「っへへ……恨むんなら親父を恨むんだな。おら、とっとと脱がねえか」
俺は舌なめずりをしながら、ベットに腰掛けた若い女に声を掛けた。女はキッと俺を睨んだ後、黙々と高校のブレザーの制服を脱ぎ始めた。借金の連帯保証人になった父親、その娘をちょいと味見させてもらうことになった。この娘はなかなか上玉だ。たまにはこういう役得も悪くない。
このまま会社まで押しかけられたら困るだろう?そう持ちかけると、父親は簡単に娘を差し出した。実の娘に土下座までして、この男と寝てくれ、父さんを助けてくれと頼み込んだのだ。娘は心底汚いものを見る眼で父親を睨むと、行きましょ、と俺の手をとって颯爽と立ち上がったのだ。
面構えもそうだが、なによりその気風の良さが気に入った。ホテルに連れ込んでもなお、いかにも極道って面構えの俺に物怖じせず、俺を冷ややかに見据え続けている。泣かれて興が醒めるよりはよっぽどいい。なにより、気の強い女が俺の真珠魔羅を打ち込まれ、チンポ狂いのメスに堕ちる様子を想像すると、それだけでいきり勃っちまう。そんなことを考えているうちに、娘は高校のブレザーを脱いで、シャツのボタンを外していった。ぱさり、と布団の上にシャツが落ちる。そしてブラのホックを外そうとしていた娘の背中に、俺が手を回した。娘の肩がびくっと震えた。
「へへ……なあ嬢ちゃん。そう怖い顔しなさんな。おじさんはなぁ、嬢ちゃんと仲良くなりたいだけなんだよ」
小指の欠けた左手で薄い背中をつうと撫で、ブラのホックを外す。娘は嫌そうな顔をすると両手で胸を抑えたが、手のひらの中から発育のいい乳房が溢れようとしていた。俺は鼻息が荒くなるのを感じながら、柄物のシャツを脱ぎ捨て、彫り物のある厳つい身体を晒した。厚い胸板から肩には炎と荒波、そして背中に毘沙門天が彫られた俺の自慢のシロモンだ。娘はそれを冷めた眼で見つめ続けている。俺は娘をベットに押し倒すと、その柔らかな頬を撫でながら囁いた。
「なあ、あんな親父なんざ捨てて、俺の女にならねえか? 娘をヤクザに売り渡すような親父なんざ、ろくなもんじゃねえぞ」
気丈そうな娘だったが、肩は微かに震えていた。頑なに胸を抑え続けている両腕を強引に引き剥がし、淡いピンク色の乳首を指先で転がす。強気だった瞳の色が、やや揺らいだ。そこに俺は言葉を重ねていく。
「俺の女になりゃあ、今まで通りの暮らしができる。高校だってこのまま通わせてやる。なあに、授業料は出してやらぁ。服だって買ってやるし、親が借金まみれだからって惨めな暮らしはさせねえさ」
父親に裏切られた娘。それを落とすのは簡単だ。俺が味方になってやりゃあいい。俺にすがって、依存しないといられない女にしてやりゃあいい。俺は内心高笑いをしながら、娘に甘い言葉を囁き、指先で身体を弄り続けた。そこでようやく、娘が口を開いた。
「じゃあ……」
「じゃあ?何だ?」
俺が訊き返すと、娘はどこか意地の悪そうな笑顔を浮かべて、脱ぎ捨てた制服に手を伸ばした。そして小さめの……水晶球のようなものを取り出した。手のひらに乗るくらいのそれは白く濁っていて、どこか禍々しい。娘はそれを俺に突きつけながら言った。
「──アンタが替わってよ」
「ん?そりゃあどういう……なっ──!?」
急にガツン、と頭を殴られたような衝撃が走った。何か……俺の中の大事なモンが、すっぽりと抜け落ちていく。代わりに別の何かが、そっくりそのまま収まっちまう。俺は急に襲ってきた喪失感に呻きながら頭を押さえた。何だ?今何が起きたんだ?気が付くとさっきの水晶球はパキンと割れて、細かい砂のようになってシーツに散らばっていた。
