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くろねこ@9605
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須藤先生は匣の中〜36歳体育教師の人格を、まるごとチンポに詰めちゃいました〜

 須藤先生が行方不明になってから、二週間が過ぎた。


 東ヶ丘第二中学校、3年1組には独特の緊張感が漂っていた。高校受験を控えた11月。生徒みんなが神経質になっていたところに、担任の須藤先生が失踪したのだ。それも、普段どおりに授業を行っていた、木曜日の放課後に。臨時の全校集会や、保護者への説明会、警察の捜査……そういった出来事が、二週間のうちにあっという間に過ぎていった。今は、2組の村川先生が臨時の担任として1組も受け持っている。


「なあ、よっしー。須藤先生の件で、妙なところがあるって話、知ってるか?」


「妙なところ?」


 須藤先生の失踪から二週間後の、月曜の朝。登校して鞄を机に置いたところで、前の席の田島が、僕に話しかけてきた。よっしーというのは、僕のあだ名だ。田島は後ろ向きに椅子に座ると、ずずっと僕の席に寄せてきた。


「うちの学校、監視カメラがあるのは、校門と玄関、先生たちの駐車場だけなんだけどさ。朝に須藤先生が学校に来るところは映ってるんだけど、出ていくところは、どこにも映ってないんだって」


「へえ……ていうか田島はなんで、そんなことまで知ってるの?」


「職員室に提出物出しに行ったときに、先生たちが喋ってるの聞いた。やばくね? これ、ミステリーじゃん! 密室だよ密室!」


「うーん。でもさ、密室っていうほどじゃなくない? 校門使わないでグラウンドから出れば、カメラには映んないんだし」


「それはそうなんだけどさー」


 僕は田島と話しながら、今日の時間割をチェックした。英語も国語も、課題になっていた範囲の問題集は終わっている。須藤先生がいなくなっても、今日もいつも通りの月曜日になりそうだ。


「ほらみんな、席についてー」


 しばらくすると2組の村川先生が、教室に入ってきた。須藤先生はガッチリしていて男らしい雰囲気だったけれど、村川先生は細身の女性の先生だ。村川先生は2組のホームルームが終わってから1組に来るので、時間がやや遅めだった。


「つーかほんと、須藤先生どこに行っちゃったんだろ?」


 田島はそう言って、身体を村川先生の方に戻した。僕は机の横に掛けた、学校指定の通学鞄の中を見た。教科書やノートの脇に、翡翠色に塗られた寄木細工の小匣があった。


 失踪した須藤先生は、今はこの匣の中にいる。それは僕だけが知っている秘密だった。



 僕がその匣を見つけたのは、偶然だった。

掃除当番で理科室と理科準備室の掃除をしたときに、準備室の棚の奥に綺麗な色の匣があるのを見つけたのだ。


「何の匣だろう」


 翡翠色に塗装された、木製の匣。両手を掛けると、パカッと気持ちよく開いた。内底には真紅のクッション生地が張られていて、一緒に古びたメモが四つ折りになって入っていた。メモを広げると、細かい字で文章が書いてあった。


──好きな人を、匣に入れちゃおう。

──使い方。匣を開いて、中に入れたい人の名前を呼びましょう。

──相手が返事をすれば、匣の中に入ります。

──匣の中に入れた相手は、永遠にあなたのものになります。


「なにこれ? どういうこと?」


 僕がメモを読んでいると、隣の部屋から僕を呼ぶ声がした。一緒に当番をしている生徒が、理科室の掃除を終えたらしい。


「あー、もうすぐ終わるよ。後から行くから、先に戻ってて」


 僕は匣を片手に、そう返事した。



 3年1組を担任している須藤浩司先生は、いかにも体育教師といった外見の先生だ。日に焼けた肌と、白いポロシャツがよく似合っている。紺のジャージの股間は、割ともっこりしていて、たまにふざけた男子生徒に揉まれて、こらこらと引き剥がしたりしている。僕は毎年水泳の授業が楽しみだった。競パン姿の須藤先生の厚い胸板を、存分に見ることが出来る。あまり目立たない僕のような生徒のことも気にかけてくれていて、よく声を掛けてくれていた。


