お題をひとつ決めて、800字以内で小説を書き上げる練習を、先日から始めました。今回は「時間停止」「融合」「ペニボックス」「汗」の4作品を掲載します。それでは、どうぞ。
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「おーし、朝のホームルーム始めるぞー。席に着けー」
担任の五十嵐先生が教室に入ってきた。日焼けした肌に、白いポロシャツがよく映えている。
先生が教壇に立つと、僕は机の下で「時間停止アプリ」を起動した。
「さて、来週から期末試験が始ま──」
五十嵐先生の声が、不自然に途切れた。窓の外から聞こえていた蝉の声が、ぷつりと止んだ。僕は、窓際の一番後ろの席から立ち上がると、教壇へと歩いていった。誰も何も言わない。動かない。
時間が止まっていた。
五十嵐先生は口を開いたまま、教卓に両手をついて固まっている。僕は先生の背後に立つと、静かに抱きついた。大人の男の、ムッと濃い体臭。それを鼻一杯に吸い込みながら、僕は先生の紺のジャージの中に、手を忍び込ませていった。
先生が穿いているブリーフの内側。モジャモジャと濃い陰毛の中。ぐでんとした太いチンポがあった。僕は溜め息を吐きながら、先生のチンポを扱き始めた。僕の手の中で先生のチンポは熱く脈打ち、ヌルヌルした先走りを垂れ流し始めた。先生は性的興奮に対する反応として、鼻息を荒げて、ときどき体をビクッと痙攣させていた。
「おっ、先生。そろそろイクの?」
先生の息遣いが荒い。やがて先生は、押し殺したような声を漏らしながら、射精した。
「〜〜〜〜ッ!」
ビクッビクッビクッ!と激しくチンポが痙攣し、先生のブリーフを汚していく。僕は先生の射精が終わるのを待ってから、手を離した。先生の動きは再び止まった。僕も自分の席に戻り、時間停止を解除した。
「さて、来週から期末試験が始ま──んっ……ああ、いや……なんでもない」
再び、蝉の声が窓の外から響いてきた。五十嵐先生は濃い眉を潜め、妙に色っぽい声を漏らした。先生はやたらソワソワしている。おそらくまた今朝も、いつの間にか下着を精液で汚していることに気づいたのだろう。
(終)
「ま、間に合った……」
俺は汗みずくになりながら、どうにか駅のホームに辿り着いた。寝坊したが、どうにか会社には間に合いそうだ。ちょうどホームに着いた電車のドアが開くと、他の乗客と押し合いへし合いしながら乗り込んだ。
電車が走り出すと、人混みの隙間からエアコンの涼風が流れてきて、ようやく人心地ついた。車内に流れるアナウンスを、聞くともなく聞いていると、妙な言葉が耳に引っ掛かった。
「当車両の2号車から3号車は融合専用車両となっており、車内混雑緩和のため、ご乗車のお客様同士の融合を──」
(融合? なんだそれは)
俺は訝しんだ。他の乗客の反応はまちまちだった。首を傾げているサラリーマンやOLがいる一方で、一切気にせずスポーツ新聞を読みふけっている中年男や、スマホを弄っている女子高生がいた。
(あれ?)
一瞬、瞬きした間に、車内が急に空いた……気がした。周囲をよく見回したが、何が違うのかわからなかった。妙に女顔で胸が大きなサラリーマンや、髭の剃り跡が濃いOLがスポーツ新聞を読んでいた。
(なにか……おかしいような)
電車から降りて、バスに乗り換えて学校へと向かう。そのまま昇降口近くの女子トイレに入って鏡を見た。鏡の中には、やけに男臭い顔立ちの女子高生が映っている。目はタレ目がちで女の子っぽく、鼻も小鼻だが、眉は濃く太いし、顎は角ばっている。髭の剃り残しもあった。紛れもなく、俺の顔だ。なのに妙に今朝は……俺自身を見ると、ムラムラする。
俺は個室に入って鍵を掛けた。セーラー服の内側でブラを外し、乳房を愛撫する。女遊びに手慣れたオジサンのような手付きに、興奮してしまう。こんな手付きだっけ?俺……。息を殺しながら喘いでいるうちに、パンティの内側で、触れてもいないチンポが怒張し……不意に、オルガスムスに達した。パンティが熱く、粘っこく汚れ、俺は体を震わせた。
(終)
「ぐぬぅぅ! なんと卑劣な! しかしこの程度で、キャプテン・ブルを打ち負かしたと思うなよ!」
──とかなんとか言っていた中年ヒーロー、キャプテン・ブルは、破廉恥な姿に変わり果てていた。人格ごと男性器に詰め込まれ、僕の目の前にある小さな箱、ペニボックスの中に鎮座している。
彼のチンポは、長さこそ短いものの、太さはかなりある。僕の指で輪を作っても、片手では収まりきらない。亀頭は淫水焼けして、紫色にテカっている。
「説明したとおり、24時間射精しなければ、元の姿に戻れますよ。あと15分、ラストスパートですね!」
ペニボックス化から23時間45分後、僕はキャプテンに声を掛けた。彼は自分の力だと思っているのか、得意げに勃起し、反り返った……そう期待してくれるように、かなりヌルい責め方をしてきたんだけど。
「それじゃ、最後のひと責め、行きますね?」
人肌に温めたローションを垂らし、貫通式オナホールを巨根に充てがう。道具を使うのは初めてだが、挿入し始めると、彼は自分の状態を理解したらしい。懸命に萎えようとしているが、男の本能そのものの姿になったヒーローは、性欲に抗えない。扱くほど固くなっていく竿。ローションと竿が擦れ、ぐちゅぐちゅと泡立つ卑猥な音が、絶え間なく響く。
10分ほど扱いた頃、僕はキャプテンに、ある事実を教えてあげた。
「実は、キャプテンが射精を我慢しやすいように、僕の方で射精抑制のおまじないを掛けていたんです。でも、それも必要なさそうだし──解除してあげますね?」
僕は射精抑制の魔術を解いた。あと5分だったのに。残念でした。
ブピッ! ブリュリュ、ビュルルルゥゥウッ!!
