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雪降らないかな
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あとがき(2022年5月)

For translation: [P1] 5月も終わりですね。みなさま今月のご支援ありがとうございました。 軽暑のみぎりですがみなさまいかがお過ごしでしょうか。 私は溶けてます。 今回のあとがきは ・雪 ・虚勢 ・ダンス の3つのテーマでお話したいと思います。 【雪】 みなさんは雪は好きですか? わたしは好きです。 生まれはたまにしか雪が降らない盆地なんですが、だからこそ雪が積もったときのことが強く焼き付いているのかも知れないですね。 雪が好きな理由は、今までは寒いほうが適温だったとか、視覚や聴覚のノイズが減るからとかだと思ってたんですが…。 今回雪だるまの漫画を描いてみると、雪の性質がそもそもミラータッチ共感覚と似てるんです。 ・物の輪郭に積もって形を真似る ・どんどん積もって身体の範囲がふくらんでゆく ・パーツ同士がくっついたり溶けたりする ・元の身体を飲み込んで好きなように変形できる ・雪の部分には肉体のような生理機能はない 一番根本のところでは、そうした性質が好きになった理由なのかもと思いました。 [P2] 【虚勢:うわべ、みせかけの姿勢。からいばり。】 みなさん虚勢は好きですか? まあ人類って根本的な仕様として虚勢が好きなんだと思います。 物事にしろ人間関係にしろ、人視点でドラマが生まれるのって要するに「虚勢と実像の差が見えた」ときですし。 じゃあ虚勢ってなにかと言うと、自分の肉体の状態を管理し把握する身体マップに対して、「他人に干渉し操作を試みる身体マップ」であると言えます。 生身で敵に接触して撃退するより、虚勢を動かすだけで敵を遠ざける効果を生み出したほうが経済的におトクというわけですね。 その「虚勢マップ」とも言うべきものが、ようやく自分のなかに生えてきたなって感じがします。というのも…たぶん虚勢マップ用のメモリって、共感覚とめっちゃ取り合いになるんですよ。 [P3] 「虚勢」であることにはいくつか条件があります。 ・虚勢を攻撃されても肉体にダメージはないこと ・大きく見せたり同情を誘ったりなど、目的に応じた変形ができること ・他人に干渉し伝わる形式であること …など。 だいたい共感覚…というか、「共感覚を自分と他人にわかるようにする」ために使うメモリと同じなんですよね。 だから虚勢機能のマップ部分はほとんど共感覚に取られてて、あとに残った「言葉」の部分に虚勢が集まってたのかなって気がします。 「漫画」という形式は身体と言葉に分かれてバラバラになった「虚勢」を統合できる媒体で―― だからまあ、漫画のページやコマを埋められること自体が私の「虚勢」だったのかなって気はしますね。 [P4] 【ダンス】 最近JUST DANCE2022を遊んでいます。 ダンスやっててあーなるほどなって思うのが、振り付けを動作ごとに分解して記憶しようとするより、そのときの感情を理解して「こういう感情だからこう動いてる」ってユニット化したほうが身体がなめらかに動くんですね。 要するに感情と運動メモリが連動してるってことで、虚勢の「動き」の部分…ここらへんもいままで共感覚が動いてなかった部分なのかなと思いました。 ダンスの見本になるコーチがいろんな動物の着ぐるみだったり、レスラーや力士もいたりして共感覚を使った体感ゲーとしても結構楽しいです。 まあ最近はそんな感じです。 それでは皆様暑さにお気をつけてまた来月。

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