「どうした? 吉岡」

「おいおい。朝から返事に元気がないぞ? 先生はそれだと寂しいな」

「とりあえず、ドリブルの基本をおさらいしてみよう。いいか? 吉岡。先生の動きをよく見ていてくれ」


 僕は先生と話す時間が大好きだった。でもそれも、もう今年でおしまいだ。

僕はもう中学三年生で、来年の春には卒業してしまう。今年の水泳の授業も終わってしまったから、僕はもう、須藤先生の水着姿を見ることは出来ない。だからあの匣のメモを読んだときに、真っ先に須藤先生のことを想像した。


──須藤先生が、永遠に僕のものになればいいのに。


 グツグツと、どくどくと、僕の心の底の方で、何かが煮えたぎっていた。須藤先生のことを考えるたびに、それが沸騰しそうになる。須藤先生は結婚していて、奥さんも子どももいるらしい。本当なら、僕が独り占めしていいような存在じゃない。でも僕は、須藤先生を自分のものにしたかった。


 だから駄目で元々で、あの匣の言うとおりにしてみた。


「あのー、須藤先生」


 僕は須藤先生が一人になるタイミングをずっと見計らっていた。箱を拾ってから四日後に、そのチャンスはやって来た。ひっそりした放課後の廊下。僕は廊下を歩いていた須藤先生を、後ろから呼び止めた。手にはあの匣を開いて持っている。僕の心臓がバクバクと鳴っている。まさか、本当に須藤先生が僕のものになるはずがない。きっとこの匣は、誰かが残したイタズラだ。だから須藤先生が返事をしても、何も起こらずに、先生から「その匣は何だ?」とか聞かれて「あっ、えっと、落とし物なんですけど……」って手渡しておしまい。そうに違いない。だから、そんなに期待しちゃいけない。


 そう思っているのに、僕はどこかでこの匣が本物であることを期待していた。心の中の、ずっと奥の方、底の方で、また何かが沸騰していく。この匣が本物なら、これからずっと、須藤先生は僕のものだ。だから早く返事をして、須藤先生。みんなの先生から、僕だけの先生になって。お願い。


 須藤先生が振り返った。日焼けした彫りの深い顔で。ごつごつした大人の男の顔で。その唇が開く。


「ん? なんだ? 吉岡──」


 その言葉が、突然途切れた。突然ギュオッとものすごい風が起こり、須藤先生が一瞬で匣の中に吸い込まれたように見えた。僕は余りの衝撃に、後ろに倒れ込んだ。


「えっ、嘘! うわっ!」


 驚く僕をよそに、匣が宙を舞って、ドガッと重たい音を立てて廊下に落ちた。蓋が勢いよく閉じる。僕は周りに誰もいないのを確認しながら、匣に近寄って、持ち上げようとした。さっきまで軽かったのに、今はかなり重い。そっか。これが須藤先生の体重なんだ、と直感した。匣がブルブルと振動していた。耳を澄ませると、それは須藤先生のくぐもった声だった。中で須藤先生が大声を上げていて、その声が内部で反響して、匣全体が振動していた。


──ん゛〜!……ン゛ン〜ッ! ンぁ゛〜ッ!


 叫ぶのではなく、悶えるような声。なんだかエロい雰囲気で、僕も呼吸が荒くなるのを感じた。すると、匣がどんどん軽くなっていく。須藤先生の悶える声が、だんだん小さくなっていく。かなり匣が軽くなり、僕が手で持てるようになったところで、匣の蓋が自然に開いた。


「えっ、これって……」


 匣の中には、ねばねばとした白い液体──どうみても精液にまみれた、大人のチンポがあった。軽く勃起している。お父さんのよりも大きくて、太い。保健体育の教科書に載っていた絵よりも、雁首が立派で、金玉もごろっとしている。チンポはピクピクしながら、先端から白い汁をゆっくりと垂れ流していた。