「アンタと私の立場を入れ替えたのよ」
眼を白黒させている俺を押しのけて、娘が起き上がった。娘?俺は眼を瞬かせて、眼の前にいる奴をしげしげと眺めた。肩まで伸びた黒髪、モデルのように整った顔、たわわに実った乳房、くびれた腰、華奢な手足、白い柔肌。どこからどう見ても──
(筋モンの厳ついオヤジ、だよなぁ)
俺は首を傾げていた。眼の前にいる奴は、さっきまで俺が抱こうとしていた娘とまったく同じ外見だ。なのに、印象が丸っと逆転していた。厳つい極道のオヤジとしか思えねえんだ。ふと視線を別なところにやった。奴の股ぐらはマンコがある。間違いなく女だ。なのにそのマンコからは、真珠をぐるりと雁首周りに植え込んだ、デカマラのような雄々しさを感じちまう。奴はニヤッと笑うと、俺の胸板に手を伸ばした。その華奢な指先が俺の乳首に触れると、びくっと俺の胸に妙な感覚が走り、思わず上擦った声をあげていた。
「きゃっ!な、何しやがんだ!」
俺は節くれだった両手で胸板を隠すと、眼の前の奴を睨みつけた。ん?何か俺も変じゃねえか……俺はおそるおそる手を外し、自分の胸板を見た。鮮やかな彫り物のある両胸。漢の勲章であるはずのそれが──妙に艶かしく見える。まるで、年頃の若い女の乳みてえな……生々しさと色気がある。それに、今も自分の身体から臭ってくる中年オヤジの加齢臭が、甘い花の香りのように感じちまう。臭いそのものは鼻にツンと来る饐えた臭いで、何にも変わっちゃいないんだが、なんだかいい匂いだって気がしちまう。俺は顔が真っ赤になるのを感じながら、毛深い両腕でまた胸を隠した。奴はそんな俺の姿を面白そうに眺めていた。
「テメエ……俺になにしやがった!」
俺が食って掛かると、奴は俺をじろりと一瞥してまた同じことを言った。
「だから、立場を替えたんだって。アンタはヤクザじゃなくて父親に捨てられた女子高生だし、私はアンタの替わりにヤクザになったってわけ」
「あぁ?わけわかんねえこと言ってんじゃ……ひぁっ!?」
奴は俺を軽々とベットから持ち上げると、お姫様抱っこのように抱えて浴室へと歩いて行った。嘘だろ?90kgはある俺の厳ついガタイを、奴はまるでものともせずに運んでいる。そうして連れて来られた浴室で鏡を見て、俺はまた衝撃を受けた。
「……これが、俺?」
床に降ろされ、呆然としながら鏡に近づいた。俺の顔もガタイも、なんにも変わっちゃいなかった。先週セットしたばかりのパンチパーマ。右の眉にある傷跡。彫りの深い顔立ちと鋭い眼つき。口まわりと顎に蓄えた髭。多少固太り気味だが、それでも筋肉質なガタイに、ガニ股気味の短足。ホテルに来た時と、なんにも変わっちゃいない。なのに……
「んでこんな……『かわいい』んだ……?」
俺のいかにもヤクザっつう外見は何一つ変わっちゃいねえのに、印象がひっくり返っていた。奴の時と同じだ。日サロで焼いて真っ黒な肌になってんのに、なんだか生白くてきめ細かい女の肌見てえに思えてきちまう。誰もがビビるはずの強面が、綺麗な女の面構えに思えてきちまう。俺は髭をじょりっと撫でた。確かに髭も生えている。なのにこの髭面さえも、俺の可愛さを増すチャームポイントになっちまっていた。
「わかった?アンタはもう立場上、女の子になっちゃってるの」
「あ…」
後ろから声を掛けられた俺は、胸を隠しながら奴と距離をとった。武闘派のヤクザとそこらの女子高生じゃ、体格差がありすぎて、なんにも怖がることなんかねえはずなのに……俺は自分の方が非力な気がしちまって、バスタブの方へ後ずさっていた。俺を見上げながら、奴が口を開く。
