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【全体公開】【無料サンプル】入れ替わりの湯 〜男子高校生と関西弁のおっちゃんが、一ヶ月掛けて入れ替わっていく話〜

「おーし、今日はまず平泳ぎからだ。河原井、手本を見せてくれ」


「うっす」


 河原井将平はゴーグルを付けると、プールへと飛び込んだ。炎天下で表層がややぬるくなった水の下に、ひんやりとした水の層があるのを肌で感じながら、両手で水を掻いて泳いでいく。向こう側の壁を蹴って平泳ぎで戻ってくると、体育教師の岩田が説明を終えて、クラスメイトがそれぞれ泳ぎ始めたところだった。岩田は満面の笑みで将平に声を掛けた。


「いやー、河原井のフォームはお手本として最高で助かるよ。河原井がいるおかげで、今年も水泳の授業がだいぶ楽なんだ。流石は水泳部のエースだな!」


「このくらいなんてことないっすよ。それじゃ、俺も泳いできます」


 将平は岩田にそう言うと、再びプールの中へと潜っていった。



 河原井将平。県立T高校2年、水泳部。日焼けした筋肉質な肢体に、素朴ではあるが精悍な顔つきであるため、女の子にモテる。だが告白されても本人は「今は部活に集中したいんで」という理由で断っていた。髪型も洒落っ気のないスポーツ刈りで、毎月月初めに、近所の床屋でカットしてもらうのがルーチンだった。その日も、河原井は学校帰りに床屋に立ち寄った。


「いらっしゃい、将平くん。今日はどうする?」


「うっす。いつも通りでお願いします」


「スポーツ刈りね」


 馴染みの床屋の店主が、手慣れた様子で将平の髪をカットしていく。将平は「そういえば」と口を開いた。


「ウチの風呂が壊れたんで、早めに帰って銭湯に行け、って親から連絡が来てて」


「おや、大変だね」


「そうなんすよ。で、この辺って銭湯ありましたっけ? 家帰ってから調べようと思ってたんで、まだ調べてないんすよね」


「この辺だと……そうだねえ。桜木町の辺りにスーパー銭湯があるけど、ちょっと遠いかな。あとは……ああ! あそこがあった」


 店主は将平の頭頂部の毛をハサミで揃えながら言った。


「泉町に、いつの間にか銭湯ができてたんだよね。名前は確か……『謎の湯』だったかな。変わった名前だけど、店構えは普通な感じだったよ」


「あ、近いっすね。そこ行ってみようかな……あざっす!」



 帰宅した将平は通学カバンを置いて、タオルや着替えをスポーツバッグに詰めると、さっそく「謎の湯」に向かった。


(ホントだ。いつの間にできたんだ?)


 「謎の湯」は泉町の通りから一本裏に入った裏通りにあった。建物自体は新しいようだが、壁が黒く塗られていて、一見すると銭湯には見えなかった。木製の看板に達筆な字体で「謎の湯」と彫られているので、銭湯だとわかる。中に入った将平は、番台で料金を払うと、更衣室で着替えて浴場への扉を開けた。


(おっ、洗い場はちょっと狭いけど……その分風呂は何種類もあるんだ)


 洗い場の奥にある大きめの浴槽の他に、炭酸泉やジェットバス、サウナや水風呂もあった。平日の夕方だが、他にも客がいて洗い場が混んでいた。湯船のスペースを確保するために、洗い場を狭めに作ってあるようだ。おっさんたちがぞろぞろと座っている中に空いている席を見つけ、洗い場で体を洗おうとした将平。ボディーソープのボトルを探したのだが、近くには見当たらなかった。


(あれ? ここって備え付けのやつないのか? どうしようかな……)


「そこの兄ちゃん、もしかして石鹸探しとるん?」


 隣の洗い場で体を洗っていた中年男が、将平に話しかけてきた。50代前半ぐらいで、頭頂部がハゲている。中年男は鼻っ柱が太く、目尻が垂れた好色そうな顔つきをしていたが、妙に愛嬌がある雰囲気だった。中年男の、色白ででっぷりと肥った胸とビール腹は泡にまみれており、彼は石鹸を差し出した。


「ここな、ちょっと変わってて、ボディーソープの代わりに固形石鹸置いとんねん。おっちゃんはもう終わったから、使うてええよ」


「そうなんすね。あざっす」


 将平は中年男から石鹸を受け取ると、持ってきたタオルで泡立て、体を洗い始めた。


(んっ……)


