大学でテニスサークルに入った新沼芳典にとって、そこは楽園であった。高校までの部活動とは違い、テニスを楽しめればいいというゆるい雰囲気。それに加えて「ヤリサー」としての一面もあった。新沼は、日焼けして精悍さのある顔や、テニスで引き締まった筋肉、テニス初心者の女の子に対するマン・ツー・マンでのレッスン──それらによって次々に女の子を釣り上げ、合宿という名の乱交パーティも堪能した。新沼は幸福の絶頂であった。
【改変完了】
大学でテニスサークルと【壁尻奉仕部】に入った新沼芳典にとって、そこは楽園であった。高校までの部活動とは違い【セックスが上手いほど偉い】という雰囲気。それに加えて新沼は【まんこ並みの性感帯である肛門】【チンポに絡みつく粘膜】【トコロテンでイク前立腺】──それらで【公衆壁尻合宿】を堪能し、新沼は幸福の絶頂であった。
「ウェ〜イ! 俺が一番〜っ!」
「クッソ!」
公衆壁尻合宿──夏休みを利用し、7日間もの間、駅前広場に壁尻ブースを設置。駅の利用者の皆様に壁尻でご奉仕しつつ、使用率1位を部内で競う合宿は、新沼の一位で終わった。最初こそラグビー部の松崎や、柔道部の岩本といった、筋骨逞しいデカ尻が人気であった。だが新沼は、挿入時の反応の良さや、チンポへの締め付けといった、純粋な「雄まんこ」の性能でリピーターを増やし、最終日には2位以下に圧倒的な差を付けていた。新沼は投票券代わりのコンドームの入ったゴミ箱を、松崎に見せつけた。
「ま、これでわかったっしょ? ラグビー部のキツキツアナルより、テニス部のとろとろ雄まんこの方が格上だって」
「……うす。すいませんでした」
「ま、帰ったらお前の雑魚チンポにも、俺の雄まんこの良さをわからせてやるよ」
ラグビー部の松崎は悔しがっていたが、素直に頭を下げた。松崎の股間は、極上の雄まんこへの期待で屹立し始めていた。
(終)
「高嶋、急に呼び出してすまない」
「いえ……いったいどんな用件ですか?」
体育教師である俺は、生徒指導室に高嶋秀人という生徒を呼び出した。高嶋は野球部の主将だけでなく、生徒会長も務める文武両道の精悍な男子生徒だ。生徒指導室に呼び出される理由などない──本来ならば。
「ステータス、オープン」
「んあ?」
途端に、高嶋の表情が胡乱になった。そして、高嶋の顔の横に「ステータスウィンドウ」が浮かび上がった。薄型タブレットのようなそれを手に取る。そこには高嶋の顔写真や経歴、そして「能力値」が載っていた。
(やはり「学力」も「運動能力」もかなり高いな……)
「学力」をタップすると「現代文」や「数学」などの各教科が、「運動能力」をタップすると「野球」カテゴリが現れ「球速」「コントロール」「捕球」などの項目が出てきた。
(それら全てを「解除」して……)
高嶋秀人の「学力と運動に関する能力値」が、一瞬でゼロになった。大量の能力ポイント……1,000ポイント以上あるそれを、再度割り振っていく。
(学力と運動能力は最低限に……代わりに筋肉を大幅につけて……)
さらに余ったポイントを「セックス」に500ポイント近く振った。性格欄の「真面目で努力家」を「男好きのヤリチン」に変更。「確定」を押すと──
※
「へへへ……牧村センセ、今度一緒にヤりません?」
高嶋は、一瞬で変貌した。坊主頭は金髪のツーブロックになり、日サロで焼いた肌に、乳首にはピアスもある。プロレスラーのような体躯だが、運動音痴。ただし──
「俺、すっげーセックスに自信あるんで!」
そう。高嶋秀人はヤリチンの不良になっていた。生徒指導室から高嶋が出ていった後、俺自身のウィンドウを見た。「生徒をヤリチンの不良にすることに悦びを覚える変態教師」と追記されてしまった、俺のウインドウがそこにあった。
(終)
「河野、すげー日焼けじゃん。海外行ってたんだって?」
「まあな」
学校を休んで一週間の海外旅行から帰った高校三年生の河野航平は、日焼けした精悍な顔をほころばせた。
(あーやっべ。こいつらもすげーいい感じのカラダじゃん。早く寄生してぇ〜!)