「てゆーか…おじさん可愛すぎでしょ……」
「えっ…い、いや……」
俺は自分の野太い声が震えているのを感じながら、奴から少しでも遠ざかろうとさらに後ずさった。かかとがバスタブに当たる。奴は俺よりも頭ふたつぶんは背が低い、華奢な女子高生のはずだ。なのに俺は、まるで男に迫られている女のように身体が震えるのを、止められなかった。
「やめてくれ……お前には何もしない。家に帰してやるから……いやっ!ど、どこ触ってるのよ!」
「はぁ……マジ最悪……どうせなら、もっとイケメンと替わりたかったのに。でも……」
奴に鼻息荒く真珠魔羅を握られ、俺は思わず女々しい悲鳴を上げた。頭じゃ妙だって思ってんのに、とっさに反応すると女みてえな言葉遣いになっちまう。つうか……自分で意識しとかねえと、男言葉の方に違和感感じちまって、女みてえな喋り方になっちまう。それに気がついて、俺は恐ろしくて歯がカチカチ鳴り始めた。俺が俺じゃ……なくなっていく。奴が鼻息を荒くしながら俺に近づいてくる。なりはべっぴんの女子高生なのに、性欲剥き出しの中年極道にしか思えなかった。
「んっ…………もう限界。おじさん性欲強すぎ……我慢、出来そうにないし……はァン……たまんねえぜ」
「いっ、いやぁっ!そんなとこ、弄らないでぇっ!」
俺の真珠魔羅が握られ、ボディソープで泡を立てながら扱かれていく。いつもテメエでせんずり掻いてるし、抱いた女の数も両手じゃ数え切れないはずなんだが、俺は初な生娘みてえに喘いじまっていた。女を抱いた記憶はあんのに、それが他人のものみてえに感じちまう。替わりに俺の頭に浮かんだ助平な記憶は、野球部の先輩の事を思いながらしたせんずりだった。
「あっあっ……んぁぁん……だめぇ……」
くそっ!せっかく先輩に告白して付き合い始めたのに、こんなオヤジに処女奪われんのかよっ!俺は悔しくて涙をぽろぽろこぼしながら、真珠魔羅を扱かれてあんあん喘いでいた。すっかり勃起した真珠魔羅を見て舌なめずりをしながら、奴はくぱぁっとマンコをおっぴろげ、ガニ股で俺に覆いかぶさってきた。
「っへへ……たぁっぷり女の悦び教えてやるぜ。うおっ、スゲエデケえな……」
「いやあぁぁっ!中に挿れちゃだめぇっ!」
奴のマンコん中に俺の真珠魔羅がずぷずぷと入っていく。その膣のひだひだがすげえ気持ちよすぎて、一瞬思わず息が出来なくなった。途中で、ブチッと何かが切れる音がしたが、奴は強引に俺の魔羅を挿入しきった。
「うおお……俺ン中に入っちまってる。女子高生の極太真珠魔羅がよぉ〜っ!」
俺の胸に顔を埋めていた奴が、ニンマリと助平な笑みを浮かべて俺を見上げた。俺はというと、気持ちよすぎて声を漏らさないようにするのが精一杯で、何も言い返せなかった。俺の極太の真珠魔羅が、奴のマンコのひだひだに擦れるたびに、快感が背筋を突き抜けていく。やがて俺も我慢できなくなって、奴に抱きついて自分から腰を振りはじめちまっていた……。
(未完)
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このまま完成でもいい立場交換モノなんですけれど、どうせなら日常シーンを足したいかな? という理由で未完になっています。
くろねこ@9605
2021-01-01 05:20:52 +0000 UTC黒竜Leo
2020-12-31 15:11:55 +0000 UTC