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【SS+挿絵2枚】Face out Facing out. 外伝 part3 Bルート

Face out Facing out. 外伝 ~ダサいオレには、なりたくないから~

SS:ミケ空さん(https://www.fanbox.cc/@kaminagisora)、うらき

挿絵:うらき

fanbox post: creator/3284045/post/2214038

【part3 Bルート】

 終わらせたくないこの最高の時間。だけど、オレ達の身体はもう限界を迎えようとしていた。


「だけど…お互いボロボロだな。天ヶ瀬」

「…ッスね。次で最後っスね」

「ま、勝つのは俺だけどな」

「何言ってんスか。勝つのはオレっスよ」

「なら…決着にしようか…!」

「上等ッス!うおおおおおッ!」


 オレは水瀬さんへと踏み込むとカッと目を見開き、右フックを仕掛けた!そして、その瞬間に水瀬さんも動き――――


 バシィィィィィッ!


(…入ったッ!)

 水瀬さんの拳が届くよりも早く、オレの右フックがその顔面を綺麗に捉えた!



「がはッ!!」


 水瀬さんは青いマウスピースを吐き出すと、力をなくした人形のようにがくっとバランスを崩し、リングへと沈んでいった。


 ドタンッ!


「Down!1!2!…」


 オレはハアハアと大きく息をつきながら、カウントが進んでいく様子を呆然と見ていた。そして。


「10!Knock Out!」

 カンカンカーン!!


 ゴングが鳴り響き、会場中が大きな歓声に包まれる。


「…オレ…勝った…のか…?」

 まだ事態についていけず、勝利の実感がわいていないオレは、そのまま立ち尽くしていた。――だってあとほんの0.1秒オレの拳が遅かったら、リングに倒れていたのはオレの方だった。そんな気がするのだから。


――だが。そんなオレを観客たちの声が現実に引き戻す。


『よくやった天ヶ瀬ーッ!!』

『オラッ!!水瀬を犯せッ!!!』

「………へ?」


 オレは段々と自分の置かれた状況に気づき始める。ファイティングナイト。勝った者が負けた者を犯す世界。それは前の戦いで嫌というほどに思い知った。オレが勝った、ということは、今日はオレが犯す番というわけだ。


(や…ヤベェ…!ぶっちゃけ勝てるなんて思ってなかったから、試合の後のことなんて完全に忘れてた…!ヤらないとまた円の野郎にに難癖付けられてファイトマネー削られるよな…?こんな他の奴らに見られながらヤんのは嫌だけど、金には代えらんねぇし…)


 オレはダウンしたままの水瀬さんに目を移す。

(水瀬さん、リングでエロいことすんの嫌って言ってたよな…でも、オレだって退けない理由があるし、それに…水瀬さんが相手なら悪くねぇって思うし…)


 激戦で赤く腫れているとはいえ、水瀬さんの肌や髪が綺麗なことに変わりはなくーーむしろライトで照らされる汗ばんだ肌は、正直…すげぇエロく見えた。


「すぅーっ、ふぅーっ…よし!」

 オレは1つ深呼吸をし覚悟を決め、そして気付く。


(…で、セックスって…どうすりゃ良いのッ!?!?)


 女相手ですら童貞のオレが、男同士のヤり方なんて知るわけもない。オレは必死に頭を回すも、何も思いつかず。観客たちは犯せコールはでかくなるばかりだった。


『オラー!天ヶ瀬ー!さっさとしろー!』

『何チンタラやってんだよ!!』

(ガヤどもうっせぇ〜〜!そ、そうだ!水瀬さんなら教えてくれねぇかな!?)


 オレは、仰向けに倒れている水瀬さんに馬乗りのようになって顔をポンポンと叩いてみる。


「み、水瀬さん!水瀬さん!?」

「う、うーん…」

 だが、オレが何度呼ぼうとも、水瀬さんはうなり声を上げるだけで、一向に目を覚まさなかった。


(…やべぇよやべぇよ…何かしねぇと…えっと宮鷹の時は…とりあえず脱がしゃいいのか!?)