「これ……もしかして……須藤先生なの……?」


 僕は匣を前にして、呆然と呟いた。



 家に帰ってから、取っておいた説明のメモを読み返した。すると、内容が以前と変わっていた。


──おめでとうございます。あなたの愛する人は、永遠にあなたのものになりました。

──人間に戻す方法はありません。

──人間だった頃の、記憶も人格も意識も全て、現在もそのまま保っています。

──視覚は退化していますが、聴覚はあります。

──話しかけると、その内容を理解することが出来ます。

──感情表現の方法が「勃起」「萎える」のいずれかしかありません。勃ちあがりの微細な違いを感じ取って、コミュニケーションしてみましょう。

──食事も睡眠も不要ですが、ずっと匣の外に出していると元気がなくなってきます。そんなときは、匣の中に戻しましょう。一晩経てば、元気な姿になります。

──それでは、愛する人との毎日を楽しんで下さい。


「この匣、本物だったんだ……」


 家に帰った僕は、自分の部屋で「須藤先生」を匣から出すと、乾いた精液がこびりついた須藤先生を、ウェットティッシュで綺麗にしてやった。ひんやりしたウェットティッシュの感触に「須藤先生」はビクリとのけぞるような動きをすると、デカかったチンポが萎えて来てしまった。厚めの皮が余り気味になっている。


「須藤先生、本当にごめんなさい」


 僕は須藤先生に謝って、これまでのことを説明した。須藤先生はじっと話を聴いていた(というか、見た目には萎えたまま)なんだけど、話が終わると、急に勃起し始めた。グッグッとデカい亀頭を振り回すように動き、血管の浮き出た太い竿がビクビクと震えている。全体的に色黒で、雁首がグッと張り出していて立派で……すごくエッチなおちんちんだ。僕はメモをもう一度読んだ。


──勃起は「興奮している」という感情のサインです。強く感情が動いている印です。どのような気分なのか、次の方法を使って質問してみましょう。


 僕はメモの通りに、須藤先生に話しかけてみた。


「須藤先生。これから質問するので『はい』なら一回ビクッてしてください。『いいえ』なら二回ビクッてしてください。僕の言っていること、わかりますか?」


──ビクッ(はい)


「須藤先生は、自分がおちんちんになっていること、わかりますか?」


──ビクッ(はい)


「今は、気持ちいいですか?」


──ビクッビクッ(いいえ)


「元に戻りたいですか?」


──ビクッ(はい)


「僕のこと……怒ってますか?」


──ビクッ(はい)


 そりゃそうだよね。奥さんも子どももいたのに、いきなりおちんちんの姿に変えられちゃって。しかも、人間にはもう戻れないなんて。でも……もう、須藤先生はおちんちんなんだ。どれだけ怒っても、僕に対して勃起することしか出来ないんだ。だから、まずはそれを思い知ってもらおう。


「ふふっ。須藤先生、怒ると怖かったけど……今はもう、勃起することしか出来ないんですよ? せめてこれからは、僕が先生のことを、気持ちよくしてあげますね」


 僕は「須藤先生」を手にとった。どくんどくん脈打っていて、温かい。僕は右手で輪を作ると、興奮して先走りを垂れ流している須藤先生の亀頭を、ゆっくりと擦り始めた。「須藤先生」は自分が何をされているのか気づいたみたいで、さらに興奮して、ビクンビクンと僕の手の中で暴れ始めた。自分のおちんちんを擦るのとは、全然違う。大人の男の、太いチンポをグッグッと擦る感覚に、僕も鼻息が荒くなってきた。


「須藤先生……すごい。こんなに大きくなって、固くなっちゃうんですね……」


 須藤先生はビンビンに勃起して、僕の手の中で反り返っていた。かなり怒っているのだろう。何度も竿を震わせて、僕の手から逃れようとしている。でも結局、おちんちんになった須藤先生に、僕から逃れる手段なんてあるわけない。須藤先生は僕の指先と擦れ合う度に、徐々に先走りを亀頭から垂れ流し始めた。擦れば擦るほど、須藤先生はさらにヌメヌメ、テカテカして、いやらしい肉の塊になっていく。デカい金玉が玉袋の中で、ぐりんぐりんと動き回っている。


「須藤先生、すっごいエッチですよ…………うわっ!」


 僕が夢中になって須藤先生を弄り回していると、唐突に、須藤先生が射精した。手の中で反り返った須藤先生が、悶えるように激しく痙攣する。亀頭から精液が噴き出し、学習机の上に勢いよく飛び散る。どろっとしていて、すごく濃い精液だ。須藤先生はヒクヒクと動き、亀頭から残りの精液を何度か吐き出した。その後は、ゆっくりと萎えていった。尿道口から、とろとろと、ゆっくりと汁が漏れている。木製の学習机の上には、須藤先生の射精した跡がありありと残っていた。白く濁った須藤先生の精液。辺りに漂う匂いは、僕がオナニーした後よりもずっと濃い、大人の男のエロい匂いだった。


