皆さんこんにちは。誰でもない誰かの影、くろねこです。今日はMCモノを支える小道具、その変化について書いて行こうと思います。 僕自身がネットに触れるようになって、ネット小説を読み始めたのは2000年前後くらいからです。当時はMCホモというジャンル自体の存在を知らなかったので、ノンケ向けのTSFモノでMC要素のあるものを読んでいました。超能力ではなく、小道具を使うタイプの小説だと、当時はノートパソコンを使うものがちらほらありました(余談ですが、Satoさんの『際限のない遊び』というTSF小説がすごく好きでした。最初に変えられるのは身長や体重程度ですが、改変すればするほど、どんどん機能が拡張していくノートパソコンが出てくるのです)。 当時はスマホやタブレットもない時代、ノートパソコンが電子機器の最先端でした。「変化させる内容を入力したり、変化した結果を画面で見ることができる」という描写が可能なため、とりわけ常識改変、現実改変を伴うようなTSFと、相性がよかったのだと思います。 そのままノートパソコン→スマホ→タブレットと、順当に小道具も進化していくかと思いきや、その流れは一度ストップします。ある時期を境に、ノートパソコンではなく、文房具のノートを使った、MCやTSFの小説が激増しました。そう、漫画のDEATH NOTEの流行です。 DEATH NOTE自体にも、書かれた人間の行動を操って殺すという特徴がありますが、そのあたりが書き手の琴線に触れたのでしょう。名前を書かれた人間の肉体を書き換える、あるいは精神を変える「◯◯ノート」系の小説が、かなり生まれた記憶があります。今から考えると、ノートパソコンからノートって、退化してるじゃん!と思いますが、僕も当時は◯◯ノート系の小説が好きで、あれこれ読んだり、自分ならどんなノートを作るか考えていました。 DEATH NOTEの連載も終了し、さらにスマホの高機能化やタブレットの登場によって、TSFやMC小説でもそちらが採用されることが増えてきて、現在に至る──というような流れですね。 ※ このように、MCの小道具はその時代の流行りを反映しながら移ろってきました。あとは、まだ存在しない技術を想像して、小説が書かれる場合もあります。五感全てを反映するTVゲームの中で、ゲームキャラクターを改変されることで現実にも影響が出たり……といった類ですね。 今後VRやARの技術が普及してくると、MC小説もまた形が変わってくると思います。僕自身も、新しい技術を取り入れてMC小説を書くのが楽しみです。
黒竜Leo
2019-01-01 18:32:59 +0000 UTCくろねこ@9605
2019-01-01 08:07:57 +0000 UTC黒竜Leo
2019-01-01 05:42:46 +0000 UTC