 将平も、隣にいる中年男も知らなかった。「謎の湯」の石鹸は【年齢差のある人間が連続して使うと、二人の体をじわじわと入れ替えていく】という効果があることに。そしてその効果はさっそく現れた。将平の日焼けした筋肉質な肉体が、石鹸の泡で包まれるほどに──高校生の将平の汗腺は、中年男の汗腺と入れ替わり、脂ぎった汗と加齢臭を放つようにに変化していく。一方、贅肉がみっちりと胸と腹についた中年男の汗腺は、水泳部の男子高校生の爽やかな汗と体臭を分泌するように入れ替わっていく。入れ替わりは垢をごっそりと落とすような快感を伴っており、妙に気分が高揚した二人は、やや赤らんだ顔で世間話を続けていた。


「なんちゅうか……兄ちゃんすごい体しとるなあ。何かスポーツやっとるん?」


「えっと、水泳やってます」


「そうかあ。おっちゃん、なんも運動やっとらんからなぁ。見てみぃ、この贅肉! 兄ちゃんとはえらい違いや! おっちゃん、銭湯より肉屋の方が似合うとるもん。量り売りされそうや」


 そう言って自分の贅肉を摘み、中年男はおどけた。


「あ、おっちゃん、肉屋やないけど、ハム工場に勤めとるんよ。隣町にあるやろ?」


「あー、N食品っすか? ウチでもよく食べますよ」


「おお、そりゃご贔屓にどうも。ちゅうか、兄ちゃんも家、この辺りなん?」


「割とそうっすね。俺んちは泉町じゃなくて、栄町の方なんすけど」


「なんや、めっちゃご近所やん! おっちゃんも栄町の方にアパートがあってな……あ、おっちゃん、丸岡敏昭っちゅうもんや。今後ともよろしくな」


 こうして、河原井将平は丸岡敏昭と出会い、近所のよしみもあってすっかり気に入られることになった。そして、そんな二人の肉体は、一ヶ月掛けて徐々に入れ替わっていくことになる。



「う、う〜ん……」


 翌朝、スマホのアラームを止めて目覚めた将平が感じたのは、古くなった天ぷら油のような、脂っこい匂いだった。


(なんだよこれ、すっげ、くっせ……俺の汗の匂いか?)


 ベッドから起き上がると、寝るときに着ているTシャツが、寝汗でぐっしょりと体に張り付いていた。将平は汗かきではないのだが、しかし丸岡敏昭という汗かきの中年男と汗腺が入れ替わってしまったため、必然的に全身からおっさん臭い汗を垂れ流していた。将平は怪訝な顔をしつつもTシャツを脱ぎ、デオドラントスプレーで汗臭さを打ち消す。ついでに着替えてしまおうと、新しい肌着を着て、半袖の夏用制服シャツとズボンを着る。そして、顔を洗おうと洗面所に行った。


「うっわ! すっげー脂ぎってんじゃん! なんだよコレ!」


 将平の日焼けした精悍な顔は、中年男の脂でギラギラとテカっていた。将平は脂っこい匂いを放つ自身の肌に怪訝な表情をすると、顔を水で濡らし、洗顔フォームで丹念に洗い始めた。将平はまだ気づいていなかったが、そのスポーツ刈りの髪も、中年男の脂でギットリとしている……「謎の湯」にはシャンプーもなかったため、例の石鹸を使って頭を洗ったためだ。


「ふうっ……そうだ。ちゃんとシャンプーとボディソープも持っていくか」


 顔を洗い終わった将平は、試供品の小さいシャンプーとボディソープのボトルが洗面所の棚に有ったのを思い出した。棚の扉を開け、それらを手に取ろうとして──


【入れ替わりの快感が脳内に浮かび上がった】


(んっ……でも、あの銭湯の石鹸……妙に気持ちよかったんだよなぁ……)


 例の石鹸によって仕込まれた暗示によって、体が入れ替わるときの快感を強制的に想起させられた将平。日焼けした精悍な顔が上気し、とろんと瞳が潤む。将平はシャンプーとボディーソープのボトルを元あった場所に戻し、洗面所の棚の扉を閉めた。



「え〜? 彼女いないとか嘘やん。絶対将平ちゃんモテるやん!」


「でも、彼女作っちゃうと土日も時間取られるじゃないですか。俺、今は部活に集中したくて」


「ホンマ羨ましい悩みだわ〜! おっちゃん、この年でも普通に彼女欲しいもん」


 数日後。再び将平は丸岡と出くわした。将平は最初「兄ちゃん」と呼ばれていたが、名前を名乗ってからは丸岡から「将平ちゃん」と呼ばれるようになり、可愛がられていた。内心、将平はややウザいと思わなくもないのだが、妙に親しみやすく憎めない丸岡のキャラクターもあって、銭湯で会うたびに一緒に並んで体を洗っていた。それもこれも、謎の湯の石鹸の効果で【以前自分と体を入れ替えた人間を見かけたら、石鹸を共有して体を洗いたくなる】という暗示のせいなのだが。


(んっ……!)


