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くろねこ@9605
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タクシー代は身体払いで〜36歳ガチムチリーマン・澤田正浩が自分姦に至った顛末〜

「お客さん、お客さん! 着きましたよ!」


 タクシーの運転手に起こされた俺は、ハッと目を見開いた。すっかり外は暗くなっているが、窓の外には点々と街灯が灯った住宅街と、見慣れた我が家があった。飲み会で飲みすぎてしまい、タクシーを拾って行き先を告げたところまでは覚えているのだが、そこから先は記憶がなかった。どうやらすっかり寝入ってしまったらしい。俺は酒臭い息を吐きながら、背広から財布を取り出した。現金の持ち合わせがなかったので、後部座席からクレジットカードを運転手に差し出す。たぬきに似た顔の、黒縁メガネを掛けた中年の運転手がクレジットカードをリーダーに通したが、エラー音が鳴った。


「お客さん、このカードエラー出ちゃいますよ。現金はないんですか?」


「うーん、参ったな……こりゃ、身体で払うしかないか?」


 それはほんの冗談のつもりだった。すぐ目の前には我が家があり、まだ妻も起きているはずだから、ちょっと家から現金を取ってくれば済む話だった。だが、タクシーの運転手は俺の冗談に真顔で頷いた。


「わかりました。ぬんっ……んあっ……!」


 運転席からこちらを振り返っていた運転手が、急に顔を赤らめ、悶え始めた。50代ぐらいの、たぬき顔の脂ぎった中年男の顔が、急にゴツゴツとしたものに変わっていく。整えていなさそうな太眉が凛々しいものに変わり、タレ目がちだった目つきが精悍になり、鼻筋や唇も別人のように変わっていく。顎も角ばっていき、バーコード状に禿げた頭髪が生え始め、ソフトモヒカンへと変化していく。首や肩幅までもが急速に太く、大きくなっていく。胸板もどんどん分厚くなり、俺の目の間で運転手が着ているワイシャツのボタンが、パチンパチンと弾け飛んだ。


「あっあっあっ! んあぁぁ〜っ!!!」


 運転手は腰を突き上げるように動かしている。太鼓腹がみるみるへこんでいく。声も、中年男の濁声から、別人のようなバリトンに変わろうとしていた。運転手のスラックスの股間は屹立し、太腿の生地は逞しい大腿筋でパツパツになり、あちこちで裂けていった。


「んくっ!」


 ビクン! ビクンビクン! と運転手が体を何度か跳ね上げ、そして運転席に逞しい肉体をぐったりと預けた。車内にムワッと濃い精液の匂いが広がっていく。運転席にいるその男は、もはや先程までの50代のたぬき顔の中年男とは別人になっていた。その姿は、どう見ても──


「お、俺……!?」


 着ている服やメガネはさっきのタクシー運転手と同じだが、肉体はどう見ても俺そのものだった。澤田正浩、36歳。妻と小学生の息子がいる、どこにでもいるようなサラリーマン。しかし、どこにでもいるような男が二人に増えるというのは、どこにでもあるような事態ではなかった。俺は一気に酔いが醒めて、運転手に問いただした。


「う、運転手さん! どっ、どうしたんですか! その、俺……俺にそっくり、になってますよね?」


「どうしたって……お客さんが【身体で払う】って言ったんじゃないですか」


 さっきまで運転手だった「俺」が、レンズの厚いメガネを外して、目頭を押さえながら答えた。さらに酒臭い息を吐くと、赤らんだ顔を歪めて頭を押さえた。


「あー、もう……お客さん、こんなに酔った体で【身体払い】しないでくださいよ。私まで酔っちゃったじゃないですか」

 

「い、いや……か、身体で払うって、こんな……嘘だろ……なんで、俺になって……」


 俺が口をパクパクさせていると、運転手は諭すように言った。


「お客さん、まだ酔っているんですか? 【身体で払った相手が同じ身体になるのは、当たり前のこと】ですよね」


 ガチン、と頭の奥で歯車が噛み合った感覚がした。ん? そう言えばそう……だよな。俺が【身体で払った】のだから、払われた側である運転手さんが【俺の身体になってしまう】のは【当たり前のこと】だ。何をそんなに不思議がっていたのだろう。急に俺は恥ずかしくなってしまった。


