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くろねこ@9605
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触手に同化された自衛官【未完成】

 そこはかつて東京と呼ばれていた都市だ。今は惑星γ19拠点と呼ばれている。


 都市には大勢の人々が暮らしていた。信じられないだろうが、この国の首都だったのだ。今は遺棄され、荒廃したビル群が広がっている。建物には銃弾の痕がある。路上で大破した自動車に混じって、戦車までもがで野ざらしになっている。


 "彼ら"はある日空からやってきた。人類の抵抗も虚しく、この都市は一日と持たず陥落した。"彼ら"に対抗するための基地は、そのまま"彼ら"のコロニーへと造り替えられた。そこでは"彼ら"の侵略拠点として、残された人類を"同化"するための準備が行われている。


 戦闘の始めの頃は、人類が優勢だったらしい。異星からの侵略兵器を、自衛隊員たちは次々と撃墜していった。隊員たちは戦果に高揚し、希望を胸に戦い続けた。俺たちがこの国を、人類を守るんだ。そう皆が信じていた。


 だが隊員たちは知らなかった。"彼ら"の生殖方法が戦闘を介するものだということに。"彼ら"と戦ってしまうことは、"彼ら"から情報汚染を受け、"彼ら"そのものに成り果ててしまうことだということに。


 最初に"同化"されたのは、現場で"彼ら"を射殺した隊員だった。小銃で"彼ら"の頭部を粉砕した途端、隊員は即座に"同化"のプロセスに取り込まれた。


 "彼ら"を倒した隊員の肉体が情報汚染を受けて、DNAレベルで改変されていく。男性ホルモンの過剰分泌と異常なほどの性欲の増大。精悍な顔つきは発情した雄の顔へと歪み、キツくなった自身の体臭を嗅ぎながら、作戦中にも関わらずチンポを扱き始めてしまう。骨と筋肉が発達し始め、制服が肉でパツンパツンになる。隊員は涎を垂らしながら野太い声で喘いでいたが、その頭部からは"彼ら"と同じ男根に似た触手が何本も生え始めていた。


 他の隊員たちが騒然とする中、問題の隊員の頭部は男根状の触手に覆われ尽くし、ぐちゅぐちゅと粘液を滴らせながら蠢いていた。


 もはやその隊員は悲鳴を上げていなかった。上げる必要は無かった。ゆっくりと小銃を構え、かつての仲間に向ける。頭部が触手化した、異形の自衛隊員の姿で。


 他の隊員たちは動揺しながらも、異形と化した仲間に対する攻撃命令が下されると、発砲を始めた。隊員たちは直感していた。あいつはもう、元には戻れない。躊躇えば、自分たちもああなってしまう。その恐怖が、仲間へ引き金を引く罪悪感を打ち消した。


 隊員たちは気づいていなかった。自分たちの顔や首に、ニキビのような小さなイボが出来始めていたことに。それはまるで若い亀頭のように瑞々しいピンク色をしており、次第に大きくなり始めていたことに。隊員たちは戦闘を介して"彼ら"と交尾してしまい、自身の遺伝情報が汚染されつつあった。


 数分後、異形化した隊員は射殺された。だがその時既に、部隊はほとんど"彼ら"になりかかっていた。鼻息を荒らげ、勃起しながら銃を降ろした隊員たちの顔には、小学生のような包茎チンポがいくつも生えていた。そして誰もそれを、異常なこととは捉えていなかった。


 髭の剃り痕の青い、濃い顔つきの隊員は、右頬から生えた包茎チンポを一心不乱に扱いていた。快活そうな顔つきの隊員は、包茎チンポになってしまった鼻をくちゅくちゅと弄りながら、口から涎を垂らしていた。


 彼らが快感を感じるほどに、生えてきた包茎チンポは成長し、数が増えていった。皮の色が黒くなったり、中には皮が剥ける者も出始める。そうやって中学生や高校生くらいの若いチンポになったかと思えば、今度は淫水焼けした中年オヤジのチンポへとさらに変化していく。


 中でもこの隊の部隊長は一番チンポの成長が早かった。まるでゴリラを思わせる暑苦しい顔つきを歪めて腕組みをし、発情する隊員たちを睨みつけていた。部隊長の濃い眉が顰められ、くちゅくちゅという音が口腔内から漏れる。