 泡に包まれた将平の褐色の肉体が、ぶるっと揺れる。入れ替わりに伴う快楽で、将平の瞳がとろんと潤む。将平は急に胸が重たくなった気がして、怪訝そうに自身の体を見た。


(なっ……! なんだよこれ!)


 日焼けして浅黒い肌をした、水泳で鍛えた逞しい胸板。それが、でっぷりと肥えて色白な胸板になっていた。乳輪もデカく、ぷっくりと肥大している。それは丸岡の胸板であり、風俗嬢に乳首責めをしてもらっているせいで、性感帯が開発されてしまったのだが──そんなことを知らない将平は、いきなり自分の胸板が変化したことに混乱していた。


(なんでこんな、いきなり太って……しかも、胸板だけ色白だし、どうなってんだ!?)


 競パンの日焼け痕以外は褐色に日焼けした将平の体だが、でっぷりと肥った胸板は色白な肌であるというのは奇妙だった。将平が泡まみれの脂肪の塊を愕然として触っているうちに、隣の席からも怪訝な声がした。


「ん〜? なんやこれ……? なあ、将平ちゃん。おっちゃん、胸だけ日焼けしとるん。どないなっとんのやろ」


 丸岡の胸が、日焼けした筋肉質な胸板になっていた。胸板以外の肌は色白であり、将平同様に異質さが際立っている。急に二人とも変化した胸板。日焼けした褐色な肌と、運動とは無縁な色白な肌。将平の脳裏に、ある想像がよぎる。


(もしかして、俺たち……胸板が入れ替わっ──)


 しかし、その思考は強制的に中断させられた。「謎の湯」の石鹸。それは【入れ替わりが完了するまでは、変化を認識しても、入れ替わりだとは気づけない】という効果もある。将平の思考は霧散し、ぼんやりとした口調で喋った。


「……ホントっすね。つーか……丸岡さん、結構鍛えてる胸板っすね」


「なんか、いつの間にかこうなっててん。や! 将平ちゃん、胸おっきくなっとるやん。女の子みたいやな〜!」


「俺もなんか……急にこうなってて……」


「ちょっと触らせてや」


「いやですよ」


 二人は軽口を叩きながら体を洗い終えると、湯船に向かった。



(やっぱすっげー……泳ぎづれぇっ!)


 翌日。水泳部の練習を終えた将平は、ぶるんと脂肪質な胸を揺らしながらプールから上がった。中年男の胸板になったせいで、大胸筋が減って脂肪が大幅に増えたのだ。泳ぐ際のパワーもバランスも、体の浮力も全く違うため、その日の将平の練習は精彩を欠くものとなっていた。全身の汗腺が中年男のそれになったせいで、将平の肌は脂ぎっており、妙にテカっていた。だが、家族も友人も、将平の体の異変には気づいていないようだった。むしろ──


「なあなあ、河原井。その……今日もいいか?」


「河原井の胸、マジで女みたいなおっぱいだよな〜……」


 同じ2年生の高木と樫村が、妙に顔を赤らめながら声を掛けてきた。どうやら将平は「前からでっぷりと肥った胸板であり」「まるで女のような胸であるため、事あるごとに男子生徒から胸を揉ませて欲しいと頼まれている」ということになっているようだった。今日も昼間、教室でも他の男子生徒からも胸を揉ませて欲しいと頼まれ、将平が断ると「いつもやってるじゃん。な! 頼むよ!」と言われてしまった。将平は溜め息を吐きながら了承した。


「ったく……さっさと揉めよ」


「うおおっ! 助かる……!」


「まず俺からな!」


 もみあげが長く、武骨な顔立ちの高木が名乗りを上げた。鼻息を荒らげて、将平の体の後ろから胸を揉む。


「んあっ……!」


「うおっ! やっぱ柔らけぇ〜ッ!」


 男子高校生のゴツゴツした指先が、風俗嬢によって性感帯を開発された中年男の胸を、乳首を、コリコリと弄る。その度に、将平はあっ、あっ、と切なげな声を漏らす。将平は、自身のチンポが競パンの中で固くなり始めるのを感じた。


「俺も俺もッ!」


 芋臭い猿顔の樫村が、まだ高木が揉み終えていないのに、強引に正面から将平の胸を揉み始めた。ツンツンと乳首をつつき、高木と争うようにムッチリとした脂肪質な中年男の胸板を揉む。


(ま、マジで……やっべ……!)


