※この小説は、FANBOX運営の要請により、一部の表現を削除しています。
2024年6月30日 くろねこ
俺がギンギンに勃起した股間を押し付けると、30代のサラリーマンは怪訝そうな顔をした。髪型はツーブロックで、浅黒く日焼けした体育会系のサラリーマン。よし、次はコイツにしよう。俺はヌルリと今の体から──柔道部の芋臭い男子高校生のチンポから抜け出ると、サラリーマンのチンポに憑依した。
「んぃ」
30代のサラリーマンの喉から、間抜けな声が漏れた。サラリーマンの表情筋がだらしなく緩んでいくのを感じる。俺の能力は「チンポへの憑依」だ。憑依したチンポが俺の肉体となり、勝手に動いたり勃起したりも自由自在。そして憑依した相手の意識も操れる。俺は何が起きたのかもわからないサラリーマンの意識に働きかけ、さっきまで俺が憑依していた柔道部員への「性欲」を増大させた。ノンケの三十路男の脳内がみるみる汗臭い柔道部員への性欲で溢れていく。サラリーマンの逞しい腕が、さり気なく柔道部員の肉厚なガタイへと伸び、満員電車の中で力強く抱き寄せる。柔道部員のプリッとしたケツを撫でながら、勃起した俺を──チンポを自分の意思で、柔道部員の股間へとこすりつける。そして俺によって男好きにされた柔道部員もまた、初対面のサラリーマンからの痴漢を鼻息荒く受け入れていた。
「ハァ……い、いいッス……すっげ……」
「す、すまない。こんなこと、俺……しようと思ってないのに……!」
「いいんすよ。おれ、こういうの好きなんで……」
小声でヒソヒソと言葉を交わし合う柔道部員とサラリーマン。とうとう興奮が高まったサラリーマンは、静かにチャックを降ろすと、怒張した俺を下着から取り出し、柔道部員の手に握らせた。
「た、頼む……」
「うっす。ンッ……太っ……!」
俺は柔道部員のゴツゴツした手で扱かれ始めた。やがてサラリーマンの背筋に鋭い快感が走ると、俺は亀頭から三十路男の精液を噴き出し、柔道部員の手の中でヒクヒクと痙攣した。
(終)
俺が勤めている立花商事の営業部が「枕営業部」に改変されてから、2週間が過ぎた。
「しかしっ……ンッ! ぬおっ! な、なかなかの名器じゃないかね。高嶋クン」
「あっ、ありがとう……ございますッ!」
今日も俺は、取引先の会社の応接室で犯されていた。応接室の壁に手を着き、バックで取引先の50代の部長にチンポを突っ込まれている──肛門ではなく、女性器に。
【枕営業部の社員は枕営業を行うため、淫乱なまんこを有する】──立花商事の営業部が「枕営業部」になったときに、俺たち【営業部の社員は全員、男性でさえも「淫乱なまんこ」が股間にあるのは当然】ということにされてしまった。同僚も上司も何の疑問も抱かず、熱心に枕営業に励んでいる。以前のことを覚えているのは、どうやら俺だけのようだった。
「ウオッ! ウオッ! 高嶋クンッ! 中に出すぞッ!」
「〜〜〜〜〜〜ッ!!!」
俺の腟内に、ビュルルと熱い子種が注がれるのを感じる。脂ぎった中年男に腟内射精された、という不快感よりも、敏感なクリトリスがもたらす女の快感が、俺の脳を粘っこく包み込む。情けなく頬が緩み、涎が顎を伝う。俺のまんこからチンポが引き抜かれると、俺は物足りなささえ感じた。もっと、俺を犯して欲しい。もっと、チンポを……
(な、何考えてるんだ!? 俺は、智里ひとすじなのにっ……!)
妻以外との浮気など考えたこともなかったのに、今の俺は、連日男のチンポに貫かれ、情けなく喘いでいる。俺が悶々としている間に、取引先の部長が満足げに口を開いた。
「なかなか良かったぞ……どれ、武田クンも試させて貰いなさい」
「ウッス!」
いかにも体育会系な、首の太い厳つい新入社員が、鼻息荒くズボンを降ろした。その太短くも雄々しいチンポに、俺の脳内から智里のことが消し飛び、どう奉仕しようかで頭の中がいっぱいになっていくのを感じた。
(終)
「健太、疲れただろ。トイレに行くぞ」
「うん!」
実家に帰省する途中で、高速道路のサービスエリアに立ち寄った俺たちは、トイレに行くことにした。用を足していると、ぐらりと視界が揺れた。
(ん?)
