画集「くもりのち、」を作っていただいたことで自分の絵を見つめるきっかけとなったので、ぼんやり思ったことを書いておこうの巻。 コミティアなどで頒布物(無花果、アオサギ、雲、風景、人、犬…)を見て「同じ作者ですか」と聞かれてから、不親切だろうかと時々考えつつも、同じところから生まれているので線を引く場所がわからず特に何も(具体的には名義やサークルを分けるとか?)しなかったけど、画集「くもりのち、」にはそれらを全部ひっくるめて載せてもらえて嬉しかったです。 線を引く場所がわからないと言いつつも、同人誌はある意味親切心(?)でモチーフやテーマごとに分けている部分もあるのです。例えば雲や静物の絵が見たい時って、近くに人物の顔が描かれた絵があると強烈でギョッとするのでは?などと考えてしまうのですが、どうなんでしょう…。 自分の同人誌(この呼び方でいいのか分からないが)の作り方としては、本のために絵を描くということは滅多にしなくて、日々好きに描いた絵が溜まってきたら本にすることが多いです。なので、好きに描いた絵をモチーフごとに分けたりせず本にまとめることも全然できるはずなのですが。やらないのは私が個人的に「似たような絵が並んでると嬉しい」と感じるからなのと、上で書いたことが心の奥にあるからですかね。でも親切心というより自分自身の恐れなのかもしれない。 SNSのアカウントにも言えて、まあ好きに描いて載せているものの、いつもうっすらと申し訳なさがある…気がします。これはやたらと果物の絵を描きまくっていたころに「もうこういう絵しか描かないですか?」「風景を描いてほしい」という意見を頂戴したこともじんわり響いていると思います。とはいえ、自分はサービス精神の乏しい人間でして、意見で描くものが左右されることはほぼ無いです。 そういえば、今回の画集には仕事で描いた絵を載せておらず、自分勝手に描いた絵だけで構成されています。こういった機会に仕事の絵をまとめて見たい方もいらっしゃるだろうし、商業画集のありがたみって本来そこなのかもしれませんが…、全部趣味で描いた絵でええで〜(※とは言ってません)の雰囲気がはじめの段階でなんとなくありました。編集部の方が私の犬の絵をとても気に入ってくださっていて、犬が多めではあるのですが、波や貝殻や葡萄の絵まで載っていて、個人HPの紙版のようです。 (画集についてはまた別の機会に、写真とともに触れたいと思っています。) 画集が他の人の手に渡って、絵を鑑賞されているんだ…と改めて意識すると、実は少し自信がなくなってきます。今それですね。 少なくともここ数年、ただ自分の呼吸を整えたりちょっと栄養を与えるための絵を描いてきた感じです。自分のHPに設置したお絵かき掲示板で淡々とお絵描きする、みたいな感覚が近いのかな。 出来栄えについて自問することもなくフワッと流していて、今ごろになってこれはいい絵なのだろうか、お出しして大丈夫だったのだろうかと気にしています。それまではいい絵・そうではない絵、自信のある・ないすらも意識に上ってこなかったな…と、振り返るとそう思います。 風景以外の絵は大体そうです。風景の絵ももちろんその延長にあるのですが、まだイラストレーターとしての自我のランプが点灯している気がします。他がパジャマで描いてるとしたら風景はイオン行けるくらいの格好でしょうか…。(適当) 途中でご飯食べたりしたら急に適当になってきた…ので急に終わります! また何か書くモードになったら書きます。 長々とすみません。ありがとうございました。
junkuma
2025-06-02 23:42:11 +0000 UTC茶
2025-05-31 14:34:40 +0000 UTC