 将平のチンポは競パンの中で痛いほどに勃起し、金玉がヒクヒクと収縮し始めていた。このままでは射精してしまう、と思ったその時に──


「コラ! お前ら何やってる!」


 水泳部部長、3年生の池淵が厳しい声を発した。高木と樫村が「やっべ!」と言って慌てて離れ、着替えを再開する。池淵はそんな二人をジロリと睨んでいたが、やがて溜め息を吐いた。


「河原井。お前もイヤだったら断っていいんだぞ。それか、俺に言え」


「ありがとうございます、部長」


「あとはまあ……その……もうちょっと胸の筋トレした方がいいな。痩せたら、ああいう絡まれ方もしないだろう」


 池淵部長もまた、妙に浮ついた様子で将平の胸板を見ると、目をそらした。まるで女のように脂肪質でムッチリとした色白な胸板をした将平。その逞しい肉体は、胸板と競パンの日焼け痕以外は褐色の肌である。その異様さには気づけないものの、妙に倒錯的な姿であることを感じ取ってしまったせいだろうか。池淵は内心「俺にも揉ませてくれ」と言いたくなる気持ちをぐっと堪え、中年男の胸板になった逞しい将平の姿を見て、ゴクリと生唾を飲み込んでいた。



「いや〜! サウナよかったわ〜! めっちゃいい汗掻いたわ」


「そうっすね」


 その日。将平と丸岡は、銭湯で湯船に浸かったあと、サウナに入ってから風呂を出た。将平はサウナには関心がなかったのだが、丸岡から「おっちゃん、ひとりだとさびしいねん。牛乳奢ったるさかい、将平ちゃんもサウナ付き合うてや」と頼まれ、仕方なくサウナに付き合った。だが、実際にサウナに入ってみると、なるほどサッパリとするものだった。将平の脂ぎっていた肌からおっさん臭い汗がとめどなく流れ、それをサウナの後に水で流してから水風呂に入る。将平は久しぶりにスッキリとした感じがした。更衣室で着替え、ロビーに戻ると、将平はさっきから気になっていたことについて考えた。


(なんかこう……ここの天井って、こんなに高かったっけ?)


 将平は首を傾げた。その「両足」は、がに股で短足の丸岡のものと入れ替わっていた。水の抵抗を減らすため、将平は両足のスネ毛を剃っていたのだが、しかし丸岡の両足は当然スネ毛など剃っておらず、ハーフパンツから覗く色白の太ましい足は、もじゃもじゃとしたスネ毛が生えていた。一方、丸岡は日焼けした筋肉質な両足になっており、スネ毛が生えていないことと、急に背が高くなったことに、丸岡も違和感は感じているようで、周囲をキョロキョロと見渡したり、ステテコを履いた自分のスベスベで筋肉質な褐色の足をときおり触っていた。だが、牛乳の自販機が視界に入ると、そちらに行って将平を手招きした。


「将平ちゃん。牛乳なんにする? 普通のもあるし、コーヒー牛乳とかフルーツ牛乳もあるで」


「えっと……じゃあコーヒー牛乳で」


「よっしゃ。おっちゃんはフルーツ牛乳にしようかな」


 二人は牛乳を飲みつつ、ロビーで談笑した。風呂上がりの体は、じんわりと汗を掻いていく。次第に将平の体からは、古くなった天ぷら油のようなギトついた匂いが、丸岡の体からは思春期の男子高校生のような若い雄の匂いがし始めた。


(なんだろう。なにか、大事なことを忘れているような──)


 入れ替わった体臭。そして胸板と足に、将平は違和感を感じていたが、しかし違和感の正体には気づくことなく家路についた。



「あっあっ、あぁ…………ひぅンッ!!!」


 入れ替わりが始まってから、2週間が経とうとしていた。将平は自室で自慰に耽っていた。風俗嬢によって性感帯を開発された、丸岡の乳首。乳首ごとその胸板と入れ替わったことで、将平は乳首オナニーにドはまりしてしまったのである。深夜。家族が寝静まった中で、クーラーが動く低い音を聞きながら、将平はぷっくりと肥大した中年男の乳首を弄りながら、オルガスムスに達した。多幸感が脳内に溢れ、何も考えられなくなる。将平の逞しいチンポが、鍛えられた腹筋にドクドクと白濁した精液を吐き出す。がに股の短足がヒクヒクと痙攣する。両足は入れ替わったものの、いまだ将平のままの固く引き締まった浅黒い尻が、汗ばんだシーツと擦れる。性欲旺盛な男子高校生が、中年男の淫乱な乳首がもたらす快楽に──抗い切れるはずがなかった。


「はぁ……すっげ、よかった……」


 将平はティッシュで腹筋の上に吐精した精液を拭いながら、溜め息を吐いた。その声音は、濁声の中年男のそれだった。昨日の銭湯で、丸岡と声帯が入れ替わったのだ。さらにその口臭も、数日前から丸岡のものと入れ替わっている。外見の変化は進んでいないが、声帯や唾液腺のように、体の内側の入れ替わりは進んでいた。今の将平は中年男の唾液を分泌するようになったため、口臭もキツくなっているし、その精悍で素朴な顔立ちと反して、濁声の中年男の声になっている。さらに、胃も入れ替わっており、以前よりも油っこい食べ物を受け付けなくなっていた。


(なんか晩飯の天丼、妙に胃もたれしたんだよな……眠れないから2回もヌいちまったし……)


 とりあえず、喉が乾いたから水でも飲みに行くか。そう思って寝巻きにしている短パンを履き直し、部屋を出る将平。頭皮の皮脂が多くなったことと、連日の水泳部の部活動で塩素に晒され、枕カバーの上には抜け毛が増え始めていた。



 入れ替わり開始から3週目。その日入れ替わったのは「股間と腰」だった。


(〜〜〜ッ!)