 一見するとチンポの生えていなかった部隊長だが、口腔内には無数のチンポが生えており、舌でそれを舐りながら一人で悦楽に浸っていたのだった。鼻声で喘ぎながらも、ただ体勢は男らしく仁王立ちしている。やがて部隊長の身体が強張り、鼻声で喘いでいた間隔が急激に短くなった。びくん!と肩が跳ね、暑苦しい顔にデレデレした間抜けな笑みが張り付く。口腔内のチンポが一斉に射精したのだ。


 部隊長が濃い顔を悩ましげに歪めて天を仰ぐ。口の端から精液が漏れ、つうっと顎を伝う。部隊長の股間にも固い膨らみがあり、じんわりとした染みが浮かび始めていた。恍惚として余韻に浸る部隊長の顎にも、チンポが生えていく。脂ぎった額にもチンポが生え、まるで角のようになっていく。包茎チンポはみるみるうちに中年の淫水焼けしたチンポへと成長し、部隊長の性的興奮を高めていった。


 彼らの脳にはもはや防衛任務のことはない。ただ快楽だけを優先し、しだいに顔が触手で覆われていった。十数分もすると自衛隊員たちは、"彼ら"の侵略部隊の精鋭に成り果てていた。こうして、まずは一つの部隊が壊滅した。



 荒廃した都市を、自衛隊の制服を着た男が歩いている。制服の右肩にある部隊章には富士山と7つの桜の模様がある。東京の練馬区に総司令部を置いていた、陸上自衛隊第1師団の部隊章だ。首都圏防衛を任務とする政経中枢師団であったため、"彼ら"と真っ先に交戦した師団だ。


 そのため、この男もとうの昔に"彼ら"と同化してしまっていた。首から下は堂々たる体躯をした、屈強の自衛隊員だ。しかし頭部は地球侵略を目的とした宇宙生物の、赤黒いペニス状の太ましい触手にびっしりと包まれている。"彼ら"が分泌する粘液と男自身の体臭、汗が混じりあって酷い臭いを放っている。


 男はまだ自衛隊員だった頃、中隊長を務めていた。携帯している身分証を見ることが出来たなら、触手に包まれてしまったこの男の容貌もわかっただろう。赤銅色に日焼けした、40過ぎの中年自衛官。眉は濃く太く、これでもかというほど気難しそうな鋭い眼つき。太い鼻っ柱と厚い唇、角ばった顎からは意思の強さを感じさせる。


 身体も厚みがあって逞しいが、若い頃に比べてやや脂肪が付き始めている。あと数年もすれば、さらに脂肪がムッチリと付いてしまい、典型的な固太り体型のオヤジになってしまうだろう。だがまだギリギリ、筋肉質と呼べる体型をキープしていた。


 侵略が始まった直後、他の隊の隊員たちが"同化"されて敵となった情報は、彼らの隊まで伝わっていなかった。それどころか、師団の総力を上げて実施された"彼ら"の母船へのミサイル攻撃によって、"彼ら"と師団の主力部隊の間で、大規模な"同化"が起きてしまっていた。


 男の率いる中隊はたまたま同化を逃れたが、無線の先から聞こえてくるのは悲鳴と怒号、そして喘ぐような息遣いと粘液の音だけであった。もはや組織としての師団は崩壊してしまっていた。"彼ら"と同化した上層部によって無意味な命令が発せられ、

まだ無事だった部隊までもが"彼ら"と同化していく。


 その中でも、男の率いる中隊は"彼ら"を相手に果敢に戦った。戦う内に、自身の肉体が次第に"彼ら"に近づいていくことにも気づかずに。そして"彼ら"を倒し、その死体が消失したのを目撃した矢先、男は"同化"しつつある部下たちの姿を目撃した。そしてそれを銃殺したことで……自身も"同化"した。


 かつて中隊長と呼ばれていた男は、今日も第1師団の駐屯地の前で銃を構えている。それは"彼ら"から自分の国を守れなかった後悔や、人間だった頃の習性ではない。その男は"彼ら"の警備要員である。かつて男の駐屯地であり、今や"彼ら"のコロニーとなった場所を守っているのだ。男は今や"自分の意志で"このコロニーを警護していた。


 "同化"は乗っ取りとは異なり、男の記憶や自意識が消えるわけではない。あくまでも対象の精神と肉体を"彼ら"と融合させることで、種をさらに良い方向へ導くための生殖方法だ。そのため、男は自分の名前も、40年以上人間として過ごしてきた人生も、妻や娘との家庭生活も、自衛官として厳しい訓練をこなしてきた日々も、全て覚えている。ただし、それらの持つ意味は"彼ら"の意識によって大幅に変質してしまっていた。


