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くろねこ・オリジン〜催眠ゼミ中学講座について〜

 皆さんこんにちは。くろねこです。

さて、過去作を語るこのコーナー。今回は『催眠ゼミ中学講座』について語ろうと思います。

 

(勘の良い方はお気づきかもしれませんが、実際に書いた順で言うと、前回語った『寄生キャンプラグビー部編』の後には『とある録音記録』という作品を書いているのですが、とても短い作品なので、別な機会に語りますね)



 催眠ゼミ中学講座のURLはこちらです。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=345573


 タイトルの時点でバレバレですが、この作品は、思いっきり某通信講座がモチーフです。教材として、体育会系の男が家に送りこまれて来たら、エロいよね!?という発想から始まっています。


「教材」になった先生が体育大の水球部員なのは、当時水球の存在を知ったばかりで、小説に出してみたかったからですね。それと、この作品で登場する洗脳用ペンライトは、MIBというSF映画の記憶消去ライトがモチーフになっています。一瞬で記憶を消去して、別な記憶を植え付けるってエロいなと、MIBを観たときから感じていたので、出してみました。


 通常、MC作品の被洗脳者は、洗脳者によって洗脳されることで話が進みます。しかしこの作品が、他の作品とちょっと違うのは「被洗脳者である家庭教師の先生が、既に『催眠ゼミ』によって洗脳済であること」「主人公は既に洗脳済の被洗脳者を対象として、洗脳の方法を学んでいく」ということですね。複数の洗脳者がいるものの、洗脳者同士は対立しておらず、ある意味で協力して被洗脳者を洗脳していきます。


 書いている当時はそこまで深く考えて書いていませんでしたが、この構図は結構面白いなと今でも思っています。海外のMC作品で、タイトルはちょっと失念してしまったのですが、複数のMC能力者(憑依能力者や、洗脳能力者など、ちょっとずつMC方法が違う人たち)が、週末にバーで集まって、互いの能力を使って他の客たちをMCしていく、という一風変わった小説を読んだことがあります。


 複数のMC能力者を出すと、対立する展開になる小説もありますが、こういった風に協力したり、あるいはゲームのように競い合ったりする小説なら、いずれ書いてみたいなと思っています。例えば複数のMC能力者が協力して、ヒーローの基地や警察署を攻略したりとか。これなら様々なMC方法を描ける上に、あるMCで弱点になる部分を、他のMC能力者が助けたりとか、色々な展開が作れそうです。


 話を催眠ゼミに戻すと、後半に登場する猪狩くんが入っている培養ポッドは、映画のマトリックスに登場するカプセルのイメージですね。ちょっと色合いなど変えていますが。猪狩くんが人格だけでなく、体型ごと変えられてしまう部分は、より彼の尊厳を踏みにじっている感じがして、書いていて興奮しましたね。


 催眠ゼミに関しては、登場人物やシチュエーションを変えれば、続編を書けそうな題材ではあるんですよね。現実の某ゼミでも、時代の変化とともに教材にタブレットが付いてきたりと、変化がありましたし、その辺りを踏まえて書くのも楽しそうです。

 

 今作では「採点」までは描きませんでしたが、実際に「採点」された教材が主人公のところにやって来て、採点結果を教材になった人物が自分で喋ったりするのも、興奮しそうなシチュエーションですね。


 それでは、今日はこの辺で。まだ梅雨も明けませんが、皆さんもどうか、健やかにお過ごしくださいませ。

くろねこ・オリジン〜催眠ゼミ中学講座について〜

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