「は〜……須藤先生の射精、とってもすごいですね……」


 僕は須藤先生の包皮をゆっくりと上下してあげた。まだ精液の残っていた亀頭と、包皮が擦れ合う。須藤先生が、ビクッと震えた。気持ちよかったですか? と須藤先生に質問してみたけど、須藤先生は僕を無視しているのか、それもと答える余裕がないほど気持ちよかったのか、何の反応も返さなかった。僕はティッシュで精液を拭って上げると、匣の中に須藤先生を戻した。



 須藤先生と僕の共同生活が始まってから、一ヶ月ほど過ぎた。

学校に持っていくこともあるけれど、学校で須藤先生を外に出すことは、ほとんどなかった。最初の頃は、学校のトイレで須藤先生を抜いてあげるのも面白いかなと思ったのだけれど、冬の学校のトイレは寒くて、須藤先生は縮こまってしまったので、二回目はやらなかった。家で一緒にお風呂に入れてあげたこともあったけど(もちろん、ボディソープの泡でヌルヌルになった須藤先生を、たっぷり扱いてあげた)、家族に見つかる危険もあったので、頻繁にはやれなかった。須藤先生を匣から出すのは、自分の部屋で、勉強の息抜きの時間にやるようになった。


 須藤先生は僕に怒っているみたいで、質問しても反応を返さなかったりしたけれど、そんなとき僕は、徹底的に須藤先生を弄り倒すようにした。何度も親指で亀頭をグリグリして寸止めを続けているうちに、先生もある程度観念したみたいだ。僕と須藤先生は、おちんちんの震えを使った奇妙なコミュニケーションで会話をしていった。


「須藤先生。今日は手でイカされるのと、口でイカされるの、どっちがいいですか? 手なら一回、口なら二回ビクッてして下さい」


──ビクッビクッ(口の方がいい)


「なるほど……それじゃ、始めますね。須藤先生、勃起して貰えます?」


──ビクッ(わかった)


 抵抗しても寸止め地獄が待っているだけだと悟った須藤先生は、大人しく勃起を始めた。ピンッと固く反り返り、亀頭の先端からじんわりと先走りがにじんでいる。僕は須藤先生に舌を這わせた。須藤先生はとても太くて、僕の口だと亀頭を入れるのがやっとだ。まずはいつも、舌で何度も須藤先生の竿や雁首を舐めることにしていた。


「んっ……須藤先生、気持ちいいですか?」


──ビクッ(気持ちいい)


 須藤先生がビクビクし始めたので、僕は口を開けて、須藤先生の亀頭を、口の中に迎え入れた。須藤先生の亀頭を頬張り、口の中で飴を舐めるように、舌で何度も何度もねぶりまわす。僕の舌が須藤先生の亀頭を、雁首をなぞる度に、先生はビクッ、ビクッと痙攣し、快感を感じているようだった。僕は手で持っている須藤先生の竿の根本を、ぐるりと回転させた。人間の身体では不可能な、回転するチンポ。僕は何度も何度も、須藤先生を口の中でぐりぐりと回転させ続けた。その度に、僕の舌が須藤先生の雁首をなぞる。


「んっ……!」


 反り返って固くなった須藤先生をしゃぶり続けていると、須藤先生のごろりとした金玉が、僕の手のひらの中で、次第に激しく動き回るようになっていった。やがて亀頭の先端から、苦味と塩味のある汁が吐き出された。射精。須藤先生の精液。もう子どもを作ることはない、須藤先生の精子たち。青臭さのあるそれを、僕は口の中でたっぷりと味わってから……ごくりと飲み込んだ。


「今日もすっごく濃かったですよ。須藤先生」


 僕は射精直後で萎えてしまった須藤先生を口から出すと、唾液と精液でヌルついた亀頭を、ティッシュで拭ってあげた。チュッと、須藤先生の亀頭にキスをする。


「須藤先生、僕のこと好きですか?」


 質問に答えるようになった須藤先生だけど、何度寸止めをしても、どれだけおちんちんをいじめても、この質問に「はい」と答えることはなかった。事務的に、義務的に……僕に逆らえないから勃起して、射精しているだけ……そんな雰囲気が伝わってくる。僕はこんなに須藤先生のことが好きなのに……悲しい。だから今日もしたこの質問は、須藤先生に与えた最後のチャンスだったんだけれど。僕は、先日また内容が変化した、説明のメモを見た。


