皆さんこんにちは。ポケモンの厳選進んでいますか? くろねこです。
前回の小説講座では、読者の皆さんから頂いた3つの提案を元に、体育教師を洗脳する小説を書きました。小説のURLと提案の内容を、それぞれ載せておきますね。
(小説が載っている、前回の講座はこちら)
https://www.pixiv.net/fanbox/creator/316319/post/645916
①Ton爆Toさん
自身が今までオナニーあるいは射精をしたことがないと(アプリの力で)思い込んでいて、なんとなく(もちろんアプリの力で)授業中に弄っていたらつい精通(と思い込んでいる)してしまい、恥ずかしさで悶えている。
チャイムが鳴ると、授業中に射精した事は覚えているが、どうしてそうなったかは忘れてしまい、また弄りだす。またチャイムが鳴ると、(以下略)
②Leoさん
くろねこ先生の講座ありがとう。
武本先生が生徒(アプリユーザー)に個人指導(=シコル/フェラ)するシーンは見たいです!
③スキップさん
わかりやすい小説講座ありがとうございます。
案は
「武本は田所のスマホに気付きスマホを取り上げて書いてある内容を見てしまう。武本は今下半身を露出しているのはおかしいことなのか…?と疑念を持ってしまうが…」
(この記事中では、それぞれの提案を簡略化して、以下のように表記していきます)
①「射精の記憶リセットと、無意識な自慰」
②「性的な生徒指導」
③「田所のスマホを見て疑念を抱く」
今回の講座では、僕がこの3つの提案を元に、どのように話を組み立てていったのか、という点をお話したいと思います。
※
・3つの案を、どの順番で書くべきか?
小説の展開を考える上で迷うのが、書きたい場面をどのような順番に書いていくかです。基本的に、MCや性的な度合いは、弱い場面から強い場面へと書いていった方が良いと、僕は考えています。
以前の小説講座( https://www.pixiv.net/fanbox/creator/316319/post/579905 )でも、この問題についてお話したことがあります。そこからポイントを引用してみます。
>先に「性的な度合いの強い場面」を書いてしまうと、後に書いた「性的な度合いの弱い場面」の印象が、薄くなってしまうのが、お分かり頂けるかと思います。
>この問題を回避するために、まずは自分が書きたい展開を箇条書きにしてみて、性的な度合いの弱い順から強い順へ、並べ替えしてみることをお勧めします。
以上を踏まえて、3つの提案をそれぞれ詳しく見てみましょう。
①「射精の記憶リセットと、無意識な自慰」
→記憶の改竄と、無意識下の自慰。さらにチャイムで条件付けした上で、再度の記憶改竄。MCの複雑さは、3つの提案の中でも一番でしょう。性的な度合いの強さについては、自慰であるという点と、大勢の生徒たちの目の前で射精する(本人は精通だと思いこんでいる)点のどちらに重きをおくかで、人によって評価が変わってきそうです。
②「性的な生徒指導」
→「性的な行為を生徒指導と誤認する」という認識改竄のMCですね。MCの強さ、性的な度合いの強さも両方兼ね備えています。①よりもMCの構造自体はシンプルです。
③「田所のスマホを見て疑念を抱く」
→3つの提案の中で、この提案だけ他と違います。MCも性的な要素も、この提案そのものには含まれていません。体育教師が、自分の記憶や認識が操作されているのではないかと、疑うきっかけになる場面です。
※
・①と②はどちらを先に書いたほうがいいのか?
さて、3つの提案を一通り見てみました。
MCや性的な度合いを考慮すると、僕としては
②「性的な生徒指導」→①「射精の記憶リセットと、無意識な自慰」
の順番で書きたいと考えました。
理由は、MCの複雑さで、②「性的な生徒指導」<①「射精の記憶リセットと、無意識な自慰」であるという点です。性的な度合いの強さについては、先に述べた通り、①は人によって評価が変わって来そうです。ですが僕としては「記憶改竄によって、体育教師本人は、生徒たちの前で精通したと思いこんでいる」ので、性的な度合いも①は強いと判断しました。
そのため、まずは②「性的な生徒指導」によるシンプルなMCで、体育教師が洗脳されている様子を描いて話の導入部とし、それを踏まえて①「射精の記憶リセットと、無意識な自慰」という、複雑な条件のMCを描く──というように、僕の中で話の組み立て方が決まりました。
※
・③は配置によって話が大きく変化する「ジョーカー」
②→①という順番は決まりましたが、③はどうでしょうか。③それ自体にはMCや性的な要素は含まれていませんが、これをどこに配置するかで、全体の話が大きく変わってきます。
③を一番最初に配置して③→②→①という順番にすると、体育教師が自分の行動を疑いながら、生徒へ性的な生徒指導や授業中の射精をする話の流れになります。悶々としながら破廉恥な行動をしてしまう体育教師という雰囲気でしょうか。
一方、②→①の間に割り込ませることで②→③→①という順番にすると、生徒指導→自分の行動を疑う→授業中の射精という話の流れになります。授業中の射精だけ、自分の記憶や認識を疑いながら絶頂してしまう感じですね。
あるいは最後に配置して、②→①→③という話の順番にすると、生徒指導と授業中の射精は違和感なく体育教師はしてしまいますが、最後に自分の行動を疑う流れになります。自分の行動を疑うまでに、様々な破廉恥な行動をしてしまうので、恥ずかしさも大きそうです。
③をどこに配置するかは、僕も悩みました。どれも話の流れとして有り得そうな感じです。読者の皆さんは、僕が最終的に選んだ順番はご存知のはずです。僕は、③を一番最後に配置する②→①→③の順番で小説を書きました。では、それはなぜなのでしょうか。
・③は体育教師だけでなく、主人公の行動にも大きく影響する
ここで考えるべきなのは、主人公の行動です。体育教師が洗脳に気づいたとなると、主人公もそれに対して何らかの反応をするはずです。主人公が、洗脳を疑っている体育教師を再度洗脳する場合、それは①と②よりも強烈な洗脳になるはずです。③の提案自体にはMCの要素が含まれていませんが「③に対する主人公の行動」も含めて考えると、①や②よりもMCの強さは上になってきます。
よって、③は一番最後に配置することになります。
※
・まとめ
3つの提案をどのような順番で書くのかを、今回の小説講座で見ていきました。その結果決まった順番が、以下のものですね。
②「性的な生徒指導」→①「射精の記憶リセットと、無意識な自慰」→「田所のスマホを見て疑念を抱く」
小説を書くときに、どのような順番で書くのか迷った場合や、書き始めたのにうまく書き進まない場合。それは、この順番がうまく噛み合っていないことが原因かもしれません。よく「小説を書く前にプロットを書いた方がいい」と言われるのは、書きたい要素を順番に並べることで、順番の噛み合わせが上手く行っているか、確認する意味合いもあります。
プロットと言っても、人によって書き方は様々です。次の小説講座では、プロットの書き方について扱おうと思います。それでは。
くろねこ@9605
2020-01-14 13:00:52 +0000 UTC黒竜Leo
2020-01-13 17:15:20 +0000 UTC