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くろねこ@9605
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800字小説チャレンジ「兄弟(家族)化洗◯」+「溺愛」、「快感転移」+「ケモノ」、「太った人の体臭」+「肥満化」、「牧場の中年スタッフと豚」+「入れ替わり」

※この小説は、FANBOX運営の要請により、一部の表現を削除・変更しています。

2024年8月10日 くろねこ

「兄弟(家族)化洗◯」+「溺愛」


「本当に須崎先生って格好良かったわね〜。お母さん、ファンになっちゃったわ」


 家庭訪問が終わり、担任の須崎先生が帰っていった。母さんは男前な須崎先生と話せて大満足なようだ。そして、帰宅していく須崎先生を、僕の「弟」が呆然と見送っていた。


「ど、どうなってるんだ……? 俺は、さっきまで……!」


 「弟」の健太は小◯校五年生──のはずだ。顎髭を蓄えた、三十路過ぎの精悍な男の顔つきをしていて、日焼けした筋肉質な体に、丈の短いキャラクターもののTシャツと短パンを着ているせいで、へそとギャランドゥが丸見えだけど──紛れもなく僕の「弟」だ。僕は新しい「弟」に、何をしたのか教えてあげた。


「僕、どうしても先生と家族になりたかったんです。なので、生意気な弟と先生の立場を、アプリで入れ替えちゃいました」


「なっ!? も、元に戻してくれ!」


 僕はにっこりと微笑むと、アプリを操作した。「アイデンティティ」の欄にあったバーを「須崎嘉和」から「高橋健太」にスライドさせる。「弟」は急にぎょっとして、自分の筋肉質な体をまじまじと見つめて、ペタペタと触り始めた。


「あれ? おれ……別に兄ちゃんの先生じゃないよな? それよりおれの体、マッチョなおじさんにしたの兄ちゃんだろ! 早くもどせよ!」


 須崎先生の認識は──「自分は高橋健太である」というものに変化し、むしろ須崎先生の肉体の方を異常だと認識したようだ。僕は「違和感の補正」にチェックを入れ、「愛情」や「反抗心」などを調整した。すると須崎先生は、精悍な顔に甘えたような笑みを浮かべて、もじもじとはにかんだ。


「あれ……なんだっけ。なあなあ、兄ちゃん。晩ごはんの前に、お風呂いっしょに入ろうよ。おれ、最近すげーチンポがデカくなってさ。兄ちゃんと比べっこしたい!」


 「弟」の短パンの股間は、パパよりも太いチンポで盛り上がっていた。


(終)


「快感転移」+「ケモノ」


 大邸宅に警報が鳴り響くなか、シルクハットとタキシードを纏った狼獣人が、追手を撒いて屋根へと駆け上った。そこに待ち受けていた、マスクを被った虎獣人のヒーローが声を張り上げた。


「そこまでだ! 怪盗アンタッチャブル!」


「これはこれは、ソニックタイガー。お噂はかねがね……」


「御託はいい。獅子堂議員から奪った記憶、返してもらうぞ!」


 怪盗アンタッチャブル。「触れないはずのモノ」を盗む怪盗。今夜の犯行予告は、国会議員の獅子堂議員の「恥ずかしい記憶」を盗むというものだった。


「音速機動!」


 ソニックタイガーが能力を開放する。ネコ科獣人特有の、流体のようにしなやかな身体能力を強化した高速機動。縞模様のしっぽが稲光のように残像を残した。


「くっ……!」


 怪盗アンタッチャブルは仕込み杖で応戦しようとしたが、初撃で杖を吹き飛ばされた。彼は悔しそうに唸り声を漏らした。


「いいでしょう。私の完敗です。獅子堂議員の記憶はお返ししましょう。ただし──あなたに直接ね!」


 そして胸元から取り出したカードを、飛びかかってきたソニックタイガーに投げつけた。


「ほに゛ゃっ♥」


 カードはソニックタイガーの頭に当たった途端、消えてしまった。それと同時に脳内に蘇る「獅子堂議員の恥ずかしい記憶」。ソニックタイガーはバランスを崩して地面に叩きつけられた。