──愛する人をさらに変えたいとき。

──愛する人の肌に、油性ペンなどを使って、文字を書いてみましょう。

──書いた文字の通りに、愛する人はさらに変わります。

──射精すればするほど、書いた文字の通りに変化していきます。


──「◯◯が好き」と書けば、特定の何かに対する好意が、射精の度に増えていきます。

──「太さが◯cm」と書けば、射精の度に肉体改造が進み、実際にその太さに近づいていきます。

──これらの効果は、書いた文字が消えるまで有効です。

──愛する人をさらにカスタマイズして、楽しみましょう。


「ふふふ。いいですよ、別に。僕のことが大好きになるように、変えちゃいますからね」


 僕は学習机のペン立てを見た。油性マジックが入っている。それを手に取ると、ゆっくりとキャップを外した。


 須藤先生は包皮で亀頭を包み込み、怯えたように縮みあがった。



「ん〜っ! 第一志望にも合格できたし! これで春休みはのんびり過ごせますね」


 翌年、3月中旬。僕は高校受験の結果発表を終え、のんびりと自室で過ごしていた。まだ肌寒いので、部屋のエアコンは須藤先生のために温かくしている。


「須藤先生……高校も一緒に通えるなんて、嬉しいです」


 僕は匣から出した須藤先生に、優しく声を掛けた。須藤先生の包皮には、竿には、金玉には……三ヶ月前に僕が書いた文字が、デカデカと残っていた。


──精力絶倫

──男好き

──マゾヒスト

──吉岡直人のことが大好き


 須藤先生は、周りの様子を伺うように亀頭を持ち上げると、警戒したように皮で亀頭を覆った。皮も厚く、竿も太く長い、立派な大人の男のチンポ。僕は、須藤先生をさらに改造するためにマジックで文字を書いたことも、先生に話していた。それから須藤先生は、以前のように僕への警戒を強めていた。今日も須藤先生は僕へ抵抗するつもりのようだ。須藤先生は勃起も射精も我慢することで、抵抗しようとしていたけれど……ふふっ、今日はどれぐらい我慢できるのかな。


「今日は須藤先生に、プレゼントがあるんですよ」


 僕はビニール袋に入れておいたモノを取り出した。ムッと鼻を刺激する臭いを放つ、大人用の靴下。昨日の夜に僕のお父さんが、穴が空いたのでゴミ箱に捨てていた靴下だ。それをこっそりと拾っておいたのだ。


「これ、僕のお父さんの靴下です。すっごく臭いんですけど……須藤先生って、嗅覚はあるんでしたっけ?」


 須藤先生はこれから何をされるのか、分かってしまったらしい。僕は須藤先生を手に取ると、お父さんの臭い靴下の中に、須藤先生を挿れ始めた。最初のうち、須藤先生はぐでんと萎えていたのだけれど、興奮してしまったのか、次第に勃起してきてしまっている。嫌がるように竿を仰け反らせているけど、亀頭と靴下の生地が擦れ合って、さらに固く勃起していった。結局須藤先生はろくに抵抗できないまま、くたびれて穴の空いた靴下の中に、ずるんと飲み込まれていった。


「おっ、全部入りましたね。どうですか? 須藤先生。僕のお父さんの、革靴の中で蒸れまくった、臭い靴下の味は」


 僕は須藤先生が出てこれないように、靴下の根本を縛った。そのまま机の上に横に置いて、須藤先生に声を掛けた。マジックで書き込んでから三ヶ月間。既に何度も射精し、男好きのマゾヒストへと順調に調教されてきている須藤先生。その須藤先生にとって「身体をおちんちんに変えられた挙げ句、教え子の父親の臭い靴下の中に詰め込まれる」という屈辱的な状況が、一体どんな意味を持ってしまうのか……こんなの、受験よりもよほど簡単な問題だった。


「あれ? 須藤先生? どうしたんですか?」


 須藤先生は、すっかり勃起していた。親指のところに穴の空いた靴下の生地を押し上げ、ピンっとそそり勃っている。射精すればするほど、須藤先生は男好きのマゾヒストになってしまう。精液を作る速度も濃度も増して行き、どんどん精力絶倫になっていく。教え子の父親の臭い靴下に興奮する、ド変態になっていく。そして、吉岡直人のことが──僕のことが、大好きになっていってしまう。