 入れ替わりの快感は、入れ替わるごとに強まっていた。チンポを洗っていると、ズルリと垢がこそげ落ちるような感覚と共に、将平のチンポが太短い包茎チンポへと変化した。剃っていた股間の陰毛ももじゃもじゃと密生し、引き締まっていた尻もでっぷりとした中年男の尻へと変貌し、当然のようにケツ毛が密生している。既に両足が入れ替わっていたこともあり、股間よりも下の肉体はすっかり中年男になってしまった。まだ上半身は胸板しか入れ替わっておらず、鍛えられた広背筋や両腕、割れた腹筋によって逞しい印象は残っているが……しかし、確実におっさんの体型に変わりつつ合った。


「しかし、なんやここの石鹸、洗ってると気持ちいいなぁ……おっちゃん、思わず勃ってしもうたわ」


 丸岡が顔を赤らめつつ、ふざけ半分に言った。その股間は陰毛を剃っているため無毛で、男子高校生の勢力旺盛な金玉と立派なチンポが半勃ちになっている。将平は羨ましそうに口を開いた。


「丸岡さんの……結構デカいっすね。俺と同じくらい……あれ? 俺……」


「なんか、おっちゃん、割と短い方やと思ってたんやけど、今日はエラいデカく勃ってもうてな。これは風俗のねえちゃんに、しっぽりと可愛がってもらわんとあかんわ」


 急にデカくなったチンポにご満悦な丸岡に対し、自身が太短い包茎チンポになってしまったことにショックを受けた将平は、チンポを隠しつつ慌ててシャワーで泡を流した。



「あーくそ! なんで勃たねーんだよ!」


 チンポと睾丸が入れ替わったことで、将平の勃起力は落ちてしまった。いわゆる「中折れ」である。ムラムラしていつもの乳首オナニーをしていても、途中で力尽きて萎えてしまうことが、チンポが入れ替わってから何度かあった。仕方なく手で扱いてみるのだが、一度中折れしてしまうと、丸岡のチンポは萎えたまま勃起する気配はなかった。将平はクチュクチュと皮オナをする卑猥な音をしばらく部屋に響かせていたが、やがて諦めて部屋着のハーフパンツを履き直し、トイレへと向かった。


じょろろろ…………


(ん? まだしょんべん残ってる感じ……すんのにっ! なんで出ねーんだよ!)


 尿のキレも悪い。中年男特有の残尿感を感じつつ、将平がチンポを下着にしまうと、じょろっと尿もれした。


(なんで今さら出んだよ! クソっ!)


 将平は内心悪態をつきながら、トイレを後にした。洗面所の鏡に映る将平の頭部。将平のスポーツ刈りは、入れ替わり開始から3週間の間、中年男の皮脂とプールの塩素に晒されたことでハゲが進行し、側頭部と後頭部しか髪の毛が残っていない。いっそ坊主にするかとも思ったが……


(また生えてくるかもしんねーし……)


 それに、せっかく残っている髪を切ってしまうのも、もったいない感じがした。将平は、寝る前の日課になっている発毛マッサージを始めた。ドラッグストアで買ってきた発毛剤を手に取り、手になじませて頭皮を指圧しながら塗っていく──



 丸岡と初めて出会ってから4週目。入れ替わりはさらに進行し、両腕や背中も丸岡と入れ替わった。もはや将平の面影は。顔だけになっていた。


「はひっ……はひっ……間に合った……」


 将平は夏用制服の半袖シャツを盛り上げる太鼓腹を揺らしつつ、朝の電車に乗り込んだ。体型がすっかり変わったが、制服のサイズはそのままなのでシャツはパツパツだし、ズボンはチャックを締めることもできないため、チャックを全開のままようやく穿く始末だった。さすがにそのままでは見た目に問題があるので、夏ではあるがジャージを腰の辺りに巻いて、開きっぱなしのチャックを隠している。そして、すっかりハゲて側頭部と後頭部しか髪が残っていない頭部。ハゲている額から頭頂部は、中年男の皮脂で脂っこくテカっている。顔つきは男子高校生のままだが、頬や顎に贅肉がでっぷりとついているし、髭の剃り跡が濃くなり、オヤジ臭い印象になっていた。将平は眉毛も整えていたのだが、昨日、眉毛と鼻毛が入れ替わったせいで、眉毛は丸岡のボサボサした眉毛になっているし、鼻からは鼻毛が数本飛び出ていた。全身から脂っこい加齢臭を漂わせながら、将平は贅肉まみれの肥満体で満員電車の吊り革を掴んだ。その加齢臭に、周囲の女性がやや眉をしかめる。しばらく電車に揺られていたが、2駅ほど通過したそのとき──