まるで火山の噴火のように、白濁が巨根から噴き上がった。僕は射精直後の亀頭を、綿棒で優しく刺激しながら、口を開いた。
「それじゃ、もういちど24時間、頑張りましょうね?」
(終)
「須藤先生。熱中症を予防するには、水分と塩分の補給が大切なんですよね?」
教室での保健体育の授業が終わったあと、僕は須藤先生のところに行って質問した。須藤先生は、日に焼けた男臭い顔にクシャっとした笑みを浮かべると「そうだぞ」と返事をした。
「具体的にはスポーツドリンクか、あとはミネラルが補給できる麦茶だろうな」
「なるほど……つまり【須藤先生の汗も、水分と塩分が同時に摂れるので】効果的ということですよね?」
ぐわん、とした大気の歪みが、僕を中心に広がった。先生は一瞬、めまいを感じたように足をふらつかせたが、僕の質問に答えた。
「そうだな。確かに……【俺の汗も熱中症の予防に効果的】だな」
「じゃあ、舐めさせてもらっていいですか?」
「おう。いいぞ」
須藤先生は白いポロシャツを無造作に脱ぐと、腰に手を当てて仁王立ちした。水泳の授業で日に焼けた肌。三十代半ばの男の、ムワリと薫る体臭。僕は須藤先生の肌に鼻先を近づけると、厚い大胸筋の間にひとしずく垂れていた汗を、ちろりと舐めた。
「あぁ……」
僕の頭上から、須藤先生の深い溜め息が聞こえた。筋肉質で新陳代謝の高い、熱気を帯びた肌。男性フェロモンに満ちた須藤先生の体臭は、少し癖のあるスパイスのような薫りがした。塩っ気のある須藤先生の汗を、分厚い大胸筋の谷間から、右の乳首にかけて舐めていった。先生は「あっ」とか「ううっ」と言いながら、じっと耐えていた。
そしていよいよ、僕の舌が乳首に到達すると、須藤先生がひときわ大きな声を漏らした。
「だ、だめだ遠藤くん。そこは……はうっ!」
僕を引き剥がそうと、先生の両手が僕の後頭部に回る。しかし僕の舌が乳首を舐め始めると、先生の手は止まってしまった。そしてゆっくりと、僕の頭を撫で始めた。
「あぁぁ……いい……」
須藤先生の股間が、ゆっくりと固くなっていった。
(終)
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やってみてわかりましたが、なかなか難しいですね。「800字で文章を書く」こと自体は出来るのですが、「800字で小説を完成させる」となると、一気に難易度が上がります。「言葉を取捨選択して、書きたいことを書く練習」になりますね。
漫然と人物紹介に費やしていると、あっという間に700字くらい埋まってしまうので、自分が書きたいことは何なのかを、問い続けながら書くことになります。どんどん小説が研ぎ澄まされていくので、小説の練習としてはかなりアリです。
これからも書き続けていくつもりなので、リクエストしたいお題があれば、この欄のコメント欄にどうぞ。ただ、複雑な話を800字で書くのは難しいので、お題は単語ひとつでくださると嬉しいです。
くろねこ@9605
2020-09-18 01:26:42 +0000 UTCみっくん
2020-09-16 00:25:53 +0000 UTCくろねこ@9605
2020-08-28 20:38:52 +0000 UTC羊谷 日辻(ひつじたにひつじ)
2020-08-28 18:14:47 +0000 UTCくろねこ@9605
2020-08-21 04:13:26 +0000 UTC黒竜Leo
2020-08-20 15:47:30 +0000 UTC