「ほらほら。そんなんじゃ、また射精しちゃいますよ。そうしたら僕のこと、どんどん大好きになってしまいますよ? いいんですか?」


 須藤先生の人生をめちゃくちゃにした僕のことを、どんどん好きになってしまう。その言葉に、須藤先生は悶えるように竿をクネらせた。しかし、それは逆効果だ。靴下の生地と亀頭が擦れ合う。それとも、須藤先生は射精したくて、あえてそうしているのだろうか? 僕はさらに須藤先生に気持ちよくなって欲しくて、言葉を重ねた。


「ほんと、須藤先生がこんなに変態だとは思いませんでした。確か去年の授業参観で、僕のお父さんと会ったことはありましたよね? その頃から僕のお父さんのこと見て、勃起してたんじゃないですか?」


 靴下の先端が、じんわりと黒く湿り始めた。須藤先生はグッグッと靴下の中で動き回り、赤黒い亀頭を靴下の先端に擦りつけ続けている。


「須藤先生、自分が何してるのか自覚してるんですか? おちんちんになった挙げ句、教え子の父親の靴下の中でガチガチに勃起して……興奮しちゃってるんですよ? 教師として、恥ずかしくないんですか?」


 肉塊の入った靴下が、ぐねぐねと机の上で悶える。机の表面には、粘っこい汁が垂れている。もうすぐ、須藤先生の中から溢れ出してしまう。もう奥さんを孕ませることのない、持て余した濃厚な精液が。僕への有り余る愛情が。須藤先生の中で際限なく増幅していって、行き場を失って……今日もまた、尿道口から溢れ出してしまう。


「もしかして……言葉責めだけで、また射精しちゃうんですか?」


 僕は須藤先生の詰まった靴下を持ち上げた。男の性欲がぎっしり詰まった靴下。なるべく須藤先生には触れないようにして、靴下を結んだところを持つようにした。靴下がぶるんぶるんと空中で揺れる。空中ブランコのように。僕の言葉で踊ってしまう、僕だけのかわいいピエロ。僕はため息混じりに、須藤先生の近くで囁いた。


「本当に……須藤先生って、ド変態ですよね。体育教師じゃなくて、おちんちんの方がお似合いなんじゃないですか?」


 もうそろそろ限界かな? と思ったので、僕は須藤先生をコンビニのビニール袋の中に入れた。お父さんの靴下を入れていたビニール袋だ。須藤先生は反り返り、ビクッビクッと小刻みに震え続けている。須藤先生をイカせるのは楽しいけど、最近は精液の量もかなり増えてきたので、なるべくビニール袋の中で射精させるようにしていた。部屋も汚れちゃうし。


「ほら、さっさと射精しなよ。変態体育教師。どうせ保健体育で男の身体の仕組みを教えてるとき、興奮してたんでしょ?」


 その言葉で、須藤先生は絶頂に達した。屈辱と快感が須藤先生の中で肥大化して、ぱちんと弾けた。靴下の中で、固くそそり勃った須藤先生が、悶え狂うように竿をくねらせる。ガサガサとビニール袋が音を立てる。改造された金玉が、大量の精液を竿の中へと送り込む。僕に抵抗するため、絶対に射精しないと決心していたはずの須藤先生は、男の生理現象に抗いきれずに、ドプドプと精液を溢れさせた。靴下の先端から、濃すぎて黄ばんだ精液が、次々に溢れてくる。


 須藤先生はたっぷりと一分以上射精を続けると、ゆっくりと萎えていった。ビニール袋の底には大量の精液が溜まっていて、須藤先生はその中に、靴下ごと浸かっている。お父さんの靴下は須藤先生の精液が染み込んで、ぐちょぐちょになっていた。


「ふふっ。先生だった頃はカッコよかったのに……今はすごく情けない姿ですよ、須藤先生」


 僕が声を掛けると、精液に浸かった肉厚な靴下が、ぴくっと動いた。僕はビニール袋に手を突っ込み、精液まみれの靴下に詰まった須藤先生の、雁首のくびれの辺りを指で擦ってみた。精液をたっぷり吸ってヌルつく靴下の生地と、須藤先生の性感帯が擦れ合う。すぐさま靴下の中で、須藤先生が固くなる気配がした。射精したばかりのチンポを弄られた須藤先生は、そのまま扱かれ続けると、あっけなく二度目の絶頂に達した。イケばイクほど、精力絶倫になってしまう須藤先生にとって、これぐらいのペースでの射精はお手の物だ。