ふと自分の体を見下ろすと、赤と黒のストライプのラグビーのユニフォームを着た分厚い胸板と、ケツ割れとラグパンをずり降ろして用を足す、屈強な下半身が見えた。
「な、なんで……あっ」
視界に映る別人の肉体に混乱しそうになった俺は、そこで思い至った。【高速道路のトイレで用を足すと、他人と体が入れ替わるのは当然のこと】じゃないか……俺は声を出したことが恥ずかしくなり、そのままラガーマンの肉体でしょんべんをし続けた。
「うわあ! すっごおい!」
野太い声が横から聞こえた。顎の角ばった逞しい男が、自分の太いチンポを見て歓声を上げていた。自然と記憶が湧き上がってくる。その男の体はN大学ラグビー部の主将である五十嵐先輩であり、中身は俺の息子の健太なのだ。主将は嬉しそうに、放尿中のチンポをぶらぶら揺らしている
「ダメっすよ。主将。周りが汚れちゃうじゃないっすか」
俺は新しい肉体の──ラグビー部の一年生、松本雄二としての口調で主将をたしなめた。主将は精悍な顔の唇を尖らせた。
「はあい。パパ」
「それと、俺はもうパパじゃなくて、一年の松本なんすから、健太ももっと主将らしく振る舞ってくれないと」
「うん……こ、こうか? パパ。いや、松本。ううむ……妙な感じだな」
急に落ち着いた様子になった主将。俺たちがトイレを出ると、俺たちの元の肉体が楽しげな様子で車へと戻っていくのが見えた。主将が囁いた。
「なあ、松本。その……合宿所に着いたら、オナニー? だったか? そいつを俺に教えてくれないか? ケツ割れの中が大変なんだよ」
主将は屈強な体を恥ずかしそうに悶えさせていた。
(終)
「ハイグレ! ハイグレ!」
「逃げるぞ! 平川ッ!」
岩崎先輩の決断は素早かった。俺の背を叩いて走らせると、そのまま二人で経済学部の講義棟に逃げ込んだ。適当な空き教室に入って鍵を掛けた。
「アレ、ニュースでやってたやつだよな? ハイグレ星人とかいう」
「東京がヤバいって話は聞いてましたけど、もうこの辺まで来てたんすね……」
ハイグレ星人。パンストを被り、空を飛ぶオマルに乗った兵隊に光線銃で撃たれるると、ハイレグ水着を穿いた「ハイグレ人間」へと【削除済】されてしまう……数日前に日本を襲った異星人は、俺たちの大学まで侵略を拡げていた。
「ひとまず、平川のアパートの方が大学に近いよな? 隙を見て脱出するぞ」
岩崎先輩は、顎髭を蓄えた精悍な顔でそう言った。付き合ってまだ半年くらいだが、こういう戦う男の顔をした先輩は最高に格好いい。
「西門からの方がいいか? なあ、平川──伏せろッ!」
窓の外を通りがかったパンスト兵が、光線銃を発射した。俺を机の陰に隠しながら、先輩はモロに光線を浴びてしまった。
「ヒオ゛ッ! ウオォォォ!!」
野太い雄叫びを上げながら、先輩の服が明滅した。白いポロシャツと黒のハーフパンツが、派手なピンク色のハイレグ水着と点滅してすり替わった。パンスト兵は俺に気づかなかったようで、そのまま空中を飛んで行った。
「い、岩崎先輩……?」
「はひっ……ハ……ハイグレッ!」
岩崎先輩の厳つい顔が、デレっと蕩けた。ラグビーで鍛えた逞しい肉体を、派手なピンクのハイレグ水着で包み、ガニ股になって腕を股間のところで交差させる。
「ハイグレッ! ハイグレッ! パンスト兵さま! ここに未◯脳者がおりますッ! ◯脳を願いますッ! ハイグレッ!」
さっきまで俺を守ってくれた先輩が、嬉々として俺を売り渡していた。戻ってきたパンスト兵が、俺に銃口を向けた。
(終)
──────────
お題を元に800字で小説を書いていくチャレンジ。今回は、
①「意識操作」+「チンポ憑依」
②「愛妻家の若パパ」+「ヤリマン化」
③「ラグビー部」+「ケツ割れ」
④「学生ゲイカップル」+「ハイグレホモ◯脳」
の4本でした。
800字小説のお題のリクエストは、基本的には「2つの単語」までOKです。具体的には「精神支配」+「高校球児」などですね。ただ、入れ替わりや立場交換の場合は、単語2つだけだとリクエストの幅が狭くなってしまうので、交換したい組み合わせまで書いて大丈夫ですよ。例:「立場交換」+「サラリーマンとヤクザ」
簡易的なリクエストとして、思いついたものがあればコメントしてみてください。リクエストしたいお題は、今まで通り800字小説のコメント欄にどうぞ。
それと、どんなリクエストしたのか他の人に知られたくないときは、どうしたらいいですか?という問い合わせも頂きました。その場合は、TwitterのDMやpixivのメッセージでリクエストを下さい。それ以外の通常のリクエストは、今まで通り800字小説のコメント欄にコメントを下さい。
※リクエストする際のお題を「2つの単語」に絞っているのは、複雑な内容を文章でリクエストされても、800字という文字数では対応できないためです。ご了承下さい。
くろねこ@9605
2023-11-22 10:19:55 +0000 UTC浅葱
2023-11-17 14:46:50 +0000 UTCくろねこ@9605
2023-11-03 09:28:59 +0000 UTCくろねこ@9605
2023-11-03 09:24:50 +0000 UTCくろねこ@9605
2023-11-03 09:20:16 +0000 UTCくろねこ@9605
2023-11-03 09:17:25 +0000 UTCくろねこ@9605
2023-11-03 09:16:42 +0000 UTCくろねこ@9605
2023-11-03 09:14:53 +0000 UTCPrinceBeggar
2023-11-03 07:40:57 +0000 UTC樹
2023-11-02 12:23:59 +0000 UTC思兼
2023-10-31 11:46:37 +0000 UTCゆきの
2023-10-31 10:03:15 +0000 UTCのすけ
2023-10-30 15:24:32 +0000 UTC黒竜Leo
2023-10-30 15:14:57 +0000 UTC