「す、すみません……身体で払っておきながら、騒いでしまって」


「あーもう……こんなに酒臭くて、汗臭い身体で払うなんて……おっと、客商売なのに、こんなこと言っちゃいけませんね。でもね、お客さんみたいな筋肉質な身体で払われちゃうと、私みたいなオッサンだとおつりが用意出来ないんですよ。参ったな〜……とりあえず、営業所に連絡して、車を取りに来て貰いますね」



「た、ただいま……」


「パパ! お帰りなさ……パパ!?」


 我が家のドアを開けると、まだ起きていた小学生の息子の浩司が俺を──俺たちを出迎えた。浩司は目を見開いて困惑していた。なにせ、パパが……二人になって帰ってきたのだから。


「ママー! パパが増えてる! もうひとりいる!」


「どうしたの? 浩司。あら……えっ! ど、どうしたの!? あなた!」


「あー、いや。あれだよ。タクシーの運転手さんに【代金を身体で払った】んだ」


 妻と息子に俺が説明すると、驚いていた二人は急に納得したように頷いた。


「なあんだ」


「もう。びっくりしたじゃない。そういう時は前もって連絡ちょうだいね」


「カードが使えなくて、現金も持ち合わせなくてさ。急だったんだよ」


 俺はどこか違和感のあるやりとりをしながら、妻に「俺」を紹介した。


「こちら、さっきまでタクシーの運転手をしていた松岡さん。【身体払いのおつりが用意できないので】【しばらく俺として暮らすことになった】から。」


「へへへ……よろしくお願いしますね、奥さん。あと、お手洗いをお借りしたいんですが……」


「ええ。こちらです」


 「俺」が、俺の手を引いてトイレに二人で入った。ラグビーで鍛えた酔った三十路男二人が入ると、トイレは途端に男臭さと酒臭さでむせ返るようになった。おまけに「俺」からは、タクシー運転手だった時から着たままの破れたワイシャツやスラックスから、タクシー運転手の加齢臭がムワッと匂ってきていて、さっきまで他人だったことをありありと感じさせた。


「その……トイレってこういう場合……どうやるんですか? 二人でするんですか?」


 我ながら変な質問だと思ったが「俺」に聞いてみた。なにせ俺は、今まで自分が二人になったことなど一度もないのだ。「俺」はアルコールで赤らんだ顔を俺に向けると、酒臭い息を吐きながら「いつもと変わらないですよ」と言った。


「単に、一人だけ出せばいいんです。身体は二人でも、感覚とかは共有してるんで、もう一人も感じますよ。うおっ……お客さん、かなりチンポデカいですね」


「俺」は筋肉でパツパツになったスラックスを下着ごと脱ぐと「俺」のチンポを見て感嘆の声を上げた。「俺」が軽くチンポを弄り始めると、その感覚が俺にも伝わってきて、なんだか変な感じがした。


「あっ、ちょっ、やめてくださいよ……!」


「いいじゃないですか。もう俺のチンポなんだし。ほら、お客さんも……いや、もう違うな。『俺』も脱ぐんだ。比べっこしようぜ」


「俺」はそれまでのタクシー運転手の口調から、急に俺のような口調になった。俺の口調で言われると、なんだかそれが、俺の本心のような気がしてしまう。俺は急に「俺」とチンポの比べ合いがしたくなり、自分でスラックスと下着を膝下までずり降ろした。そして俺と「俺」で、チンポと金玉を重ね合う。


「んっ」


「あっ」


 男同士でチンポを比べ合うのは、ラグビー部時代の合宿の風呂場で何度かあった。だが、さすがに男二人で、狭いトイレでチンポを押し付け合うという、男同士の性愛を思わせるシチュエーションで比べたのは初めてだ。気色の悪いはずの光景なのだが、相手が俺自身であるせいで、そこまで抵抗感はなかった。「俺」が嬉しそうに笑った。


「いやあ、ちゃんとチンポも同じになってるな。さすがは『俺』。ラグビー部でもかなりデカい方だったよな。俺よりデカいのは、須藤先輩ぐらいしかいなかったんじゃないか?」