 オレは思い出したくもない記憶に頼りながら、水瀬さんのトランクスに手を掛け、ゆっくりとおろしていく。…水瀬さんは気絶しているようだったけど、その股間は媚薬のせいか大きくテントを張っている状態だった。


「…ごくっ…」


 その異様な様相に唾を飲み込みながら下げていくと―――やがて、水瀬さんのチンコがぶるんと露わになる。


(…うわ…これ……やべぇ……)


 人のチンコなんてまじまじと見たこともないオレは、初めてしっかりと見る他人の、水瀬さんのチンコを思わずガン見して固まってしまう。


『おい、天ヶ瀬!いい加減にしろよ!』

『ヤることもできねーなら金返しやがれ、腰抜け!』


 観客たちの怒声が強くなり、オレはまた現実に戻される。


『いい加減さっさとヤれよ!慧みてーにヤれねーとか抜かすなよ!?』

『それとも、まさか童貞かテメ―!?』

『童貞!童貞!ぎゃはははははっ!』


「ほんっとうっせぇなテメェら!さっきから好き放題言いやがってッ!そうだよ童貞だよ悪ィかよッ!!」

 童貞という言葉が頭に来たオレは観客席に逆ギレし始める。そんなときだった。


「彗……翔……?」


 目を覚ました水瀬さんは呻きながらも、オレのトランクスの端をガシッと掴んだ。

「!…水瀬さん!?目、覚めたんスか?大丈夫スか!?」


 オレは水瀬さんの顔を覗き込むように確認すると、水瀬さんは腫れた顔を見せながらもうっすらと目を開ける。


「…彗翔、お前…まさか、タチは…初めてか?」

「え…?タチ…?何すかそれ?モンハン?」

「彗翔…」

「え…?」


 水瀬さんはそんな俺の頭を、いきなりグローブで自分の顔へと寄せると


 チュッ


 そのままオレにキスをした。


「―――んっ!?」


 初めてのキスだった。唇と唇が重なり合い、不思議な感触が走り―――オレの頭の中は真っ白になった。


「…彗翔、大丈夫だから。力を抜いて……舌だして……」


 水瀬さんは小声でオレに囁く。…オレはあまりに突発的なことに体を固めながら、恐る恐る少しずつ舌を出す。すると、水瀬さんの口が小さく開き、そこからのピンク色の舌がゆっくりオレの口と中で絡みついてくる。


 ちゅっ…くちゅ…ちゅっ…ちゅぱっ…

(……なんだ…これ……ゾクゾク…する…!?)


 水瀬さんはオレと唇を重ねながら顔をずらし、舌を絡め、歯をなぞり、口の中をかき回す。その刺激にオレの頭はぼーっとして、何も考えられなくなっていく。…オレは気づくと自分からも舌を出し、水瀬さんとのキスにのめり込んでいた。


 やがて。

「…ぷはっ」


 水瀬さんとのキスが終わった時、オレは身体中が熱くなり、同時に自分の中のチンコが勃起していることに気づいた。


「…はあ…はあ…大丈夫か、彗翔」

 水瀬さんは息を荒くしながらオレに声をかけるも、

「…う……」


 オレはさっきのキスの感触で頭がぼーっとし、まともに受け応えもできなくなっていた。水瀬さんはそんなオレの体にハグをするように近づくと、今度はそのままリングへと押し倒した!


「…うあッ!?」


 リングマットに倒された衝撃にオレは小さく悲鳴を上げる。一方、水瀬さんは真っ赤な顔に虚ろな目をしながら、ためらいくなくオレのトランクスをずり降ろすと、オレの勃起したチンコに顔を近づけた。


「み、水瀬さん!?…何やってるん…ッスか…!?」

「なあ、彗翔…水瀬、じゃなくて慧って呼べよ…」

「へ…?んぁっ!?」


 バクッ


 水瀬さん、いや慧さんはオレのチンコをその口へと咥え、フェラをしだした。


 ぐちゅっ…ちゅっ…じゅうっ…


「う…あ…!うあっ!あっ!」


 慧さんの舌使いに、オレは声を上げ必死に体を悶えさせる。竿を丁寧に舐め回され、亀頭部に咥えるとじゅっと強めに吸い。カリ周りに舌を這わされるその度にまるで電気ショックのような快感の刺激が走り回り、オレはビクビクと体を震わせる。と、そんな時だった。