「この人、痴漢ですッ!」


「えっ! 俺、違っ……!」


 将平の前にいた若いOLが、大きな声を出して将平の左手を掴んだ。将平は近くにいたサラリーマンに力ずくで次の駅で降ろされ、駅員に引き渡されてしまう。その後、駅にやって来た30代くらいの警察官は、高校の夏制服を着て通学カバンを持った将平の格好を見て、あからさまに怪訝そうな表情をした。


「アンタさぁ……何考えてるの? その格好。それ、T高校の制服とカバンだよね? ちょっとおかしいでしょ。アンタみたいなおっさんが、制服着て学生カバン持ってちゃ」


「えっと、違くて! 俺、T高の生徒です! ほら、学生証! 二年生です!」


「え〜? ほら、見せて。ていうか……全然写真と違うじゃん。どう見ても俺より年上でしょ。高校生になりきって痴漢とか、恥ずかしくないわけ?」


 30代の警察官は「男子高校生になりきりって痴漢をする変態中年オヤジ」だと将平を決めつけ、あからさまに舐めたタメ口で喋っていた。将平が頑なに生徒だと主張したことと、警察から学校に照会したこと、さらに防犯カメラが付いた車両であり、将平はOLに触れておらず、別な男の手がOLに触れている場面がしっかりと映っていたこともあって、昼頃になってようやく将平は開放された。


「災難だったな、河原井」


「岩田先生……俺……」


 駅に迎えに着てくれた、生徒指導の岩田は、痴漢の濡れ衣を着せられた将平を慰めた。岩田は将平の頭を軽く撫でようとして──将平の脂ぎった頭皮を見て、岩田はそれとなく肩を叩く動作に切り替えた。


「どうする? お前もショックだっただろうし、今日はこのまま帰ってもいいと思うぞ」


「いえ……学校には行きます」


「そうか……そういえば、今日は7月最後のプールの授業だったな。午後からだし、間に合いそうだ。最後だから、最初に少しおさらいした後、自由時間は多めにとるからな。楽しんでいけよ」


 体調不良で遅れてやってきたという体裁で、将平は昼休みの中頃に学校に着いた。クラスメイトからは心配されたが、大丈夫だと誤魔化す将平。午後の水泳の授業が始まると、体育教師の岩田は張り切った声を上げた。


「よーし! とりあえず、先週やったバタフライを25メートル泳いだら、あとは自由にしていいぞ。河原井。せっかくだから手本を見せてくれ」


「うっす!」


 朝の痴漢騒ぎの鬱憤を晴らすかのように、威勢のいい返事で答えた将平。たっぷり贅肉のついた太鼓腹を揺らしながら、プールに飛び込み──


(あばばっ……ゴボッ! ゴボボ……!!!)


 無様な格好で溺れた。



「河原井! 本当にスマンッ!」


「もういいっすから。岩田先生も悪気があったわけじゃないんだし」


 プールサイドで休みながら、将平は頭を下げ続ける岩田を宥めていた。既に水泳の授業は自由時間が始まり、皆はプールの中ではしゃいでいる。岩田は気が収まらないようで、申し訳ない顔で再び謝った。


「泳げない河原井に手本を頼むなんて、先生がどうかしていた! みんなの前で恥を搔かせることになって、本当にもう、教師として申し開きの仕様がない……」


「いや、なんか俺も、泳げるんじゃないかって気がしちゃったんすよね。カナヅチの水泳部員なのに……」


「う、うーん……こう……言い訳になってしまうんだが……先生も河原井が泳げるような気がしてしまってな。誰と勘違いしたのか『河原井なら水泳の大会でも優勝経験があるし、お手本に適任だろう!』と考えてしまったんだ。本当に申し訳ないッ!」


(俺もそんな気がしちゃったんだよな……でも、なんでだ? こんな……岩田先生よりもおっさんぽい外見なのに)


 40代後半の体育教師である岩田は、元ラグビー部であるため胸板も厚く、腹筋も割れている。四肢も筋肉質であり、その精強な体躯は連日の水泳の授業で日焼けしているため、年齢よりも若く見える。高校生でありながら頭部がハゲており、肌が脂ぎって髭の剃り跡も濃く、さらに太鼓腹である将平と並ぶと、将平の方が年上に見えるほどだ。