「俺」がそう言った。ん? なんで「俺」が、俺のラグビー部の先輩のことを知っているんだ? そう尋ねると「俺」は呆れたように言った。


「なんでって……【俺は『俺』と同一人物になったんだから、記憶も共有するのは当然】だろ」


「俺」はそう言って比べ合いを終えると、便座に向かって放尿し始めた。俺はその光景を後ろから見ながら、放尿の解放感だけを共有されて、軽い喘ぎ声を漏らした。



 浴室にも二人で入った。二人で最初に軽くシャワーを浴びて「俺」が泡立てたボディタオルで自分の身体を洗っていく。そしてそれを俺に手渡してきた。


「ほら、背中洗ってくれよ」


「俺」に促され、俺は「俺」の広い背中を洗っていく。自分の背中を自分で洗うのは、なんだか妙な感じだ。双子の兄が急に出来たような……いや、弟かも知れない、と考えていたが、そもそもこいつは「俺」なのだから、自分の背中を自分で洗うのは変なことじゃなくて……? あれ? 酔った頭で考えていると、なんだかこんがらがってきた。


(なんだかいつもより浴室が狭く感じるが……でも、ここには俺と「俺」しかいないんだよな。なんで狭く感じるんだ?)


 変な気がしたが、なにがおかしいのかよくわからなかった。俺と「俺」は同一人物なのだから、いつもと変わらないはず……いや、なにか違うのか? 酔いが残る頭で考え事をしながら「俺」の背中を洗い終えると、今度は「俺」が、俺の身体を洗おうとした。


「いいって! 前は自分でやるから」


「恥ずかしがるなって。俺もお前なんだから、俺が洗ってもお前が洗っても、それは『自分で洗う』ってことには変わりないだろ?」


 う、うーん……そう言われれば……そうなのかもしれない。俺は釈然としなかったが「俺」に身体を洗われていった。「俺」は最初のうちはボディタオルを使っていたが、ある程度俺の身体にも泡がつくと、今度は抱き合いながら身体を擦りつけ始めた。泡まみれになった男同士の肉棒がぐりぐりと重ね合わされて、次第に固くなっていく。


「お、おい! 男同士でこんな……!」


「さっきも言ったろ? 俺もお前も『俺』なんだから、自分の身体を洗うのは不自然じゃない。ほら、お前も俺の身体を洗ってくれよ」


「そ、それはそう……だが」


 しまいに俺は「俺」とガチガチに勃起したチンポ同士を密着させ合いながら、互いの背中に、腰に手を回し、泡だらけの身体を愛撫するように洗っていった。揺れる金玉同士がぺちんぺちんと何度もぶつかり合う。男同士で、なんて破廉恥なことをしているんだという羞恥心は頭の片隅にあったが、しかし「俺」の言葉通り、自分の身体を洗うことは不自然ではない……という思いもあった。風呂場でエロい気分になってしまい、自分のチンポを弄ってしまうことだって、今まで何度もあったじゃないか。弄っている側も「俺」で、弄られている側も俺なのだから、不自然ではない……はずだ。俺は「俺」との泡だらけの愛撫で興奮し、いつの間にか肩で息をしていた。


 やがて「俺」はいやらしい手つきで俺の尻を揉むと、アナルに指を入れ始めた。


「あっ、んっ! そんなところッ!」


「いや〜、前から【アナルも洗ってみたかった】んだよな。この機会にちゃんと洗ってみるか」


 「俺」と俺は同一人物なのだから、「俺」の言葉は俺の言葉でもある……はずだ。俺はいつの間にか、アナルの中を洗いたくてたまらなくなっていた。俺も鼻息を荒げながら「俺」のアナルの中に人差し指をゆっくりと入れ始めていた。俺のアナルの中にも「俺」の人差し指がずぷずぷと入って来ていた。


「んぁっ……!」


「おおぅ……!」


 互いにゆっくりと指を抜き差しすると、なんとも言えない異物感と興奮が俺たちの脳を染めていった。酒臭い男同士がアナルに指を挿入し合うため息が、何度も浴室に響いていた。



(も、もう……我慢の限界だ!)