「自分は人間である」というアイデンティティは「自分は32423478977目の偉大なる種の一員である」という認識に。

「この国を守る」という使命感は「この惑星を侵略し、我が偉大なる種の新たな拠点とする」という大義に。

「お前たちのようなバケモノにはならない」という拒絶は「私を偉大なる種の末席に加えて頂いたことへの絶え間ない感謝の念」に。


 男は自分の強さを示したことで"同化"を果たした日のことを考えると、男根を固くしてしまうのであった。


 交代要員がやって来たため、男は宿舎へと戻った。"彼ら"によって改造された宿舎にはバイオ培養槽が幾つも設置され、

中で"彼ら"と同化した同士達が眠っていた。


 男は制服を脱ぎ捨て、筋骨逞しい中年自衛官の肉体をざぶりと培養槽に沈めていく。そして、厚みのある胸板を左手で力強く揉み始めた。右手も淫水焼けした太短い男根に伸ばし、チンカスの溜まった厚みのある皮を上下させる。


 "彼ら"は人間の肉体の持つ性衝動と快感をとても気に入っていた。男も"彼ら"の一員として、暇さえあれば自慰行為を行っていた。まるで恋人を愛撫するかのような粘りっけのある手つきで、中年の熟れた肉体の官能を高めていく。


 それは次第にエスカレートし、人間だった頃には全く使ったことのないアナルへと、右手の中指が侵入し始めていた。前立腺を探し当てると、そこを執拗にグリグリと押しつぶす。その度に中年自衛官の肉厚な体は跳ね上がり、大量の泡が培養槽内に立ち上った。次第に男が指を動かすリズムが早くなっていく。やがて男は水中で雄叫びを上げながら、毛むくじゃらの両足をガニ股にしてピクピクと痙攣させた。白濁した飛沫が亀頭から培養液内に飛び散る。アクメに達した触手自衛官は次第にまどろんでいった。



 こうして、かつて国を、地球を守ろうとしていた男は、侵略者の尖兵となってしまった。男は残された僅かな人類たちを軽蔑していた。"同化"のトリガーが"彼ら"を殺すことだと判明すると、人類は戦わずにシェルターに隠れ住むようになったからだ。


 ある日、男は定期的に行われている宣伝放送を任されることになった。隠れている人間に"同化"の素晴らしさを説く放送だ。

男は自衛隊の儀礼用の厳めしい制服を着込むと、低く渋みのある声でマイクに語りかけた。


──人間どもよ。

偉大なる種が我々を一員に加えて下さるべく、

わざわざこの星まで降り立ったというのに、逃げまわる身の程知らずども。

私がその一員だったのは恥ずべき記憶でしかないのだが、

しかし、偉大なる種はその寛大さで私を"同化"して下さった。

さあ、武器を取れ。偉大なる種が求めるのは強者だ。

我々を打ち倒した者には、"同化"の栄誉が与えられる。

さあ!その武勲を示す時だ!


 放送を聞いた、生き残りの人間たちが悪態を付いた。なんて可哀想な奴だろう。すっかり洗脳されてやがるぜ、と。

陶酔した声で"彼ら"のプロパガンダを垂れ流す哀れな男が、かつて自衛隊員としてこの国を守ろうとしていたことは、誰も気づくことはなかった。


(未完)



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 かなり前に書いた小説です。一応、ここで終わりにしてもいいとは思うのですが、ちょっと淡々と書きすぎたので、もうちょい具体的に隊員視点の描写を盛り込んでもいいかな……?という理由で未完になっています。

触手に同化された自衛官【未完成】

Comments

野郎好きに変えられていますね……あのエイリアン自体が「遺伝子をばら撒くのに特化した形状を模倣する」ので、例えば犬に寄生したら、犬のチンポと似た形状の触手が生えてきます。 さらにあのエイリアンは「肉体の強度を重視する」ので、男性を優先的な寄生対象として襲いかかりますね。寄生された本人は、エイリアンの影響を受けて、男性に強い性的な魅力を感じてしまうはずです。

くろねこ@9605

屈強な自衛官が、指一本触れず洗脳改造されていく描写に興奮しました ちなみに、彼らは性欲の対象も野郎好きに変えられているんでしょうか。

同化した男たちは、触手を使ってコミュニケーションを図る感じだと思いますね……触手同士を絡ませて、接続しあって、ビクンビクン体を痙攣させていそう。

くろねこ@9605

これもう侵略済みですね... 少し気になります...同化した男たち普通に交流しますか?

黒竜Leo


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