『おいおい、慧のやつ、自分から咥えにいきやがったぜ!?とうとう観念したか!?』

『あんだけイキがってボクシングだけしたいって言ってたやつも、このざまかよ!ぎゃはははは!』


 観客たちの声がオレの耳に入ってくる。

(…慧さん…リングでエッチなことは嫌って言ってたのに…)

 オレはそのことを思い出し、罪悪感が頭をよぎる。だが慧さんはそんな思いに気づくこともなく、オレのカリ周りを強く舐めた!


 チュパッ…クチュッ…!


「ぅああっ!?」


 強い快感にオレは体を強くビクつかせる。


「…ここが気持ちいいんだ、彗翔?」


 慧さんはそう言うと、オレのチンコのカリ周りを執拗に舐め回した。


 ぐちゅっ…ちゅばっ…ちゅぼっ…レロレロ…!


「うあっ!?慧…さ…ヤバ……い……!」


 オレは必死に声を出しながらも、快感に体をびくびくさせる。だが、慧さんはそれを楽しむかのようにどんどんとオレの弱点を攻め続ける。キスもフェラも初めてなオレに、それを耐えられるはずもなく―――


「うっ!あ…イ、イく…うああっ!?」


 ビュルルルッ!


 オレはあっさりと慧さんの口の中にザーメンをぶっ放した。…慧さんは少しだけ、ゴホゴホとむせる様子を見せると、やがて、こくんとオレの精子を飲み込んだ。


(やべ…気持ちよすぎて…もう…動けね…)


 初めてのフェラの気持ちよさに腰も砕け、疲労感も快感もMAXに達したオレはハアハアと息を切らす。だが。


「彗翔……まだ…」


 慧さんはそう言うと、今度はイって動けないオレの体に跨り騎乗位の態勢をとった。


「け…慧…さん…?」

「彗翔…まだ……俺を犯してない……大丈夫…だから…!」

「え…ちょ、待っ…!」


 待ってくれ、とオレが言うよりも早く。


 ズズズズズズッ!


「う、あ、あああああっ!?」


 慧さんはオレのチンコを自らのケツに挿入させた。初めての感覚にオレは堪らず声を上げる。


「ぐ…き…つ……!」


 一気に挿入させたせいか、慧さんは顔を歪ませる。だが、そのうちふっと笑顔を見せる。


「まだ…彗翔が俺を犯してないだろ…?俺は…いいから……彗翔に負けたから…」

 慧さんはそう言うと、オレの返事も待たずにして自ら腰を振り出すのだった…


 パンッ!パンッ!パンッ!

「うあ、あ、ああっ!」


 フェラとはまた違う快感だった。腰を動かされる度にオレのチンコは慧さんの中でぎゅうっと締め付けられ、その度に快感で全身が震えていく。


「…彗翔……彗翔…!…はあっ…!」

(ヤ…ベぇ…!気持ち…良すぎん…だろ……!)


 オレは喘ぎ声を上げながら、全身に走る快感に必死に身もだえをする。…男同士のセックスがこんなに気持ち良いものだなんて考えたこともなかった。

 観客たちはそんなオレらを笑いものにする。


『すげー試合だな!あの慧が自ら腰振ってるぜ!』

『あいつら二人、出来てんじゃねーの?!ぎゃははははは!』


 観客たちの言葉に再び罪悪感が溢れてくる。媚薬のせいか、はたまた、オレが何もできない不甲斐ないヤツなせいなのか。慧さんが自分からエッチをしにいくだなんていうのは、どう考えてもオレのせいだったからだ。でも、そんなことを考えられなくなるほどに、オレは慧さんを犯している快感に支配され、何も言えず、ただあえぐことしかできなかった。慧さんはやがてゆっくりと腰を動かしながら体を前へと倒すと、そのままオレの唇にキスをする。


 ちゅぱっ…ちゅっ…

「んっ…はあっ…!」


 舌と舌が絡み合い、さっきのキス以上に口の中にも快感が走っていく。同時に、チンコをぎゅっと締め付けられる。オレはその快感に飲まれるように無意識で舌を動かすと同時に、自分の腰をゆっくりと動かし始めていた。


 パンッ…パンッ…!