 風呂から出た俺は、チンポをガチガチに勃起させながら、パジャマを着て寝室へと向かった。さっきから「俺」とチンポを重ねあったりアナルを弄りあったりしているが、興奮が高まってきたところで「俺」に制止され、射精は出来ずにいた。寝室のドアを開けると、妻がベッドに腰掛けていた。


「ねえ、あなた……今夜あたり、どうかしら」


「あ、ああ……」


 俺は生唾を飲み込みながら、妻の誘いに頷いた。だが、そこで「俺」が横から口を挟んだ。


「すまない。せっかく自分が二人になったから、今日はとことん俺たちでオナニーしたい気分なんだ」


「そう……じゃあ、また今度ね」


 妻はそう言って横になってしまった。どういうことなんだと俺が「俺」に抗議すると、「俺」は「さっき言っただろ? 今日はオナニーしたい気分なんだって」と言いながら、俺にキスしてパジャマのボタンを外し始めた。俺の口腔内を「俺」の酒臭い舌が舐め回す。酒臭い唾液と伸びた無精髭がジョリジョリと俺の顔を擦った。感覚を共有しているせいで、俺は攻められる側であると同時に、攻める側でもあった。どっちが俺の舌なのかわからなくなり、俺はいつの間にか、自分から舌を絡ませていた。


「俺」はニヤリと笑みを浮かべると、俺をベッドに押し倒した。「俺」は俺の首筋や乳首に、チュッとキスをして舌を這わせながら、俺の身体を愛撫していく。俺は自分の口腔内にも、男の汗臭い肌の味が広がるのを感じながら、ベッドの上で「俺」に抱かれて悶えていた。気持ちよさの中に、なんで俺は妻が寝ている横で、男同士でセックスをしているんだ? という拭いきれない違和感が膨らみつつあった。俺は息も絶え絶えに「俺」に言った。


「やっ、やっぱり……おかしいっ! なんで俺たち……はぅん! おっ、男同士でセックス……してるんだ!?」


「いいや。何もおかしくない。これはセックスじゃない。【自分を自分で慰めているから、これはオナニーだ】」


「ち、ちがう! これは……」


「【何もおかしくない】【これはオナニーだ】」


 俺の中の違和感が、次第に小さくしぼんでいく。「俺」は何度も俺の耳元で繰り返した。【これはオナニーだ】と。


「あぁ……確かにこれは、オナニー……だ」


 そういえばそう……だよな。俺が今までしてきたオナニーも、俺自身の手で俺のチンポを扱いてきたんだし。チンポを扱く感覚も、扱かれる感覚も両方あるから……これはオナニーだ。「俺」は俺のチンポに顔を近づけ、クンクンと匂いを嗅いでいた。感覚を共有しているせいで、俺の鼻腔にも濃密な男臭さが感じられた。そして「俺」は、怒張した俺のチンポを咥えると、ねっとりとしたフェラチオをし始めた。


「ああっ! んくっ! んはぁぁっ!」


 俺はガツンと鼻腔に突き刺さるような雄臭と、初めて味わう男の先走りの味を「俺」と共有しながら、フェラチオをされて……いや、俺がしてるのか? あれ? ああもう! 気持ちいいからどうでもいい! 俺も「俺」も、どっちも俺なんだから! 何も咥えていないはずの俺の口腔内にも、固く、そそり立つ何かが出入りする感覚があった。見えないチンポに対して、俺も夢中で舌を動かしていた。興奮のあまり、あっという間に絶頂に達してしまった。俺は、射精直後の自分の亀頭を執拗にねぶられる感覚と、俺自身の口腔内に広がっていく青臭い精液の匂いと味を、同時に感じながら、恍惚とした気持ちで喘いでいた。やがて「俺」が俺のチンポから離れると、ベッドに寝ている俺に覆いかぶさり、舌を入れてキスをしてきた。さっき射精したばかりの精液を、俺の口腔内に流し込んでくる。俺も舌を絡ませながらそれを受け取り、ごくんと飲み込んだ。セルフフェラは初めての経験だが、なかなか悪くなかった。キスが終わると、俺と「俺」の唇の間に、精液と唾液が混じった粘っこい糸が垂れた。


「すっごくよかったぞ。『俺』……」


「ああ。俺もだ。さあ、今度はアナルオナニーをしてみようぜ」


「俺」は、俺の両足を俺に持たせて、ちんぐり返しの体勢にさせた。そして俺のアナルに顔を埋めて、舌でアナルをつつき始めた。俺はそのこそばゆい感覚に喘ぎ声を漏らしながら、さっき射精したばかりのチンポが、次第に固くなり始めるのを感じていた。やがて「俺」の指がアナルに抜き差しされるようになり、次第に指の数が増えていく。そしてとうとう「俺」のチンポが俺のアナルにゆっくりと挿入されていった。


