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きだた郎
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【ネタバレ】「それ」の話

この記事にはSFデジタルノベル『つくも神に教えて』の重大なネタバレが含まれています。

                                                                                                                                                                                  








作中では明かしませんでしたが、それの名前は「ヴィヴィ」。

中盤で現れたアンティーク・ヒューマノイド 。

正体は都市伝説の存在「電子付喪神」でオッサンだったわけですが、途中で気付いた人はいたんでしょうか。

数々の仕掛けの中でも一番楽しく作れた部分です。

クールに見えて、マスターの優秀さを嘘くせえと言われたらムキになっちゃう一途さも持ってるキャラクターです。


実はプロットの段階でオッサンはとヴィヴィには何の関係もありませんでした。

が、グラフィックやシナリオが出来上がっていくうちに「怪しい!こんな怪しいオッサンがただのオッサンなわけがない!!」と思えてきて、ある時「そうかこいつの正体アンティークヒューマノイドだ!!」と気付いたわけです。

作者が「気付いた」っていうのも変な話ですが、ほんとに途中で気付いたんですよ。

で、ちょこちょこ練り直してああなったと。


ヴィヴィこそがつくえてのテーマを担う存在。

ロボットを愛することは幸せなのか?という問いかけの答えを見つけ出し、迷える電子付喪神――ヴィヴィに教えて、というのがタイトルの意味でした。

その問いかけに、ダイチは行動で答えを示すわけですが……そこは言うまでもないですね。

開始直後のモノローグと一番最後のモノローグが対になってるのにはみんな気付いたかな…




…ところでヴィヴィさん、誰かに似てる気がしません?

【ネタバレ】「それ」の話

Comments

ヴィヴィは記録が薄れるということがないので、保持している限りいつでも昨日のことのように思い出せてしまいます。 そう、ダイチはようやく見つけた希望だったんです。 ゴーグルは気付いてもらえないかと思ってました…!細かいところ見つけてもらえて感謝です。

きだた郎

狙い通りの楽しみ方してくれて嬉しい限りです! 気付いたときにめちゃめちゃ楽しかったので、この楽しさを共有せねばとの思いで練りこみました。 あの漫画と直接繋がってるとなると時系列がおかしなことになるので、「あんな感じのことがあったよ」くらいの認識でいてくだされば…(;'∀')

きだた郎

ヴィヴィの過去、恋人を想い続けるのは切ない。。。もし彼の記憶が風化しないのであれば、永遠に苦しむことになってしまう。彼にとってセナとダイチは希望そのものですね。二人の手助けをするヴィヴィは本当に嬉しそう! タイトル回収も本当に鮮やかでした!ヴィヴィ登場時に、敵意はないし、たぶんゴーグルが発信機だからオッサンの差し金、くらいは思ってましたが、まさか同一人物とは。

途中で気づくことはなく(というかミスリードに引っかかってましたw)、正体が分かった瞬間のカタルシスと感動はすごかったです。 「作者が気づいた」っていうの面白いですね… モノローグが対になってるのは気づきまして、「あー! これはもう1周したくなるやつー!!」ってなりました。 そしてその話ともつながるとは…!

さかい


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