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藤柵かおる
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(2)『催眠』というジャンルについて-2「書く側としての催眠の便利さ」

催眠について-2

「書く側としての催眠の便利さ」

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『前回までの内容』

-1「そもそも催眠って何なのよ?」

『今後の予定』

-3「催眠の道すじの多様性」

-4「あなたの好きな催眠シチュは何?」

-5「催眠とはなんなのか」

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前回でも書きましたが、催眠というものはとても便利です。

なぜなら、なんでもできるからです。


赤の他人が次の瞬間には永久の愛を誓い合った恋人になり、

生真面目な女の子が、膣内射精1発につき1万円で買ってくれる経済学を崩壊させる人間になります。

レイプしまくり「殺してやる…殺してやる…」と殺意全開になっていたとしても、一瞬で「レイプしてくれてありがとうございましたぁ♡」となります。


この常識さえも超越した意味不明の領域を自由自在に動かせるというのが、催眠の醍醐味であり抜きどころ、というようなものだと思います。


そしてこれが書く側、生産者視点で見るとどうなるのか。

答えは『考えるのが簡単』になります。


近年R-18同人誌などにおいて催眠を主体としたものが増えているように思う、という話を聞きました。

これについて僕はいわゆる『考えるのが簡単』にするというのを突き詰めていった結果、この形式になったのだと思っています。


漫画や小説、どの媒体に関してもそうですが、創作活動において考えたものを形にする。というのは、非常に大変な作業となります。

人間は面倒な作業は極力回避したいと思う生き物なので、少しでも楽になれそうなところがあれば、そうするのは当たり前のことです。


そうなると『催眠』というものは、一瞬で書きたいところへたどり着くことができる非常に優れたジャンルとなります。

おまけになんでもできる、ということは『導入は催眠で速攻スタートし、その後他のジャンルを中心にする』という使い方さえも出来ます。

なんでもできる催眠は、なんにでもなれる存在でもあるのです。



催眠というのは最大公約数へと最短距離でたどり着くために、これ以上ないほどの有用な存在としてみることができると考えています。


次回は、その多様性の弊害について、

もう少し深く考えてみたいと思います。


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