「んあっ!?あんっ…!」


 オレが腰を動かす度に慧さんは喘ぎ声を上げ、顔はますます赤く染まる。そして、目はトロンとし、綺麗な髪の毛はすっかり振り乱れ、必死にはあはあと息を上げる。その姿を見たオレは、無意識に腰の動きを速くしてしまう。


 パンッ!パンッ!ジュッ!ジュボッ! 

「んっ!?あっ!あんっ!」


 オレが慧さんを突くスピードを上げれば上げるほど、慧さんはどんどんと乱れていく。それと同時に、オレの中で何かがこみ上げてくるような感覚が押し寄せてくる。


「…慧…さん…!」 

「彗…翔…!」


 オレたちがお互いを呼びあったその瞬間。


「うあ…イ、イく…あああぁっ!」


 ビュルルルルルルッ!


 オレは2発目のザーメンを慧さんの中に多量に注ぎ込む。


そして、


「う…あ…!イ、く…ああああっ!?」



 それと同時に、慧さんもザーメンを解き放つと、オレの腹筋と、そしてオレの真っ赤なグローブと慧さんの真っ青なグローブに白い液体をまき散らした。


「う…慧…さん…」

「彗…翔……ご…め…」


 そして、オレたちは互いにイったことを確認すると、そのまま目を閉じ、リングに倒れ込む。あとに残るのは、イった後の快感と観客たちの笑い声だったーー



ーーそれから数日後

 オレはあの公園で慧さんと再び顔を合わせていた。


「慧さん!すんませんっしたッ!」

「…え?」


 オレの突然の謝罪に慧さんは豆を食らった鳩のような顔をする。


「オレ…あそこで勝ったはいいけど…セ、セックス…とか全然知らなくて…!慧さんに…その…フェラさせたり…リングではヤりたくない!って言ってたのにヤらせちゃって…!それに、オレ、気持ちよすぎて…なんも、できなくて…!あ~まとまんね!!慧さん、オレのために…すんませんっした!!オレお詫びになんでもするっスッ!!」


 オレは慧さんにそう言うと、慧さんは少し照れるような表情をしながら鼻をポリポリとかく。


「…そんな、気にしなくてもいいのに…ありがとな、彗翔。あ、じゃあさ、彗翔、今度から暇なときにオレのトレーニングに付き合ってよ?」

 慧さんはそう言うと、ニコっと笑顔を見せる。


「へ…?そんなんで良いんスか…?」

「ああ。オレもトレーニング仲間欲しいし」

「う、うす!」

 オレもそれにそう答えると、さっそく、辺りの走り込みから付き合うことにした。


「それにしても、こうして色々と思いだすと本当にすごい試合だったな」


 慧さんは走りながらオレにそう話しかける。


「そうッスね!でも、オレ、慧さんと戦えてよかったッス!まあ…薬飲んでもらったりとか…その後とか…すげー迷惑かけたんスけど…」

「…次は薬なし、だな?それなら、彗翔に負けねーからな?」

「いや、慧さん次もオレが勝つッスよ!今回はギリギリだったけど、オレもっと鍛えて強くなってやるんスからッ!慧さんの他にも負けられないヤツがいるんで!」


 慧さんはその言葉を聞くと目を丸くし、やがて少し笑った。


「彗翔にも負けられない相手がいるんだな」

「もちろんスよ!もっと強くなって絶対にアイツも倒してやるッス!ダセェ俺にはなりたくないスから!」


【Bルート(彗翔勝利ルート) 完】



↓Aルート(慧勝利ルート)はこちら

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Comments

I love those rivals and this domination and love and chemistry of friends and rivals

jin

Thanks :3

うらき

wow wow

jin

‪Thank you! :3‬

うらき

cool :)

Anthony


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