「いやもう、ホント大丈夫なんで……」


 将平はひたすら謝り倒す体育教師をどうにか宥めると、そのままプールサイドで授業を見学し、体育の授業を終えた。



「そりゃホンマに災難やったなあ、将平ちゃん」


 その日の帰り。将平は銭湯に寄って丸岡と合流すると、痴漢と水泳の件を話した。丸岡も、顔以外は将平そっくりになっている。肌艶も、筋肉質な肢体も、将平と入れ替わっているため、丸岡はおっさん顔の男子高校生にしか見えない。丸岡は将平の声で話を続けた。


「なんやもう、ホンマ将平ちゃんが気の毒すぎて可哀想やん。おっちゃん、運動せえへんのにこんな無駄にムキムキやし、将平ちゃんにお裾分けしてやりたいわ」


 そうして、二人はその日も石鹸を共有して体を洗った。そして石鹸が最後の効果を発揮する。【二人の認識を誤認させていた催眠を洗い流す】──


「んおおっ!!? しょ、将平ちゃん!?……なんで将平ちゃんが、おっちゃんになっとるんや!!?」


「おっ、俺っ……ていうか、丸岡さんが俺になって……?! ど、どういうことっすか!?」


 大声を出した二人を、周囲の客が怪訝そうに見咎める。二人は声を落として話を続けようとしたが、そこで男の子の笑い声が聞こえた。


「アハハハッ! やっと気づいたんだね〜。カッコイイお兄さんと、デブッチョなおじさん。入れ替わりのギャップもあって、かなりいい組み合わせだよね〜!」


 小学生くらいの男の子が、将平と丸岡の姿を指さして笑っていた。


「ちゅうか、坊主はなんなんや! なんでこんなことしたんや!!」


 将平と丸岡は居ても立っても居られず、体を洗い流してすぐさま銭湯の更衣室へ戻り、二人の入れ替わりを認識している男子小学生を問い詰めていた。小学校高学年くらいのその男の子は、ニヤッと笑うと、唇をとがらせて答えた。


「だってボク、おじさんと若いお兄さんが入れ替わるの、すごーく好きなんだもん。この『謎の湯』だって、そのために作ったんだよ?」


「なっ……!?」


「番台にいるおじさんも、中身はこわーい不良の高校生だったんだよ? ま、ボクが中身を入れ替えて、番台の仕事をやらせてるんだけど」


 将平は「謎の湯」の番台に座っている、冴えない中年男を思い出していた。丸岡ほどではないがビール腹で、猿顔でスケベそうな面相の中年男。


「あのおっさんも、俺らみたいに入れ替えられてたのかよ!」


「そ! で、どうする? 元に戻りたい?」


「戻りたいに決まってんだろ! 俺、水泳やりたかったのに、全然泳げなくなっちまったんだぞ!?」


 丸岡の濁声で、丸岡の肥満体を揺らして訴える将平。丸岡も将平の声で、将平の逞しい肉体で同意した。


「おっちゃん、申し訳ないと思っとんねん。ぶっちゃけ、将平ちゃんはホンマにカッコええし、入れ替わってお得やとも思っとんねんで? でも、こんなおっちゃんが、若い子の体横取りするなんて……正直あかんやろ。おっちゃんになったせいで、将平ちゃんにもつらい思いさせてるし……ちゃんと体返したいわ」


「ふうううん……? ま、かなり楽しかったし……いいよ? 元に戻してあげる。こっち来て」


 男の子は二人に服を着るように言うと、ロビーへと先導した。将平はちらりと番台を見たが、そこで新聞を読んでいる50代の猿顔のオヤジが、元は不良の男子高校生だったとは到底思えない。男の子はロビーの片隅にあった牛乳の自販機へと二人を案内した。


「【催眠を洗い流された】なら、今まで見えなかったものが見えるでしょ?」


「ん……? なんや? これか?」


 丸岡の視線の先にあるものを、将平も見た。普通の牛乳、コーヒー牛乳、フルーツ牛乳……に続いて、虹色の見た目をした、奇妙な牛乳が並んでいた。


「この牛乳だけは、お金入れなくてもボタン押せば出てくるんだけど……【催眠を洗い流された】人にしか、瓶もボタンも見えないようにしてあるの」


 男の子がボタンを押すと、自販機内の棚が動き、虹色の牛乳を取り出し口に運んだ。男の子は瓶の蓋を開け、将平と丸岡に差し出した。


「はい。元に戻る牛乳。同じ瓶から、二人で半分ずつ飲んでね」


「なんか、すごい色っすね……」


「ホンマに飲んで大丈夫な色なんか……?」


 将平も丸岡も虹色のグラデーションの牛乳の外見に引いていたが、やがて意を決して丸岡が瓶を受け取った。


「ええい! おっちゃんから行くで! 南無三!」


 そのまま、ゴクゴクと牛乳を飲んでいく。


「ん……なんや、見た目ほど悪くはないんやけど……妙ちきりんな味やな」


 半分ほど飲んだ所で、丸岡は将平に向かって瓶を手渡した。


「ほな、将平ちゃんの番やで」


「うっす……うわっ、これ飲むのか……丸岡さん、これどんな味だったんですか?」


「なんや、最初は爽やか〜なヨーグルトみたいな味やったんだけど、だんだん焼き鳥のタレみたいに甘辛くなったり、ミントみたいにスースーしたり……でも最後にはごっつ甘くなって……うーん、おっちゃんにもようわからんのや」