「やっ♥ あっ♥」


 威厳のあるライオン獣人の風貌とは逆に、幼児プレイを好んでいた獅子堂議員。おむつを穿かされ、哺乳瓶で授乳された記憶が、ソニックタイガーの脳に鮮やかに蘇る。それに伴う性的な興奮、快感さえも……。


「フフフ。すっかりいい子になりましたね」


「ほにゃぁぁぁん♥」


 頭を撫でられ、まるで幼児のように扱われるソニックタイガー。その瞬間、ソニックタイガーの中で多幸感が湧き上がり、オルガスムスに達してしまった。


(終)


「太った人の体臭」+「肥満化」


「はーい、次の方どうぞー」


 スタッフが次々に客を捌いていく。総合格闘家の海藤将斗は厳つい顔に笑みを浮かべると、並んだ客と言葉を交わし、本にサインをして手渡していく。今日は海藤が出版した写真集のサイン会である。金髪に染めた髪と、褐色に日焼けした筋骨隆々の男の肉体美が、余すところなく収められていた。


「あっあっ、あのっ、海藤さん。ずっと前からファンでしたッ! フヒヒ……」


 次にやってきたファンは、脂ぎった肥満男だった。肥満男が、卑屈な笑みを海藤に向けた。


(ウッ……結構臭うな)


 太った男の、酸味のある体臭。それが海藤の鼻孔を刺激した。その瞬間、海藤将斗の総合格闘家人生は終わりを迎えた。異様な速度で太り始めたのだ。タンクトップの内側では、鍛えられた大胸筋に余分な脂肪が乗っかっていく。割れていた腹筋に贅肉が付き、ビール腹になったかと思えば、さらに太鼓腹になっていく。腕も足も太くなる。四角張った顔が丸顔になり、顎も二重顎に変わった。体臭も、ブランド物の香水では到底隠しきれないほどのデブ臭に変化し、熟れた柿のように酸味のある臭いを撒き散らした。


「う、うーん?」


 一連の変化は海藤がサインをしている間に終わった。海藤は写真集を太った男に手渡したが……その表紙に違和感を覚えた。自分に似た肥満男が扇情的な眼でこちらを見つめている。写真集の帯には「デブ専御用達! ボンレスハム海藤、初の写真集!」と書いてある。海藤将斗は総合格闘家ではなく、デブ専に人気なAV男優であった──ということに、元々の事実が改変されたのである。


「これで、海藤さんもお仲間だねぇ」


「んぁあ……♥」


 太った男が、にんまりと笑って写真集を受け取った。精神面も改変が及び、マゾヒストになってしまった海藤は、総合格闘家からマゾ豚AV男優に生まれ変わったことを自覚して、恥じらいのままに絶頂に達した。


(終)


「牧場の中年スタッフと豚」+「入れ替わり」


 牧場経営者である岩崎豊樹は、47歳。逞しい体躯と、厳ついラウンド髭を生やした中年男である。山本という二十代のスタッフに、面白いモノを見つけたと、夜の養豚場に呼び出されていた。


「この赤い紐の端を握って欲しいんです」


「ん? こうか? んあ゛っ!??」


 紐の端を握った途端、岩崎は脳天に衝撃を覚えて、立ち尽くした。瞳から意思の色が消えてよろけると、ドスンと床に座り込む。そしてフゴフゴと鼻を鳴らし、四つん這いで歩き始めた。まるで──豚のように。



(な、何が、起きたんだ?! あれは……俺!?)


 その様子を、一匹の豚が群れの中から見つめていた。その豚の前足には、先ほど岩崎が握った紐の先端が結び付けられていた。岩崎の精神は、豚と入れ替わっていた。山本が下卑た笑みを浮かべながら、岩崎のところに来て、紐を外した。


「うーっす。岩崎さん。あんたの体を、豚にあげて欲しいんですよ。豚だった俺が、この男の体を貰ったみたいにね」


「プギィッ!」


(なんだと!)