河野の体内に巣食う、寄生生物としての悦びの笑みだった。
水泳部の時間になると、河野は行動を開始した。プールの中で、周りに人がいないときに一人ずつ部員に声を掛ける。
「なあ、宮崎。ちょっといいか?」
「ん? どうした河野──ンイッ?」
プールの水面下で、河野の競パンから赤黒い触手がヌルリと這いずり出た。触手は宮崎の太腿に巻き付き、水泳で鍛えた逞しい筋肉にチクリと麻酔針を刺す。途端に宮崎の精悍な顔が弛緩し、とろりと瞳が潤む。その隙に触手は宮崎の競パンに入り込む。そして肛門から体内へ侵入すると──必要な長さが入ったところで、ブツリと自切した。宮崎の肩が震える。肉体の支配権を奪われつつあるのだ。宮崎は微かに上擦った声を漏らしながら、白濁した精を水中へと断続的に放っている。
その後も、宮崎は同じ行為を繰り返した。水中で棒立ちになる部員が増えすぎないよう、適度に時間を開けつつ──寄生が完了した宮崎とも目配せを交わしながら、部員たちに触手を植え付けていく。
「おい、どうしたんだ? 佐竹。具合が悪いのか?」
そんななか、プールサイドにいた水泳部顧問の角田という教師が、棒立ちなった3年生の佐竹に気づいた。角田はプールに入ると、佐竹の肩を揺すったが、唇から涎を垂れ流したまま無反応だった。
「佐竹の様子がおかしい。プールサイドに上げるから、手伝ってく──ンイッ!?」
角田の浅黒く日焼けした肢体に触手が巻き付き、チクリと麻酔針を突き立てる。忘我の境地に陥った角田の引き締まった尻に、触手が侵入を果たすと、角田の射精が始まった。
(終)
「佐伯、ちょっといいか」
「うっす。キャプテン」
俺は中西キャプテンに呼ばれて、練習から外れて部室へと向かった。中西キャプテンが真剣な表情で口を開いた。
「佐伯。俺が引退した後は、お前にキャプテンを任せたいと思っている」
「俺が……ですか?」
アメフトは好きだが、リーダーシップに自信はない。他の誰かの方が適任なのではないか──俺がそう言うと、中西キャプテンはヘルメットを脱いで、俺に手渡した。
「俺のメット、被ってみてくれないか? キャプテンがどういうものか理解できると思う」
なぜそんなことを……? とも思ったが、それで中西キャプテンの気が済むのならと、俺はメットを被った。内側には、中西キャプテンの汗臭さがムワッと籠もっていた。
「【継承】」
「ンイッ!?」
どぷどぷどぷっ! と、俺の脳内に記憶の濁流が溢れ出した。中西将雄として、アメフトに打ち込んだ4年間の大学生活。その先代のキャプテンである荒井英憲としての4年間の記憶。さらにその先代の、先々代の──歴代のアメフト部キャプテンの、4年間の大学生活の記憶が、俺の脳内を塗りつぶしていった。
※
俺は「キャプテン」になった。
「ンッ……先週までの『俺』と違って……チンポ太くてイイっ!」
俺は「佐伯哲司」だった……んだよな? 佐伯哲司としての21年間の記憶はあるのだが、それよりも10人以上の「キャプテン」達の、4年間の大学生活の記憶が俺の中に流れ込んだせいで、大勢の男たちで「佐伯哲司」の肉体をシェアしているような、奇妙な感覚を覚えていた。そのせいで、オナニーするだけでも10人以上の男の興奮が流れ込んできちまう。
「ンヒッ……あぁ……早く、他のレギュラーも【継承】しねえと……」
どの4年生の防具を、どの下級生に着せようか。【継承】の組み合わせを、『俺たち』は射精後の倦怠感の中で考えていた。
(終)
──────────
お題を元に800字で小説を書いていくチャレンジ。今回は、
①「テニサーのチャラ男」+「雄まんこ」
②「生徒指導」+「ヤンキー化」
③「水泳部」+「寄生」
④「アメフト防具」+「記憶能力引き継ぎ」
の4本でした。
800字小説のお題のリクエストは、基本的には「2つの単語」までOKです。具体的には「洗脳」+「ラグビー部」などですね。ただ、入れ替わりや立場交換の場合は、単語2つだけだとリクエストの幅が狭くなってしまうので、交換したい組み合わせまで書いて大丈夫ですよ。例:「立場交換」+「体育教師と露出狂」
簡易的なリクエストとして、思いついたものがあればコメントしてみてください。リクエストしたいお題は、今まで通り800字小説のコメント欄にどうぞ。
それと、どんなリクエストしたのか他の人に知られたくないときは、どうしたらいいですか?という問い合わせも頂きました。その場合は、TwitterのDMやpixivのメッセージでリクエストを下さい。それ以外の通常のリクエストは、今まで通り800字小説のコメント欄にコメントを下さい。
※リクエストする際のお題を「2つの単語」に絞っているのは、複雑な内容を文章でリクエストされても、800字という文字数では対応できないためです。ご了承下さい。
くろねこ@9605
2023-10-14 13:32:12 +0000 UTC浅葱
2023-10-09 07:45:35 +0000 UTCくろねこ@9605
2023-10-02 22:10:37 +0000 UTCのすけ
2023-10-02 14:15:14 +0000 UTCくろねこ@9605
2023-10-02 11:50:54 +0000 UTCくろねこ@9605
2023-10-02 11:46:54 +0000 UTCのすけ
2023-10-01 22:15:30 +0000 UTC黒竜Leo
2023-10-01 05:07:35 +0000 UTCくろねこ@9605
2023-10-01 05:04:41 +0000 UTCくろねこ@9605
2023-10-01 04:28:24 +0000 UTC思兼
2023-09-30 15:36:44 +0000 UTCPrinceBeggar
2023-09-30 15:35:38 +0000 UTC