「はぁぁっ! んあっ! なんだこれッ!」


 それは今まで俺が経験したことのない、全く未知のオナニーだった。俺は挿入される側であると同時に、挿入する側でもあった。肛門を圧迫する異物感と同時に、俺自身の怒張したチンポが、俺の肛門の粘膜と擦れ合う快感を感じてもいた。俺は自分が犯されているのか、犯しているのかよくわからなくなりながら、二重に襲い来る快感の渦に飲み込まれていった。


「すげえイイぞ! 俺の処女ケツッ! ウオッ! ウオッ! 中に出すぞッ!!」


 その声と共に、俺の肛門の中に熱い子種が放たれたのがわかった。俺の興奮は頂点に達し、中出しと共にチンポに手も触れないまま射精した。今までの人生で最高のオナニーだ……俺は多幸感で脳みそが塗りつぶされ、表情筋が締まりなく緩んでいくのを感じていた。



 あれから数日経った。俺は「俺」と共に会社に通勤していた。最初は会社の人間にも驚かれたが【身体で払った】ことを説明すると、皆納得してくれた。「俺」のための新しい机も用意してくれたので、俺は「俺」と共に仕事をこなしている。今までよりも倍の仕事がこなせるようになったので、俺の評価もかなり上がっていた。


「よし、一段落ついたな」


 俺はプレゼン用の資料をまとめ終えると、伸びをした。隣の席で作業していた「俺」が、俺の耳元で囁いた。


「気分転換に、ちょっとスッキリしたいなあ」


「それもそうだな」


 俺と「俺」は連れ立ってトイレへと向かった。途中で「俺」の顔を盗み見る。俺と「俺」でオナニーを何度もするうちに、次第に俺はナルシストになってきていた。今も「俺」のことが愛おしくてたまらない。つい時間があると見惚れてしまう。なんで今まで自分の身体をオカズにしていなかったのか、わからないくらいだ。俺は「俺」と連れ立って会社の廊下を歩きながら、恋人つなぎのように手を繋いでいた。


 俺と「俺」は男子トイレの個室に入った。俺は早く「俺」のチンポを咥えてくてたまらなくなり、「俺」のベルトを外すと、スラックスを膝下までずり降ろした。「俺」の蒸れたチンポが目の前にさらけ出された。


「あぁ……すごくいい……俺の……」


 俺はうっとりとその太ましいデカマラを眺めると、慈しむように亀頭にチュッとキスをし、舌を這わせて丹念に奉仕し始めた。俺自身のスラックスの中でも、チンポがフェラチオされている感覚があり、ギンギンに勃起していた。「俺」は俺のソフトモヒカンを撫でながら、押し殺した声を漏らしている。やがて「俺」のチンポが痙攣し、俺の口腔内に濃厚な子種が放たれると同時に、俺自身もオルガスムスに達していた。俺のスラックスの中で下着が熱く、ベトベトに濡れていったが、俺はそんなこともお構いなしに、射精直後の「俺」の亀頭を執拗に舌でしゃぶり、俺と「俺」で強烈な快感を分かち合っていた。


(終)



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 初めて書いたコミッション作品です。かなり詳細にリクエスト内容を書いてもらったので、とても書きやすかったです。自分姦は常識改変と合わせると、不思議で倒錯的な展開が書けるのでいいですよね……!

タクシー代は身体払いで〜36歳ガチムチリーマン・澤田正浩が自分姦に至った顛末〜

Comments

感想ありがとうございます。お釣りはですね、ガチムチサラリーマンの肉体とタクシー運転手の肉体の差額分を、快感で返す感じですね。ガチムチサラリーマンが魅力的な肉体なので、お釣りとして返す分の快感もデカくなってしまい、まだ当分同棲生活は続くと思います。もし二人が似たような年齢や体格なら、1~2回セックスしただけでお釣りは返し終えていたかも。

くろねこ@9605

二人が本物の様な仕草で素晴らしい! そういえば元のドライバーさんがお釣りができないと言った、結局お釣りは何でしょう? 気になる。

黒竜Leo


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