「それじゃ、記憶も定着させましょうか。放っといてもいいんすけど、イかせると早いんで」


 山本は豚になった岩崎を抱き上げると、一匹だけ豚がいる柵に入れた。


「プギィ……!」


(いっ、岩崎さん……!)


「プギギ?!」


(山本……なのか?!)


 発情期の雄豚と入れ替わった山本が、興奮して襲いかかってきた。岩崎は自分が入れ替わったのが発情期の雌豚だと、体の火照りで気づいた。雄豚のドリル状のチンポが、岩崎の豚まんこに侵入してくる。本能的に植え付けられた快感。6分にも及ぶ豚の射精が、岩崎の意識に豚の幸福を刷り込んでくる。


 柵の向こうでは、元の自分の体がチンポを扱かれる度に、獣のような呻き声が徐々に人間に近づき「ウオッ! ウオッ! ヒトの雄のチンポ! たまんねえっ! 今日から俺のモンだぁっ!」と叫び始めていた。


(終)



──────────


 お題を元に800字で小説を書いていくチャレンジ。今回は、

「兄弟(家族)化洗◯」+「溺愛」、

「快感転移」+「ケモノ」、

「太った人の体臭」+「肥満化」、

「牧場の中年スタッフと豚」+「入れ替わり」の4本でした。


 800字小説のお題のリクエストは「2つの単語」までOKです。例えば「柔道」「寄生」とリクエストすると、柔道部員や柔道家が寄生される話になりますし、「若パパ」「ハイグレ洗◯」とリクエストすると、若パパがハイグレ洗◯される話になります。

※リクエストする際のお題を「2つの単語」に絞っているのは、複雑な内容を文章でリクエストされても、800字という文字数では対応できないためです。ご了承下さい。


 簡易的なリクエストとして、思いついたものがあればコメントしてみてください。リクエストしたいお題は、今まで通り800字小説のコメント欄にどうぞ。


 それと、どんなリクエストしたのか他の人に知られたくないときは、どうしたらいいか?という問い合わせも頂きました。その場合は、TwitterのDMやpixivのメッセージでリクエストを下さい。それ以外の通常のリクエストは、今まで通り800字小説のコメント欄にコメントを下さい。

800字小説チャレンジ「兄弟(家族)化洗◯」+「溺愛」、「快感転移」+「ケモノ」、「太った人の体臭」+「肥満化」、「牧場の中年スタッフと豚」+「入れ替わり」

Comments

コメントありがとうございます。 リクエストについても了解しました。融合からの等分、なかなか面白そうですね。しばしお待ち下さいませ。

くろねこ@9605

いつも応援してます。今回も素晴らしい作品をありがとうございます。 初めてリクエストしてみようと思うのですが、「融合」+「等分」でお願いします!イメージとしては兄弟や家族など歳の差あるもの同士で融合して年齢や要素など、2人以上を足して割る、みたいな感じを想像してますが、単純に単語だけで考えてもらって構いません!これからも楽しみにしてます

koh

こちらこそ、リクエストありがとうございました。 ケモノはあまり書いたことがなかったので、書いていて新鮮でした。 新しいリクエストについても了解しました。刑務所は初めて書く題材ですね。しばしお待ち下さいませ。

くろねこ@9605

リクエストの採用もありがとうございます! どれも面白いストーリーになりました! 色んなテーマで、いい刺激になります。 今度は「刑務所」+「要素シャッフル」のリクエストでお願いします!

黒竜Leo

こちらこそ、リクエストありがとうございました。気に入って頂けたようで嬉しいです。マッチョの肥満化は、こちらも書いていて楽しかったです。 新しいリクエストについても了解しました。しばしお待ち下さいませ。

くろねこ@9605

「体臭+肥満化」のリクエストさせていただきましたが、素晴らしい作品に昇華していただきありがとうございます!! 男の悪意により肉体のみならず立場まで塗り替えられてしまう、過程の描写がリアリティありました! もしまたリクエストよろしければ、「拉致」+「男色化」でお願いできればと思います。

ブウ


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