ!』を見るような気持ちでよろしくお願いします。
なんでも、水が蒸発すると、蒸発熱というのが発生して、その時に周りの熱を奪う、っていうのが、主な理由らしいです。この”水の蒸発熱”っていうのがかなりあるみたいで、水1グラムあたり539カロリーもの熱量を使っちゃうみたいです。
燃えてる炎に水1リットルをぶっかけると、瞬時に蒸発し、その時に53万9000カロリー(!)を奪い取り、それによって、火が熱を失って消える、ってことらしいです。
あと、水が蒸発すると、炎の周りに水蒸気が充満するエリアが出来るんですが、その時に元々そこにあった空気が水蒸気に押されて、炎の周囲から押し出されるっていうことも同時に起きます。
これによって、一瞬だけ真空に近いような状態になって、酸素供給がなくなるのも水が火を消すのに効果的なもう一つの理由、らしいです。
ちなみに、消防士の方が火災現場でマスクをつけてますけど、これは炎の熱の中でも呼吸できるようにする、っていうのも理由なんですけが、実はもう一つの理由も関係してます。
『蒸発した時に空気が外に逃げる』っていうのがあるせいで、大量の水をかける火災現場の周囲は微妙に酸素濃度が低下している可能性があるらしいです、それで酸欠にならないようにマスクをつけてる、ってこともあるようです。
というわけで、皆さんも、火事があった時にむやみやたらに野次馬をするのはやめましょうね。
消火の迷惑ってだけじゃなく、火災現場の周囲は酸素濃度が低いので、純粋に危ないです。