世界が【救われてしまった】日から、一ヶ月ほどが過ぎた。 「あっ、あっ……」 起床時間に設定していたアラームよりも先に、俺の意識は快楽と共に浮かび上がった。寝苦しい夜が続いていたので、ブリーフとタンクトップだけで寝ていたのだが、俺の穿いていたブリーフはいつの間にか脱がされ、何者かが俺のチンポをしゃぶっていた。 「んあぁぁっ……!」 目覚める前から発情していた俺の身体は、もはや射精寸前であった。ビクビクと太腿の内側が痙攣し、睾丸がせり上がる。そのまま起き抜けに絶頂に達した俺は、情けない声を上げながら射精してしまった。 「……おはよう。親父」 高校生の息子の康平が、日焼けした顔ではにかんだような笑みを浮かべていた。たったいま射精したばかりの俺の精液が、口の端から顎まで、とろりと垂れていた。 「ああ、おはよう」 俺はベッドから身体を起こすと、康平を抱き寄せ、精液臭い唇に接吻をした。 ※ 一ヶ月ほど前に、何の前兆もなく、唐突に世界は【救われてしまった】。 あらゆる悪意が地球上から消え失せた。 あらゆる争いが地球上から消え失せた。 あらゆる病気が地球上から消え失せた。 犯罪者は泣きながら全ての罪を自白した。 争っていた国同士が友好宣言を発表した。 余命間際の患者が、突然に健康になった。 そして、代わりに世界は愛で満たされた。 全くの他人同士、あるいは親子、兄弟姉妹同士でも……誰に対しても、人類は深い愛情を抱くようになってしまった。 ※ 「んっ、親父……学校、遅れちまう……」 「ああ。そうだな……」 俺はしばらく康平とディープキスを続けていたが、康平の言葉にようやく身体を離した。世界が【救われる】前の俺と康平の親子関係は、険悪なものだった。反抗期の高校生と父親の典型。スマホ代の使いすぎで俺に叱られ、悪態をついていた康平の姿が懐かしいものに思える。康平はトイレへと向かい、俺はダイニングへのドアを開けた。 「あっ、あっ。やべっ、すっげ、締まるっ!」 ダイニングでは、昨日泊まりに来た康平の同級生である雄一くんが、妻を後背位で犯している最中だった。妻のショーツやスカートは脱がされ、椅子に引っ掛けてあった。俺はコップに水を注ぎながら、彼らに声を掛けた。 「おはよう。雄一くん。うちの妻を楽しませてくれているようだね」 「お、おはようございまーっす! おばさんのマンコ、マジですげー具合いいっすね!」 「そうかそうか。理沙もどうだ? 雄一くんのチンポは」 「えっ、ええ……雄一くんの、あなたのより短いけど、太くて、すっごく具合がいいわ……あああっ!」 息子の同級生にチンポを挿入され、幸福そうに喘ぎ声を上げる妻。その様子を見ているだけで、俺は妻と雄一くんへの深い愛情で胸が満たされるのを感じていた。俺はコップを流し台に置くと、彼らへと近寄った。 「なかなか……雄一くんの尻も、固くて揉み応えがあるじゃないか」 「あざっす! お、おじさん、そこはっ……!」 野球部で引き締まった雄一くんの尻を揉む。そして一ヶ月前から家のあちこちに常備するようになったローションを中指の先に付け、菊穴に少しばかり挿れてみる。ここ一ヶ月で多くの男性器を受け入れてきた肛門は、既に立派な性感帯となっている。そのまま第一関節、第二関節……とゆっくり挿し込んでいき、奥の方で指先をモゾりと動かし、前立腺を刺激してやる。そのたびに雄一くんの背筋が仰け反り、やがて雄一くんの肉体が限界に達した。 「マジでやっべ……! い、イキますッ!! うおおっ!!!」 ビクビクと雄一くんの逞しい肉体が震え、妻の膣内へと精液を注ぎ込んだ。その様子に俺は深い満足感を覚えていた。妻が息子の同級生に寝盗られたことが、嬉しくてたまらない。以前の俺ならば考えてもみなかったことだ。雄一くんとは昨日初めて顔を合わせたばかりだが、【世界が救われた】いまとなっては、初対面の相手だろうが、伴侶同然の深い愛情がすぐに芽生えてしまう。既に俺の中では、雄一くんは息子や妻と同じく、大切な存在だ。俺はヒクヒクと肩を震わせている雄一くんの坊主頭を撫でると、優しく声を掛けてやった。 「お疲れ様。妻もずいぶん楽しめたようだ。もし妻が雄一くんの子どもを孕んだらと思うと、楽しみで仕方ないよ。その場合雄一くんは、康平にとって義理の父親になるのかな?」 「そうっすね……そんときは、よろしくお願いします!」 雄一くんは芋臭い顔をほころばせると、とろんとした笑みを浮かべていた。 (未完) ────────── このあとは出勤して、異常が日常になってしまった社会の様子を描きつつ、満員電車の中で初対面の乗客と熱烈に愛し合ったり、嫌っていたはずの脂ぎった上司とラブラブセックスをする予定ですが、描写する人数が多くなりそうなので、今のところは未完成です。
くろねこ@9605
2019-06-30 20:58:16 +0000 UTC黒竜Leo
2019-06-30 16:33:20 +0000 UTC