「それじゃ、また聞いてみましょうか。須藤先生、僕のこと……好きですか?」


 僕の手の中で、精液で重くなった靴下に詰まった体育教師が、ビクッと一度だけ動いた。僕は靴下の結び目をほどくと、須藤先生を外に出してあげた。須藤先生は、精液でギラリと亀頭をテカらせた姿で、しかも連続で射精したばかりなのに、ギンギンに勃起していた。


 僕がチュッと須藤先生の亀頭にキスをすると、須藤先生の睾丸がきゅうんとせり上がった。そして須藤先生の尿道口から、睾丸で作られたばかりの精液が、ゆっくりと竿を伝って流れていった。それは須藤先生が流す、涙のようだった。須藤先生は、僕とのキスだけで、三度目のオルガスムスに達したのだ。我慢していたけど、僕のことが相当好きになっていたのだろう。血管の浮き上がった須藤先生の竿が、ドクンドクンと脈打っている。激しかった一回目と二回目の射精と違い、ゆっくりと長く、じわじわとイキ続ける、甘い射精。須藤先生はピンっと勃ち上がり、その快感を存分に味わっているようだった。


「やっと身も心も、僕のモノになってくれましたね。須藤先生」


 僕の手の中で、須藤先生は再びビクッと震えた。そして恥ずかしそうに、気持ちよさそうに竿をくねらせながら、精液を漏らし続ける亀頭を僕の頬に擦りつけてきた。僕は須藤先生を、ゆっくりと口に含んだ。須藤先生の亀頭に舌を絡ませ、その濃厚な精液を舌で堪能しながら、今度はどんな風に須藤先生を改造しようかと考えていた。


(終)



──────────


 今回は珍しく、人体改造モノです。改造+洗脳要素も入れたかったので、こういった形となりました。条件づけ次第で他にも色々やれそうなので、他の人物がチンポ化させられる話も書いてみたいですね。

須藤先生は匣の中〜36歳体育教師の人格を、まるごとチンポに詰めちゃいました〜

Comments

コメントありがとうございます! 長文の感想、大好物なので、貰えるとすっごく嬉しいです。 元々、ノンケ向けで「クリボックス」という人間のクリトリス化のジャンルがあり、それを読んで「クリボックスをゲイ向けにした、陰茎化版の小説ってあるのかな?」と思って調べたのが始まりです。結果、数人の人が書いているだけで、そこまで作品数が多くなかったので「じゃあ自分でも書いてみようかな」と思い、書いてみました。 確かにこの作品みたいに完全に陰茎化してしまうと、意思疎通に難があるんですよね。甘党さんのコメントを読んで思いついたのですが、例えば何らかのアプリを使って陰茎化を行い、陰茎化された人の考えていることがアプリ上に表示される──とかなら、意思疎通も容易だなと思いました。さらに洗脳や改造をしたいときも、アプリで行うとか。 とはいえ、口だけ残すのも面白いですね。その口を使ってフェラさせて、飲んだ精液と陰茎化された人自身の精液が混じり合って亀頭から噴き出すとか、かなり屈辱的でエロそうです。このジャンルはまだ手を付けたばかりなので、他にも色々書いてみたいですね。

くろねこ@9605

(クソ長文失礼しました…)

甘党

(1年前の作品にコメしてすみません…昨日入会したもので…) 素敵な作品ご馳走様です…m(_ _)m 前に別の方の作品で、腕と足が消失して睾丸が肥大化し、口から精液が出るようになる、という人間の形を残したままの陰茎化を見たことがあるんですが、完全に陰茎化するのは初めて読みました…満足に意思疎通ができるのも、この作品みたいに少ししかできないのもどっちもいいんですよね…ゲイものだとニッチなジャンルですが、僕はすごく好きです。こう、 なすがままにされる感じが…笑 前述の人間の形を残したままの 陰茎化のバージョンも、ちょっと 見てみたかったり…笑 とにもかくにも、良作品を ありがとうございましたm(_ _)m

甘党

ありがとうございます! 人体改造モノは、あまり書いたことがないので、いろいろと模索していきたいです。

くろねこ@9605

珍しく人体改造モノを見た! 凄くムラムラしてきます!

黒竜Leo


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