 

 将平は正直、この奇妙な牛乳を飲みたくはなかったのだが、しかしこのまま丸岡と入れ替わった贅肉まみれの肉体で学校生活を送るのは、もっと嫌だった。


「もう残りは将平ちゃんの分なんやし、一気にいった方がええで」


「うっす。飲みます!」


 将平は奇妙な牛乳を飲み干した。様々な味がグラデーションのように混じり合い、妙な気分になってくる。将平は立っていられなくなり、フラフラと床にしゃがみこんだ。


「だ、大丈夫か?! 将平ちゃん!」


「ま、丸岡さん……」

 

 丸岡が将平を助け起こした。丸岡の外見はほぼ将平の逞しい肉体だが、その顔だけは好色だが優しそうな中年男の顔である。丸岡の日焼けした筋肉質な腕に抱き起こされると、将平の太短くなったチンポが、ステテコの下で固く勃ちあがって行くのを感じた。


(んっ……?! 丸岡さん、すっげーカッコいい……)


(な、なんや? 将平ちゃん、こんな可愛かったんか……?)


 丸岡も鼻息が荒くなり始めていた。将平の外見は、以前の自分と同じ贅肉まみれの肥満体型だが、肌が脂ぎっているとはいえ、その顔だけはまだ男子高校生の顔である。二人はまるで恋人同士のように互いの姿に釘付けになり、瞳がとろんと潤み始めていた。


「アハハハハッ! おめでと〜! これで二人はラブラブだね!」


「なっ……なにしたんや!? 元に戻ってないし……しょ、将平ちゃんがなんかこう……めっちゃカワイイんやけど……」


 丸岡は将平の唇にキスしようとする自分を押し留めながら、男子小学生を睨みつけた。男子小学生は笑いを堪えながら口を開いた。


「アハッ! あのね、あの牛乳を飲んですぐ元に戻るわけじゃないの。元に戻るにはね、セックスしないといけないんだよ」


「セッ……!?」


「ハァッ!?」


 将平と丸岡は顔を見合わせた。しかしあの牛乳を飲んでから、互いが魅力的に見えるようになってしまい、二人とも頬を赤く染めながらもじもじとしてしまう。男の子は話を続けた。


「でも、いきなりノンケの高校生とおじさんがセックスするの、ちょっとハードル高いでしょ? だから二人の性癖を【お互いにしか興奮しないように変えた】んだよ? 感謝して欲しいな?」


「なんやそれっ……勝手にっ……! んぁッ……!」


 丸岡は怒ろうとした──が、しかし今まで丸岡が性的興奮を抱いてきた性癖全てが、将平ひとりに集約されてしまったこともあり、怒りよりも腕の中に抱いている将平への性的興奮が上回ってしまった。丸岡はいまだオヤジっぽい顔を好色そうに歪め、喘ぐように息を吐いた。


「ま、丸岡さんッ……俺……!」


 将平も丸岡のことが好きで好きでたまらなくなっていた。早く丸岡とセックスしたい。脂ぎった中年男の肉体が、性欲ではち切れそうになっている。小学生の男の子は、互いに欲情し合う丸岡と将平を眺めると、楽しそうに笑いながら立ち去った。


「あははっ! それじゃ、二人とも頑張ってね!」



 その後、丸岡のアパートへと向かった将平と丸岡。カップ麺や弁当の空き箱がゴミ箱に乱雑に突っ込まれ、エロ本やDVDが乱雑に置いてある独身中年男の部屋。そのアパートのドアを閉めると、堪えきれなくなった二人は靴を脱ぐのも待ちきれず、玄関で互いに抱き合って唇を重ね合った。


「んっ……!」


「ムチュッ、クチュッ……!」


 童貞で勢い任せの将平のキスに対し、女性経験のある丸岡はまるで軟体動物のように舌を絡ませてくる。外見はほとんど男子高校生になっている丸岡が、ほとんど中年男にしか見えない将平とのキスをリードするという、奇妙な構図だった。一分以上互いの舌と唾液が混ざり合う音が響き、やがて二人は唇を離した。


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【全体公開】【無料サンプル】入れ替わりの湯 〜男子高校生と関西弁のおっちゃんが、一ヶ月掛けて入れ替わっていく話〜

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